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赤ちゃんの想像力を高める「積み木」と「ブロック」

●赤ちゃんの破壊に怯えるくらいなら、破壊できる物を与えよ

 赤ちゃんが自分で動けるようになってから起こる破壊活動は、実は赤ちゃんの知能を高め、その後の将来で創造能力を発揮していくためには、非常に重要なトレーニングなのである。しかし、今まで殆ど動かず、可愛かった赤ちゃんが突然に破壊活動を仕出すことに、その赤ちゃんを育てている母親自体が理解しきれないのだ。

 女性である母親ほど、「破壊の威力」を知らない。結婚して妻になり母親になるような女性であるならば、最早、何かを破壊して、その破壊に喜びを見出すことはなくなってしまっているからだ。破壊するのではなく、今ある現状を維持して、平穏に暮らしていきたいという思いが圧倒的に強いからだ。

 だが、当の母親ですら、赤ちゃんの頃には破壊活動をやっていたのである。それなのに、自分が母親になってしまえば、赤ちゃんの破壊活動を禁止するようになってしまい、そのために自分の赤ちゃんの成長が歪なものになってしまうのだ。赤ちゃんは赤ちゃんの時に破壊活動を充分にしていなければ、自分の能力を高めていく機会を失ってしまうのだ。

 新米ママなら、赤ちゃんが何か物を壊せばすぐさま叱るという光景が、何度も繰り返されることだろう。母性愛を発揮せねばならぬと思っている母親ほど、自分の思いとは正反対のことを日常的に行ってしまっているのだ。愛は万能ではないのだ。この世には愛を叫びながら、愛とは正反対のことをやっている人たちはいくらでも居るのだ。「愛こそすべて」とは思うのではなく、成果を巧く作り出すことができる「テクニック」を習得すべきなのである。

 赤ちゃんがいくら破壊活動を行っても、母親が怒ることなく、赤ちゃんの自由に行えるもの、それは「オモチャ」なのである。オモチャこそ赤ちゃんの破壊活動を充分に満たし、赤ちゃんの知能を飛躍的に上げ、赤ちゃんのその後の人生で創造能力を高めていくことはできる代物なのである。赤ちゃんの破壊に怯えるくらいなら、赤ちゃんに破壊できる物を与えればいいのである。

●赤ちゃんのオモチャは古典的な物の方が優れている

 赤ちゃんに与えるオモチャは何も最新の電気機器を使った物など要らないのだ。赤ちゃんが使うオモチャは古典的な物の方が、圧倒的に優れているのだ。赤ちゃんの破壊活動を充分に満たし、創造能力を最大限に高めることができる物は、「積み木」であり、「ブロック」であるのだ。

 積み木なら満1歳前後から与えても大丈夫だし、ブロックは赤ちゃんの舐め回し攻撃が終わってから与えればいい。ブロックの場合、赤ちゃんがそのブロックを飲み込んでしまう危険性があるからだ。赤ちゃんに積み木やブロックを与えると、家に居る時、気が向けば延々とやっているものなのだ。赤ちゃんにとってはこれほど楽しいものはないのである。

 積み木やブロックを作っては壊し、作っては壊しを続けていくと、赤ちゃんの脳の内部で劇的なことが起こっているのである。それは物事を立体的に捉えことができるようになるのである。生まれた当初、赤ちゃんは視力が弱いし、経験値も少ないので、物事を表面的にしか捉えることができないのである。しかし、積み木やブロックで遊ぶことで、物事を立体的に捉えることができるようになり、脳の内部で創造能力が生み出されていくのである。

 文学作品でも、学術論文でも、音楽作品でも、美術作品でも、優れた作品には必ず奥行きがあり、その作品が立体的になっているのだ。例えば、文学作品の場合、その作者が文字を書き連ねて、物語を展開していけば、一応、作品としては成立する。しかし、その作品が優れた作品であるか否かは、読者たちが何度も読んで行って、その作品に奥行きがあり、立体的になっていない限り、決して名作にはならないのだ。世に名作と称される物や、古典として認められる物は、すべて長い時間をかけて篩にかけていって、これは奥深いと思い、その作品の内部に立体的な物が存在しているからこそ、名作や古典として命を保っていくのである。

 実はこの能力は、その作家が赤ちゃんの頃に積み木やブロックで遊んでいないと出来上がらないものなのである。大人になってから、いきなり作家になろうとしても、或る程度のレベルの物までは書けても、それ以上の物は絶対に書けないのだ。赤ちゃんの時に充分に遊んでいないと、その人の脳の内部に創造能力が生み出されないのである。

 小学生や中学生や高校生の頃にやった知能テストは、主に立体的認識ができるか否かを計っているのだ。立体的認識が高ければ、その人の学校の成績や科目の得意不得意に関係なく、その後の将来で創造能力を発揮してくる可能性が非常に高いのだ。立体的認識こそ知能の根幹だからだ。

●オモチャを使うと赤ちゃんの頭の中に何が起こるのか?

 大人の母親にとってみれば、赤ちゃんの遊びは、無意味な遊びに見えるかもしれない。大人の遊びとは全然違う遊びをしているからだ。赤ちゃんには赤ちゃんがしたい遊びがあるので、この遊びをきちんとしておかないと、その代償として、家中の物を破壊してくるようになるのだ。

 赤ちゃんの頃から小学生の頃まで、人間の脳は急激に成長していく。そのためこの時期に脳に質の高い刺激を与えれば、脳は自然と成長し、高い知能を持たせてくれるようになるのだ。赤ちゃんの脳の成長を促すものはいくらでもあるけど、オモチャを使った遊びこそ、赤ちゃんの脳を最大限に成長させていくことができるのだ。

 オモチャを使う赤ちゃんの頭の中で一体何が起こるかといえば、積み木やブロックを見ながら手を使うと、脳細胞が増加し、シナプスが増えていくのだ。赤ちゃんに知能が高まってくると、それまでは平面的にしか捉えられなかった物を、立体的に捉えることができるようになり、自分が目に見えている物だけではなく、見えない物まで見えてくるのだ。

 女の子の場合、これが長じていくと「お人形さんごっこ」になり、女の子らしく人間関係を中心にした遊びを展開してくるし、男の子の場合は、これが長じてくると「ミニカー」や「鉄道模型」を使った遊びになり、男の子らしく人間関係など一切なく、動く物を中心にした遊びを展開してくるのだ。

 赤ちゃんは決して男女平等ではなく、最初の頃は性差が目立たなくても、赤ちゃんが自分で遊べるようになると、性差が如実に現れてくるのだ。男の子の場合は、やはりハンターとしての能力が赤ちゃんの頃から存在しているし、女の子の場合は、やはり男たちが狩猟で出て行った後、女同士でお喋りをしながら家事や育児をしていく能力が、赤ちゃんの頃から存在しているのだ。男女平等を唱える人々は、人間が既に赤ちゃんの頃から性差が現れてくるという事実を完全に無視して、異常極まりない妄想を唱えているにすぎないのだ。

●人間の創造能力は乳幼児の時に殆ど決まってしまう

 赤ちゃんの成長スピードも、男女平等ではない。大概、女の子の方が男の子よりも成長が早いので、女の赤ちゃんが積み木やブロックで遊ぶ期間が、男の赤ちゃんよりも短いのだ。そのため、遅くまで積み木やブロックで遊んでいる男の赤ちゃんの方が、成長が遅いくせに、その後の人生で大いに能力を伸ばしてくるのである。

 よく、フェミニストたちの常套句で「日本は男社会だから」という言い方があるが、日本の社会だけでなく、どこの国の社会でも、圧倒的に男の方が仕事をする能力が高いからこそ、出世して、高い地位に就いているのである。それはその社会が差別的に作られているのではなく、赤ちゃんの時にいかに長く積み木やブロックで遊んだ違いが、大人になって能力の差となって現れてきているにすぎないのだ。

 女性の場合は、創造能力が欠けた分、人間関係の処理の仕方に圧倒的な能力を発揮するのだ。男性の中で創造能力のある男性ほど、人間関係の処理の仕方が下手なのである。人間は何かの能力が発達すれば、別の何かの能力が衰えてしまうものなのである。自分に創造能力がなく、その反面、人間関係の処理の巧い女性なら、創造能力の優れているけど人間関係の処理の下手な男性と組んで仕事をすればいいのである。そうすれば、自分の性差のマイナス点を補えることができるのだ。わざわざ男女の性差の解消に躍起になり、日本の社会を改造してく必要性など、どこにもないのだ。

 また、よく教育関係の人たちは、「日本人には創造性がない」という言い方をしてくるのだが、これはそのようなことを言っている人たちが、子供の頃から教育ばかり受けてしまい、子供の頃に充分な遊びができなかったゆえに、大人になってから創造能力を伸ばすことができなくなってしまったのだ。教育関係の仕事に就くような人たちは、子供の頃から勉強ばかりしてきたから、大人になって創造能力そのものが消滅してしまったのである。日本人に創造性がないのではなく、その教育関係者たちに創造性がないだけなのである。創造能力だけは、教育によって生み出すことができない能力なのだ。

 人間には男女の性差が存在しているし、教育期間の長短高低によっても、その能力に変動をもたらすことであろう。ただ、そうではあっても、赤ちゃんの頃にきちんと遊んでいないと、その人が本来持つ能力を広げていくことも高めていくこともできないし、その後の人生で能力を発揮することもできなjくなってしまうのだ。その人が大人になって能力を発揮できないのなら、我々の男女の性差が悪いのでもなく、我々が住んでいる社会が悪いのでもなく、その人の育てられ方の方が圧倒的に悪いのである。

 積み木やブロックで遊び、作っては壊し、作っては壊しを繰り返していると、いつの間にかに想像力がついてしまい、他人が考えられないことまで考え出してしまい、そういう想像の繰り返しが、大人になってから創造能力へと転化していくのだ。「想像力は創造能力に繋がる」のだ。仕事能力を発揮できない大人たちは、乳幼児の頃に充分に遊ぶ機会を与えられなかったし、創造性のない大人たちは、乳幼児の頃にオモチャで遊ばなかったのだ。遊びをせずに勉強だけしていると、創造能力は枯渇していくものなのである。

 人間の創造能力は、乳幼児の頃に殆ど決まってしまうものなのだ。後世、天才と称される人たちは、学校や大学の中で育ってきたのではないのだ。母親の庇護のもと、母性愛を注がれつつも、充分すぎるほどに積み木やブロックで遊べる機会を与えて貰ったからこそ、誰にも邪魔されずに遊ぶことができ、その結果、自分の知能を大いに高め、創造能力を発揮していく準備をすることができたのである。いつの世も、天才は母親のお膝元で育ってくるのである。

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コメント

タマティー様、子供と積み木で遊んでいると、私が先に
飽きてしまってなかなか続きません。。。
どうすれば積み木を楽しめますか?
最近デパートでcuboroという商品を見つけ欲しいなぁと
思ったのですが、こういう物も創造能力を高めてくれますか?

投稿: シロクマ | 2016年5月17日 (火) 19時08分

シロクマさん、積木は子供に任しておけって。happy01
母親が手を出せば、それは飽きますよ。

cuboroもいいですよ。
買ってみたら?

投稿: タマティー | 2016年5月18日 (水) 04時58分

cuboroいいですよね。
ありがとうございます。買ってみようかな。
うちの子ちっとも一人遊びしないんですよ。
積み木の数が足りないのでしょうか?
ネットでは年齢×100個と書いてありますが、
数があれば遊んでくれるものなのでしょうか?

投稿: シロクマ | 2016年5月18日 (水) 19時56分

シロクマさん、年齢×100個?happy02

となると、3歳で300個!
これは「積木の億万長者」ですよ。

もっとも子供が楽しく成るような積木を買ってあげないと、一人遊びはしないです。

投稿: タマティー | 2016年5月19日 (木) 04時46分

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