「育児ノイローゼ」と「脳の傷」
●ストレスがかかりすぎると、脳に傷ができる
育児ストレスがかかりすぎると、新米ママは「育児ノイローゼ」になってしまう。すべての新米ママたちが育児ノイローゼになるわけではないが、毎年、育児ノイローゼに罹ってしまう新米ママたちは必ず出て来るのだ。育児に於いて適度なストレスは必要だが、必要以上のストレスは新米ママを苦しめ、病気にしてしまうのだ。
驚くべきことかもしれないが、育児ノイローゼになるということは、脳に傷がつき、脳が正常な作動をしなくなるということなのである。育児ストレスが余りにもかかりすぎて、新米ママの脳に傷がきついてしまい、それがために育児ノイローゼになってしまったのだ。育児をする場合、赤ちゃんを産むことで、自分の環境が激変するので、きちんと育児ストレスに対処する方法を身につけておかないと、育児ノイローゼに陥ってしまうのだ。
育児ノイローゼは歴とした精神病であり、かといって病院の精神科を訪れても、その育児ノイローゼを治すことはできない。というのは、精神科医たちが精神病の原因を特定できないからであり、しかも、その原因に対応した治療法をきちんと確立していないからなのだ。精神病の研究は医学の中で最も遅れた分野であり、非科学的な分野であるということだけは知っておいた方がいい。
精神病には、「自律神経失調症」「鬱病」「統合失調症」などがあるが、精神病はすべて原因が同じなのである。要は、精神病患者たちは過度のストレスがかかりすぎてしまい、脳に傷がついてしまったからこそ、精神病を発症してしまっているのである。だから、精神病患者に薬を投与しても治らないし、精神病院に隔離しても治らないのだ。なぜなら、脳の傷を治そうとしないからだ。
精神科医たちが精神病患者を治せないために、現在、日本では百万人以上もの、恒常的に精神病を患って、精神病院を転々としている精神病患者たちが存在しているのだ。この手の人の中から、「凶悪殺人事件」や「強姦事件」を引き起こす精神病患者たちが現れ、しかも、精神科医たちは裁判で心神喪失の状態で刑事責任がなかったという出鱈目な鑑定をしてくるのである。
現在、自殺者が毎年3万人以上にも達しているが、これも精神病の慣れの果てであって、精神科医たちが自殺願望を持つ精神病患者たちを治せないからこそ、自殺させてしまっているのである。自殺者が余りにも多いために、中には日本の社会自体に問題があるのではないかと指摘してくる知識人たちが後を絶たないのだが、こういう愚論を述べる知識人たちは、精神科医たちが精神病を治せないにも拘わらず、寧ろ精神病を悪化させる薬を投与し、精神病患者たちを自殺に追い詰めているという事実を御存知ないのだ。
●育児ストレスで脳に傷がついてしまう過程
人間の脳というのは常に一定の状況にあるのではない。ストレスがかかれば、脳に傷がついてしまうのだ。しかし、適度なストレスであるならば、脳は睡眠中に修復できるので、なんの問題もないのだ。ところが、ストレスが過度にかかってきたり、睡眠時間が少なく修復できる時間が少なければ、当然に脳の傷が修復されなくなってしまい、それで脳が正常な作動を取ることができなくなり、精神病の症状が出始めてくるのである。
育児ノイローゼは、新米ママが赤ちゃんを育てることで、過度の育児ストレスが罹り易いし、赤ちゃんの夜泣きのために睡眠が妨害されるために、脳は傷を負い易くなり、その結果、育児ノイローゼを発症してしまうのだ。とするなら、赤ちゃんを育てている新米ママたちは全員が育児ノイローゼに罹る筈なのであるが、実際はそうにはならない。実際は、新米ママのうち育児ノイローゼに罹るのは、一部の新米ママたちだけである。実は、脳以外の場所で或る条件を満たさない限り、育児ノイローゼは発症してこないのだ。
①精白穀物
日頃から精白穀物を摂取していると、育児ノイローゼに罹り易くなる。炭水化物を消化吸収していく際に内臓はビタミンやミネラルを必要とするのだが、穀物を精白穀物にしてしまうと、そのビタミンやミネラルが不足しているために、恒常的にビタミンとミネラルが不足してしまい、それによって脳が傷つき易くなり、その傷も修復しにくくなってしまうのだ。
②塩分とカリウムの異常なアンバランス
白米は小麦に比べると、含まれている塩分が少ないために、オカズには塩を多目に使用してしまうことになる。和食が塩鹹くなっているのは、白米を食べるようになってからであり、白米を食べる習慣のなかった地域では、塩はそれほど使わないのである。塩は人体には必要なミネラルなのであるが、それが尿や汗などで排出してくれればなんの問題もないのだが、塩分を取り過ぎてしまい、体内の塩分濃度が高くなりすぎてしまうと、塩分とカリウムのバランスが崩れ、このためにストレスに対応できなくなり、神経が異常を来たし、脳が酸欠になってしまい、それで育児ノイローゼ特有の思考が全くできない状況に追い込まれてしまうのだ。
精白小麦を食べると、肉食が似合うようにできているので、どうしても肉を多く食べてしまいがちだ。肉自体に多くの塩分が含まれているし、肉は岩塩をかけて食べると更に美味しくなるようにできているので、そのために肉食が多いと塩分過剰になってしまうのだ。しかも、この岩塩は塩化ナトリウム99%以上の塩なので、塩分とカリウムのバランスを大いに崩してしまうのだ。精白小麦を食べている人たちに精神病患者が多いのは、これがためなのである。
塩には天日塩と岩塩と化学塩の三種類があるが、このうち安全なのは天日塩だけであって、天日塩を摂取すれば、腎臓がちゃんと機能してくれて、余分な塩分を体外に排出してくれるのだが、岩塩や化学塩を使ってしまうと、塩化ナトリウムが99%以上のために、腎臓が巧く機能してくれず、どうしても体内に過剰な塩分が残ってしまうのだ。
③運動不足と睡眠不足
人間は運動をすれば、血行が良くなるし、汗をかくし、排便排尿もスムーズに行く。しかし、運動不足になってしまえば、血行が悪くなり、汗もかかず、排便や排尿に異常が出て来てしまうのだ。育児をしている際、新米ママは自分は育児をしながら運動していると思っても、実際は運動量は激減しているのだ。だから、意図的に何かしらの運動をしないと、育児ストレスを溜め込み易くなり、育児ノイローゼへと悪化していってしまうのだ。
日中に運動不足ということは、睡眠が浅くなってしまうのだ。しかも、育児で赤ちゃんの夜泣きを食らうために、睡眠不足に陥ってしまうのだ。こうなると、脳は日中についた傷を修復できなくなり、そのために育児ストレスが育児ノイローゼになってしまうのである。出産して赤ちゃんがいる以上、自分の睡眠パターンを変えないと、自分でも想像できない異常な状態になってしまうのだ。
●引き金は悪臭
育児ストレスを抱えている新米ママに、「精白穀物」に、「塩分とカリウムのアンバランス」、「運動不足に睡眠不足」、これらの条件が重なり、その上で「悪臭」という条件が加わると、育児ノイローゼを発症してしまうのである。意外なことかもしれないが、育児ノイローゼの引き金は「悪臭」なのである。
悪臭がなぜにそんなに恐ろしい威力を持つかと言えば、悪臭こそが自律神経を狂わせるからなのだ。通常、我々は日中は交感神経にシフトして活発に活動し、夜間は副交感神経にシフトしてリラックスしようと努める。ところが、人間は悪臭を嗅ぐと緊張してしまうので、自宅が臭いと常に交感神経にシフトしてしまうことになってしまい、そのために自律神経が失調して、それで育児ノイローゼになってしまうのだ。
特に悪臭を放ってくるのは「便所」である。昔から日本では妊婦に便所掃除をさせたものだが、これは便所掃除が妊娠にとって適度な運動になると同時に、便所を臭わなくさせることで、妊娠中も、出産後も、精神的にリラックスした状況にさせようとしたためなのだ。育児ノイローゼに罹る新米ママは、必ずと言っていいほど便所掃除をしないので、そのために便所に悪臭が立ち込めてしまい、それで育児ノイローゼを発症してくるのだ。
次に臭い場所は「風呂場」である。風呂場は人間が最もリラックスする場所なので、とにかく清潔を保っておくことだ。しかし、風呂場は湿気があるために、カビが生えて来易いし、排水口には抜け毛が溜まりがちなのだ。このため、風呂場が汚れていると、新米ママがリラックスできなくなり、それで自律神経を狂わしていくのである。
トドメが「台所」である。台所こそ、育児をしている新米ママたちが最も掃除を疎かにしてしまいがちな場所なのだ。日々料理をするために、そんなに汚れていないだろうと勘違いしてしまうのだ。じかし実際にはガスレンジの上も、流しも、排水口も汚れまくっているのだ。汚れた台所で料理をしていると、どうしてもネガティブな感情になってしまい、更に悪臭が加わると、自律神経が乱れていってしまうのだ。
●育児ノイローゼの治療法
①食事を変える
育児ノイローゼに罹ったら、産婦人科医に言っても無駄だし、精神科医の所に行っても無駄だ。彼らは治せないからだ。医者に治療してして貰うより、自分で治してしまうことだ。まずは、食事を変えることだ。穀物は「無精白穀物」にすることだ。「押麦入り玄米食」や「黒パン」や「蕎麦」といったものに変えていくことだ。
塩は岩塩や化学塩をやめ、「天日塩」に切り替えることだ。育児ノイローゼを治す際は、最初は天日塩を多目に取っていくことだ。天日塩を多目に取れば、腎臓が機能を回復するので、体内の余分な塩分を排出してくれるようになるのだ。体内の塩分が適正な濃度になると、余り塩鹹い物が欲しくなくなるので、その時は天日塩を控え目にすればいい。
育児ノイローゼになる新米ママはカリウムが不足している状況にある。そこでカリウムを補給しまくることだ。カリウムが多く含まれているのは、「バナナ」「ヨーグルト」「木の実」の三つなので、この三つを日々摂取することだ。とにかくバナナを1日1本は食べ、ヨーグルトを自宅で作って食べ、木の実をポリポリと齧って食べることだ。カリウムはこの他にも、「牛肉」「豚肉」「カツオ」「マグロ」「大豆」「ピーナッツ」「ジャガイモ」「トマト」「セリ」「柑橘類」などに含まれている。珈琲と白砂糖はカリウムを奪ってしまうので、育児ノイローゼになった新米ママは今後、それらのものを絶対に摂取しないことだ。
②スポーツで汗を流す
育児ノイローゼになったら、とにかく運動して汗を流すことだ。外気浴の際に遠出してウォーキングしてしまうことだ。とにかく1時間以上は歩くことだ。更に「筋肉トレーニング」を週に2回か3回行って、筋肉を鍛えていくことだ。筋肉量が不足しているからだ。「水泳」も全身運動に成るので、非常にお薦めである。家事や育児に追われて時間がない時は、自宅の前で「縄跳び」をすればいい。10分程度の縄跳びでも充分に運動に成るし、汗を流すことができるのだ。
③睡眠の確保
育児ノイローゼになっているなら、問答無用で午後10時には寝てしまうことだ。この時間に就寝すると、睡眠が非常に深くなり、脳の傷を修復してくれるからだ。この午後10時に寝てしまえば、赤ちゃんの夜泣きで起こされても、最低でも3時間の睡眠を確保できるので、その後、赤ちゃんに母乳を与え、オムツを交換して、再び寝てしまえば、更に3時間の睡眠を確保できるのだ。
育児ノイローゼを治したければ、とにかく「早起き」をすることだ。育児ノイローゼは自律神経が乱れた状態にあるので、早起きをすることによって自律神経の乱れを治していくのだ。早起きすれば、気分は爽快に成るし、自分がすべきことを前倒しでできるものなのだ。時間に追われていた今までの生活が、打って変って時間が有り余る生活に変化するのだ。
早起きする分、昼寝をすることで、睡眠不足を調整すればいい。赤ちゃんが昼寝をした際に、自分もついでに寝てしまうのだ。昼寝は10分程度でも、1時間の睡眠を取ったのと同じになるのだ。昼寝をすれば、脳の傷の修復を、昼と夜の2回行うことができるので、育児ノイローゼの治りが非常に早くなるのだ。
また、夜には寝る前に必ず入浴することだ。日中、家事や育児で疲れているのだから、入浴することで、その疲労を取ってしまうことだ。入浴すれば、寝付きが良くなり、睡眠も深くなるのだ。更に、たまにはサウナや温泉で汗を流すことだ。サウナで思いっきり汗を流せば、育児ノイローゼなんて吹き飛んでしまうものだ。温泉でゆっくりと湯船に浸かれば、再び元気一杯で育児をしようとする意欲が湧いてくるものなのだ。
④掃除をする
育児ノイローゼを治したければ、とにかく便所掃除をせよ。便所こそが自宅の中で最悪の悪臭を放っているのだ。便所の悪臭は重曹を使って取ればいい。便所掃除は毎日やるべきであって、毎日便所掃除を遣り続ければ、育児ノイローゼなんて治ってしまうものなのだ。
風呂場は、壁のカビを取り除き、床を徹底的に磨くことだ。排水口には抜け毛が詰まっているので、それを取り除き、排水口のフィルターを奇麗に洗って、天日干しして乾燥させることだ。風呂場のドアは使用していない時は必ず開けっ放しにしておいて、乾燥させておくことだ。そうすればカビは生えてこない。
台所はガスレンジや流しが特に汚れている。極めつけは排水口で、排水口のフィルターを奇麗に洗うことだ。こここそが最も臭いのだ。フィルターにお酢をかけ、2時間程度放置していて、そこに熱湯をかけて、殺菌してしまうことだ。それを天日干しすればいい。ここさえ奇麗になれば、台所に悪臭は漂わなくなるものなのだ。
更に、料理の際に気分を良くするために、蛇口をピカピカにすることだ。お酢と水を1:1の割合で混ぜ合わし、それをスプレーの容器に入れ、蛇口にティッシュを撒きつけて、そこに吹きかけるのだ。酢水に晒して1時間以上してから、ティッシュを取り除くと、蛇口はピカピカに大変身してるのだ。このピカピカの蛇口を見ていると、料理を美味しく作ろうという意欲が湧いて来るので、料理を作っているうちに育児ノイローゼなど吹き飛んでしまうのだ。
育児ノイローゼに罹ると、育児をネガティブに考えている人たちの意見に惑わされて、より育児ノイローゼを悪化させがちだ。時間が過ぎ去って、たとえ、育児ノイローゼが治ったとしても、育児に対してネガティブな思いを持続しがちだ。しかし、それは育児ノイローゼの原因が解らず、治療法もなかったからこそ、不満を持続させているにすぎないのだ。育児ノイローゼの原因と治療法が解っていれば、ちゃんと育児ノイローゼを治せるし、その後の育児もポジティブに捉えることができるようになるのだ。育児ノイローゼが治ってしまえば、「あの時は私は未熟だったのよ~」と笑い飛ばせるようになれるものなのだ。
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