赤ちゃんの時期で決まってしまう人間の免疫力
●生後2年で基本的な免疫力が決まってしまう
赤ちゃんは生後2年で基本的な免疫力が決定してしまう。これは哺乳動物である人間の逃れられない宿命なのである。赤ちゃんの哺乳期間と、赤ちゃんの免疫力を決定する時期がピタリと一致するのだ。赤ちゃんが生まれてから、2年以内で環境適応を完了させるのである。その時期が終了して以降、基本的な免疫力に変更を加えることはできないのだ。
赤ちゃんは決して天才でも万能でもない。赤ちゃんの育てられ方こそ、その人の一生の免疫力を決定してしまうのだ。赤ちゃんの母親こそが、赤ちゃんの生存の鍵を握っているのだ。いくら赤ちゃんを産んで育てたとしても、母親がこのことを知らなければ、平気で出鱈目な育児を行ってしまい、そのために赤ちゃんを病気にさせてしまい、死に至らしめてしまうようになってしまうのだ。
とにかく赤ちゃんの免疫力を高めたいのであるならば、赤ちゃんが病気にならない範囲で、様々な細菌を吸わせることだ。生後2年の間に吸った細菌こそが、赤ちゃんの免疫力を決めてしまうのだ。農家や酪農家といった職業では、職業上、様々な細菌を吸わざるをえない生活をしている夫婦のもとに生まれた赤ちゃんは圧倒的に有利だし、都市部のように、様々な細菌がいない環境に住んでいる両親のもとで生まれた赤ちゃんは、その両親が意識的に細菌を吸わせなければ、免疫力を上げることができなくなってしまうのだ。
折角、赤ちゃんが生まれたというのに、赤ちゃんを救いのないような難病奇病を発症させてしまうのは、大抵が都市部に住んでいる夫婦のもとに生まれた赤ちゃんである。今までスクスクと育ってきたのに、或る日突然に、得体の知れない病気に罹って、病院通いが始まり、散々に治療を受けた上に死に至らしめてしまうのだ。生後2年以内に免疫力を上げていく努力をしないからこそ、他の赤ちゃんなら罹らない病気に罹ってしまうのである。
免疫力の向上と同じくらいに重要なのが、赤ちゃんを母乳で育てるということである。哺乳動物である以上、母乳こそが赤ちゃんにとって最高の飲み物なのである。他の物では代わりが効かないのだ。母乳は赤ちゃんの体の成長に資するだけでなく、母乳による細胞の健全な成長にも貢献しているのだ。いわば、赤ちゃんが母乳を飲めば飲むほど、赤ちゃんの細胞がピカピカになっていくのである。
赤ちゃんをミルクで育ててしまったり、離乳食の時期が早すぎると、赤ちゃんは内臓を疲労させ、特に大腸を汚してしまうので、全身に奇麗な水分を供給できなくなってしまうのだ。そのために赤ちゃんでありながら、「脳疾患」や「心臓疾患」になったりして、絶望的な治療を受けざるを得なくなってしまうのである。いくら深刻な病気になったらといって、頭部を切開してみたり、心臓移植をしたとしても、治るものではないのだ。寧ろ、寿命を急激に縮めてしまうだけなのだ。哺乳動物の掟に背くからこそ、我が子の命を自らの手で奪ってしまうのである。
●「免疫力の活動力」と「細胞の健康度」
人間が病気になるか否かは、「免疫力の活動力」と「細胞の健康度」のこの2つで決まってしまうのだ。この世にいくら万病が存在したとしても、人間にとって大事なのは、たったこの2つなのである。「免疫力の活動力」は、言わば「対外部防衛力」であって、外からの細菌やウィルスの侵入を阻むのである。「細胞の健康度」とは、言わば「対内部防衛力」であって、老廃物や毒素に蝕まれないようにするのである。
それゆえ、いかなる病気であったとしても、その病気を根本的に治したいのであるならば、「免疫療法」と「細胞活性化療法」の2つを組み合わして行っていかざるをえないのである。この2つの治療法を組み合わすからこそ、体内で相乗効果を発揮させて、病気を撃退して、健康にさせるのである。
例えば、人間にとって最も深刻な病気である癌を例に挙げて、その基本的な治療法を説明しよう。まず、いかなる癌患者といえども、癌で死ぬことはないのだ。癌患者が最終的に死亡してしまうのは、癌に蝕まれて免疫力が落ち、肺炎に罹って死ぬのだ。癌患者が癌では死なないのだ。意外なことかもしれないが、この当たり前すぎる事実すら、国民は医療知識として所有していないのだ。
そのため、まずは癌患者の免疫力を下げないようにし、肺炎に罹らせないようにすることなのである。この最終防衛ラインさえしっかりと敷ければ、癌患者に死ぬことはなくなるのだ。癌患者に早寝早起きをさせ、日中は何か労働をさせ、日没後は風呂に入って、体をゆっくりとさせるのだ。森林浴や海水浴に行くというのも効果的だ。要は日中は適度なストレスを与え、夜間はストレスから解放して、自律神経を活発に活動させてあげることによって、免疫力を高めるのだ。
その上で、癌患者に食事療法を施して、炭水化物を最低限にまで引き下げ、果物や野菜を充分過ぎるほどに取らせて、癌細胞の活動を弱め、白血球の活動を高めるのである。そして食った以上は、体を適度に動かして貰い、汗を流させるという「運動療法」を施すのである。飯を食い、運動すれば、老廃物や毒素が出るので、排便をきっちりとさせる「排便療法」が必要になるのである。更に、マイナスイオンを照射して、体内の細胞を活性化させて、癌細胞を撃退するように仕向けるのである。これらの4つを組み合わせることが、細胞の健康度を上げることになるのである。
多くの癌治療が失敗してしまうのは、何か一つの治療法を施して、癌を治そうとしていることなのである。、何か一つの治療法を施して、その人が本当に健康になれるわけではないのだ。癌のような生活習慣病の場合、今までしてきた悪しき生活のツケが癌となって出て来ているので、一つの治療法を施して、そう簡単に治るわけがないのだ。癌細胞の増殖スピードの方が遥に早いものなのだ。
●なぜ、「水分過剰」「食事過剰」「血液汚染」が病気を引き起こすのか?
ただ、「免疫力の活動力」と「細胞の健康度」の基本的な部分は、自分が赤ちゃんの時に決定されてしまうものであって、自我の芽生えが起こり、自我意識を持った頃には、最早、どう仕様もないのだ。後は、自分の生活を整えていくことで、免疫力を下げないようにし、細胞の健康度が落ちないようするしかないのである。
病気の原因をすべて細菌やウィルスに求めてしまうと、医学は出鱈目な学問へと捻じ曲がっていくのだ。細菌やウィルスは病気の引き金になったものにすぎないのであって、それらにすべての原因を求めることはできないのだ。病気の本当の原因は「水分過剰」と「食事過剰」と「血液汚染」にあるのだ。
人間は本来「果実食動物」なので、原則として水を飲めない。果物や野菜に含まれる酵素水分からしか摂取できないのだ。それなのに、水をがぶ飲みし、清涼飲料水を飲みまくり、お酒を飲みまくっていたら、体内で水分が大量に余ることになり、免疫力も細胞の健康度も急激に低下させてしまうのだ。
しかも、大量の水分を飲んでしまえば、体を冷えるので、どうしても大量の食事が必要になってくるのだ。そのために大食いをしてしまい、人間が本来食べる以上の量を食べてしまい、それが内臓を大いに疲労させてしまい、血液を内臓に集中させることで、免疫力と細胞の健康度を下げてしまうのである。
大量の食事を食べれば、老廃物や毒素が出まくるので、それが血液の中にまで入り込んでしまい、その汚れた血液が全身に送られ、全身が汚染され始めるのだ。体の各細胞にとって直接汚染されることで、急激に細胞の健康度を下げてしまうことになるのだ。細胞が巧く機能しなければ、神経も巧く機能しなくなるということであり、そのために自律神経を蝕んでしまい、免疫力を急激に下げてしまうのだ。
10代の時なら、大量に水分補給しても、大量の食事を食べても別に構わない。成長期なので体は大きくなっていくし、運動すればすぐに燃焼して排出されるので、問題がないのだ。だが、成長期を終えたら、最早、大量の水分も大量の食事も要らないのだ。僅かな水分と僅かな食事でも充分にやっていけるのである。
暴飲暴食こそ病気の本当の原因である。大量に食べれば、体の動きが鈍くなるのだ。大量にお酒を飲めば、それだけ大量の活性酸素を体内で発生させていることにすぎないのだ。「少食こそ長寿の秘訣」なのである。お酒は節酒を心掛け、祝い事の日だけに飲めばいいのである。毎晩、お酒を飲む必要性など、どこにもないのだ。
●人間の寿命を縮める要因
人間は理論上は120歳まで生きられるのである。最後の晩年に寝たきりになってしまうのは仕様がないとしても、正しい生活を送っていれば、100歳までは元気に居られるものなのである。ところが現実はそうではなく、平均寿命は男性は70歳代だし、女性は80歳代であり、しかも、健康で老後を過ごしているのではなく、下手をすれば60歳でも寝たきりになってしまうのだ。なぜなら、人間は寿命を縮めることを平気で行っているからだ。
①過労
人間は本来、午前中だけ働けばいいのだ。農業を見れば、朝早くから働くけど、今でも正午には労働を終えているのである。1日8時間労働というのが、異常なのである。過労こそ人間の寿命を縮めてしまう最大の原因である。人間の体そのものが、早朝に起きて、正午には労働を終えるようにできているからだ。だから、残業をする人たちは時間をかけたにも拘わらず生産性が低いものだし、それどころか自分の命まで縮めているのだ。仕事のできる男性たちは、この危険性を知っているので、午前中に仕事を終えて、午後は自由時間に充てているものなのである。残業など勿論しないのだ。
②ストレス
ストレスは人間の自律神経を大いに狂わせる。大の大人がストレスで苦しむのは、「夫婦関係」と「職場の人間関係」だ。結婚は最大限の安らぎを得たいというのに、夫婦で喧嘩していたら、安らげる場所がなくなってしまい、凄まじいまでのストレスを発生してしまうのだ。また、仕事は仕事それ自体で問題が出るのではなく、職場の人間関係で問題が出て来るものなのだ。仕事の場合、毎日仕事をせざるをえなくなるので、恒常的にストレスを受け続けることになってしまうのだ。
男性で気をつけなければならないのは、「定年退職前後」だ。男が仕事で最大のストレスを受けてしまうのは、仕事をやめる前後であるのだ。多くのビジネスマンたちはこの時期に命を落としてしまうのである。今までの仕事を退職する時は、退職後に何もしない生活を送るのではなく、何か軽い仕事を見つけて、定年退職後も労働をするように仕向けることだ。
③環境汚染
人類は近代化以降、地球環境を大いに汚染してしまった。特に問題なのが、「自動車の排気ガス」と「家庭での石油系洗剤の使用」だ。排気ガスを人間が吸い込めば、確実に肺が汚染されてしまうのだ。石油系洗剤は、使用すれば皮膚から浸入してくるものだし、洗い残した洗剤を人間が飲みこめば、肝臓や腎臓が大いに傷んでしまうのである。
④有害飲食物
人間は人体に安全な物しか食することができない。それなのに、有害飲食物を好んで食べてしまうのだ。「食品添加物」はその最たるものであって、食品添加物を食べれば、体内のビタミンやミネラルを奪ってしまうし、肝臓や腎臓を大いに傷めてしまうのである。更に「冷たい飲食物」を平気で摂取してしまう。人間の内臓は冷たい飲食物を摂取できるようにはできていないので、もしも摂取すれば内臓を大いに傷めてしまうのである。
⑤急激な老化現象
人間は或る時期に急激な老化現象を迎える時期がある。男性の場合は70歳前後で免疫力が激変してしまい、この時期に命を落とす人たちが非常に多いのだ。この時期は無理な活動をするべきではなく、リラックスするように心掛けるべきなのである。人間は死ぬ間際になると怒りっぽくなるので、矢鱈と怒るようになったら、死期が近づいたと思うべきなのである。
女性は更年期障害があるので、この時期に更年期障害が現れたら、更年期障害がなくなるように仕向けるべきなのである。女性はこの時期を過ぎると、体力を大いに下げるので、これ以降は無理は禁物である。いつまでも若いと思っていると、呆気ない形で命を落としてしまうのだ。
●育児で得る宝物
人間の健康や寿命といったものは、自分が赤ちゃんの時に母親に施された育児と、その後の自分の生活習慣で決まってしまうのだ。赤ちゃんの時に、充分に免疫力を上げることができなければ、その後の人生は取り返しがつかないのだ。母親に母乳が出るにも拘わらず、ミルクで育てられてしまったら、赤ちゃんの細胞は健康度を上げることはできないのだ。育児で失われたものは、一生取り返すことができないのだ。
育児の際に、母親から充分に免疫力を上げて貰い、母乳育児で細胞を元気にさせて貰い、その後に、生活を滅茶苦茶にするなら、それはその本人の責任なのである。生活習慣が出鱈目なのに、病気にならない方がおかしいし、その病気を投薬や手術で治そうという考えがそもそも誤っているのだ。
人間の命というものは、生命の壮大なるバトンリレーなのだ。我々は地球上で生命誕生以来、一度も命を絶やしたことのない生命体なのである。生命が連続しているからこそ、今現在ここに生きていられるのである。だからこそ、我々がすべきことは、自分の命を大切にしていくことだし、新たな生命を生み出して、生命を連続させていくことなのである。
いかに健康な赤ちゃんを育てていくかが、民族の繁栄の分かれ目だし、多くの人々に生活習慣を正しくさせるかで、民族は大繁殖していくことが可能になるのである。いかに正しい育児の仕方を共有し、生活習慣の重要性を知るかで、多くの人々が病気と無縁になり、健康になり、人口を増やしていくことができるようになるのだ。
健康というのは、実は育児で得る宝物なのだ。だからこそ、多くの人々が大きくなってから母親に感謝するようになるのである。育児をしている時でなければ、健康の基本は作り出せないのである。その後に自分でやれることは、非常に限られてくるのだ。健康こそ、母親が我が子に贈ることのできる最高のプレゼントなのだ。
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