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赤ちゃんの病気と新米ママにできること

●赤ちゃんが病気なったら、果物と野菜を大量に食べまくれ

 赤ちゃんが病気になったら、赤ちゃんを看病してあげる。これ以外に新米ママが取る方法はないのだ。医者から下手な治療を施されるより、母親がしっかりと看病してくれた方が、赤ちゃんが罹る病気には最も効果があるのだ。母親の看病で手が負えない物に関して、初めて医者の手助けが必要なのであって、母親が治せる程度の病気は、母親が看病して治せばいいのだ。

 まず、赤ちゃんが病気になったら、新米ママ自身が果物と野菜を大量に食べまくることだ。赤ちゃんにビタミンCの豊富な母乳を与えることで、病原菌を撃退させればいいのだ。但し、果物は朝食と昼食に食べるべきであって、夕食に食べる野菜はなるべき炒めたり煮たりして、温かい料理にしてしまうことだ。果物も野菜も殆どが体を冷やすので、果物や野菜を食べた時は、必ずお味噌汁を飲んで、体を温めることだ。

 赤ちゃんが何度も病気を引き起こしてくるなら、新米ママの方にビタミンやミネラルが不足していると見た方がいい。赤ちゃんの免疫力を高めるだけの質のいい母乳を与えることができていないのだ。果物や野菜を多く摂取していくと同時に、ビタミンやミネラルを消費してしまう肉類を食べる量を減らすことだ。動物性蛋白質は「魚」で摂取するようにシフトしていくべきだろう。

 果物や野菜はジュースにして飲んでしまうと、大量の果物や野菜を摂取することができる。「リンゴ人参ジュース」や「小松菜ジュース」は絶対に欠かせないジュースなのだ。糠漬けを大量に作り、三度の食事に必ず出すようにすることだ。糠漬けにしてしまえば、ビタミンやミネラルを高めた野菜を摂取することができるからだ。それ以外にも、自宅でキムチの素を作り、それを野菜にまぶして食べれば、唐辛子の刺激で食事が進むというものなのだ。

 赤ちゃんが病気をしている時は、とにかく新米ママ自身が体を冷やさないことだ。母親の体が冷えてしまうと、冷たい母乳を出してしまうことになり、それによってより免疫力を下げてしまうことになるからだ。白米や白パンや白砂糖といったものを避け、玄米や黒パンや蕎麦といった体を温める主食にし、甘い物が欲しければ、黒砂糖にすればいいのだ。冷蔵庫で冷やした牛乳や清涼飲料水を飲むなど以ての他なのだ。

 赤ちゃんが病気であったとしても、新米ママ自身がウォーキングをしたり、風呂に入ったりして、体を温めていくことだ。母親の体温が高ければ、温度の高い母乳を出すことになり、それを赤ちゃんが飲めば免疫力を高くすることができ、病原菌を撃退しやすくなるのである。

●家族内で赤ちゃん以外の病人を出さないこと

 新米ママが母乳以外に注意すべきことは、家族内での二次感染の防止である。赤ちゃん一人の看病だけでも大変なので、家族内で赤ちゃん以外の病人を出さないことだ。特に要注意なのが、夫の「釣られ病気」だ。夫が病気でもないのに、赤ちゃんが病気になってしまったことで、精神的なショックを受けてしまい、釣られて病気をし出すのだ。

 夫の方は妻とは違い、赤ちゃんに接する時間が少ないので、赤ちゃんが元気にしている姿しか見ていないのだ。そのため、赤ちゃんが病気になろうものなら、それに衝撃をモロに受けてしまい、自分自身も病気になってしまうのだ。勿論、この病気に対する治療法など何もない。これは肉体上の病気ではなく、精神上の病気だからだ。

 妻の方が「優しい男性が好き」といって、実際にそのような男性と付き合って結婚してしまうと、いざという時になんの役にも立たず、寧ろ、妻の負担を増やすということを平然とやってくるのだ。これは妻の方が自業自得であって、男を見る目のなさが、赤ちゃんが病気になった時に、モロに出て来てしまうことになるのだ。

 とにかく赤ちゃんの看病だけでも大変なのだから、夫には病気にもならず、仕事でもトラブルを発生させないようにしておくことだ。赤ちゃんが病気だからといって、赤ちゃんの方ばかり見ていると、夫が何をしてくるのか解らないものなのだ。赤ちゃんが病気だからこそ、夫にも注意を払っておくことだ。

 夫婦共々病気にならぬように、日頃から風邪に効果のあるお茶を飲むことだ。風邪には「柿の葉茶」が効果がある。美人の女性は女性ホルモンが出すぎているので、冷え性になりがちであり、そういう時は「ヨモギ茶」を飲むことだ。ヨモギ茶には女性ホルモンの副作用を抑える働きがあるので、冷え性には効果があるのだ。また、定期的に「ドクダミ茶」を飲んで毒消しを行っていた方がいい。ドクダミ茶を飲んでおくと、免疫力の高い母乳を出すことが可能になり、赤ちゃんが病気に罹りにくくなるし、たとえ病気になったとしても、治りが速くなるのだ。

●心配してもいいが、心配しすぎない

 初めての赤ちゃんであるならば、赤ちゃんの病気を目の当たりにするのは初めてなので、どうしても心配すぎてしまう。だが、新米ママが心配しすぎても、病気が悪化するだけなのだ。赤ちゃんにとっては、母親が側に居て安心させてくれるからこそ、心置きなく病気に戦えるのであって、母親が心配しすぎては、安心して病気に戦うことができなくなってしまうのだ。

 赤ちゃんにとっては、病気になるということは、自分が住んでいる環境に適応していくために、何度が罹らざるをえないのである。病気をすることで免疫力を上げるという作業を繰り返していかねばならぬのだ。病気に罹れば、白血球が大量に生産され、病原菌を撃退することで、高い免疫力を作り出すことが可能になるのだ。

 特に生後6ヵ月から生後2年の間に、何度か病気に罹るものなのだ。この間に病気に罹ることで免疫力を上げると作業を繰り返してくるものなのだ。さすがに赤ちゃんの命を奪ったり、赤ちゃんの体に障害をもたらす病気には警戒すべきだが、それ以外の病気に関しては、赤ちゃんは自分の免疫力を高めているのだと気楽に構えることだ。

 勿論、心配するべきことは心配しておいた方がいい。これは赤ちゃんにとって危険な病気か否かを見分けることができなければ、母親としては失格だからだ。しかし、軽い病気なのに心配しすぎれば逆効果になってしまうのだ。だから、赤ちゃんが病気になった時は、「心配してもいいが、心配しすぎない」という態度を貫いてしまうことだ。

 赤ちゃんが病気になって自分の免疫力を上げていくと同時に、新米ママの方も赤ちゃんに対する看病の仕方を学んでいくものなのだ。赤ちゃんの看病の仕方は、理屈よりも経験値が物を言うので、赤ちゃんが何度か病気に罹る中で、地道に看病の仕方を学んでいくことだ。経験値が或るレベルにまで達すれば、「心配してもいいが、心配しすぎない」という格言の意味が明確に解ってくる筈だ。

●病気への執着から離れる

 赤ちゃんは免疫力の関係上、全く病気に罹ることなく、育っていくということはできない。何度か病気に罹ることで、正常に成長していくことができるのである。ところが、赤ちゃんを余りにも可愛がり過ぎ、赤ちゃんに執着し過ぎてしまうと、逆に赤ちゃんは難病奇病に罹ってしまうものなのだ。

 新米ママの執着の激しさが、赤ちゃんを健康に育てるのではなく、逆に難病奇病を呼び込むという結果になってしまったのだ。物事に執着することは決して悪いことではないのだが、執着し過ぎればそれはそれで問題が発生してくるものなのだ。こういう場合、赤ちゃんの難病奇病自体に問題があるよりも、新米ママの執着のし過ぎに問題があるのだ。それを除去しない限り、病気が治ることは決してないのだ。

 こういう時は、執着のし過ぎから離れることだ。母親の病気への執着こそが、赤ちゃんに難病奇病をもたらしてしまっているからだ。昔から執着のし過ぎから離れるために行われたのは、祝詞をあげたり、お経を音読することで、母親自身が執着のし過ぎから離れたのである。こういうことは決して馬鹿にできないのだ。母親の執着のし過ぎから離れるためには、何かの文章を音読させるというのが、最も手っ取り早いからだ。

 また、祝詞にもお経にもそれを声に出せば「音霊」が出て来るので、その音霊が赤ちゃんの体全身に伝わり、その振動によって免疫力が活性化し、病気を撃退することが可能になるのだ。書かれている文章が、良い内容の文章であるなら、その良い内容が赤ちゃんにまで伝わっていくのである。

 西洋医学を万能に思うこと勿れ。投薬や手術ですべての病気が治せるわけではないのだ。医者が最もガックリと来るのは、この手の「宗教的治療法」なのである。医者が匙を投げるような病気でも、宗教的治療法を施すと、いとも簡単に治ってしまうのだ。難病奇病を治せたのは、何もキリスト教の教祖のイエスだけではないのだ。新興宗教団体なら難病奇病を治すことで伸し上がってくるものなのだ。

 医学がどんなに進歩しても、人間の方は何も進歩していないのだ。何かをやれば執着し過ぎてしまうのは、相変わらずなのだ。育児を行っている母親たちも、執着し過ぎて、逆に赤ちゃんに病気をもたらしてしまうのは、相変わらずなのだ。そのことに関しては、今も昔も変わっていないのだ。だからこそ、宗教は絶対に必要なのである。ところが、理性の力が強まりすぎると、必ず宗教を馬鹿にしたり、無宗教を名乗ってくる輩が出て来るものなのだ。だが、そういう者たちは執着のし過ぎで、自分の人生に悲劇を招き、破滅させてしまうものなのだ。

 赤ちゃんが可愛いのは今も昔も変わらないのだ。それに対して新米ママが執着し過ぎてしまうのも、今も昔も変わらないのだ。人類が数百万年繰り返した行いが、そう簡単に変えることなどできるわけがないのだ。自分が妊娠し出産し育児をしてみれば、やはり自分だって同じようなことをしてしまうものなのだ。それが当り前なのである。大事なことは、人類の大きな生命の流れに歩調を合わしてしまうことなのである。巨大な生命の流れの前に、個人が持っている個性など全く無力なのである。

 自分が赤ちゃんに執着し過ぎて赤ちゃんに難病奇病を引き起こしても、昔の母親たちもやはり赤ちゃんに執着し過ぎて、逆に赤ちゃんに難病奇病をもたらしてしまったのだ。だからこそ、その執着のし過ぎから逃れる方法を使って逃れてきたのだ。だったら、自分もそれを使って逃れていけばいいのだ。救いの道はいくらでもあるのだ。しかし、その救いの道は、執着し過ぎている人には見えてこないだけなのだ。執着のし過ぎを解き放てば、はっきりと見えてくるものなのだ。

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