夫婦愛だけでなく、結婚の仕方の重要性に気づけ
●愛よりも大事なもの
結婚は男女双方の愛がなければ始まらないが、結婚の命運は結婚の仕方で決まってしまう。愛だけでは結婚を維持させることはできないのだ。確かに愛は大事かもしれないが、愛よりも大事なものがあると解った時に、結婚は幸せに満ちたものになるのだ。これが見えてこないからこそ、結婚の至る所で躓いてしまうのだ。
愛には魔力的な力があるために、多くの夫婦が愛の名の前に自律性を失ってしまう。愛は所詮、精神作用にしかすぎないのだ。愛によって精神作用を高めることはできても、物質作用を高めることはできないのだ。結婚に於ける精神作用を高めるだけでなく、物質作用を高めてこそ、執権はバランスを取って、エネルギーを増大させていくのだ。
例えば、夫婦がいくら愛し合ったとしても、夫の稼ぎが少なければ、生活費のことで揉めてしまうものだ。夫婦がどんなに仲が良くても、妻が家事や育児を放棄していれば、家庭の中はゴチャゴチャになっていくことだろう。夫婦にちゃんとした愛があるなら、夫はきちんと稼いでくるべきだし、妻はきっちりと家事や育児をこなしていくべきなのである。
夫婦愛だけで結婚を運営していくことはできないのだ。確かに夫婦である以上、夫婦愛は大事である。しかし、夫婦愛の上に、結婚の仕方をマスターするからこそ、夫婦は喧嘩することもなく、結婚によって様々な物を手に入れていくことができるのである。結婚して幸せになった人々は、この結婚の仕方の重要性に気付いただけであり、結婚で不幸になった人々は、この結婚の仕方の存在することが解らなかったのである。
結婚の仕方が解っている既婚女性は、い育児の仕方も解ってくることだろう。結婚の仕方が解ってしまえば、育児の仕方など簡単なものだからだ。「仕方」というのはメカニズムであって、その仕方をきちんと押さえておけば、幸せは自動的に生み出されていくものである。
●質よりも量をこなせ
結婚の仕方というものは、量をこなさない限り、結婚の仕方は上達してこないものなのである。量をこなすということを軽視するからこそ、質が向上しないのである。夫婦双方が若ければ、結婚当初は貧乏に決まっているのだ。だったら、夫は稼ぐことに重点を移し、家事や育児を妻に任してしまうことなのだ。夫が家事や育児を手伝ったとしても、それはサポート的なもので充分なのだ。夫が仕事に専念するからこそ、仕事に全力を投入することができ、その結果、収入が増えていくのだ。
稼ぐのが夫である以上、夫婦間でお金を使うことや、お金を貯めるのは妻の仕事となるのだ。夫の稼ぎを出鱈目に使ってしまうのではなく、家計簿をつけてしっかりと管理して、収入の20%を先に天引きして貯金に回してしまい、その残りを生活費に回し、その全額を当月で使い切るのではなく、可能な限り繰越金を残して、来月の予備費に回して、いざという時に備えるのである。
現在では低金利政策が長らく続いているので、いくら貯金した所で利子がつかないのだ。そのため、株式投資をするなり、不動産投資をするなりして、資産を増やす努力をしていかなければならなくなるのだ。それゆえ、当然の如く、妻の方は株式投資や不動産投資のことに詳しくなければならず、その方面の勉強をしっかりとしておくべきなのである。結婚して20年経って、夫婦の資産が1億円以上なければ、その妻は貯蓄と投資に関しては全くの失格だったということになるのである。
一方、資産を増やす努力をだけをしていくのではなく、妻は消費に関してもエキスパートにならなければならないのだ。消費こそ、その夫婦の経済的豊かさを決定してしまうものなのである。この世には「所得が少ないから貧乏なのだ」とか、「いくら働いても豊かになれない」と騒ぎだす人々がいるものだが、きちんと消費をするからこそ、豊かになることができるのである。消費こそ生産力を決定するというのは、経済学の基本中の基本である。夫婦の豊かさというのは、妻が正しい消費をしてくれるからこそ豊かになるのであり、そのための費用は妻が正しい消費をしている限り、ちゃんと得られるものなのである。
結婚の仕方で重要なものは、実は家族に於けるお金の流れをしっかりと押さえることなのだ。どんなに夫婦が愛し合ったとしても、金欠に見舞われれば、途端に夫婦喧嘩し出すものなのだ。お金の流れが見えず、それを管理できないからこそ、貧乏になってしまい、貧乏だからこそ無意味な夫婦喧嘩が絶えないのだ。
結婚というと、妻は「料理」「掃除」「洗濯」をしなければならないと思っている既婚女性たちは、愚かな女性たちが作った家政学に囚われているに過ぎないのだ。勿論、料理や掃除や洗濯は家事に於いては重要である。しかし、それらの家事の作業は家政婦でも代用が効く仕事なのである。家政の中で最も重要なのは、家計をしっかりと握り整えることなのだ。夫婦の家計を預かるということができなければ、それは妻として失格であり、妻としての地位は事実上、失っていると同じことなのだ。
●自分の得意分野を築け
家計というのは、それをしっかり管理できたとしても、結婚当初はそれほどすぐに成果が現れてくるものではないのだ。夫の稼ぎがまだまだ少ないし、資産を増やしていく時間も足りないし、消費の遣り方も充分に習得しているとは言い難いからだ。だからこそ、料理や掃除や洗濯といった家事に主力を投入して、そこで得意分野を築いてしまうべきなのだ。家事というのは得意分野があれば、家事をすることに自信がつき、他の家事も卒なくこなすことができる
例えば、料理をするのが得意なら、料理本や栄養学の本や漢方医学の本を読んで研究して、体を冷やすことなく、栄養バランスが取れ、しかも美味しい料理を作っていけばいいのだ。それを気紛れに行うのではなく、計画を立て、レシピを書き残していくことだ。夫といえども、すべての料理を食べてくれるわけではなく、好き嫌いがあるので、嫌いな料理を出さないようにして、夫婦双方が美味しいと思える料理を作っていけばいいのだ。
掃除を苦手とする既婚女性は多いものだ。だったら、敢えてそこに力を入れて、他の既婚女性たちよりも巧くなってしまうとか、最低限の掃除を施すということをしておけばいいという考えに変えてしまうことだ。掃除というのは、とにかく毎日掃除をするというのが基本だ。だから、毎日掃除をして、或る程度まで奇麗にしてしまえばそれで充分なのだ。しかし、だからこそ、多くの既婚女性たちは掃除の手抜きをしてしまうものであり、そこで掃除を少し工夫すれば、それだけで掃除のエキスパートになってしまい、掃除をすることが楽しくなってしまうのだ。
洗濯は殆ど自動化されているので、大した苦労など発生しないものだ。洗濯物を干す時は規則正しく干して、余分なスペースを生じさせて、干し切れない状況にはしてしまわないことだ。洗濯物をきちんと畳み、箪笥への巧い収納を工夫すべきであろう。また、全く使っていない服があるなら、古着屋で売ってしまうことだ。いくら置いといたとしても、絶対に着ることはないし、ただ単に箪笥の中で邪魔でしかなく、他の洋服が入らなくなってしまうのだ。
家事というのは、不思議なもので、何か一つの得意分野ができてしまうと、他の家事も簡単にできるようになってしまい、家事のすべての分野で上達していってしまうものなのだ。最初からすべての家事を満遍なくやろうとするからこそ、どの家事も不得意になってしまい、家庭の中がゴチャゴチャになってしまうのである。家庭の中が散乱していたとしていたら、それはその妻の頭の中が具現化されたと思った方がいい。
●80対20の法則
人間はすべての分野で能力を発揮できるものではないのだ。結婚しているにも拘わらず、夫が家事や育児に専念しているようであれば、夫は能力を発揮できず、悶々とした日々を過ごさざるえないことだろう。仕事に全力を投球してこない男性というのは、最早、男ではないのだ。結婚しているにも拘わらず、妻が家事や育児に専念できないようであるならば、妻は能力を充分に発揮できず、不満タラタラの日々を過ごしてしまうものなのだ。家事や育児をきちんとこないさない女性というのは、最早、まともな女ではないのだ。
たとえ、妻が結婚後も仕事を持っていたとしても、家事や育児をきちんとこなさなければ、結婚で当然に得られる幸せを得られなくなってしまうのだ。既婚女性が仕事をするなら、家事や育児をテキパキとこなし、休日には休むことなく、平日でできなかった家事や育児をこなしてしまう工夫が必要なのである。
家事でも育児でも重要なのは2割程度なのだ。重要なことをきちんとこなしてしまえば、ちゃんと成果が出て来るものなのである。家事だったら「家計簿をつけてお金の流れを管理すること」だし、育児だったら「授乳」と「オムツの交換」である。それらの重要なことができてしまえば、後の家事や育児は自然とできてしまうものなのだ。
努力することは大切である。努力をしなければ幸福を作り出すことはできないことだろう。しかし、すべての分野で頑張り過ぎてはいけないのだ。人間の精力には限りがあるのだから、すべての分野で頑張ることなどできないのだ。それよりも重要な部分をしっかりと押さえてしまい、効果的に自分が努力していくべきなのだ。80対20の法則が解れば、ちょっとしたことが、大きな結果となって現れてくるものなのである。
結婚当初は、結婚の仕方など解らないものだ。だからこそ、自分で調べたり、試行錯誤したり、他人に教わりながら、結婚の仕方を習得していくべきなのである。この努力をきちんとすれば結婚の仕方が解り、結婚で着実に成果が出始めるようになるのだ。結婚の仕方が解っている既婚女性というのは、育児の仕方も自然と解ってくるものだから、育児に於いても着実に成果が出始めるのである。
| 固定リンク
「育児」カテゴリの記事
- 高橋茂雄と清水みさとの結婚を占ってみました。(2023.01.20)
- 指原莉乃を占ってみました。(2023.01.07)
- 橋本環奈を占ってみました。(2023.01.02)
- ウェストランドを占ってみました。(2022.12.31)
- 「ゼロイチファミリア」を占ってみました(2022.12.22)
「不妊治療」カテゴリの記事
- 子安神社の子授祈願札(2016.04.14)
- 自我のリストラ(2015.12.07)
- 病気になったらメシ食うな!(2015.07.01)
- なぜ冬の終わりになるとカボチャが美味しくなるのか?(2015.03.09)
- 夫婦専用の「アレ」を意味する言葉を考えてみました(2015.01.26)
「妊娠」カテゴリの記事
- 新井恵理那を占ってみました(2023.07.01)
- 「由良ゆら」を占ってみました。(2022.12.18)
- 樋口日奈を占ってみました。(2022.12.13)
- 三笘薫と田中碧を占ってみました。(2022.12.09)
- 権田修一を占ってみました。(2022.12.03)
コメント