赤ちゃんの動きと脳の発達の関係
●赤ちゃんは動くたびに脳が発達していく
人間の肉体的成長には限界があるが、人間の精神的成長には限界がない。人間の肉体は19歳をピークにして成長を止めてしまうが、人間の脳の成長には成長の終わりというものがないのだ。脳は使えば使うほど発達していく器官なのである。「老化でどうも物忘れがひどくて~」と言っているような人々は、頭を使わないからこそボケていくのであって、実際、頭を使っている仕事をしている人々は、歳を取れば取るほど頭が良くなっているものなのだ。
赤ちゃんの場合は、未だ肉体の成長途上なので、肉体の成長に釣られて、脳の成長も促されてしまうという時期を迎えているのだ。一言で言ってしまえば、赤ちゃんは体を動かすたびに脳が発達しているということなのだ。赤ちゃんのことを注意深く見ている新米ママなら、赤ちゃんが話す喃語が、赤ちゃんの動きが多くなるたびに、喃語が増えていく事実を見つけ出す筈だ。赤ちゃんは手足を動かせば動かすほど、脳細胞が増え、脳内でシナプスが形成されて、知能を高くしていくのだ。
赤ちゃんは自分一人で成長していくのではない。赤ちゃんは母親の手助けを借りながら、母親のモノマネをして育っていくのだ。このため、母親が赤ちゃんに接する時間が長いほど、赤ちゃんは母親の手助けを借りて、母親との遣り取りを行い、母親の行動を観察することができ、モノマネのレパートリーを増やしていくのだ。この母親との遣り取りとモノマネこそが赤ちゃんの脳の成長を促し、知能を高めていくことになるのだ。
赤ちゃんには外気浴も非常に大事で、自宅以外の世界を見聞きするからこそ、脳が大いに刺激されて、知能を高めることができるようになるのだ。行動範囲の狭い母親と、行動範囲の広い母親とでは、行動範囲の広い母親のもとで育った赤ちゃんの方が高い知能を持つことができるのだ。
赤ちゃんは動けるようになると、何度も失敗し、ぶつけるは、転ぶは、泣くは、喚くは、と何度も試行錯誤を繰り返しながら、徐々に動ける内容を増やしていくのだが、この動けば動くほど脳が活性化され、知能が高くなっていくのだ。人間の脳の大きさや質といったものは、いかに赤ちゃんの頃に動いたかで決定されてしまうものなのだ。
●手足バタバタでも脳は発達する
赤ちゃんは生まれてから当分の間は、寝ていることだけに1日の大半を費やすのであるが、首が据わり始めてくると、手足をバタバタさせるようになる。この手足のバタバタを、意味不明の動きとは思ってはならない。実は、この手足のバタバタだけで、「延髄」の成長が促されるという非常に重要な動きをしているのである。
延髄は脊椎動物にとっては脳の一部で、呼吸運動や心臓の動きを調整するものなのだ。赤ちゃんが手足をバタバタさせ始めた時に、充分に手足をバタバタさせないと、呼吸運動や心臓の成長になんらかの異常が生じてしまうのだ。昔、日本で肺結核が死の病とされていた時代が長く続いたものなのだが、これは仏教の影響を受けて肉食ができなかったということと、赤ちゃんに重い掛け布団をかけたり、重たい服を着せて、赤ちゃんの手足のバタバタを封じてしまったからなのだ。
また、小学生や10代や20代で心臓の病気を患ったなら、赤ちゃんの時に充分に手足のバタバタをさせて貰えなかったことに原因があると見ていいのだ。病院で手術を受けたり、正体不明の薬を飲むよりは、寝っ転がって手足をバタバタさせて延髄を鍛えていった方が余程効果があるのだ。
更に延髄には声帯を発達させる機能をも持っているので、赤ちゃんが手足をバタバタさせるようになると、喃語が出始めることになる。言葉の発達が遅い赤ちゃんや、喋るのが遅い赤ちゃんや、無口な赤ちゃんは、手足をバタバタさせる回数が少ないために、充分に延髄を成長させることができなかったためなのだ。
延髄は運動中枢の中継地点であり、この延髄が充分に発達されないと、赤ちゃんは動けないままになってしまうのだ。事実、手足をバタバタさせた後に、寝返りを打つということをし始めるのだ。寝返りを打つという動作だけでも、延髄が充分に発達していないとできない動作なのだ。
●「ハイハイ」で脳幹が発達する
赤ちゃんが「ハイハイ」を仕出すと、脳幹の成長が促されることになるのだ。脳幹はそれこそ「脳の根幹」であり、人間の生命の根幹であるといってもいいいのだ。運動神経を司り、ホルモンを分泌させ、自律神経を作動させる。赤ちゃんは「ハイハイ」を繰り返すことで、脳幹を発達させて、人間らしい人間を作り上げていくのである。
また、脳幹には人間の意識を制御するという重大な機能があり、いくら大脳を大きくさせても、大脳の機能は脳幹によって制御されているのであって、脳幹が充分に発達していない限り、大脳を制御することができず、それどころか大脳に脳幹が制御できないほどの情報量が入ってきてしまうと、自殺命令が作動してしまうのだ。
人間は脳幹の機能が弱れば、それはそのまま自分の生命力の弱体化に直結するのだ。それゆえ、母親が赤ちゃんの「ハイハイ」の期間を短くして一人歩きをさせてしまうと、赤ちゃんは脳幹を発達させる時期を失ってしまい、甚大な症状が出始めるのだ。現在、有名になってしまった「ADHD」(注意欠陥多動性障害)や「PTSD」(心的外傷後ストレス障害)なども、脳幹が発達していないからこそ、患ってしまう病気なのだ。キレる子供や、イジメをする中高生や、麻薬に手を出す大学生や、自殺してしまう大人たちは、皆、脳幹が発達していないからこそ、人間として異常な行動を取ってしまうのである。
赤ちゃんは「ハイハイ」をすることで、脳幹だけを鍛えていくのではない。「摺り這い」では、「腸」「肺」「腎臓」「脳下垂体」を鍛え、「高這い」では「腸」「胃」「肝臓」「喉」「鼻」を鍛えていくことになるのだ。だから、「ハイハイ」をしている時期に離乳食など以ての外で、腸も胃も腎臓も肝臓もまだ充分に発達してしないのだ。赤ちゃんは「ハイハイ」を繰り返すことで、内臓を鍛え、来るべき離乳食に備えていくのである。
ちなみに、脳下垂体は卵巣や子宮への内分泌機能の総司令部なので、脳下垂体が弱まれば「不妊症」を患ってしまうのだ。不妊症を患ってしまった女性たちは、赤ちゃんの頃に充分な「摺り這い」をしなかったからこそ、大人になり結婚してから不妊症という症状に見舞われてしまうのだ。それゆえ、不妊症を患っているなら、自分も「摺り這い」をして脳幹を鍛えていくことだ。大人になってからやると見苦しい動作ではあるが、摺り這い」をやれば脳幹が鍛えられるので、不妊症を克服して妊娠することが可能になるのだ。
●膝歩きと伝い歩きと一人歩きで大脳が発達する
赤ちゃんが「膝歩き」を開始すると、大脳辺縁系が発達することになる。大脳辺縁系は主に「記憶の保持と想起」、それに「閃き」を司っている。日本では母親たちの無知や住宅が狭さが原因して、赤ちゃんの膝歩きが充分にされていないという深刻な状況にある。赤ちゃんも足腰の筋力が発達してしまうと、膝歩きをやめて次の「伝い歩き」に移行してしまうので、膝歩きをし始めたら、母親は手出しをしないで、赤ちゃんに充分に膝歩きをさせてあげなければならないのだ。
赤ちゃんは膝歩きが充分にできるスペースで育てられるなら、充分に膝歩きができるので、大脳辺縁系を成長させることができるのだ。当然に大きな家で育った赤ちゃんは記憶力や発想力で圧倒的に優位に立つのだ。いかに政府や地方自治体の住宅政策が必要かなのかは、自宅の大きさこそが赤ちゃんの知能を左右してしまう要素になっているからなのだ。
赤ちゃんが伝い歩きをし、一人歩きをし始めると、大脳新皮質が急激に成長していくことになる。大脳新皮質は運動の全般を司り、「視覚」「聴覚」「味覚」」「嗅覚」などの感覚機能を有し、言語機能をも司る。人間は二足歩行をすればするほど、大脳新皮質を発達させるので、赤ちゃんも歩けば歩くほど知能が高くなっていくのだ。
大人たちは二足歩行を当たり前としているので、どうしても、赤ちゃんに早く二足歩行をしてほしいと強く願ってしまう。しかし、赤ちゃんは手足をバタバタさせ、「ハイハイ」をし、膝歩きをし、伝い歩きをして、やっと一人歩きを仕出すのであって、その過程にはそれぞれに脳を発達させる役割が秘められているのであり、その過程を充分にやっておかないと脳が発達していかなくなってしまうのだ。
人間は大脳だけを発達させればいいというものではないのだ。延髄も脳幹も充分に発達させていないと、その大きくなりすぎた大脳を制御できなくなってしまうのだ。人間は知能が低ければ、それはそれで異常なものだが、知能が高くなりすぎると、より異常な人々を見出してしまうのだ。それは延髄や脳幹が制御できる以上の大脳を持ってしまったからなのだ。
人間は知能が高ければいいというものではないのだ。その高い知能を支える延髄や脳幹を充分に発達させない限り、まともな知能を使いこなすことはできなくなってしまうのだ。赤ちゃんのその後の成長を考えるなら、赤ちゃんをゆっくりと育てて、赤ちゃんの手足のバタバタや「ハイハイ」や膝歩きや伝い歩きや一人歩きをさせていくことだ。それこそが赤ちゃんの脳を健全な形で成長させることが可能になるのである。
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コメント
タマティーさま
いつもお世話になっております。ゆきねこです。
只今、赤ちゃんを連れて実家に帰省しています。赤ちゃんと初めて対面した父と祖母がものすごく喜んでくれて、最大の親孝行ができました。
女は子どもを産む機械などと発言して失墜した大臣がいましたが、少なくとも子どもを産む役目があり、その役目を果たすことで幸せがやってくるんだなーと思いました。フェミニズムも吹っ飛びますよ。
穏やかな午後に近くの海に散歩に行ったのですが、夕焼けより少し前の金色の光の中に包まれて、幸せをかみしめました。そうか幸せ色ってこのことなんだなーと思いました。タマティーさま本当にありがとうございます。
投稿: ゆきねこ | 2009年5月 3日 (日) 03時12分
「ゆきねこ」さん、最大の親孝行ができて、本当に良かったですね!
やっぱり、女性の本当の幸せって、結婚や妊娠や出産や育児の中にあるんだと思いますよ。
それらのことを行うと、本当に女性は変わりますよ。
結婚をしないでいくら幸せを追い求めても、それはすべて本当に小さな幸せなんですな。
私利私欲じゃ駄目なんです。
自分の幸せを追い求めるのではなく、他人を幸せにしていこうと努力する。そうやって努力していくと、他人も幸せになるし、自分も更に幸せになっていくんです。
勿論、人間なんだから私利私欲はありますよ。物欲が激しくても、食欲が激しくてもいいんです。
でも、常日頃、自分以外の人の幸せを願い、それを実施していくと、ドッカーンと大きな幸せがやってくるんです。
赤ちゃんはたくさんの幸せをくれます。
赤ちゃんを育てていけば、大変なことだってあります。
しかし、子育ての収支決算書は、絶対に大幅に黒字なんです。
赤ちゃんを産んだ以上、育児を楽しんでしまった方が、幸せはよりたくさんやってくると思います。
「ゆきねこ」さん、帰省を思いっきり楽しんでくださいね!
投稿: タマティー | 2009年5月 3日 (日) 06時52分