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赤ちゃんの一人歩きのために、新米ママができること

●新米ママにできることは、ゆっくりと待つことだけ

 新米ママが焦るよりも、赤ちゃんはゆっくりと成長していく。いつも自分が赤ちゃんと一緒に居るためにその遅さが解らないのである。そして、赤ちゃんにとっては、そのゆっくりとした成長こそが、その過程で持つそれぞれの役割を充分に満たして、健康的に成長していくことができるのである。

 それゆえ、赤ちゃんの一人歩きのために、新米ママが一体何ができるかといえば、「ゆっくりと待つ」ことだけなのである。たったそれだけのことなのである。新米ママがゆっくりと待ってくれさえすれば、赤ちゃんはいずれ一人歩きを開始するようになるのである。育児で最も大事なことは、母親が手を出すべきものには手を出すべきだが、手を出してはならないものには、絶対に手を出してはならないということなのである。待たねばならぬものに対しては、ゆっくりと待つしかないのである。

 人間は人々が集まれば必ず競争が始まる。だからこそ、育児というのは、基本的には家庭という小さな場所で行われなければならないのだ。集団で育児をしようものなら、母親たちが競争を始めてしまい、赤ちゃんは充分に時間をかけて成長していくことができなくなってしまうのだ。そして、赤ちゃんにとっては、大事な過程を永遠に失ってしまうことになり、異常な状態で成長していかなくてはならなくなるのである。

 育児というのは、その母親が精神的に独立していない限り、非常に危険な育児の仕方を開始してしまうことになるのだ。精神的な自立を完成させていない女性は、必ず他人と競争しようとし始めるからだ。他の母親たちと育児のスピードを争い、下手をすれば、自分の赤ちゃんとですら競争をし始めるからだ。

 人間は精神的な自立を成し遂げてしまえば、「競争から慈愛へ」という精神的な大転換を果たすのである。自分の利益を得るために競争するより、他人を慈しみ愛していこうと仕出すのである。これが精神的な独立の始まりであって、この大転換を成し遂げていないのなら、人間は結婚などしようとしない筈だ。誰かと争おうという姿勢を持っている限り、人をまともな形で愛していくことはできないのだ。せいぜい、自分の欲望を満たすために、愛を利用していくことしかできないのだ。

 だからこそ、赤ちゃんが生まれたのなら、他人と争うことなく、自分の赤ちゃんは自分の赤ちゃんのペースでゆっくりと育てていけばいいのである。これができるのは、精神的に独立した女性だからこそできるのである。赤ちゃんが生まれてから、ゆっくりと育てながら、ハイハイを充分にさせ、膝歩きをさせ、赤ちゃんが伝い歩きをするようになってから、手押し車を与えるだけでいいのである。たった、これだけなのである。 

●母乳の出を良くさせる

 と、いくら手を出すなと言っても、手を出してくるのが、新米ママなのである。まさに「小人閑居して不善を成す」を地で行くが如しなのである。人間は何もしないのが、一番苦手なのである。手を出さず、ゆっくりと育てていくのが、育児の王道と解っていても、赤ちゃんが目の前に居れば、手を出してしまうのである。それゆえ、新米ママに何かしらの課題を与えておかないと、とんでもないことを仕出かすのである。

 赤ちゃんの一人歩きをちゃんと行わせたいのなら、まずは「母乳の出を良くさせる」ということだ。赤ちゃんはハイハイができるようになると、たくさんのエネルギーを消費するので、より多くの母乳が必要となる。この時期に母乳を大量に与えておけば、赤ちゃんの成長はより健全に成長していくことができるようになるのだ。

 ところが、ハイハイができる頃になると、赤ちゃんの体も大きくなっているので、赤ちゃんが小さかった頃のようには、おっぱいにがぶりついていないように見えてしまい、それほど母乳の出を気にしなくなってしまうのだ。これは典型的な目の錯覚であって、当然のことながら、赤ちゃんは大きくなった時期の方が、母乳を飲む量は多くなっているのだ。

 母乳の出を良くしたいのなら、とにかく「葉野菜」をたくさん食べることだ。葉野菜に含まれる「葉酸」こそが、母乳の出を良くさせてくれるビタミンであるからだ。お薦めは「小松菜ジュース」であって、小松菜とトマトとパセリと浄水をミキサーで掻き回し、そこに天日塩とオリーブオイルを入れて掻き回せば出来上がりだ。

 これ以外にも、「アンズ」「アボガド」「マスクメロン」「カボチャ」「人参」「豆類」「レバー」「卵黄」などに葉酸が含まれている。特にアンズとアボガドは、葉野菜についで良質な葉酸が含まれているので、頻繁に食卓の上に登らしておくべきだろう。カボチャや人参や豆類といったものも、料理で工夫して、出す回数を多くしていくことだ。レバーは葉酸だけでなく、育児において必要なビタミンやミネラルが大量に含まれているので、定期的に料理で出していくことだ。

 赤ちゃんが母乳を飲む量が増えていくと、喉が渇くものである。だからといって、そこで大量の水を飲んでいると、母乳が薄まってしまい、赤ちゃんの成長は遅くなってしまう。それゆえ、喉が渇いたのなら、「フルーツ」を食べることだ。特に朝食事にフルーツを大量に食べておくと、フルーツがよりいい形で消化吸収されるので、朝食時にフルーツを食べればいいのだ。しかも、フルーツに含まれる酵素水分が母親の体を活性化させるだけでなく、母乳を通じて赤ちゃんをも活性化させるからだ。

 もしも、母乳の出がどうも悪いなと思った時は、「タンポポ茶」がお薦めである。タンポポ茶は母乳の出を良くさせてくれるお茶であるのだ。母乳の出が悪く、仕方なく断乳してしまった母親でも、タンポポ茶を飲ますと、母乳が復活してくるのだ。授乳中は可能な限り、カフェインの入ったお茶を控えた方がいい。カフェイン入りのお茶には効能があったとしても、カフェインはどうしてもビタミンやミネラルを奪ってしまうので、授乳という母乳を通じて自分の体内のビタミンやミネラルを出していかなければならない時期には、飲むべきではないのだ。

●天日塩湯

 赤ちゃんはハイハイを仕出すと、大量の老廃物や毒素を発生させてきてしまう。人間は動けば、それだけエネルギーを使い、老廃物や毒素が出て来てしまうのだ。それゆえ、まずは赤ちゃんが便秘をしないように、授乳したらすぐに排便というペースを維持することだ。赤ちゃんが便秘にならないように、自分自身も便秘をしないことだ。母親の便秘は赤ちゃんにも伝染するものだと思った方がいい。実際には、母親が便秘をしてしまうと、母乳の中に汚い水分が含まれてしまうので、その汚い母乳を赤ちゃんが飲んでいると、赤ちゃんも便秘になってしまうのだ。

 次に定期的に天日塩湯で赤ちゃんを洗うことだ、昔から、赤ちゃんに元気がなくなった場合、天日塩湯で洗うということをしてきたのだ。天日塩の力を使って、赤ちゃんの体から老廃物や毒素を出させて、赤ちゃんの体を健康にさせるという優れた方法なのだ。遣り方は非常に簡単で、湯船に天日塩を入れて、そこに赤ちゃんを入れ、お湯で溶かした天日塩で赤ちゃんの体を洗えばいい。

 天日塩湯に入れる時は、石鹸を使わなくていい。天日塩自体に殺菌効果があるので、充分に赤ちゃんを奇麗にすることができるのだ。天日塩湯に入れた時は、赤ちゃんを湯船から出して、そのまま置いておき、赤ちゃんの体を自然に乾かせることだ。こうすると天日塩が赤ちゃんの体に浸透して、より赤ちゃんを元気にさせることができるのである。沐浴を終了させる時は、水のシャワーで洗いながせば、艶艶の肌が現われてくることだろう。

 赤ちゃんにとっては天日塩湯で毒消しが可能になり、体内の余分な水分を排出させ、動き易くさせることができるのだ。動きが良くなれば、ハイハイもしやすくなるし、一人歩きをさせやすくなるのだ。天日塩湯を使用すると、赤ちゃんの動きが全く変わり、いかにも活発になるのだ。

 天日塩湯は赤ちゃんが入るだけでなく、新米ママ自身も入っておいた方がいい。新米ママの場合、湯船に天日塩を入れてもいいが、それだと大量の天日塩が必要となってしまうので、通常の湯船に20分から30分の間、充分に浸かって、玉のような汗が額から流れてきたら、湯船から上がり、そこに天日塩を塗りつけていくのだ。天日塩の力で大量の汗が出始め、そして乾いたら、水のシャワーで洗い流せばいいのだ。これをやるとお肌は艶々になるし、張りも出てくるし、体重も軽くなるのだ。確実に1kg以上は体重が落ちる筈だ。それだけ体内に余分な水分があったということなのだ。新米ママの体が軽くなれば、あれやこれやと育児に手出しするような母親にはならない筈だ。

●育児以外で自分が取り組めるものを持っておく

 赤ちゃんにとって母親から育児をされるということは必要である。しかし、赤ちゃんは母親が自分に執着されると、巧く成長してくれないものなのだ。赤ちゃんに母性愛を注いでも、赤ちゃんに執着すべきではないのである。もしも、新米ママが育児だけをしていたら、育児が成功するどころか、育児の様々な場面で要らぬ手出しをしてしまい、育児を台無しにしてしまうのである。

 そこで、育児以外で自分が取り組めるものを持っておくことだ。まあ、無難な所では「料理」や「裁縫」といったものだ。料理が得意な女性なら、育児のことを忘れて、料理に取り組むことだ。しかも、ただ単に料理を作るのではなく、レシピをきちんと書き残して、後日、料理本として出版してもいいくらいの野望を持って、料理をしていくことだ。

 新米ママがやる裁縫も、この時期に作るものといえば、ベビー服である。ベビー服は構造が簡単なので、意外と簡単に作れてしまうものなのだ。ベビー服も漠然と作るのではなく、デザインのいいベビー服を作り、将来、ビジネスとして成功するくらいの勢いで作っていくことだ。ベビー服は、量産では大手企業に勝てなくても、特注品ということでなら、一介の主婦でも充分に成功していくことが可能な分野なのだ。

 それ以外にも赤ちゃんの「写真」を撮ってみたり、赤ちゃんの「絵画」を描くというのもいい。赤ちゃんの何気のない動作でも、カメラを使えば、ベストショットだらけなのだ。風景画や美人画というジャンルがあるなら、「赤ちゃん画」があってもいいのだ。地道にやっていけば、確実に腕は上達し、プロ並みの腕前になる筈である。

 育児というのは、赤ちゃんを目の前にしたら、手を出すべきことには手を出しておかねばならない。しかし、手を出し過ぎれば、逆に巧く行かなくなってしまうのだ。だから、育児の現場から一旦離れてみることなのだ。離れてしまえば、今まで見えなかったものでも、ちゃんと見えてくるのだ。そして、それを何度か繰り返していれば、「育児で最も大事なことは、ゆっくりと待つことなのだな」というのが自然と解ってくるのだ。赤ちゃんは母親の思い通りには成長してくれない。赤ちゃんには赤ちゃんなりのペースがあって、そのペースに合わしていけば、最も出来のいい成長が可能になるのである。そのためには、育児をしながら、ゆっくりと待つことだけなのである。

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