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育児で手抜きをすると、逆に疲れるものである

●手抜きの代償は高くつく

 育児をしている母親たちが、しなくてもいい自慢が、「育児での手抜きをしたこと」なのである。現在、一戸建てでも、マンションでも、食品でも、業者の手抜きが社会問題となっているのに、育児をしている母親たちは、手抜きをする悪徳業者を非難しながら、自分の育児で手抜きをしているのだ。

 育児で手抜きをすると、その代償は非常に高くつくのだ。まず、母親として、「学ぶべきことを学べない」からだ。育児に関しては、実際にやってみないと解らないことだらけなのである。学校でいかに成績が悪かろうが、最終学歴が大学院の博士課程を修了したか、関係ないのだ。育児は実際にやっているみないと解らないのだ。そのため育児で手抜きをしてしまうと、普通の母親なら知っていて当然のことすら知ることができなくなってしまうのだ。

 次に、「楽しむべきことを楽しめない」ということだ。育児では赤ちゃんが他の出来事では絶対に味わえないような楽しさを与えてくれる。育児では勿論、大変なこともあるし、つらいこともある。しかし、そういった苦労をすべて吹き飛ばしてくれる楽しさを、赤ちゃんは母親に与えてくれるのだ。この楽しさがあるからこそ、多くの母親たちは一人の赤ちゃんだけではなく、もう一人欲しいと思ってしまうわけだし、更にもう一人欲しいと思ってしまうのだ。育児が楽しいから、何度もやりたくなってしまうのだ。

 手抜きの代償で一番きついのが、赤ちゃんが得体の知れない病気になるということだ。赤ちゃんは生後2年まで母親から育児を受けて当然と思っているし、赤ちゃんの体の成長そのものがそういうふうにできている。そのため、母親が育児で手抜きをし出すと、赤ちゃんは病気を発症させ、わざと母親に手間がかかるように仕向けるのである。これは育児を経験した母親なら、絶対に経験する事態であろう。

 育児は手間がかかって当然なのだ。どの哺乳動物も赤ちゃんに対して手間をかけているのだ。だからこそ、赤ちゃんをきちんと成長させ、病気に罹らせないようにしているのだ。育児をしている最中に、育児で手抜きをして、赤ちゃんへの手間暇をかけずに、他に重要な仕事などないものなのだ。母親にとって一番大事な仕事は、「育児」なのである。

●手抜きをするのではなく、力を入れる場所を変える

 では一体、育児で手抜きをしている母親たちが、その手抜きをした時間を使って何をやっているかといえば、テレビを見ているのだ。なぜ、テレビを見るのが楽しいのか? それは「楽」だからだ。人間は怠け癖があるので、自分が本来やるべき仕事をしないで、堕落的な行為に平然と耽ってしまう危険な性向を持っているのだ。

 人間が堕落しないためにも、自己中心的にならず、神中心的になって、自分が勝手に育児をしているのではなく、母親である自分は、神様から赤ちゃんを頂いたと思い、謙虚に成って育児をしていくべきなのだ。このような考えに立てれば、育児をそっちのけにして、育児とは関係のない堕落に耽ることはなくなるのだ。

 育児をやっていて、勤続疲労のようなものが出て来たら、手抜きをするのではなく、力を入れる場所を変えることだ。どこに力を入れれば最大の成果を生み出せるのか考えればいいのだ。例えば、赤ちゃんが寝てくれないことで悩んでいるなら、赤ちゃんを眠らせることに悪戦苦闘するのではなく、日中での運動量を増やすという対策をとればいいのである。

 赤ちゃんに纏わりつかれることに疲労を感じたのなら、夫に赤ちゃんを預けるとか、自分の両親や、夫の両親の所に行って、赤ちゃんを預けてしまい、自分が赤ちゃんから離れて少しだけ休憩を取らせて貰えばいいのだ。育児をし続けることに、これ以上の力を注ぐのではなく、休憩を取るということに力を入れるのだ。

 一生懸命に育児を行うということは、常に力を出し切って育児をするわけではないのだ。巧く力を入れる場所を変えながら、育児で成果が出るように力を出していくことなのである。一生懸命にやると、結果がどうであれ満足感が出て来るものなのである。逆に一生懸命にやらないと、育児で当然に味わえる面白さを味わえないし、後ろめたいものが残ってしまい、益々育児で不平不満を抱えてしまうようになるのだ。

●手抜きをするよりも断食をする

 育児で手抜きをしてしまう母親たちは、食事過剰による内臓疲労を引き起こしているのだ。人間は基本的に1日2食に体が慣れているので、現在のように1日3食にしてしまうと、どうしても内臓が疲労しきってしまうのだ。特に肝臓や腎臓といった臓器が、四六時中働かされることによって、凄まじい疲労を起こしてしまうのだ。そのために育児をしているのに、異様に疲労してしまい、育児で手抜きが始まってしまうのだ。

 それゆえ、育児で手抜きをしてしまう母親たちは、3日間連続の「日中断食」をすればいい。朝食と夕食は食べてもいいのだが、それ以外の飲食は一切禁止する断食である。育児をしている際は授乳をしているので、断食をする際は、水分を多目に取っておくべきだ。特に朝食では果物や野菜を多目にとって、質の高い母乳が出るように仕向けておくことだ。

 日中断食を3日間連続で行うと、内臓は休むことができるので、内臓疲労が取れ、機能が回復してくるのだ。内臓疲労がなくなれば、育児で手抜きをしようなどという邪念を抱かなくなるものなのである。今まで内臓が疲労しきっていたからこそ、育児で手抜きをしていただけなのである。

 日中断食内臓が疲労が取れたら、朝食をフルーツ朝食に変えることだ。穀物ではなく、フルーツをメインにすることで、内臓に疲労が来ないようにさせてあげるのだ。但し、フルーツは体を冷やす物が多いので、必ず味噌汁を飲むようにすることだ。もしも、どうしても夫婦で朝食をしっかりと食べたいというなら、朝食はそのままにしておいて、昼食の量を減らせばいい。とにかく1日3食にしてしまうのではなく、内臓疲労が起きないように、1日2食半に切り替えればいいのだ。

 そして、食事のスタイルを夕食中心に切り替えるのだ。夕食は基本的になんでも食べていい。できれば、疲労が取れるように、「酢の物」を必ず入れることだ。食事を多目に取っている以上、翌朝に排便がきちんと行えるように、発酵食品をきちんと摂取しておくことだ。「糠漬け」などは必ず食卓の上に上るようにしておこう。

 但し、夕食後にすぐには寝てしまわないことだ。夕食を中心にした場合、唯一の危険性が、肥満になってしまうことなのである。人間の内臓は、炭水化物の消化が終わってから、脂肪や蛋白質の消化に入るので、炭水化物の消化が終わらぬうちに寝てしまうと、どうしてもその炭水化物が脂肪に変わってしまい、肥満になってしまうのだ。そこで夕食後は暫く起きておいて、夫婦で体を動かすなり、風呂に入るなりして、炭水化物の消化が終わってくれるように仕向ければいいのだ。

 内臓疲労を起こさないためにも、間食をしないことだ。女性は遂々甘いお菓子を食べてしまうのだが、そうしてしまうと、内臓は四六時中、食べ物の消化に当たらなくれはならなくなってしまうので、内臓が疲労しきってしまうのである。しかも、砂糖という炭水化物だけをエネルギーにしてしまうようになり、炭水化物と脂肪と蛋白質の三つが燃焼してくれなくなってしまうのである。甘いお菓子が食べたいのであるならば、食後に食べればいいのであって、間食をやめて、とにかく内臓を休まさせてあげるべきなのである。

●赤ちゃんにとっては赤ちゃんの時代は一度きり

 これだけは覚えておいた方がいい。いくら母親が育児で手抜きをしたとしても、赤ちゃんにとっては、赤ちゃんの時代は生涯一度きりなのだ。もう二度と戻ってこないのだ。赤ちゃんにとっては、赤ちゃんの時に母親から充分過ぎるほどの愛情を貰いたいものなのだ。赤ちゃんの心に母性愛が満タンになれば、赤ちゃんは自然と成長していき、母親の手を煩わせる子供にはならなくなるものなのだ、

 小学生や中学生や高校生の時に、母親が手をつけられないような悪ガキに育ってしまうのは、育児をしている最中に、充分に母親から母性愛を貰えなかったからこそ、その代償としてグレているだけなのである。育児をしている最中は育児で手抜きをしてもバレないものだが、育児で手抜きをした結果は、赤ちゃんが大きくなってから出て来るものなのである。

 現在、結婚を拒否する男女が出て来てしまい、それが少子化を引き起こしているわけだが、その男女は赤ちゃんの時に充分な母性愛を貰えなかったのだ。だから、自分も両親のように結婚して、赤ちゃんを産み育てていきたいという当たり前の気持ちが湧き起こらなくなってしまったのである。母親による育児の手抜きは、社会問題をも引き起こしてしまうものなのである。

 赤ちゃんにとっては母親から育児を受けるのは一度きりなのだ。赤ちゃんでなくなれば、いずれ母親の手から離れていくものなのだ。だから、赤ちゃんが赤ちゃんでいる時は、母親は自分のすべての力を出し切って育児をしてみよう。全力で取り組むと、逆に疲れなくなり、非常なる満足感が出て来るものなのである。

 いかなる物も手間暇かけるからこそ、いい物が出来上がってくるものなのである。育児でも母親が手間暇かければ、いい赤ちゃんに育っていくものなのである。育児で手抜きをするということは、自分の赤ちゃんをいい赤ちゃんに育てないと言っているようなものなのである。育児は真剣にやっていると、たくさん学ぶものがあるし、たくさん楽しめるものがあるのだ。でも、その学びや楽しさは、手間暇をかけないと見つけられないものなのである。一生懸命になってやった報いは、必ず得られるものなのである。

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コメント

タマティー様、こんにちはwink
久しぶりにコメントします。
あれから、夫が10キロ近く痩せました。タマティーさんのアドバイス通りにやった結果です。ありがとうございます。
今では、2ヶ月に一回検査するだけで大丈夫になりました。
様子を見ている段階です。お医者さんにも驚かれ、褒められました。なにより、夫が体が軽くなって、調子も良さそうなのが見ていて安心します。でも、仕事が忙しくなってくるとお腹の調子が悪くなるのは変わらず・・・ですが。
これからも続けていきます。

今回は、私自身の悩みなのですが・・・聞いて頂けますでしょうか?最近、とても疲れやすいのです。なかなかやる気が出なくて困っています。人と接するのがすごく面倒になってしまい、家を出るのが億劫です。週末だと夫がいるので、楽しいのですが。
夫にありのまま相談したら、そんな時ほど家を出てリフレッシュしたほうがいいと言われました。
わかってはいるのですが・・・。娘の為に外に出たり、公園に行くのは苦ではありません。娘の為になら、大丈夫なんです。
自分の事を何にもやりたくなくなっているんです。

先月からオムツなし育児を始めました。
以前、寝るときは紙おむつにしていたのですが、先月から夜も布に。おしっこもウンチもよく教えてくれて、夜中二時間おきに起こされる日もありましたが、おまるでした後に気持ち良さそうに私の顔を見て笑うんです!もう可愛くって。その姿が見れるだけで嬉しくて、苦ではありませんでした。
でも、最近は私が眠くてキャッチできなくて、ただオムツが濡れるので泣いて起きて、夜中に何度も変えて・・・フラフラに。
2時ごろにウンチをするのが、あの子のリズムのようで。
寝不足のせいか、イライラしてしまうことも。
これも原因?せっかく楽しく始めたのに、行き詰ってしまいました。
しかも、そんな私を察しているのか、5ヶ月になった娘は最近雄叫びがすごくて相手して欲しいとキャーキャー言ってます。
間違っていたのかな?と自分の育児全てに自信がなくなってきて、まいったなぁと思っています。
それまでは、すごく上手く行っていたのに。
タマティーさんにもっと嬉しい報告、したかったです。
またイキイキと楽しく育児したいです。
タマティーさんのおっしゃる通り、一人目だとまだまだ未熟だなぁと日々感じます。
私はダメな母親だなぁと自己嫌悪。
文章がメチャメチャですみません。

投稿: ちぃ | 2012年6月14日 (木) 14時24分

 ちぃさん、人間は哺乳動物である以上、育児中は自宅に引き籠るものです。happy01
 しかも育児をやっていれば、自分のことなど何もしたくなくなるものです。

 まあ、旦那さんが言うように外出した方がいいってのは、それは普通の状態の時だから有効で、育児中は違います。
 寧ろ、自分のことは何もやらん方がいいんです。

 こういう時の特効薬としては、「夫婦でメイクラブ!」
 これに尽きます。
 まだ生理は再開していないと思うので、ナマで思いっきりやりましょう。
 やれば疲労は一瞬にして吹き飛びます。

投稿: タマティー | 2012年6月15日 (金) 06時44分

お返事、ありがとうございますheart04
育児中は引きこもりたくなるものなのですね!
安心しました。私、変になっちゃったのかな?うつ病の前段階??とか思っていたので、ほっとしました。
自分の悩みを聞いてもらえただけでもかなりスッキリしていたので、アドバイスも頂けて嬉しさ倍増です。

メイクラブ、してないですねぇ・・・妊娠してからしてない気がします。なんだか怖くて。よく本には出産後は生理が再開してなくても避妊せよ!とか書いてありますよね。
あぁいうのを見ると、ますます億劫になります(笑)。
でも、そういう時間も大切にしなければ、と思いました。
なんだか恥ずかしいですケド。


投稿: ちぃ | 2012年6月15日 (金) 10時14分

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