育児ズッコケの法則 パートⅡ
●家庭内の夫婦分担の定理
育児を始めれば、それまでの自分の考えとは違う現実を突きつけられるものだ。いかにその現実を否定して自分の考えを貫いてしまうのではなく、いかに自分の考えを現実に適応することができるかを求められているのだ。自分の考えを変えていかないと育児ではズッコケてしまうし、自分の考えを柔軟に変えていけば、現実から苦労は消え、育児は楽しいものになってしまうのだ。
家庭内の夫婦分担の定理その1
家事に於いても、育児に於いても、夫婦がいくら話し合っても、夫の方の負担が軽く成り、妻の方の負担が多くなるようにできている
夫婦間に於いて平等は絶対に成立しない。夫婦は平等だと思い込んでいるからこそ、いつまでも不幸が続くのである。夫婦が家事の分担をどのように話し合って取り決めたとしても、夫の方の負担が軽くなり、妻の負担の方が重くなるようにできているのだ。育児でも結果は同じだ。
家事の分担も育児の分担も、妻と夫では80対20になるのが大抵の夫婦の実態なのだ。家事や育児は妻が中心となって切り盛りすること、そして夫は妻の手助けをしてくれればそれで充分なのだ。妻がこの現実を受け入れなければ、折角の楽しい育児も台無しになってしまうのだ。
家庭内の夫婦分担の定理その2
夫に育児をさせすぎると収入が激減する
夫の育児における最大の仕事は、赤ちゃんを育てるための費用を稼ぎ出してくることなのである。夫が仕事をせずに育児に専念しても、妻は困るだけなのである。国家公務員は手厚い保護を受けるために、「育児をしないパパはパパとは呼ばない」などいう戯言をほざくが、実際の家庭では「養育費を稼いで来ないパパはパパとは呼ばれない」というのが実態なのだ。
家庭内の夫婦分担の定理その3
妻に育児を任せきりにすると妻の感情が悪化する
かといって、夫が育児をすべて妻任せにしてしまい、夫がなんにも手伝わないと、妻の感情が悪化するのだ。仕事をして養育費を稼いでくればいいというのではないというのもまた事実なのである。大方の妻たちは、夫が家に居る時、赤ちゃんと一緒にお風呂に入って、その間、自分を赤ちゃんから離れさして貰い、休憩させてほしいというのが、最大の願いなのだ。これをやらないからこそ、妻が育児でガタガタと言いだしてくるのである。
●赤ちゃんと夫の危険物の違いの定理
赤ちゃんと夫の危険物の違いの定理
赤ちゃんは危険な物を飲み込むが、夫は危険な物を持ってくる
赤ちゃんの舐めまくりが始まると、赤ちゃんは舐めるだけでなく、飲みこみを開始してくるので、新米ママを冷や冷やとさせる。赤ちゃんの飲み込みの時期では、赤ちゃんの行動範囲に危険な物を置かないというのは、母親としての義務である。自分の目をサーチライトにして危険物を発見しなければならない。
しかし、赤ちゃんの飲みこみに気を取られて、夫の行動を監視していないと、今度は、夫は危険物を自宅に持ってくることになる。赤ちゃんは危険物を飲み込むだけだが、夫は危険物を持ってくるのだ。特にお金の厳しさが解っていない夫は、安易に消費者金融からお金を借りてきてしまい、恐ろしい高利率の利息の支払いに苦しめられ、家計が破綻してしまうのだ。自分の夫が格好つけたがる男性だったら、要注意である。格好をつけるために、無理をしてしまい、その結果、消費者金融に手を出してしまうからだ。
次に恐ろしいのが、連帯保証人になってしまうことだ。これは人のいい人がやってしまうのだ。連帯保証人になるのは絶対に駄目だと肝に銘じておいた方がいい。これは日本の民法の欠陥なのだ。連帯保証人は連帯保証契約を結ぶことでなんの利益を得ることがないのに、その損害だけは負担しなくてはならないからだ。破産するか夜逃げするしかなくなるので、絶対に夫に連帯保証契約を結ぶなと念を押しておいた方がいい。
それから、ちょっとした資産のある夫だと、先物金融取引に手を出していたりするものだが、これは絶対にやめておいた方がいい。先物金融取引というのは、素人が手を出すべき投資ではないからだ。もしもこの投資に手を出すなら、自分の資産を使って行うのではなく、自分の資産から切り離して、株式会社を作って行うべきなのだ。そうすれば万が一、先物金融取引に失敗しても、自分たちの家計に直撃しなくて済むのだ。
正直という美徳は大切であるが、正直者と言われるようになってはならないのだ。この世の中はどのように改造したとしても、正直者がバカを見るようにできているのだ。この世はルールのもとで動いており、そのルールを作り出した連中はかなり悪どい連中であり、その悪どい連中が儲かるようにできているのだ。これは政治でも経済でも社会でもすべて同じだ。新聞やテレビが打ち出してくる「偽りの正義」に騙されないことだ。生きて行くためには、或る程度の悪どさを持つべきなのだ。世間知らずの夫ほど、恐ろしいものはないのだ。
●育児に於ける天気の定理
育児をしていると、天気の変化を敏感に感じられるようになる。赤ちゃんは天気の変化に敏感に反応してくるので、否が応でも天気の変化に詳しくならざるをえなくなってしまうのだ。赤ちゃんと天気の関係を無視してしまうと、育児でズッコケだらけになってしまうので要注意だ。
育児に於ける天気の定理その1
赤ちゃんを連れて買い物に来た時に限って、土砂降りの雨が降る
曇りなんだけど、買い物に行かねばならぬということで、勇気を出して買い物に行くと、買い物をし終わった時に限って、土砂降りの雨が降ってくるのだ。まあ、新米ママが買い物に行く時間が、夕立の時間に重なるということもあるのだが、ベビーカーと買い物袋を持っているのに、土砂降りの雨に降られるというのは、結構きついのだ。
育児に於ける天気の定理その2
母親が片手には傘を持ち、もう一方の手は荷物を持っているというのに、赤ちゃんは抱っこを要求する
赤ちゃんは母親の状況に気を配るという考え方はない。母親が両手に傘と荷物を持っているのに、赤ちゃんは抱っこを要求してくるのだ。赤ちゃんは一人歩きができたとしても、そう長い距離を歩くことはできないので、買い物が終わる頃には疲れきってしまい、母親に抱っこを要求してくるのだ。赤ちゃんと買い物に行く時は、ベビーカーや乳母車が絶対に必要なのはこのためだ。
育児に於ける天気の定理その3
台風の日に限って、赤ちゃんは外出しようとする、
赤ちゃんは毎日外気浴をするからこそ、健康でいられる。外出することで、外の新鮮な空気を吸えることができるし、太陽光に当たることでビタミンDを合成することができるからだ。しかし、雨の日になれば自宅に居ざるをえず、しかも、台風がやってきて外出不能になると、最早、我慢できず、赤ちゃんは外出を要求してくるのだ。この嵐の中、どこに行くっていうんだい?
梅雨の時期や台風の時期は、母親にとっては非常に困った時期なのだ。赤ちゃんは運動不足になっているし、ビタミンDも合成できないからだ。梅雨の時期は自宅に籠ってしまうのではなく、屋内で遊べる場所に行って、運動不足を解消しておくことだ。また、ビタミンDの不足に関しては、母親が肝油を飲むことで、母乳を通じてビタミンDの補給を行ってあげれば、成長に支障を来たすことはない。但し、台風の日は自宅で赤ちゃんと遊んで、赤ちゃんが退屈しないようにしてあげることだ。
●赤ちゃんのコケ姿の定理
赤ちゃんがコケる時は、本当にコントのようなコケ方をするので、赤ちゃんには痛いのだろうが、新米ママには笑えて仕様がないのだ。赤ちゃんは構造上、頭が重いので、バランスを取ることがまだまだ難しいのだ。赤ちゃんはコケまくりながら成長していくのだ。そのコケ姿にはきちんとした定理が存在している。
赤ちゃんのコケ姿の定理その1
赤ちゃんは立ったら立ったで、コケて大泣きをする
ハイハイをしている赤ちゃんに対して、新米ママは早く一人立ちをしてほしいと思ってしまうのは、当然の親心だ。しかし、赤ちゃんに充分にハイハイをさせておかないと、筋肉が充分についていないので、立った所でコケてしまい、大泣きするだけになってしまうのだ。ハイハイの時期にたっぷりとハイハイをさせてあげることこそ、本当の親心なのだ。
赤ちゃんのコケ姿の定理その2
赤ちゃんがコケる時には何かしらの家具の角にぶつける
赤ちゃんは立てたとしても、また充分に体のバランスが取れないために、コケてしまい、その際に何かしらの家具の角にぶつけてしまい、大泣きしてしてしまうのだ。家具の角でなくてもいいのではないかと思ってしまうけど、赤ちゃんは面白いように家具の角にぶつけてしまうのだ。
赤ちゃんのコケ姿の定理その3
赤ちゃんがコケた際は、ぶつけた箇所が頭部に集中する
赤ちゃんがコケると、ぶつけた箇所がなぜか頭部に集中する。赤ちゃんの頭蓋骨はまだまだ柔らかいので、頭部をぶつければ当然に痛い。痛いからこそ、大泣きすることになる。赤ちゃんの頭部の大きさと、胴体と手足の短さからいうと、頭部をぶつける確率が高くなってしまうのだ。
赤ちゃんはコケたら大泣きして、その声が非常にうるさく、しかも声が響くものだが、それでも赤ちゃんの行動をじっと観察していると、笑えるネタはいくらでも転がっているのだ。「どうしてそんなにコケるの?」という疑問を抱かずに、赤ちゃんのコケに付き合うことだ。赤ちゃんのコケ姿を見て、自分なりの定理を探し出せばいいのだ。そうすれば育児は面白くて仕様がなくなるのだ。
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