赤ちゃんの靴
●最初は靴下で充分
人間は「足の裏全体」を使って、バランスを取りながら二足歩行を可能にさせている。大人になってしまえば、二足歩行は当たり前なので、足の裏全体を使って二足歩行を可能にさせているという当たり前すぎる事実を忘れさってしまっているのだ。赤ちゃんは、寝返りを打つのにも、ハイハイをするのにも、一人歩きをするのにも、驚くほど足の裏を柔軟に使って体を動かしているのだ。
赤ちゃんが一人歩きを充分にこなせるまでには、赤ちゃんに靴など不要である。靴下だけで充分なのである。できれば自宅では靴下を脱がし、赤ちゃんに足の裏を自由に使わしてしまった方がいいのだ。そうすれば赤ちゃんは足の裏を充分に使えて、バランスを取ることをきちんと覚えていくようになるのだ。
赤ちゃんは裸足の方がいいからといって、外気浴の際も裸足でいいのかというと、そうではないのだ。裸足のままでは血行が悪くなってしまうのだ。やはり冷たい空気に当たってしまう場所では、靴下を穿いて体が冷えないようにしなければならないのだ。靴下程度の物でも、赤ちゃんにとっては充分に体を温めることができるのだ。
外気浴に行った際は、赤ちゃんの靴下を脱がして、赤ちゃんを裸足にさせ、芝生の上で遊ばせればいい。赤ちゃんは足の裏を充分に使う機会を得ることができるからだ。芝生では地面が平らではないので、赤ちゃんにとって足の裏を鍛えるには絶好の場所なのだ。足の裏の筋肉を鍛えておくと、一人歩きができた以降で、転倒しにくくなるのだ。
赤ちゃんに靴下を穿かしたのに、赤ちゃんが靴下を脱ぎたがるというのは、当然の反応なのだ。赤ちゃんにとっては靴下の締め付けが好ましいものではないからだ。昔は毛糸の靴下を穿かせ、それを紐で結んでいたので、足首に締め付けが起こらないように配慮したものだが、こういう配慮が実は必要なのである。
●赤ちゃんの成長に合わして靴を買う
赤ちゃんが一人歩きを充分にこなせるようになったら、その時になった初めて靴が必要になってくるのである。赤ちゃんの足自体が成長し続けているので、靴を買う時は、充分すぎるほどに吟味して買うことだ。赤ちゃんの足に合わない靴を穿かしてしまうと、赤ちゃんは足の筋肉を鍛えられないことになり、すぐに転倒するようになってしまうのだ。
赤ちゃんに折角、靴を買い与えてあげたのに、赤ちゃんは靴を履きたがらないものだ。本来なら赤ちゃんには靴など不要なものなのだ。しかし、文明の中で暮らしている以上、靴を穿いてすごさなければならないだけなのだ。そのため、外出の際にいちいち新米ママが赤ちゃんに靴を履かせるという光景が繰り返されることになるのだ。
人間は足の指すべてを使ってバランスを取っているので、靴を履くことで足の指がきちんと動かせないと、赤ちゃんはすぐに転倒してしまうようになるのだ。外出時に赤ちゃんが余りにも転倒する回数が多いなら、靴がフィットしていないと思った方がいい。そういう時は思い切って靴を買い替えることだ。
赤ちゃんの靴も大人の靴と同様に、毎日連続して履き続けることはできない。1日履いただけで靴の中は湿気だらけになってしまうからだ。それゆえ最低でも2日間は靴を乾燥させておき、3日目に靴を再び履けるようになるのだ。だから、赤ちゃんの靴は最低でも3足必要となるのである。できれば、常に3足以上の靴を持っておくことだ。
赤ちゃんの靴は消耗品だと思った方がいい。赤ちゃんの成長は早いので、靴を買い替えていかねばならないからだ。赤ちゃん用の靴は安いので、絶対にケチらないことだ。赤ちゃんの足が大きくなっているというのに、小さな靴を履き続ければ、足が変形していくという弊害が出て来てしまうのである。その方がよっぽど高い出費を強いられることになるのである。
●靴だけは絶対にお下がりを使用しない
ケチが染みついている人や、我が子が2人以上いる母親は、靴のお下がりを貰ってきて、赤ちゃんにお下がりの靴を履かしてしまうものだが、赤ちゃんの靴だけは絶対にお下がりを使用しないことだ。靴は使用すれば、その人の足の形によって微妙に靴が変形するので、その靴を他人が履いてしまうと、自分の足が歪んでしまうのだ。
赤ちゃんの成長は早いために、まだそんなに汚れていない靴を捨てるのは勿体ないと思うかもしれないが、靴には人それぞれの個性が出てくるものであって、他人がその靴を履けるわけがないのだ。いくら貧しくてもパンツのお下がりを使用しないと同じように、靴もお下がりを使用すべきではないのだ。
赤ちゃんが初めて履いた靴には、新米ママの方が思い入れがあって、その靴を捨て切れず、いつまでも取っておき、家のどこかに飾ってしまう新米ママもいるものだが、その気持ちは充分すぎるほどに解るが、やはり赤ちゃんのお古の靴はいつまでも取って置くべきではないだろう。実際の赤ちゃんはスクスクと成長しているため、新米ママの方が「あの時は可愛かったな~」と思い続けてしまうと、新米ママの方が成長していないことになるのだ。赤ちゃんの靴に余りにも思い入れがありすぎるなら、第二子にチャレンジしていけばいいのだ。そのようが余程健全である。
赤ちゃんは結構、靴を汚すので、靴のお手入れは絶対に必要になる。靴のお手入れをしておけば、靴が長持ちするようになるのだ。赤ちゃんの靴は小さいので、お手入れの時間もそんなにかからない。靴のお手入れは赤ちゃんに教えようとしても絶対にやれないので、母親自身が必ずやることだ。靴にお手入れを施すというのは、実は知能が高くないとできないものなのだ。
赤ちゃんの足が大きくなってきたなと思ったら、すぐさま靴を買い替えることだ。新品の靴を履くと、足の成長が速くなるのだ。足のサイズは大きい方が圧倒的に有利である。足のサイズが大きくなれば、体のバランスを取りやすくなり、運動神経が発達するからだ。赤ちゃんは靴のサイズが合わないことを言ってこないので、母親はこまめに靴を見ておくことである。
●小学生になったら、シューフィッターの居る店で靴を買おう
赤ちゃんが大きくなって小学1年生になったら、シューフッターの居る靴屋さんで自分の靴の特注品を作って貰うことだ。シューフィッターには教わることが非常に多い。シューフィッターから靴に関する最低限の知識を教わっておけば、今後、靴のトラブルの発生を激減させることができるからだ。特に女の子は将来「外反母趾」になりやすいので、そうさせないためにも、最低限の靴の知識を教えて貰うことだ。
断言してもいいが、靴を大事にする男性は能力が高いものだし、靴を大事にする女性は美人である。優秀な能力を持っているはずなのに、なぜか能力を発揮しきれない男性や、そこそこ美人ではあるのに、いつもトラブルばかり引き起こしてくる女性は、必ずといっていいほど靴が汚いのだ。日々の生活で自分の靴に手入れをしていないのだ。
まず、脱いだ靴を揃えておく習慣をきちんと持つことだ。これだけでも人生が変わっていくものである。自宅でこの習慣をきちんと持っておかないと、余所で靴を脱いだ時に脱ぎっぱなしにしてしまうものなのだ。そして、靴のお手入れをしておくことだ。雑巾で靴の汚れを拭き取り、靴にクリームを塗って光沢が出るように仕上げておくのだ。
靴は2日連続して同じ靴を履かない。最低でも2日間は空けることだ。できれば靴をより多く持っておき、靴が痛まない工夫をしておくべきだろう。そして、革靴に綻びが生じたら、すぐさま靴の修理屋さんに行って、靴の修理を頼むことだ。革靴は長持ちするものなので、修理をしながら、長く使い続けるべきなのだ。
こういうことは母親自ら実践で示すことだ。母親が自ら示さない限り、子供たちは絶対にやらないからだ。もしも、夫の靴が汚れていたら、ついでに磨いておけ。勿論、夫自身がやった方がいいのだが、夫がやっていない時は、妻がやってしまった方がいいのだ。その方が夫が出世してくれて、収入も増えていくものなのだ。自分が黙ってやってしまい、その後、夫婦の会話の中で靴と出世の関係をチラリと述べて、夫自ら靴のお手入れをするように仕向ければいいのだ。
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