育児ズッコケの法則
●非情なる「育児ズッコケの法則」
人間はいかに一生懸命にやっても、8割方成功すれば上出来なのである。誰がやったとしても、残りの2割を成功させることはない。必ず2割程度は改善の余地があるものなのだ。育児でも8割方巧く行っても、8割方巧く行くがゆえに、残りに2割に関しては改善の余地があるのだ。これは2割だけを見てしまえば失敗のように思えるが、全体から見れば成功の部類に入るものなのだ。
この「80対20の法則」をきちんと理解していないと、自分が育児で成功しているにも拘わらず、余りにも改善の余地に注目し過ぎてしまい、自分は失敗しているのではないかと思い込んでしまうのだ。育児では成功したとしても、育児では至る場所に「育児のズッコケ」が出て来るのは当然に予定されているものなのだ。この非情なる「育児ズッコケの法則」は以下のようなものなのである。
第一法則
いかなる手段を用いても、育児を完璧にこなすことは不可能である
第二法則
その不可能なことを可能にさせようとすると、育児でズッコケまくることになる
第三法則
育児のズッコケはユーモアを以て報いないと、育児ストレスを生み出し、その育児ストレスは時間と共に増大していく
育児では完璧な育児などない。完璧な母親もいない。完璧な父親もいない。完璧な赤ちゃんもいない。みんなすべてが不完全なのだ。もしも、新米ママが専業主婦なら、自分が外に出て仕事をしていないということが不完全なのだ。夫なら妻子のために仕事をする余りに育児を充分に手伝って上げられないということが不完全なのだ。赤ちゃんならベビーサインを出しているのに、母親と巧くコミュニケーションが取れないというのが不完全なのだ。育児に携わっている人物たちは全員が不完全であるからこそ、みんなが巧く改善しようとし、取り組んでいくことができるのだ。
しかし、その不完全さを完全なものに変えて行こうとすると、育児ではズッコケまくることになる。自分は一生懸命になって育児をしているのに、自分の期待を裏切るようなことが育児の現場で発生しまくるのである。必要以上に力を出さねば育児でズッコケないものなのだが、多くの新米ママたちは育児に真剣になる余りにも、遂々力を出し過ぎてしまうのである。
育児でズッコケた時はとにかくユーモアで対処し、笑って誤魔化すことだ。育児でズッコケている時は自分が熱くなり過ぎているのだから、ユーモアで笑い飛ばせば、自分は冷静になれるものなのである。自分で笑わすことを忘れてしまうと、育児ズッコケは育児ストレスとなって、その育児ストレスは増大していくことになるのだ。
●オムツ交換の定理
まずは新米ママなら悪戦苦闘することになる「オムツの交換」である。オムツの交換は育児の基本中の基本テクニックなので、この技術をきちんと学んでおかないと、後でとんでもない事態にまで発展してしまう。育児ズッコケではこのオムツの交換の現場でこそ、様々なズッコケが出て来てしまうのだ。
オムツ交換の定理その1
赤ちゃんはオムツを交換した直後にウンチをする
赤ちゃんはハイハイまでならウンチをきちんとしてくれるものなのだが、一人歩きができるようになると、オムツを交換した直後にウンチをするという育児ズッコケを発生させてくる。これは赤ちゃんが一人歩きできることによって、まだまだ2Gの重力に内臓が対応しきれていないことから生じるものなのだ。オムツを交換する新米ママにとって、これほどズッコケることはない。
オムツ交換の定理その2
赤ちゃんはオムツ交換中に小便をする
赤ちゃんがオムツ交換中に小便をすることがある。これは母親がやるよりも父親がオムツを交換した時に小便をしてしまう可能性の方が高い。赤ちゃんは通常は母親にオムツを交換して貰っているので、たまに父親にオムツを交換されると、緊張してしまい、小便を漏らしてしまうのだ。父親にとっては折角、育児を手伝っているというのに、赤ちゃんに小便を引っかけられてしまうので、当の本人はズッコケるし、後々まで語り草として記憶することになるのだ。
オムツ交換の定理その3
赤ちゃんは母親が忙しい時に限ってウンチをする
母親が赤ちゃんを外出しなければならず、時間が迫っているという緊迫した状況に限って、赤ちゃんはウンチをしてしまう。赤ちゃんはその緊張感を敏感に感じ取ってくるので、ウンチを漏らしてしまうのだ。赤ちゃんにとってはウンチをすることで体を軽くしたという利点もあるのだが、当の母親にとってはこの忙しい時にズッコケることになるのだ。
●全裸の定理
全裸。人間は全裸で生まれてきたのだから、全裸に対して憧れを持っている。しかし、全裸になれば、本人たちが思ったような現象が起こるのではなく、寧ろ、本人たちの期待を裏切る現象が起こるものなのだ。文明とは服を着ることから始まる。文明人が服を脱いでしまうと、途端に理性の箍が外れてしまうのだ。
全裸の定理その1
赤ちゃんは全裸になった時に限ってウンチをする
赤ちゃんを入浴後に体をタオルで拭いてあげ、その後、全裸にして母親とじゃれあっていたりすると、そういう時に限って赤ちゃんはウンチをする。しかも、母親の膝の上あたりにウンチをしてしまう。赤ちゃんも全裸になると解放感を感じてしまうので、遂々ウンチを漏らしてしまうのだ。当然のことだが赤ちゃんには悪気は全くない。
全裸の定理その2
夫は全裸になった時に限って、妻の体に飛びついてくる
赤ちゃんを全裸にした時、ウンチをしてくるなら、夫が全裸になるとどうなるかと言えば、妻の体に飛びついてくるのだ。妻が育児で疲れていようがお構いなしなのだ。これは男性の本能がそうさせるものであって、赤ちゃん同様に夫には悪気は全くない。まあ、メイクラブヲすれば育児疲労が取れて熟睡できるので、せいぜい、夫は性愛術を高めて、妻が楽しめるようなメイクラブにする努力を忘れないことだ。
全裸の定理その3
妻は全裸になった時に限って、自分の体についた贅肉に気づく
夫が全裸になると性欲まみれなら、妻が全裸になると贅肉まみれである。育児で忙しい余りに、自分の体の管理を怠ってしまい、自分が裸になって初めて自分の贅肉の存在に気づくのだ。しかも、よりによって腰回りに贅肉がついてしまうのだ。これは学術的にいうと、贅肉をつけることによって子宮を守っているのだ。母親が育児を一生懸命になって取り組んでいても、子宮は既に第二子へを妊娠しようとし出しているので、腰回りに贅肉を張り巡らせることで、子宮の温度を高くしようとしているのだ。
このため、育児をしている最中に無理なダイエットは禁物だし、痩せている母親というのはいかなる理由があっても称賛することはできない。母親になったら或る程度は太るべきなのである。但し、あくまでも或る程度であって、過食と運動不足による肥満はこの範疇ではない。育児をしていても、バランスのとれた食事と、日々適度な運動をすることを忘れないことだ。
●お風呂の定理
入浴はその日の汚れと疲れを一遍に取ってくれる優れものである。しかし、育児で毎日行うがゆえにズッコケも多いのだ。ベビーバスの頃には新米ママは育児のズッコケを生じることがないのだが、赤ちゃんの入浴に慣れてくると、様々な育児のズッコケが発生してくる。
お風呂の定理その1
赤ちゃんをお風呂に入れた時に限って、ウンチをする
赤ちゃんにとってお風呂というのは、筋肉の緊張をほぐしてくれる気持ちのいいものなのだ。そのため緊張がほぐれる余りに、お風呂の中でウンチを漏らしてしまうのだ。赤ちゃんがウンチを漏らしたら、すぐさまウンチをすくいあげることだ。この入浴時での赤ちゃんのウンチを日常化してはならない。余所の家に泊まりに行った時や、ホテルや旅館に泊まった時に、遂々日頃の習慣が出て来てしまいウンチを漏らしてしまうことがあるのだ。特にホテルや旅館の大浴場でウンチを漏らした時は、大浴場を閉鎖して従業員が清掃しなくてはならなくなるので要注意だ。
お風呂の定理の2
赤ちゃんをお風呂に入れた時に限って、お風呂で溺れる
ベビーバスの時期が終わり、通常のお風呂に入れた当初は新米ママは充分に赤ちゃんに配慮しながら入浴させるものだが、慣れてきてしまうと、遂々手が滑って赤ちゃんを溺れさせてしまうことになるのだ。赤ちゃんはなぜか目を開けたまま溺れるので、その姿こそが笑えるのだ。大人にとっては狭い浴槽でも、赤ちゃんにとってでかすぎる浴槽なのだ。
お風呂の定理その3
赤ちゃんをお風呂に入れた時に限って、お風呂のお湯を飲む
赤ちゃんをお風呂に入浴させると、丁度いい具合に水位が自分の口あたりに来てしまうので、赤ちゃんはお風呂のお湯をゴクゴクと飲んでしまうのだ。お風呂のお湯は浄化してしない家庭が多いので、非常に危険なのである。もしも、お金に余裕があるなら、お風呂場にも浄水器をつけて、お風呂で使用する水を浄化しておいた方がいい。そうすれば赤ちゃんがお風呂のお湯を飲んでも安全であるからだ。
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