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揺り籠は生物の地上上陸の再現である

●赤ちゃんは進化の過程を再現している

 胎児の成長は、人間の進化の過程を再現していると言われている。妊婦にとって一番解り易いのが、「ツワリ」であり、これは魚が地上に上がって、水打ち際でのた打ち回わっている姿を再現していると言われる。魚であった人類の祖先は、海から地上に上がる時ほど、苦しみに苦しみ抜いたことはなかったのだ。

 赤ちゃんは生まれてから進化の過程が解るのは、赤ちゃんは生後すぐに二足歩行をせず、二足歩行をするためには、11ヵ月から14ヵ月の期間を要するということなのである。「二足歩行が出来て当たり前だ」と思い込むことは非常に危険な考え方で、どの人間もすぐさま二足歩行をすることはできないのである。

 人間はジャングルから出て二足歩行を開始したのではなく、湖の中で二足歩行を開始したと考えられている。水の浮力を使って、二足歩行ができる状態へと持って行ったのだ。そのため、赤ちゃんに沐浴をさせることは、赤ちゃんに二足歩行を促す結果となり、どの赤ちゃんも沐浴する時は、大泣きせず、喜んでいるものなのだ。

 人間はなぜすぐさま二足歩行ができないのか? それは重力が重たすぎるからなのである。人間は寝ている状態で「1G」の重力を受け、立った状態では「2G」の重力を受けてしまうからだ。その2倍の重力を跳ね返し、それに対応できる力を持つためには、約1年間、赤ちゃんは地道に体力をつけていくしかないのである。

 大人であるならば、筋肉トレーニングをして体力をつけていくのだが、赤ちゃんはそんなことをせずに、寝ながら体力をつけていくのだ。赤ちゃんは睡眠を多く取ることで、成長を促し、血液を多くして、二足歩行を可能にさせる体力を持つのである。新米ママにしてみれば、起きている時に赤ちゃんに振り回されず、いかにして赤ちゃんの睡眠を確保してあげるかこそ、赤ちゃんをスクスクと育てる重要なポイントとなるのである。

●揺り籠の威力

 赤ちゃんの睡眠の質の高さを考えるなら、布団やベビーベッドで寝かせるだけでなく、「揺り籠」で寝かせるというのは、最大の効果を発揮するものなのだ。赤ちゃんは睡眠中に血液を増加させていくので、しかも、睡眠時間が長いために、どうしても血行が悪くなってしまうという欠点を持っている。そこで「揺り籠」を使用すると、睡眠中に自然に揺れてくれて、血流を良くしてあげることができるのだ。

 既に二足歩行ができてしまう大人にとっては、睡眠中にベッドが揺れるというのは、非常に寝心地が悪いものになってしまうが、未だ二足歩行のできない赤ちゃんにとっては、増えすぎた血液の血行を良くしてくれて、血液が陸上生物のように成長することができるのである。出生する前までは羊水という水中で暮らして赤ちゃんにとっては、出産によっていきなり陸上に上がっても、すぐさま陸上生物として環境適応できるわけではないのだ。

 日本では「揺り籠」はメジャーではないのだが、赤ちゃんの健康的な成長を考えるならば、「揺り籠」ほど効果を発揮するものはないのだ。赤ちゃんにとってみれば成長しやすくなる道具なのである。日本では「揺り籠」を購入する母親は少ないし、購入したとしても眠らない赤ちゃんに睡眠を誘導させる道具だと思っている母親たちが多いのだ。

 揺り籠はそういう道具ではなく、寝ている赤ちゃんの血行を良くしてあげることで、更なる成長を促してあげるという寝具なのだ。赤ちゃんが目を覚ましたら、母親が赤ちゃんを抱っこするものだが、これは睡眠中に血行が悪くなっている赤ちゃんに対して、赤ちゃんの血行を良くしてあげるための、母親の自然な行動なのだ。

 「揺り籠」ではこの作業を自動的にやってくれるのだから、赤ちゃんはより良い睡眠を確保でき、より多くの成長を可能にさせることができるのだ。その人が赤ちゃんの時に、揺り籠を使用したかしなかったかでは、知能の発達に差が出て来る筈である。赤ちゃんの時に揺り籠を使用して、血液を多くして、脳への血流を多く出来たのなら、脳細胞は揺り籠を使用しなかった赤ちゃんよりも、発達する筈だからである。

●昼間は揺り籠で寝かせ、夜間は布団で寝かせる

 新米ママにとってみれば、赤ちゃんを昼間は「揺り籠」で寝かせ、夜間は「布団」で寝かせるというのが、最善の選択肢となる。地球は昼間と夜間というリズムを繰り返しながら動いているのだが、赤ちゃんがいくら寝ているからといって、いつも同じ布団で寝かされていたら、大泣きされたり、グズられたりするのは当然なのだ。

 そこで朝に赤ちゃんが起きたら、赤ちゃんに沐浴させてあげ、その後、揺り籠で寝かしつけてしまうのだ。こうすれば昼間の睡眠もスムーズに行くし、母親が家事などと大きな音を立てても、赤ちゃんは目を覚ますことなく寝てくれるのだ。赤ちゃんにとっても、日中という活動せねばならぬ時間帯に睡眠をしながら、動くことができるので、赤ちゃんの交感神経を充分に作動させることができるのだ。

 日が暮れたら、赤ちゃんに沐浴をさせて、今度は布団に寝かしつけてしまえばいいのだ。こうすれば、赤ちゃんは乾燥した布団で寝ることができるし、夜間という活動を停止させる時間帯に睡眠を取りながら、静かにすることができるので、赤ちゃんの副交感神経を充分に作動させせることができるのだ。、

 昼間は揺り籠、夜間は布団というパターンは、赤ちゃんの睡眠のリズムを非常に取り易くなるのだ。この睡眠パターンを使えば、育児での困り事は激減すると思う。生後1年以内に起こる赤ちゃんのトラブルは、赤ちゃんを同じ布団や同じベビーベッドに寝っぱなしだからこそ発生するものなのであって、昼間と夜間では違う寝具に寝かせたら、赤ちゃんのトラブルは激減していくのだ。

 赤ちゃんは睡眠中に汗をかくので、四六時中、同じ布団やベッドで寝ていたら、非常に不快なのだ。布団の湿気を取るためにも、布団の連続使用を禁止して、昼間は布団を乾かしておくと同時に、その間は赤ちゃんを揺り籠で寝させてしまえば、夜間になる頃には布団は乾燥しているものなのだ。そうすれば赤ちゃんは快適な布団で睡眠を取ることができるようになるのだ。

●赤ちゃんが起きたら、抱っこして、動きまわるべし

 「揺り籠」と「布団」を交互に使用しても、寝起きの赤ちゃんは睡眠中に増えすぎた血液のために血行が悪くなっていることには変わりがないのだ。それゆえ赤ちゃんが起きたら、抱っこをして、周囲を動き回ってあげることだ。そうやって血液の循環を良くしてあげるのだ。母親にとっては当たり前の行為でも、中にはこの行為の重要性を知らず、手抜きを仕出す母親たちが出て来て、健康な筈の赤ちゃんを病気にさせてしまう母親たちが跡を絶たないのだ。

 そういった意味で、赤ちゃんに外気浴をさせたり、「おんぶ紐」で赤ちゃんを縛りつけて、母親と一緒に行動させたり、ベビーカーで外出するのは、赤ちゃんにとっては非常に必要な行為なのだ。母親がこういうことをやってくれるからこそ、血行が良くなり、新たに作った血液を全身に回すことができるのである。

 赤ちゃんが起きているなら、赤ちゃんの体を使って、母親が遊ぶというのも、赤ちゃんの成長には欠かせないものなのだ。赤ちゃんは母親と一緒に遊べば遊ぶほど、血行を良くしていき、睡眠中に更に新しい血液を作ることが可能になってくるのだ。母親と赤ちゃんが一緒に居る時間が長い親子ほど、その子供は知能を発達させやすいのは、そのためなのだ。

 赤ちゃんは寝ているからといって、そのままにしておけばいいという考えは、誤りなのだ。赤ちゃんは母親から放置されて育つものではないのだ。母親の無数の手助けを受けて、やっと二足歩行ができ、成長していくことが可能になるのだ。人間は自分が精神的に自立していないと、他人に対して自立を要求してくるものだ。そのため、母親本人が結婚前にきちんと自立をし終わっていないと、未だ二足歩行すらできない赤ちゃんに対して自立を要求し出すから要注意なのだ。

 赤ちゃんに自立など必要ないのだ。赤ちゃんも幼児も児童も、母親に従属するものなのだ。人間の自立が始まるのは12歳以降であって、それまでは問答無用で母親に従属するものなのだ。12歳に達していない子供たちに自立を要求してしまえば、その子供たちが大人になっても自立できなくなってしまうだけなのだ。

 赤ちゃんを産み育てている母親がすべきことは、自立を要求することではなく、赤ちゃんに愛情を徹底的に注ぎまくることなのである。育児本を読みながら真面目に育児をするよりも、親馬鹿になって愛情を注ぎまくってしまえば、育児のテクニックなど自然に習得していき、赤ちゃんはスクスクと育ってしまうものなのである。

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コメント

タマティー様、この間はアドバイスありがとうございましたhappy02
今回の出産を受けて、次回は自然な陣痛が来るよう頑張ろうと思えました!便秘に気をつけて、母乳も質の良い物をあげられるよう食事に気をつけますね。エゴマ油ですか…探してやってみます!
あと、この記事を読んで揺り籠の購入を考えています。
ラックというものは、揺り籠のうちに入りますか?
私は、昔ながらの揺り籠が欲しいのですが、気になったので教えて頂けたらと思いますheart04

投稿: ちぃ | 2012年1月27日 (金) 15時05分

 ちぃさん、出産でも育児でも排便は大事ですよ。happy01

 矢張り快便と安産は正比例しているし、育児で便通の良い母親は母乳の質が良くなるんです。
 女性は出産すると多少太るので、出産後、ご飯は少し多目に食べた方がいいんです。
 腰回りに脂肪をつけて、子宮が冷えないようにするんです。
 これは次の赤ちゃんのために今から子宮を温めているんです。

 タマティーがいつも言うように、女性は赤ちゃんを3人産んでやって一人前の母親になるので、ポンポンポンッと産んでいかないとね。
 初産で完璧な成功は得られないって!

 ラック?
 ラックって「棚」のこと?
 初産なのだから揺り籠は新しいのを買った方がいいです。
 但し、良く品を選んで買うこと!
 今回の赤ちゃんだけではなく、次からの赤ちゃんたちも使うことになるので、粗悪品だと傷みが速いし、使わなくなってしまうんですよ。
 休日辺りに夫婦で買い物に行ったらどう?
 行けば「ピンッ!」と来る物が必ずありますよ。

 

投稿: タマティー | 2012年1月28日 (土) 06時18分

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