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赤ちゃんの病気の前兆を見逃すな

●赤ちゃん特有の病気の前兆

 何事にも前兆がある。人体に危険が差し迫ると、何かしらの不自然な現象が起こるものだ。赤ちゃんが病気する際も、特有の病気の前兆がある。その病気の前兆が起こってから、病気を発症してくるのである。新米ママとしては、是非とも赤ちゃんの病気の前兆を見て、素早く察知して、病気が深刻なものにならないように気をつけておくべきだろう。

①余りにもグズる

 赤ちゃんが余りにもグズる時は、病気の前兆と見ていい。病原菌に侵されて、体が不調となってくると、赤ちゃんといえども余り動きたくないのだ。通常の行動範囲を縮めて、その余分なエネルギーを病原菌の撃退に使いたいのだ。それゆえ、余りにもグズリ出すので、そのような時に赤ちゃんを連れて外出しようとすることは避けた方がいい。ここで赤ちゃんのグズりを無視してしまうと、後で厄介な病気になっていくのだ。

②気温の急激な変化

 赤ちゃんも大人と同様に、気温の急激な変化には弱い。今まで寒かったのに、急に温かくなれば、その温度差に体を合わせていけなければならないし、今まで温かったたのに、急に寒くなれば、その温度差に体を合わせていかなければならないからだ。特に季節の変わり目には注意が必要だ。ここいら辺りが一番病気になりやすい時期だからだ。それと夏風邪にも注意が必要だ。これは猛暑で疲労しているのに、夜中に腹を出して寝てしまうことが原因なので、早く寝かしつけるとか、腹巻をさせるとかの対策をきちんとしておこう。

③母親の変な胸騒ぎ

 新米ママがいつも赤ちゃんと一緒に居るなら、赤ちゃんの異常に関しては、なんとなく解るものだ。母親の変な胸騒ぎは、決して侮ることはできないのだ。大方、現実に起こることだからだ。変な胸騒ぎが起きたら、行動範囲を狭めて、いつでも病気が発症してきていいようにしておくことだ。そうすれば、病気になっても、すぐに対処できるのだ。

 母親が赤ちゃんの病気を事前に察知するということは、「科学」的な事柄ではない。科学的には証明できないけど、でも実際に育児をしていれば、病気の前兆には気づけるようになるものだ。学歴の高い女性は、科学の力を過信し過ぎないことだ。こういう「母親たちの経験則」は育児においていくらでも使われ、そして強力な力を発揮してくるのだからだ。

●生命力の活発な赤ちゃんほど病気の前触れをきちんと表示してくる

 赤ちゃんには大きく分けて、生命力の活発な赤ちゃんと、生命力の弱い赤ちゃんが居る。気温の高い季節に生まれたり、母親が巨乳で大量に母乳を出せたり、赤ちゃんそのものが最初から大きいのなら、その赤ちゃんの生命力は活発となる。その一方、気温の低い季節に生まれ、母親が貧乳で母乳が少なかったり、赤ちゃんの体が小さく難産で生まれてきてしまうと、その赤ちゃんの生命力は弱くなってしまう。この二種類の赤ちゃんは、病気の前兆の出し方が異なるのだ。

 まず、生命力の活発な赤ちゃんは、病気の前触れをきちんと表示してくれるのだ。生命力が活発なら、赤ちゃんは病気にならないのではなく、生命力が活発だからこそ、赤ちゃんが罹るべき病気には罹り、自分の免疫力を高めていくのである。ただ、その際にきちんと病気の前触れを表示してくれて、母親に充分すぎるほど病気に対処できる時間を与えてくれるのだ。

 生命力が活発であれば、病気に罹っても、それほど重症にならず、病気になっている期間も短い。免疫力が高いから、病気に対して正常な反応を示して、病原菌を撃退すれば、後を引くことなく、健康な状態に戻ってしまうのだ。このような赤ちゃんに病気だからといって、すぐに医者に行くのは考えもので、投薬に頼っていると、逆に病気の期間が長引いてしまうのだ。免疫力が高いので、投薬されてしまうと、逆に免疫力を下げてしまうことになるのだ。

 人間は肉体的に健康だけでなく、精神的にも健康的でなければならない。生命力が活発な赤ちゃんは、大抵、その両親は夫婦喧嘩をしないものだ。夫婦が和合しているからこそ、赤ちゃんは精神的に悩むことがなく、すくすくと健康に成長していくことができるのである。

 それから、人知人力では及ばざる霊性に関しても健康的でなければならない。赤ちゃんを連れて墓参りに行くとか、御霊舎を自宅に置いて先祖を祀るとかしていれば、赤ちゃんは霊的に守られて、健康に育っていくものだ。理性の力を過信して、「霊なんかは信じない!」とか言っていると、赤ちゃんの命を奪うような事態が発生するので、そういう思い上がりは絶対にしないことだ。これは妻の方はしないものだが、夫の方がしてくることがあるので、夫にそういう考えを持たないように、執拗なまでに説得を続けることだ。

●生命力の弱い赤ちゃんは前兆なしで病気を発症してくる

 これに対して、生命力の弱い赤ちゃんは突発的に病気を発症してくる。免疫力が低いために、病原菌の侵入を容易く許してしまい、病原菌の侵入から、病気の発症までの時間が、異常に短いのだ。このため、母親の方が病気に対して準備が何もできていないので、母親の方が慌てふためいてしまうのだ。

 しかも、生命力の弱い赤ちゃんは、病気に罹ると重症になりやすく、病気に罹る期間も長いのだ。免疫力が低いために、病気に対する反応が遅く、そして弱いのだ。病気が治っても、体の不調が長引いてしまい、やっとのことで健康の状態へと回復していく。病院が必要なのは、こちらの赤ちゃんであり、免疫力が低いために、投薬に頼らないと、思わぬ事態まで引き起こしてしまうことになるのだ。

 赤ちゃんの生命力が弱いと、母親の方がその赤ちゃんを異常に気にし過ぎてしまい、些細なことで夫婦喧嘩に発展してしまうものだ。そうなると赤ちゃんは精神的なものまで病んでしまい、夫婦喧嘩が起こるたびに、赤ちゃんが病気になるということを繰り返してくるのだ。赤ちゃんの生命力は弱いのであるなら尚更のこと、夫婦が仲良くして、育児をしていくことだ。

 赤ちゃんの生命力が弱くても、先祖の御守護があればなんとか生きながらえるものだ。しかし、赤ちゃんを病気のオンパレードにしてしまう夫婦ほど、墓参りになど行ったことがないし、自宅に御霊舎すらない。赤ちゃんが余りにも病気をするようであるなら、「これは先祖が怒って、祟っているのだな」と思うようにし、赤ちゃんを連れて夫婦で墓参りにきちんと行くことだ。正式な仕方で墓参りをきちんと行えば、その日以降、赤ちゃんが病気に罹る回数は減っていくものなのだ。

 赤ちゃんが前兆なしで病気を発症してくる場合、危険な伝染病に関しては手遅れになる危険性があるので、赤ちゃんが罹る伝染病を事前に調べ、それらがどのような症状をしてくるか知っておくことだ。できれば、頻繁に保健師と遣り取りを行っておき、病気になったらすぐさま対処して貰うようにすることだ。

●病気を起こさせないより、病気の対処法を学んでしまう

 人間には未来を正確に予知することはできない。だからこそ、未来を指し示してくれる「占い」や「予言」に異常なまでの関心を持つのである。ところが、占いや予言というものは、すべて当たるわけではないのだ。大方はハズレるものなのだ。当たっていない部分が多数あるのに、僅かに当たった箇所をクローズアップさせるからこそ、占いや予言が当たったと思い込んでいるにすぎないのだ。

 人間ができることは、未来が現実に起こった時に、それをきちんと対処できる方法を身につけておくことなのである。どのような未来が起ころうとも、きちんと対処できれば、悲惨なことにはならないからだ。丁度、地震予知に大金を注ぎ込むよりも、免震設計の建物を建てたり、緊急管理をしっかりとしておけば、たとえ大地震が発生しようとも、その被害を最小限度に食い止めることができるように。

 無病息災は人間の理想であったとしても、或る程度の病気は赤ちゃんにとっては必要なのである。だから、赤ちゃんはその成長過程で何度か病気に罹るものであり、その病気に罹ることで免疫力を上げていくものなのだ。それゆえ、病気を起こさせないのではなく、病気の対処法をきちんと学び、病気の被害を最小限度に食い止めていくことだ。

 保健所の保健師から話を聞くのは勿論のこと、先輩ママたちに話を聞けばいいのだ。先輩ママたちは実際に赤ちゃんの病気を経験してきているので、その対処法は実践的であるのだ。いくら自分の赤ちゃんが可愛いからといって、母子2人だけの閉じられた環境を作ってしまわないことだ。母親なら当然に知っておくべきことを知らなければ、赤ちゃんが病気になった時、なんの対処法すらも施せなくなってしまうのだ。

 新米ママにとっては初めての赤ちゃんであっても、我が日本国では何千年もの間、無数の赤ちゃんたちを産み育ててきたのだ。その経験の蓄積を無視してしまわないことだ。人間関係を切断しない限り、聞けば教えてくれるものなのだ。自分の赤ちゃんが余りにも特別な赤ちゃんではないし、それと同時に自分の赤ちゃんだけが特別な病気に罹るわけでもないのだ。

 いつも赤ちゃんと一緒にして、真面目に育児をしていれば、病気の前兆を知ることができるし、病気の対処法も解ってくるのだ。母親として学ぶべきものは学び、持つべき能力はきちんと持っておくことだ。そうすれば自分の赤ちゃんの病気を事前に察知できるし、病気になっても正確に対処することができるのである。

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