幸せな結婚だからこそ、「運命の谷」がやってくる
●運命の谷の恐ろしさ
新米ママが育児ストレスで一杯に成っている時、自分の運勢上で最も恐ろしい事態が訪れてくる。それは「運命の谷」と呼ばれるものだ。結婚して、赤ちゃんを産んで、人生上最も幸せだというのに、不幸が続出し始めるのである。その不幸が偶然に起こったのはではなく、何か意味するように立て続けに起こり、新米ママの心胆を寒からしめるのである。
「運命の谷」で起こり易いのが、「親との死別」だ。夫の両親のどちらかが亡くなったり、妻の両親のどちらかが亡くなったりするのだ。早ければ、その夫婦が結婚した直後に親の死別が起こるし、遅ければ、赤ちゃんの誕生と引き換えに、親の死別が起こるのだ。次に「夫の病気」や「妻の病気」だ。今まで健康だったのに、結婚や出産を境に病院に入院するような大病を引き起こしてしまうのだ。ひどければ、そこで命を落としてしまうのだ。結婚したのに、いきなり未亡人だ。
妻にとって結婚や出産というのは、「転職」という事態が起こり易いものだ。今までバリバリのキャリアウーマンだったのに、出産後は専業主婦になってしまったり、今までうだつの上がらないOLが、結婚後に夫の会社の手伝いをするようになり、いきなり専務取締役になってしまったというのもあるのだ。妻だけでなく、夫の方も転職することもあり、結婚や出産前後に、夫は仕事を変えてしまい、今までの平凡な仕事とは全く違う仕事をするということもあるのだ。
「運命の谷」で巧く乗り切れないと、折角、結婚や出産をしたというのに、「離婚」という最悪の事態に陥ってしまうのだ。しかも、離婚する時期は、結婚して3年とか、結婚して10年といったように、まるで判を押したかのような同じ期間で多くの夫婦が別れてしまうのだ。離婚原因になった理由は、冷静に見れば大したものではなく、通常なら離婚に至らずに済んだものを、「運命の谷」に居ると冷静になれないから、事態を最悪な状態までに悪化させてしまい、破局に至ってしまうのだ。
結婚というのは、人生上、恋愛運や結婚運が最も上昇する時期なのである。だからこそ、結婚式を挙げてしまうと、運勢が一時的に落ちてしまい、運命の谷と呼ばれる時期に入ってしまうのだ。しかも、その時期は新妻にとって、出産して赤ちゃんを産んだ時期にピタリと重なってしまうのだ。だからこそ、注意が必要なのである。
●結婚というのは、それまでの生き方を変えること
未婚時代と結婚時代では生き方が全く違うものになってしまうものだ。結婚というものは、それまでの生き方を捨てて、新たなる生き方を選択することでもあるのだ。結婚して早い時期に、それまでの生き方を変えないと、「運命の谷」で不幸が連発し始めるのである。まるで神様が「生き方を変えろ!」と言っているかのように、不気味な不幸が連続し始めるのである。
夫にとってみれば、それまで仕事だけにエネルギーを費やしてきたのに、仕事をしながら、家庭をも守らなければならなくなるのである。しかし、今まで一人で生きて来て、もう一人では生きていても詰らないからこそ、結婚して家族という新たな世界を築いたのである。その家族があるからこそ、更に仕事の意欲が湧いて来て、仕事で活躍できるようになるのである。
妻にとってみれば、それまで私生活では勝手気儘に暮らしてきたのが、妻としての立場や、母親としての立場に立たざるを得なくなり、それらをこなしていかなければならくなったのだ。妻の方は明らかに家庭に自分のエネルギーを大量に注ぎ込まなければならなくなるのである。
結婚によって、夫婦が平等になるわけではなく、夫は仕事に重点を、妻は家庭に重点を置かざるを得なくなるのだ。もしも、妻が家庭の運営をしながら仕事をするとなると、凄まじいエネルギーを発しない限り、きちんとできるものではなくなってしまうのだ。育児をしている母親に仕事をさせると、未婚の女性よりもテキパキと仕事をし、いかに困難な仕事を与えても弱音を吐かなくなると言われるのは、結婚と出産によって生き方を変えたからなのだ。
結婚したのに、出産したのに、それまでの生き方を変えなかったら、新たなエネルギーが出て来なくなってしまい、至る所でトラブルが続出し始めるのだ。エネルギーが余りにも足らないのだ。既婚女性の場合、結婚そのものを揉めてしまうし、育児での失敗続きになってしまうのだ。こういう時期は、夫が悪いのでも、赤ちゃんが悪いのでもないのだ。それまでの生き方を変えずに、持続していることこそが悪いのである。
●夫を変えるより、自分を変えろ
夫婦が夫婦喧嘩をしてしまうと、妻という者は遂々その原因は夫にあると思いがちだ。育児をして失敗ばかりが続いてしまうと、「なんで女性だけが育児をしなければならないの!?」というお門違いの疑問で心の中が一杯になってしまいがちだ。そのトラブルに於いて、自分に責任を求めるのではなく、相手に責任を求めてしまうのだ。だから、そのトラブルはいつまでも続いてしまうのである。
なぜなら、人間は自分が責任を負った時に初めて、そのトラブルを解決できるようになるし、妻としての幸福、母親としての幸福を手にすることができるようになるからである。妻としての責任や母親としての責任を負わないからこそ、いつまで経っても妻としてきちんと行動できないし、母親としてきちんと行動できないのだ。それがトラブルの原因なのである。
多くの妻たちは、夫を変えようと必死になっている。夫が変わってさえしてくれれば、このトラブルはなくなり、自分は幸せになれるのだと思い込んでいる。しかし、現実はいくら夫を改造しても、トラブルはなくならないのだ。いや、より一層、トラブルが続出し、不幸が大きくなっていくのだ。
夫を変えるより。自分を変えるべきなのだ。自分が生き方を変えてしまえば、トラブルは一気に解消され、いくらでも幸福が訪れてくるものなのだ。自分を変えずに、夫を変えようとすれば、夫婦は地獄の様相を呈し始めるものなのだ。夫は妻の思った通りには動いてくれないが、夫は妻が思った通りの男にはなるのだ。もしも、妻が「うちの夫は優しくないな~」と思っていれば、いつまで経っても優しくない男で有り続けることだろう。もしも、妻が「うちの旦那は稼ぎが少ないな~」と思っていれば、いつまで経っても稼ぎの少ない男で有り続けることだろう。
結婚の成功者たちに共通するもの、それは結婚後に今までの生き方を変えたということなのである。幸せな家庭を築き上げた夫婦というものは、最初から巧く行っていたわけではないのだ。結婚して暫くの間はトラブルが続いたのだ。それが何かを切っ掛けに、夫婦の双方が生き方を変え、運命の谷を脱したのだ。運命の谷を脱したからこそ、その後の夫婦が幸せになっていったのである。
●不幸が連続する時には、幸運の芽が出ているもの
結婚でトラブルが発生し、育児でトラブルが発生してくれな、遂々言い訳を言ってしまいがちだ。言い訳を言って、その不幸を取り繕うことをしてしまうものなのだ。しかし、失敗は言い訳をする人たちがするものなのだ。言い訳が続く限り失敗が続くのだ。相手が悪いと思うのではなく、自分が悪いと思うまで、失敗は延々と続くものなのだ。
運命の谷というのは、その夫婦にとって結婚以来の最大の試練なのだ。しかも、この運命の谷は目には見えないからこそ、殆どの夫婦が、今、自分たちが危険な事態に居ることを理解できないのだ。トラブルはいくらでも起こってくるし、不幸もいくらでも訪れているのに!
親に不幸が訪れたり、自分たちに不幸が訪れても、生き方を変えなければ、今度は大事な大事な赤ちゃんにまで危機が及んでくるのだ。赤ちゃんを難病奇病に陥れたり、赤ちゃんを夭折させてしまうような夫婦たちは、生き方を変えなかったからこそ、そういう悲惨な事態にまで陥ってしまったのだ。事実、赤ちゃんが病気になる前までは、赤ちゃんは元気だったのだ。それなのに、或る日突然に不幸が襲いかかってきたのである。
「好事魔多し」と言われるが、幸福な時こそ要注意なのだ。結婚できたということは、それまでの努力が報われたということなのだ。しかし、結婚後の生活のために、夫婦双方、努力をしているわけではないのだ。だからこそ、肝心の結婚生活で不幸を招いてしまうのだ。結婚は誰でもできるものではないのだ。結婚式を挙げるお金すらない貧乏人たちは結婚しないだろうし、精神的に自立していない人たちも結婚できないのだ。結婚できたということは、裕福で、精神的自立を完成させた、神に選ばれた男女ということなのである。神の祝福が結婚してからも及ぶためには、生き方を変え、幸せになる努力をすべきなのである。
結婚後の運命の谷での不幸を少なくなるようにするためには、「結婚式を派手にし過ぎないこと」だ。結婚式を派手にし過ぎてしまうと、どうしても運を使い切ってしまい、その反動が結婚後に出て来るのだ。特に田舎に住む人たちは、結婚式と結婚披露宴が盛大に行われる傾向があるので、結婚式それ自体を地味にし、その一方で結婚披露宴の食事を豪華にして、来てくれたお客さんたちを持て成す配慮をすべきだろう。また、キリスト教徒でない人は、キリスト教式の結婚式を挙げないことだ。赤ちゃんを難病奇病にさせたり、赤ちゃんを夭折させる夫婦を見ると、結婚式をキリスト教式の結婚式で挙げた夫婦が圧倒的に多いのだ。日本人の大半は神仏習合を根強く行っているので、自分たちの宗教と関係ない神父や牧師に結婚式が執り行われれば、先祖が復讐をしかけてくるものなのである。
運命の谷で赤ちゃんに不幸が及ばないためにも、出産後には初参りにきちんと行くことだ。自分たち夫婦が何か宗教を持っていたとしても、自分たちが住んでいる地域の神社に参拝することだけはしておいた方がいい。その地域を守護している産土神の祝福を得ていれば、そう簡単に不幸が訪れなくなるものなのだ。
そして、夫婦と赤ちゃんの3人で墓参りに行くことだ。御先祖に赤ちゃんができたことを報告して、霊的守護を得るためだ。赤ちゃんができたのに、墓参りにいかないと、先祖が祟ることも有り得るのだ。もしも、墓参りに行かなかったために、赤ちゃんに難病奇病が発生してしまったら、とにかく何度も墓参りに行き、先祖の許しを乞うことだ。何度も連続して墓参りをすると、先祖は許してくれて、赤ちゃんの難病奇病は嘘のように治ってしまうこともあるのだ。
運命の谷の中にいると、訪れて来る不幸のために、ネガティブモードになってしまいがちだ、しかし、不幸が連続している時には、幸運の芽が出ているものなのだ。不幸というのは、自分の運勢上のマイナスを清算している状況なのだ。だから、不幸が出尽くしてしまえば、運勢上のプラスがそのまま幸福として現れてくるものなのだ。運命の谷を脱してしまえば、それまでの人生とまるで別の人生を歩んでしまうものなのである。そういう新たな人生は、決して独身のままであったらできないし、離婚してしまったらできなかったのだ。結婚を維持し続け、その中で自分の生き方を変えたからこそ、新たな人生を歩むことができ、巨大な幸福を手にすることができたのである。
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