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赤ちゃんにとっては、とっても大事な「手押し車」

●赤ちゃんはすぐさま歩けるものではない

 新米ママにとっては、赤ちゃんが「ハイハイ」したら、すぐさま立てることを願ってしまうものだ。最初の育児なら、どうしても育児を焦ってしまうので、赤ちゃんの成長のスピードに合わせて育児を行うのではなく、自分の考えを中心にして育児を進めていこうとしてしまうものなのだ。しかも、赤ちゃんの成長スピードは異様に遅いものだということを経験していないから、目の前に起こっている現実すら、無視してしまうのだ。

 赤ちゃんはすぐさま歩けるものではないのだ。まずは立つことから始まるし、立てたとしても、すぐには歩くこともできないのだ。血液が不足しているし、骨も成長していないし、足腰の筋力が弱すぎるし、脳の中に歩くためのプログラムすらできていないからだ。それらのことを克服しない限り、歩けないのだ。赤ちゃんが歩けるようになるためには、長い長い月日を要するものなのだ。

 赤ちゃんにとっては歩けるよりも、歩けるまでの過程こそ非常に大事で、この間に何度も失敗し、長い月日をかけるからこそ、きちんと歩くことができるようになるのだ。特に学校での成績が良かった女性は要注意なのである。勉強など出来て当たり前だと思っているのを、そのまま赤ちゃんにも適用してきてしまうからだ。赤ちゃんの脳はまだそれほど発達していないので、出来て当たり前のようにはいかないのである。寧ろ、失敗して当たり前なのである。

 大人にとっては「2G」の世界の中で自由に行動することができる。しかし、赤ちゃんにとっては、今まで「1G」の世界の中で行動してきたために、「2G」の重力に耐えうるようになっても、その「2G」の世界の中で自由に行動することができないのだ。重力は目に見えざるものであるがゆえに、赤ちゃんが実は新たな世界に突入して、その世界に一生懸命になって適応しているのが解らないのだ。

 赤ちゃんは歩けて当たり前なのではなく、立てなくて当たり前だし、コケて当たり前だし、ヨチヨチ歩きで当たり前なのだ。自分の考えを否定し、この赤ちゃんの当たり前の事実を受け入れてしまた方が、逆に赤ちゃんの成長スピードに合わせた無理のない成長を可能にさせ、赤ちゃんを歩かせることができるようになるのだ。

●歩行器を使用しない

 ところが、この世には赤ちゃんの成長スピードに合わして成長させるよりも、母親の考えに合わせて無理矢理に成長させようとする母親たちが跡を絶たないのだ。この赤ちゃんを産んだのに、赤ちゃんの成長スピードを無視する母親のための必須アイテムが、「歩行器」である。

 赤ちゃんの二足歩行のプロセスが解っていない母親は、必ずといっていいほど、自分の赤ちゃんに「歩行器」をつけさせて、無理矢理に二足歩行をさせようとする。こんなことをすれば、逆に二足歩行の時期が遅れるようなものなのだ。なぜなら、赤ちゃんは歩くために充分な失敗をしてしないために、どうしてもきちんと歩くことができず、すぐにコケたり、転んだりしてしまうようになるのだ。

 しかも、歩くために充分に骨が鍛えられていないために、すぐに骨折しやすくなってしまうのだ。赤ちゃんの骨はまだ柔らかいので、二足歩行ができないうちに、充分に重力と体重の重さで骨を鍛えておかないと、骨が丈夫になっていかないのだ。赤ちゃんの時に骨を充分に鍛えておかないと、急激な成長が始まる小学生や中高生の頃に、簡単に骨折してしまうようになるのだ。

 更に言うと、「歩行器」を使ってしまうと、知能の発達が遅くなるのだ。赤ちゃんにとって歩けるまでの過程は、血液の循環を良くさせ、頭部に大量の血液を送るものでもあるのだ。この間に赤ちゃんが何度も失敗し、試行錯誤を繰り返しながら、二足歩行が可能になるということは、赤ちゃんの脳を大いに刺激して凄まじいまでに発達させることになるのだ。その証拠にそれまでは少しの喃語しか喋らなかったのに、二足歩行が可能になるような頃には、今までよりも遥かに多くの喃語を喋っているのだ。注意深く見ていないからこそ、この成長に気づいていないのである。

 「歩行器」は日本の家屋では非常に危険だということだ。日本の家屋はそれほど大きな作りになっていないので、赤ちゃんが歩行器をつけて動き回られたら、堪ったものではないのだ。歩行器は土足で生活し、広い家屋があって、初めて使用可能になるものであって、そういう生活をしていなければ、使用することは不要なのだ。

●昔ながらの「手押し車」こそベスト

 赤ちゃんが「伝い歩き」を仕出すようになると、新米ママなら危なっかしくて見ていられないものだ。そういう時にこそ必要なのが「手押し車」だ。「手押し車」こそ赤ちゃんにとって必要なアイテムなのである。赤ちゃんにとっては何かに掴まりながら歩く必要性がなくなるので、手押し車に寄りかかりながら歩くことが可能になるのだ。赤ちゃんにとっては二足歩行のための最強のトレーニングマシーンなのだ。

 赤ちゃんのために手押し車を購入するなら、なんといっても「木製の手押し車」だ。木製の手押し車なら、赤ちゃんが転んでも怪我をしないからだ。しかも、木の表面が赤ちゃんにとって握り易くなっているので、赤ちゃんが何度握っても飽きることなく、使用してくれるようになるのだ。

 だが、この「木製の手押し車」は世の母親たちがこの重要性を全く理解していないために、ベビー用品のお店に行っても売っていないことがあり、たとえ売っていたとしても木製の手押し車ではなかったり、デザインが悪すぎたりと、満足行く「木製の手押し車」が売っていないのだ。

 こういう時はネットで調べて購入するとか、育児を終えた母親から購入するとか、フリーマーケットを物色して探し出すとかしてみることだ。自分に「木製の手押し車が欲しい!」という意欲させあれば見つかるものなのだ。「木製の手押し車」は、赤ちゃんはきちんと歩けるまでにかなり使用するものだし、次の赤ちゃんが生まれたら使用することになるので、納得のいく商品を選んで購入することだ。

 もしも、どうしても納得のいく「木製の手押し車」が売っていないのなら、自分で作ってしまえばいいのだ。自分といっても、夫任せになるけど。「木製の手押し車」は構造が至って簡単なので、設計図さえ手に入れば、簡単に作れてしまうものだ。夫が日曜大工で「木製の手押し車」を作って、それを赤ちゃんに使わせたら、赤ちゃんへの愛情も更に強まるし、赤ちゃんも大きくなって、手押し車が父親の作だと知れば、父親の深い愛情を感じて感謝をするようになることだろう。

●赤ちゃんが一人歩きできるまでには時間がかかるもの

 「木製の手押し車」の最大の利点は、赤ちゃんが遊びながら二足歩行の訓練ができるということなのである。赤ちゃんにとってはこの遊びながら二足歩行の訓練をするというのが大事なのだ。赤ちゃんが遊ぶということは余裕があることであって、その余裕を巧く利用して二足歩行の訓練をさせれば、より早い歳月で二足歩行が可能になるのだ。

 赤ちゃんに「木製の手押し車」を与えれば、赤ちゃんは飽きもせずに「木製の手押し車」を使って、いつまでも遊んでいるものなのだ。最初は弱弱しい足腰であっても、何度も「木製の手押し車」を使っていれば、いつの間にかに足腰に充分な筋力がついて、一人歩きが可能になるのだ。

 赤ちゃんが一人歩きができるまでには時間がかかるものなのだ。大事なことは、大人の感覚で赤ちゃんを見るのではなく、赤ちゃんの成長を優先して考えることなのである。新米ママにしてみれば、どんなに気持ちが焦っても、赤ちゃんには赤ちゃんなりのベースがあることを受け入れ、それを見守ってあげることなのだ。そして、赤ちゃんが伝い歩きできるようになれば、「木製の手押し車」を与えて、遊びながら、赤ちゃんに二足歩行が可能になるように仕向けてあげればいいのだ。

 赤ちゃんは成長スピードの個人差が激しいので、中には矢鱈に成長の遅い赤ちゃんだっているのだ。「自分と同じ時期に出産したのに、余所の赤ちゃんは一人歩きできているのに、自分の赤ちゃんは一人歩きができない!」と、落ち込まないことだ。新米ママが悪いわけでも、その赤ちゃんが悪いわけでもないのだ。その赤ちゃんにはその赤ちゃんなりの成長速度があるからだ。

 新米ママがどんなに焦っても、赤ちゃんはいずれ二足歩行を開始するのだ。だったら、赤ちゃんがまだ歩けない時期を楽しむことだ。その期間は赤ちゃんが一人歩きをしてしまえば、もう二度と戻ってこない時期なのだ。だからこそ、一人歩きができることを焦らずに、赤ちゃんと楽しめることを探し出して、笑顔と笑い声で自宅を満たしてしまうことだ。このような家の中であれば、赤ちゃんは一人歩きをしやすくなるのだ。

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