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母乳育児で自分が虫歯や骨折や骨粗鬆症を引き起こさないために

●虫歯の恐怖 骨折の恐怖

 子供のいる母親が虫歯になると、我が子に向かって、「あんたを産んだから、私が虫歯になったのよ」と言い出すのだが、これは誠にひどい言いがかりである。子供の方も自分を産んでくれたのが母親であるがゆえに、まともな反論などできようがないのだ。このため、母親のひどい言いがかりが通ってしまうのだ。

 しかし、実際の問題として、母親が赤ちゃんを産んだとしても、どんなに遅くとも1年後には出産前と同じ量のカルシウムがきちんと補給されるので、歯は丈夫になっている筈なのである。それにも拘わらず、母親に虫歯が発生するなら、その虫歯の原因は母親にあると言うべきなのである。母親が出産後に何かを仕出かしたからこそ、虫歯になっただけのことなのである。

 人間にとって歯がやられると、立ち所に全身に影響が出て来るのだ。骨折の前兆は虫歯である。虫歯になるということは、体内のカルシウムが相当に不足しているということだからだ。若い時の骨折は無理な圧力のかけすぎなのだが、歳を取ってからの骨折は無理な圧力をかけなくても骨折してしまうのだ。このため、1度の骨折で済まなくなってしまい、何度も骨折を繰り返すようになってしまうのだ。

 歯が虫歯でやられてしまえば、食生活がガタガタになり、骨が骨折でやられてしまえば、運動がガタガタになってしまうのだ。そうなると次から次へと病気が発生してきてしまい、自分の老後を病気を治療するだけの毎日に費やしてしまうのだ。挙句の果てには骨粗鬆症になり、寝たきり状態におなってしまうのだ。虫歯も骨折も絶対に甘く見てはならないのだ。

 虫歯になった母親たちが、我が子のせいにすることは正しいことではないが、自分の虫歯の原因が赤ちゃんを産んだ近辺にあると見ていることは正しいのだ。赤ちゃんを産んでから誤った処置を取ってしまったからこそ、虫歯になっていったのである。そして骨折をするようになり、最終的には骨粗鬆症になってしまったのである。

●虫歯と骨折と骨粗鬆症の原因 ~母乳育児をしているのに、どうしれ虫歯になり、骨折をしてしまうの?~

①カルシウム不足

 母乳育児をしている際に気をつけなければならないことは、新米ママの体は産後1年間をかけて妊娠と出産で大量消費したカルシウムを補給していく身であるということなのである。その上に自分の生活のためのカルシウムと、赤ちゃんのためのカルシウムが必要となるのだ。そのために、かなり多目のカルシウムを摂取し続ける必要性があるのだ。とこrが、新米ママたちは育児にかかりっきりになってしまうために、それを忘れてしまっているのである。このためにカルシウム不足が原因で、虫歯や骨折や骨粗鬆症を発症してしまうのである。

②疲労の蓄積

 どの新米ママも育児は初めての体験であるがゆえに、かなりの疲労を生じさせてしまうのだ。そのため疲労物質である「乳酸」が大量に発生してしまい、体を異常に疲れさせてしまうのだ。この疲労が通常の疲労と違うのは、休んでもこの疲労が取れないということなのである。体内で乳酸が多くなってしまうと、細胞の機能が低下し、免疫力も下がってしまうので、このためにカルシウムを吸収できる力が弱体化してしまうのだ。カルシウムが不足しているのではなく、カルシウムがあっても吸収できないために、虫歯や骨折や骨粗鬆症を発症してしまうのである。

③体の酸化

 人間の体は酸化してしまうと体内のバランスが崩れてしまい、体内に蓄積されてあるカルシウムを排出してしまうのだ。体が酸化してしまえば、いくらカルシウムを摂取しても、体がカルシウムを勝手に排出してしまうのだ。体の酸化を引き起こすものとしては、「肉食のしすぎ」と「白米の常食」と「甘いお菓子の食べ過ぎ」なのである。甘いお菓子の食べ過ぎが虫歯の原因になることは知っていても、肉食のしすぎや、白米の常食化が、虫歯や骨折や骨粗鬆症の原因であることは知らないのだ。

④運動不足

 人間は運動すれば筋肉だけでなく、骨も鍛えられるので、体内のカルシウム濃度を高くすることができる。しかし、育児をしていると、それほど運動をしていないのだ。このため育児が大変だと思っていると、運動不足になってしまい、筋肉や骨が衰えてしまい、体内からカルシウムが流出してしまうのだ。このために虫歯や骨折や骨粗鬆症になってしまうのである。

⑤体の冷え

 トドメが体の冷えであり、虫歯や骨折や骨粗鬆症になる女性は、体が冷えているがゆえに睡眠が浅くなってしまい、睡眠中に体の痛んだ箇所を修復できなくなってしまい、そのために歯も骨も脆くなってしまい、虫歯や骨折や骨粗鬆症に襲われてしまうのだ。深い睡眠を取るためには、体を温かくしておくことが必要なのである。

●虫歯と骨粗鬆症の解消法

①カルシウム補給

 育児をしている新米ママがなすべきことは、自分の遠い未来を見通して、カルシウムをせっせと補給していくことだ。最善のカルシウムの補給は、小魚を丸ごと食べてしまうことだ。赤ちゃんを産むためにカルシウムが失われた以上、他の動物の赤ちゃんを食べることで、カルシウムを補給してしまうのだ。内臓内でカルシウムがきちんと消化吸収されるためには、植物油をきちんと摂取することだ。植物油を摂取することで、カルシウムの滞留時間を大幅に長くさせるのである。

 カルシウムはマグネシウムとのコンビでなければ、歯も骨も成長させることができないので、マグネシウムをきちんと補給していくことだ。マグネシウムが含まれている食品は、「アーモンド」「イチジク」「ナッツ類」「バナナ」などである。アーモンドやナッツを買い込んでおいて、それを食後にポリポリと食べていればいいのだ。 

②黒酢の酢の物を食べる

 疲労物質である乳酸を除去するためには、「黒酢の酢の物」を日々の食事で摂取していくことだ。特に1日の仕事を終えて、乳酸が出まくっている夕方時において、夕食に黒酢の酢の物を出して、即座に乳酸を除去してしまうことだ。酢の物は乳酸を除去するだけではなく、糖分と結びついて、余分な糖分を排出してくれて、肥満解消にも役立つのだ。

③完全食を食べ、体を弱アルカリ性に保つ

 3度の食事において、無精白の穀物を食べるようにすることだ。そうすると、肉を食べても、大量に食べるということがなくなり、白砂糖を使用したお菓子を食べたいとも思わなくなるのだ。肉を食べることが悪いのではないのだ。必要以上に肉を食べすぎてしまい、体のバランスを崩してしまうことが悪いのだ。白砂糖を食べないようにすると共に、甘い物が欲しくなったら、フルーツを食べるようにし、どうしてもお菓子を食べたいのなら、黒砂糖や蜂蜜を使ったお菓子を食べれば、カルシウム不足に悩まされることはなくなるのだ。

④運動をする

 とにもかくにも運動をして体を鍛えることだ。ウォーキングでもいいし、軽いジョギングでもいいし、筋肉トレーニングでもいいし、ダンスでもいいのだ。育児をしながらでも、自分が気に入った運動をして、汗を流すことを忘れないことだ。運動で体を鍛えれば鍛えるほど、歯も骨も丈夫になるのだ。

⑤体を温める

 育児をしていると、赤ちゃんの体が温かいために、自分も遂々、体を冷やしてしまいがちだ。すべての季節で可能な限り長袖長ズボンでいるようにし、体を温めていくことだ。寝るときは腹巻をして寝るくらいの慎重さも必要である。それから、毎晩風呂に入り、時にはサウナに入って汗を流しきることだ。そうやって睡眠を深くできるようにし、1日7時間30分以上に睡眠を確保していけばいいのだ。

●歯を大事にする

 新米ママにとって、初めての赤ちゃんに歯が生えてきた時は、非常に嬉しいし、赤ちゃんに歯磨きをすることには、非常に熱心になってしまう。しかし、自分への歯磨きを大事にしているかといえばそうではなくなってしまうのだ。疲れた時に、「今日は歯磨きせずに寝てしまおう」と言い出すのは当然の成り行きなのだ。

 歯磨きは起床後と就寝前には必ずするよう心掛け、歯磨き粉は石油系の界面活性剤を使用していない、安全な歯磨き粉にしてしまうとだ。天日塩で磨いたっていいのだ。解り易くいえば、テレビCMで出ている歯磨き粉は絶対に使用するなということだ。石油系の界面活性剤が入っている歯磨き粉で磨いても、逆に歯も舌もボロボロになってしまい、虫歯になるし、味覚障害にもなってしまうのだ。

 そして、食生活において、硬い物を食べることだ。歯は硬い物を食べていれば、歯そのものが丈夫になり、カルシウムを蓄積していくのだ。赤ちゃんと暮らしていると、柔らかいものばかり食べるようになってしまうものだが、たまには「スルメ」を噛んだり、「スジ肉」を噛んだりして、歯を鍛えていくことだ。

 歯を大事にすることこそ、自分の健康を守るために絶対に必要なことなのである。育児で赤ちゃんに構いすぎて、自分の健康を無視しないことだ。母親が後年になって虫歯や骨折や骨粗鬆症になるのは、育児をしている最中に、自分の健康を守らなかったからこそ、病気を発症してしまっただけなのである。それを我が子の責任にしてならないのだ。

 虫歯はいくら歯医者に行っても治らないのだ。虫歯そのものが悪いわけではないからだ。虫歯を引き起こす体にしてしまっているということなのだ。骨折にしても、骨粗鬆症にしても、その母親が不注意でなったのではなく、生活自体が間違っていたからこそ、なってしまっただけなのである。大事なことは、育児をしながら赤ちゃんのことを気遣いしながらも、きちんと自分の健康を守る努力をしていくことなのである。

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コメント

タマティー様

こんにちは、ゆきねこです。
また時間が経ってしまいましたが、お返事ありがとうございました。

おもしろいことが分かりましたのでご報告します。

なんだか私のおっぱいが魚臭いのです。
タマティーさまのご推薦のえごま油、煮干し、ニシンの骨ごと煮
などを食べたあとが特にそうです。

とはいえ、魚の腐敗臭のトリメチルアミンオキサイドの
臭いではなく、昔、キリンから出ていた
力水というDHAが入っていて魚臭かった炭酸ジュースが
ありましたがその臭いに近いです。
おっぱい自体は甘くて臭いがない(ゆきねこが飲んでみて
確認しました。)のですが、どうやら
乳首についていた母乳が酸化して魚の臭いがするみたい
です。(ためしに旦那に吸わしてみたのですが、最初だけ
魚の臭いがするもののそんなに気にならないみたいです。)

いやー。驚きましたねー。

また、玄米を食べるようにしたら肌荒れが良くなりました。

自分でも驚いてネットを調べてみたのですが、サンマは
良くないとか魚くさいのは赤ちゃんが可哀そうとか書いて
あって、不安に思いましたが、今はころころと太っている
から特に問題ないかと。
うちの子は魚臭くとも文句を言わないで飲んでくれている
ので助かっています。

タマティーさまのありがたいブログを毎日チェックしています。
内容についてうちの赤ちゃんはこうなんですが・・・。と
いろいろとコメントしたいことがあるのですが、
なかなかできないでいます。

今は夜の授乳が終わってなんだか目が覚めてしまい、
コメントを打っています。でもこれを打ったら寝ます。

夜は寒いこともあり、布団で添い乳をしているのですが、
すごく眠くてゲップをさせるのに起き上がって、赤ちゃんを
肩に乗せるのができないでそのまま寝てしまうことがあります。
大丈夫かなーとは心配ですが、大丈夫みたいです。
朝、苦しそうにゲップをすることもありますし、
最近、ヨーグルトみたいな小さな塊を吐くこともあります。

あとなんだか、背中の肩甲骨あたりの皮膚がピリピリする
というか痛くはないのですが、なんだか違和感を感じます。
(凝りではないのですが)

あと妊娠中に体重は最大80キロを超えていたのです
(もともと過食症で肥っていた。たぶん鬱病に
なったときの薬が原因で肥ってしまった。前に私が
運が悪いと書いたのはそのせいです。トイレ、風呂掃除
頑張っています。))が、今は
63キロまで落ちましたよ。痩せた原因はいろいろ考え
られますが、タマティーさまのおかげです。

では、失礼します。ゆきねこ

投稿: ゆきねこ | 2009年4月 8日 (水) 03時36分

 「ゆきねこ」さん、コメントありがとうございます!
 なんか「ゆきねこ」さんの育児が充実していて、ほほえましいです。

 確かに煮干しってのは臭いますからね。
 でも、母乳に魚の臭いがしても、有害ではないです。
 煮干しを鰹節に変えるとか、魚料理をする際は、油で揚げるとか、油で炒めるとかすると、魚の臭いは消えます。
 カルシウムの摂取には、魚以外の方法もあるので、魚の臭いが気になるようでしたら、そちらを選択してくださいね。
 ちなみに、魚の脂は人間の知能を高める効果があるので、できれば食べた方がいいんです。地球上で初めて文明を作り上げたシュメール人たちは、魚を大量に食べることで、知能を高め、文明を誕生させたんです。
 
 さて、今週のベストコメント大賞は、「朝に赤ちゃんがヨーグルトみたいな小さな塊を吐く」に決定です!
 「ゆきねこ」さん、良く気が付きましたね。それは「ゆきねこ」さんが夜中に授乳する際に、きちんとゲップをさせないからです。
 母乳育児だとそれほど空気を吸い込まないので、必ずしもゲップをするわけではないんですが、でも念のためにちゃんと抱きかかえて、背中を叩いてゲップを促さないとね。
 ゲップをさせずに寝かしてしまった場合、赤ちゃんにとって危険なら、母乳を吐き出しますので、小さな塊なら余りに気にしなくても大丈夫です。

 それにしても、体重が80kgから63kgになったというのは、本当に凄いですね。
 玄米食の凄さは、体重をその人にとっての適正体重に戻してくれることなんです。肌の張りや艶も非常に良くなるんです。
 白米だとか、白パンを食べていると、どうやっても過食気味になって、太ってしまうんです。ダイエットをしたければ、精白穀物の摂取をやめればいいんです。実に簡単なことなんです。
 今は育児中で断食などできないのですが、育児が終わってから是非とも断食をしてみてください。断食をすると宿便が出ます。宿便を排出してしまうと、恐らく体重が50kg台前半になると思います。
 宿便が出ると、体は軽くなって、頭の回転も物凄く良くなります。それだけ、体内に老廃物や毒素を溜め込んでいるんです。
 
 最後に肩甲骨の辺りがピリピリするというのは、赤ちゃんの重みで、その辺りに筋肉が疲労しているのだと思います。赤ちゃんは最初の頃は軽くても、段々と重たくなってきますからね。
 酢の物を取るなりして乳酸を除去し、ストレッチをするなり、懸垂をするなりして、肩の辺りを鍛えると痛みが消えます。

★★ 追伸 ★★
 タマティーが住んでいる町は、今や桜が満開です!
 最近は気分が良くて、歌を歌っています。
 「ゆきねこ」さんも休みの日とかに、親子3人で花見に出かけると、きっと面白いことにたくさん出会えると思いますよ。

   

投稿: タマティー | 2009年4月 8日 (水) 06時53分

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