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特別自然科学論文:『なぜ、地球上で疫病が発生するのか?』

●なぜ疫病は猛威を振るうのか?

 人類は文明誕生以来、疫病に苦しられ続けてきた。疫病を根絶しようとする試みは、いつの世でも政府や医者たちによって行われ続けて来たが、どの取り組みも最終的には失敗している。現在ではより大掛かりになり、国際連合や世界各国の政府や世界中の医者たちによって疫病の根絶に躍起になっているが、彼等がどのような取り組みをしたとしても、疫病は息の根を吹き返し、多くの人々を死に至らしめてくるのだ。

 疫病は単なる病気ではない。通常の病気であるならば、個人がその病気の発症に全責任を負うべきであって、その病気はあくまでも個人に自己完結されていくのだが、疫病となると伝染していくために、個人の自己責任では処理しきれなくなり、自分に発症の責任がなくても疫病に伝染してしまい、その疫病に殺されてしまうことだってあるのである。

 これほどまでに邪悪な病気の伝染が、なぜ発生してくるのであろうか? そして、なぜ、疫病は猛威を振るうのであろうか? もしも、疫病を真剣に研究している専門家で、国際連合や自国政府や国内の医者たちの意見に惑わされずに、専門家として本音を言うのなら、これは人口を増やし過ぎてしまった人類の宿痾であり、人口密度が高いくせに定住し続けるからこそ、疫病が猛威を振るうのだと答えることだろう。

 自然界に存在する哺乳動物は、どの哺乳動物も定住して暮らそうとしない。常に移動し続けるからこそ、免疫力を高め、病気を抑える方向へと働くのである。群生する哺乳動物でも、生息範囲が広いために、生息密度は実は低いものなのである。しかし、人類は農耕を開始して以来、その高い食料生産力から、定住して住むようになり、人口も密集して住むようになってしまったのだ。そのため免疫力を下げてしまい、基本的に病気に対して弱い状態になってしまい、この状態で疫病が発生してしまうと、爆発的な勢いで感染者と病死者を増やしていってしまう危険性を秘めてしまったのである。言わば、人類の生存形態こそが、疫病を発生させ、蔓延し易い状態にさせてあるのである。

 それゆえ、疫病対策に取り組むなら、疫病を根絶させるという愚かな思考を持つのではなく、「疫病を根絶することはできない」という前提で進めていかなければならないのだ。文明を誕生させてしまった人類にできることといえば、疫病を最低限度にまで抑え込むことしかできないのである。疫病を根絶するのではなく、疫病を封じ込めることしか、人類は選択肢を取れないのである。

●ジャングルから出て来て、食べ物を変えてしまったから

 人類が疫病に対して非常に弱いというのは、実は「進化の過程」において必然の流れから出て来るものなのである。人類は本来「果実食動物」なのでジャングル内でしか生息できない動物である。それが湖で二足歩行を覚え、魚や根菜類や動物の骨髄を食べるようになって、脳細胞を増やしていき、そして動物の肉を求めて、世界各地へ展開していった。

 人類の内臓は、魚や根菜類や骨髄を食べることに関しては、内臓を変化させて病気を発生させることがなくなっている。しかし、肉に関しては内臓を変化しきれていず、そのために肉食を開始してしまうと、どうしても内臓を大いに疲労させてしまうために、免疫力そのものが物凄く弱くなってしまうのだ。

 ところが、肉食は脳に最大レベルのエネルギーを供給させるし、人類に不足しがちな蛋白質を大量にもたらすので、どの民族も肉食を完全に捨て去ることはできないのだ。勿論、肉食を否定する宗教家や健康愛好家たちが出現してくるが、そういった者たちの意見はあくまでも個人レベルに留まってしまい、民族の食習慣を根本的に変えることはできなかったのだ。なぜなら、肉食は各民族が必要だからこそ保ち続けている食習慣であり、そう簡単には捨て去ることができないのだ。

 進化の過程で食習慣を変えてしまい、未だに内臓が適応できていない最大の証拠が、人類の寿命の短さなのである。通常、どの哺乳動物も、誕生から成長のピークまでの期間の5倍もの寿命を有する。それゆえ、誕生から成長のピークまでの期間が長ければ長いほど、長寿を獲得できるのである。

 しかし、人類は19歳までが体の成長のピークで、24歳でその他の成長のピークになるので、95歳から120歳の間の寿命を持つ筈なのである。だが、殆どの人間たちがこれほどまでに長い寿命を持つことができず、早い段階で早死にしてしまっているのだ。いかに人類の食習慣が進化の過程で狂わされ、人間本来の食べ物とは違う物を食べることが内臓に大いなる負担になっているかが解ることだろう。

●人間たちの異常な行動

 人類の免疫力が弱ってしまっているもう一つの理由が、文明化された人間たちの異常な行動なのである。人間が文明化されるということは、その者たちが自然体の行動を取れなくなってしまうということなのである。文明生活を享受しながら、「自然体で生きる」と主張する者たちは、文明のために、余程、精神が異常になっているのである。文明生活を享受しているなら、その文明の中に巧く自然の力を取り込んでいくことしかできないのである。

 まず、文明の中で精神が異常となり、その結果、異常な行動を取る人たちは、赤ちゃんを赤ちゃんとは看做さずに、「小さな大人」と看做してしまい、早くから二足歩行をさせようとし、赤ちゃんに口呼吸をさせてしまうのである。人間は鼻呼吸によって呼吸をするので、口呼吸では細菌を防ぎきれず、免疫力を大いに下げてしまうのである。

 口呼吸をしながら成長してしまった人たちは、常に体が酸素不足なので、これを体がエネルギー不足と勘違いし、本人に過食や偏食へと走らせてしまうのである。しかし、過食や偏食になってしまうと、逆にエネルギーに転嫁するためのビタミンやミネラルが不足してしまうので、より多くの食べ物を必要とし、そのくせ巧くエネルギーが発生せず、体は疲れきってしまい、免疫力をより下げた状態になってしまうのである。

 大量に食べても、充分に消化吸収されないということは、内臓の中で未処理の食べ物を残しているということであり、このような食生活が続けば当然に便秘になる。どの哺乳動物も食事をしたのなら、必ず排便をするので、人間が1日3食を食べるなら、1日3回排便が出るべきなのである。ところが、便秘をしている人は3日以上排便が出ないし、ということは9回分以上のウンコを内臓の中に溜め込んでいるということなのである。この状態であるなら、その老廃物と毒素のためにエネルギーを取られてしまい、より免疫力を下げてしまうのである。

 便秘によってエネルギーが取られてしまっている以上、体温を上げていくエネルギーが不足するので、当然に低体温になり、「暖衣」を身に纏ってしまうようになるのだ。こうなると、皮膚の力をより衰えさせてしまい、暖衣のために皮膚呼吸ができないので、今度は体が酸欠になっていってしまうのである。皮膚も弱り、恒常的な酸欠にもなれば、より免疫力を下げてしまうのである。

 こうやって日中において異常な行動を取っていれば、当然に睡眠は乱れがちとなり、夜更かしは当たり前のものになって、「睡眠不足」の状態に陥っていくのだ。人間は睡眠中に体の内部の傷んだ箇所を修復するので、この時間を充分に取れなければ、体が傷んだ状態で活動せねばならず、そのために、最悪なまでに免疫力を下げてしまうのだ。

 こうやって、文明の中で行った異常な行動の蓄積の結果、異常なまでに自分の免疫力を下げてしまい、疫病に罹り易い状態にさせてしまっているのである。疫病は発生したからといって、すべての人たちが感染し、死に絶えていくのではない。文明の中で異常な行動を取って、免疫力を大いに下げてしまった人たちを直撃して、死に至らしめていくのである。

●戦争と疫病

 疫病が爆発的に広がっていく過程で重要な要素が戦争である。戦争をすれば兵力を密集させなければならないし、その兵士たちが日々排便するとなれば、大量の排泄物を出さざるをえないのだ。しかも、実際に戦闘が始まれば、死傷者が大量に出始めるので、疫病にとっては格好の餌食が揃った状況になるのだ。

 ペストは本来はギリシャの風土病であった。ペストの流行は、早くも古代ギリシャで確認されており、ペストによって侵され死んでしまうと、体が黒く変色するので「黒死病」とも言われ、非常に恐れられた疫病だった。その後、ギリシャ人たちがトルコに植民すると、ここにもペストを持ち込んだらしく、東ローマ帝国の時代になってもペストは流行してしまったのだ。

 しかし、ペストが大流行したのは、イギリスとフランスの間で行われた「百年戦争」のためであり、イタリアのジェノバの商人たちの商船によってクリミア半島からペストを持ち込んでしまい、それが全ヨーロッパに大流行してしまった。百年戦争の戦争期間が、西暦1338年~1453年であり、ペストが大流行したのが西暦1347年から1351年の間なので、時期的にピタリと一致するのだ。

 西ヨーロッパの学者たちはペストをモンゴル帝国起源説を唱え、これが通説になっており、モンケ・ハーンが南宋でペストに感染し死亡したので、これが西ヨーロッパにペストをもたらしたのではないかとしているのだが、モンケ・ハーンが死んだのは西暦1259年であり、ヨーロッパでペストが流行するよりも百年も前に死んでいるのだ。これは全く時期が合わない。寧ろ、モンゴル帝国が西征することで、トルコやクリミア半島にあったペストを中国に持ち込んでしまったのであり、事実、大元帝国はペストの流行に悩まされ、その滅亡の原因にペストの流行が挙げられているほどなのである。

 第一次世界大戦の際に起こった「スペイン風邪」も、第一次世界大戦の激戦地となったフランスから発生しているのだ。スペイン風邪はスペインが発祥の地と思われているが、これはスペインの王族の人たちが感染したためにそう呼ばれるようになっただけであり、事実はフランスのマルセイユにいたフランス軍兵士の間から蔓延していったのだ。

 このスペイン風邪に関しても、西ヨーロッパの学者たちは中国起源説を唱えており、風邪のウィルスが中国からインドにもたらされ、それがインドからマルセイユ行きの船によってもたらされたと主張しているのだ。インフルエンザは常に中国南部で発生してくるものなのだが、だからといって中国がすべて悪いのではなく、ヨーロッパで戦争が起こらなければ、風邪は世界的に大流行などしないものなのだということを、西ヨーロッパの学者たちは解ろうとしないらしい。

 戦争のために兵士たちが集結し、そこで大量の排便を垂れ、しかも戦争が始まれば、大量の死傷者が出るということは、疫病にとって最良の繁殖状況が用意されるということなのだ。風邪が流行したとしても大量の死者を出すほどのものでもないのに、戦争という要素が加われば、疫病は大流行してしまい、大量の死者を出す疫病へと発展していくのだ。

●不潔の民族たちが引き起こす疫病

 疫病というのは、その民族が清潔という倫理を持っておらず、不潔であることを平然としていると、疫病はいくらでも発生するのだ。人口が増え、都市を建設し、そこに密集して居住する以上、その住民たちが清潔を心掛けず、平気でゴミを捨ててしまい、都市を汚くされていれば、それは疫病を引き起こす細菌を大量に繁殖させているようなものなのである。

 西ヨーロッパでは宗教改革が起こるまで、西ヨーロッパは非常に汚かった。キリスト教に清潔という倫理がなかったからだ。入浴する習慣がなく、そのため体臭が物凄く臭く、それで教会や修道院などでお香が焚かれていたくらいなのだ。都市には下水道が完備されておらず、都市住民は排泄物をバケツに溜め込み、それを平気で道路に捨てていたのだ。ベルサイユ宮殿に便所がないのは有名な話なのである。このような状態だったからこそ、ペストが蔓延し、その後も、たびたび疫病が発生したのである。

 宗教改革によってプロテスタンティズムが勃興してくると、清潔という倫理が普及し、プロテシタントたちは、一生懸命に掃除をするようになったのだ。このため、プロテスタントの居住する地域では疫病の蔓延が起こりにくくなったのだ。これに対して、今でもカトリック教徒たちは清潔という倫理がないために、非常に不潔であり、たびたび疫病を引き起こしているのだ。スペイン風邪もフランスのマルセイユが発祥の地だというのは、象徴的な出来事であるのだ。

 インフルエンザの発生源はいつも中国南部なのだが、これも中国人たちが世界でも突出して非常に不潔な民族だということが原因なのである。中国古典を読んでいると中国人は文明度の高い民族だと思ってしまいがちだが、どの中国古典を読んでも清潔を尊ぶ思想は出て来ないのだ。実際の中国人たちは平気でゴミを捨てるし、痰をそこら中に吐くし、入浴もきちんとしないし、その不潔極まりない状態でとにかく密集して住もうとするのだ。

 人類を長らく悩ませ続けた「コレラ」も中国がその発祥の地であり、清王朝の頃に大流行し、これが世界各国へと広がっていったのだ。江戸時代の日本でも、日清貿易を行っていた長崎の地から侵入してきて、日本国内で大流行したのだ。コレラに罹ると、ころりと死ぬから、当時の人々は「コロリ」と言って非常に恐れたのだ。コレラは江戸や大阪といった幕府の直轄地で被害が大きかったので、そのために幕府は経済力を落としてしまい、コレラの被害の少なかった長州藩や薩摩藩を台頭させる結果になり、これが明治維新の遠因になったのである。

 日本民族の「大根好き」「ミカン好き」「緑茶好き」というのは、すべて風邪を始めとする疫病対策でもあるのだ。弥生時代の初期に中国南部から大根が伝わってきたのだが、中国では日本ほど大根を食べることはない。大根にはビタミンCが大量に含まれており、特にビタミンが不足しがちな冬場には、好んで食べられるのだ。ミカンは日本の固有種であるが、なぜこのフルーツが特に好まれたかといえば、ビタミンCを大量に含んでいるからなのだ。緑茶は禅僧によって中国からもたらされたが、中国では発酵茶を好むのに、なぜ日本人は緑茶を好んだかといえば、やはり緑茶にはビタミンCが大量に含まれているからなのだ。ビタミンCを大量に含んでいる食品を食べることで、中国からやってくる疫病に備えていたのである。

 中国文明の名に幻惑されて、中国人たちの異常なまでの不潔さを知らないと、疫病は世界中に蔓延することになるだろう。歴史的に見ても、中国南部の不潔さと西ヨーロッパの戦争が重なると、世界的に大流行する疫病が発生しているのだ。ペストしかり、スペイン風邪しかりである。現在では覇権国家であるアメリカ合衆国が中国を買いかぶり過ぎているので、恐らく、中国発の疫病がアメリカ合衆国内で大流行し、それが世界各国へと飛び火していくことだろう。

●人工的に作り出した疫病

 疫病は人間たちが人工的に作り出してしまうこともある。結核はその代表例である。結核はそもそも牛の病気であったのだが、人間が牧畜を開始し、牛乳を飲むようになってから、その結核菌が人間に感染してしまい、そのために結核が世界に広がっていったのだ。結核患者に栄養をつけさせようと思って牛乳を飲ますと、逆に結核を悪化させてしまうのは、結核の故郷が牛乳だからだ。

 性病の代表例である梅毒も、人間が人工的に作り出してしまったものなのだ。この梅毒は中南米の原住民たちが獣姦で感染したものらしいのだ。これが大航海によって訪れたコロンブスたち一行がヨーロッパに持ち帰り、それで西ヨーロッパに蔓延し、そして世界中に広がっていったのだ。

 エイズは西暦1960年代に国際連合がコンゴでワクチンの培養をチンパンジーを使って行い、それによってコンゴ人たちにワクチン接種を通じて広がっていったのだ。その後アメリカ軍が細菌兵器として、より強い効果のあるエイズウィルスを開発し、これを人体実験でアメリカの黒人に対して使用し、これがアメリカ全土に広まっていったのだ。これに拍車をかけたのは、同性愛者たちの乱交癖であって、危険な性行為を通じて同性愛者間に爆発的に感染していったのだ。

 エイズの治療が困難だったのが、エイズには大きく分けて、自然型のエイズと、人工型のエイズがあって、その違いを知らなかったからこそ、多くの研究者たちが治療薬の開発に失敗し続けてきたのである。エイズといえども、不治の病ではない。ブラジルでは既にエイズに効く、薬草が見つかっているし、これが量産化されれば、エイズの蔓延を阻止することができるだろう。

 ちなみに、日本でエイズが余り蔓延しなかったのは、緑茶に含まれるカテキンにはエイズに対して最大の効果があったためだ。日本でエイズに感染した殆どの人々は、緑茶を飲む習慣をやめてしまった人たちであったのだ。この緑茶はドイツにも輸出され、ドイツでのエイズ蔓延の阻止に一役買った優れ物であるのだ。

 世界中の殆どの国は、細菌兵器の開発を断念しているが、覇権を握っているアメリカ合衆国は、大量の軍事予算を使って、細菌兵器の開発を行っているのだ。ただ、アメリカ軍の恐ろしさは、細菌兵器の人体実験を、同国民に対して行うということなのである。近年、アメリカ軍がアメリカ上空でばら撒いた細菌兵器に「内臓破壊ウィルス」がある。これは人間が体内に取り込んでしまうと、小さな毛虫のようなものになって全身を食い破っていき、内臓を破壊して死に至らしめてしまうのだ。この内臓破壊ウィルスはいずれ世界中で蔓延することになるだろうと思う。

●隕石からの未知のバクテリア

 疫病は何も地球内だけで発生してくるものではないのだ。隕石から未知のバクテリアがやってきた場合、そのバクテリアは長い間、放射線に照射されており、そのために非常に異常な遺伝子を持ったバクテリアに成長していることも有り得るのだ。バクテリアは地球上だけで生み出されるものではないのだ。生物は地球上で自然発生したとも考えられているが、隕石によって未知のバクテリアがやってきて、それが地球で生命を誕生させたという有力な仮説も存在しているのだ。

 ハレー彗星は公転周期は「75.3」年で地球の周りを回っているのだが、このハレー彗星が地球に近づくたびに、地球の氷の欠片を落としていったのだ。勿論、その殆どが地球の大気圏で燃え尽きてしまうが、中には燃え尽きずに地球上に落下してくるものもあるのだ。こういった現象が地球上にどのような影響をもたらしたのかは、科学者といえども、未だ解明しきれていないのだ。

 また、毎年、地球上に降り注ぐ隕石も、大半は大気圏で燃え尽きてしまうけれど、隕石の中には確実に地上まで降りてくる隕石も存在しているのである。強力な放射線を浴びて微生物を変化させてしまったなら、その中には疫病を引き起こす微生物がないとも言えないのである。

 人類は地球上の細菌に対してすら、完璧な免疫力を持っているのではないのである。それなのに地球外から未知なる細菌が侵入してきた場合、それを除去するだけの免疫機能が果たしてきちんと存在するか解らないのである。万物の霊長たる人類は、その程度のものでしかないのである。

 将来的には、人類は「月」や「火星」に宇宙旅行ができるようになることだろう。しかし、その宇宙旅行が可能になった時に、得体の知れない疫病に悩まされるであろうことは、人類の歴史から鑑みるに、予想されうることなのだ。未知なる疫病を発生させ、大量の死者を出しても、宇宙を開拓していくという強靭なる意志を持たぬ限り、宇宙への開拓などできるものではないのである。輝かしい未来があるなら、その輝かしさの影には、それに匹敵するだけの影があるものなのである。

●「疫病の封じ込め」と「人類の生存」

 国際化が進めば進むほど、疫病の発生の危険性は高まるのである。日本国内でいくら安全に暮らしていても、日本人が海外に出歩くことが当たり前になってしまえば、外国で発生した疫病をそのまま日本国内に持ち帰ってしまうということも有り得るのだ。また、世界で最も不潔な国民である中国人たちが世界各国に旅行や移住をしてくるなら、疫病の危険性は世界レベルで高まっていくということなのである。

 マスコミは無邪気にも「国際化」を唱え続けている。国際化は利益をもたらすだけではないのだ。国際化によって甚大なる被害を被ることだってあるのだ。国籍の違う外国人だからこそ不信感を持って接し、常に警戒を怠らないことなのである。国際化には光と影があるのだから、性善説に立脚して、こちらが悲惨な目に遭うより、性悪説に立脚して、相手を信用しなければ、逆に有益な付き合いができるというものなのだ。

 今後、地球上において有力な疫病の発生源は、アメリカ合衆国と中華人民共和国とになることだろう。いかなる国家といえども、超大国になれば、国内は疲弊し人々は病んでいくものなのである。その状態を突いて、いくらでも疫病は発生し、蔓延してくるものなのである。今回の「豚インフルエンザ」もメキシコが発生源と思われているが、実はアメリカ合衆国こそが発生源なのである。我々はアメリカ合衆国と中華人民共和国が解体され、小さな国々に分解されない限り、この両国に対して警戒を怠らないことである。

 国際連合の根本的な愚かさは、疫病の根絶を目指していることなのである。人類が生存し続けている以上、疫病は必ず発生してくるものなのである。人類は疫病を根絶するのではなく、人類は疫病と共存していくしかないのである。エンドレスで疫病を封じ込める努力をし続けていくしかないのである。

 疫病を根絶することは、人類の生存を根底から危険にさせることなのである。疫病を根絶してしまうと、人間の免疫力そのものが低下し、新手の疫病に対して無防備になってしまうのだ。疫病がいかに気に食わない物であっても、定期的に発生して貰い、それによって人類の免疫力を上げていくしかないのである。疫病を根絶させるのではなく、疫病を封じ込めていく努力こそが、逆に人類の免疫力を上げ、人類の生存を保障することができるようになるのである。

 こういう考え方は、疫病を根絶させようと必死になっている医者から見れば、非常に腹立たしい態度であることだろう。しかし、疫病が存在できない世界では、人類もまた生存できないのである。これこそが真実なのである。この世は逆説に満ち満ちているものなのだ。歴史の逆説を巧く働かせたいのであるならば、不真面目な態度でいることなのである。疫病は確かに危険だが、人間の真面目すぎる態度はそれ以上に危険なのである。

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