母乳の脳内モルヒネが引き起こす新米ママの変化
●出産すると知能は低下するもの
女性は出産すると知能が低下することになる。出産すると、正確に言うと妊娠してしまうと、女性は頭の動きが悪くなり、どうも妊娠以前のようには暮らしていけなくなってしまうのだ。しかも、出産後、まともに喋れない赤ちゃんを育てて行かなければならないのだから、知能を高くするチャンスを失ってしまうのだ。
新米ママが出産後に無理矢理に頭を良くさせようとすると、原因不明の体調不良に陥ってしまうのだ。この体調不良は想像以上に恐ろしいものであって、しかも、それが治るまで相当の時間を要するのだ。この体調不良は育児ストレスでも育児ノイローゼでもなく、あくまでも新米ママが出産後に頭を良くさせようとしたことが原因で発症してくるものなのだ。症状は精神病に似た症状を発してくるが、精神病のように精神をおかしくする病気ではなく、体調が長らく不良に成り続けるといった症状を呈してくるのであり、現在、病院ではこの病気に対する治療法は存在していない。
この病気は専業主婦なら勿論発症してくることはないし、兼業主婦でも肉体労働に従事する女性には発症してくることはない。あくまでも頭脳労働をする母親たちに発症してくるのである。頭脳労働でもその代表格の大学教授になると、この体調不良は非常に恐ろしいものであって、出産後、暫くの間、学術論文が書けなくなってしまい、そのため出産に恐怖してしまい、子供は1人で打ち止めになってしまう。女性の大学教授たちは結婚する率が他の職業に比べて低いものなのだが、その上、結婚しても子供を作らなかったり、作ったとしても1人しか作らないというのは、出産による体調の変化が恐ろしいからなのだ。
俺はこの『幸せ色の出産ラブストーリー』を書くに当たって、様々な育児関連の書物を読んだものなのだが、女医が書いた育児書というのが非常に少ないし、あったとしても非常にレベルの低い内容であったり、内容に間違いがあったのものでしかなかったのだ。俺は男性の医者の意見だけでなく、女性の医者の意見を聞きかたかったのに、女医が書いた書物は除外せざるを得なかったほど、ひどい内容のものだったのだ。なぜなら、その女医が結婚していたとしても、子供が1人しかいなかったり、しかも母乳ではんく、ミルクで育ててしまい、育児のなんたるかが解らないまま、女医の仕事を続けているからなのだ。
頭脳労働に従事する女性が出産後も同じ職業を続けようとするなら、子供は1人で打ち止めにし、その上、母乳育児をやめて、ミルク育児にせざるをえないのだろう。医学は日進月歩で発展していくために、育児の期間中に知能を低下させてしまい、その発展についていけないとなると、女医としては致命的な打撃を受けてしまい、医者としての能力が低下してしまい、医者の仕事を続けられなくなってしまうからだ。
医療の現場では、女医が結婚してしまうと、医療の現場に復帰してこないという問題があり、それが医師不足を招いてしまっているのだが、出産や育児で知能を落としてしまっている女性を、無理矢理に医療の現場に引き戻すのは、それはそれで逆に問題だろう。せめて、育児でブランクの空いた女医に、育児が終わってから現場に復帰するようにしてあげ、復帰する際にはそのブランクを埋めるために「復帰セミナー」を受けさせ、空白の医療知識と医療技術を教えてあげてレベルを回復させ、そのセミナーを受けなければ現場復帰できないようさせる配慮が必要であろう。
●脳内モルヒネ
この女性が出産し育児をしている期間中、知能が低下するという問題は、頭脳労働に従事する既婚女性は当然に育児の期間中は仕事をやめざるをえなくなり、既婚女性は失業者状態に置かれざるえなくなってしまう。この事態は、フェミニストたちが「M字曲線」と称して、散々に日本の社会の異常さを指摘する際に使われたものだが、これは日本の社会が異常なのではなく、女性が出産し育児をし始めれば、どうしても経験せざるをえない現象なのである。M字曲線といっても、自宅でできる仕事、例えば農業や漁業や林業や自営業に従事している既婚女性には全く関係ないことであって、彼女たちは出産後もきちんと働きながら育児をしているのだ。、
なぜこの不思議ね現象が起こってしまうかといえば、それは「母乳」自体にある。母乳には脳内モルヒネと呼ばれる「アラキドノイルギリセロール」という化学物質が含まれており、この脳内モルヒネが母親の頭脳に影響を与えて、知能を高くしないようにさせているのである。
なぜ、母乳に脳内モルヒネが含まれているかといえば、まずは赤ちゃんの母乳を飲んで貰うためというのが最大の理由なのである。母乳は飲んでみると解るのだが、母乳は決して美味しい飲み物ではない。しかし、赤ちゃんにとっては成長のために必要なので、脳内モルヒネで脳を中毒症状にすることで、赤ちゃんが飲み続けようとさせているのである。
もうひとつは、赤ちゃんの脳の発達を促すためである。人間は猛獣に勝つために体を進化させたのではなく、脳を進化させたために、母乳に脳内モルヒネを大量に入れることで、脳を進化させたのだ。それゆえ、母乳の期間が長い赤ちゃんほど、成長してから脳の発達が格段に良くなり、高い知能を獲得することができるのである。
この脳内モルヒネは母乳から出ている以上、母親自体も脳内モルヒネの直撃を受けることになる。母親が赤ちゃんに母乳を与えると、自分まで気持ち良くなってしまい、至福の時間を味わってしまうものなのだが、これこそが脳内モルヒネの仕業なのである。しかし、この脳内モルヒネは母親に育児の喜びを味あわせる一方で、知能の低下を招いてしまい、その結果、母親がいくら頑張っても知能を上げられなくなってしまい、もしも無理に上げようとすると体調不良に陥ってしまうのである。
この不思議な現象は日々『幸せ色の出産ラブストーリー』を書いている俺にとっては痛いほど解る。記事を書いている時は、さすがに理性を使って知能を駆使して書いているのだが、記事の核になっているアイデアを作る際は、机の前に向かってアイデアを捻り出しているのではなく、ウォーキングやサイクリングやテレビを見ている時などにアイデアが突然に閃いて、それをメモしてアイデアを書き留めているのだ。そのため、いつもメモ帳を持ち歩いているし、テレビの近くにもメモ帳を置いて、いつでもアイデアを書き留められるようにしているのだ。
アイデアが浮かぶ時は、知能を高めている時ではなく、寧ろ、知能を下げている時であって、知能を高くしている状態では決していいアイデアが浮かんでこないのだ。それなのに無理矢理にアイデアを生み出さそうとしても、体調を崩してしまうだけなのだ。要はリラックスした状態で、脳内に脳内モルヒネが出た状態に成り、その期間だけアイデアが浮かんでくるのだ。しかし、リラックスした状態だけでは、そのアイデアを記事にすることができないのだ。記事を書く時は、逆に知能を高めて、カチャカチャとキーボードを叩いて書きまくるしかないのだ。
育児をしている新米ママたちは、授乳によって脳内モルヒネが出て続けるために、この脳内モルヒネによるリラックスした状態が持続してしまい、知能を高めるチャンスを失ってしまうのだ。それゆえ育児の期間中に無理矢理に知能を高めようとしてしまうと、脳に異常な負荷がかかってしまい、脳が機能不全に陥り、原因不明の体調不良を引き起こしてしまうのである。
●知識から知恵への転換
育児をまともにやっている母親たちが育児本を毛嫌いするのは、育児の最中は知能が低下しているために、いくら母親向けに易しい言葉で書かれたとしても、育児知識では非常な違和感を感じてしまうのだ。育児をする際は、「育児の知識」があればそれは重宝するが、それ以上に必要なのが、「育児の知恵」なのである。
知識とは理性で解るものであるが、知恵というのは本能で理解できるものだ。理性で解るのではなく、本能で解るからこそ、その知恵が「ストンッ!」と心の中に落ちていき、育児を難なくこなしてしまうことができるようになるのだ。俺が「育児本に頼ることなく、自分の母親に育児の仕方を教われ」と何度も言うのは、自分の母親から育児の仕方を教われば、育児の知恵をきちんと継承できるようになるからなのである。
脳内モルヒネによって知能が低下してしまっている以上、知識ではなく、知恵を得ることによって赤ちゃんを育てていくというのは、当然の論理的帰結なのだ。母親教室で母親にいくら育児の知識を与えても、母親たちが巧く育児を行えないのは、「育児の知恵」を持っていないからなのだ。それよりも本能レベルまで自分が引き下がることによって、「育児の知恵」を獲得してしまえば、無学文盲の女性であったとしても、ちゃんとした育児ができるようになるのだ。
我々は小学校入学以来、知能が高いことや、知識を豊富に持っていることで、その優秀さを競ってきた。それはそれで自分の人生に貢献するものもあったが、出産して赤ちゃんを産んでしまうと、それらの知識がなんの役にも立たないことを知るようになる筈だ。知識というのは、所詮「理性の目」から見たものにすぎず、知恵というのは「本能の目」が開かない限り、決して見えてこないものだからだ。
知識というのは、或る事物に対しての理解にしか過ぎないものだ。しかし、知恵は物事の道理を悟って判断し処理していけるものなのである。だからこそ、育児をしている母親たちが、物事に無駄な動作が少なくなり、何か発言したとしても学者たちよりもまともな意見を言ってくるのである。知識ではなく知恵を持っているからこそ、そんな芸当ができるのである。
●女性にとって本物の母親に成るための修行
要は、育児をする際は、頭で考えるのではなく、心で見なければ、とてもではないが育児などできるわけがないのだ。良妻賢母の賢さは、実は「育児の知恵」を持っているかということなのだ。知恵を持っているからこそ、良妻になるのである。良妻とはただ単に「夫にとって良い妻」というのではなく、知恵があるからこそ、その考えや動きが道理に適っているからこそ、良い妻なのであるということなのである。
この脳内モルヒネの分泌は、最初の赤ちゃんの時はそれほど多いわけではないのだ。赤ちゃんを3人以上産むと脳内モルヒネがより多く出るようになり、その量も一定してくるのだ。それゆえ、赤ちゃんというのは、下に行けばいくほど、脳内モルヒネを多く貰えるようになり、知能を高くし易くなるのだ。末っ子は最大量の脳内モルヒネを貰えるので、喋り出すのも早いし、才気煥発になってくるものなのである。
女性は3人以上の赤ちゃんを産み育てなければ、母親としてきちんと成長できないのだ。女性にとっては最初の赤ちゃんを産んでしまえば、それで終わりなのではなく、3人以上の赤ちゃんを産むからこそ、本物の母親に成ることができ、育児の本当の喜びを味わえることができるようになるのである。
もしも、頭脳労働をしている女性が3人以上の赤ちゃんを産み育てれば、10年近いブランクを生じてしまうのは致し方ないことなのである。しかし、その10年は決して無駄な時間ではないのだ。母親としての本分を果たし、母親としての本当の喜びを得るための貴重な時間だったのである。この期間がなければ、女性として生まれてきたのに、それに見合うだけの喜びを得られなくなってしまい、母親なら当然に解るものでも解らなくなってしまうのだ。
結婚もせず、赤ちゃんも産まなかった女性たちがその期間にどんなに多くの知識を溜め込み、出世していたとしても、育児を通じて知恵を得た母親にとってみれば、大したライバルではないのだ。「知恵のない知識」など、一撃のもとで撃破できるものなのだ。結婚していない女性など、3人以上の赤ちゃんを育てた母親から見れば、小娘程度にしか見えないものなのだ。育児を終えた母親たちは、新たに真剣になって仕事を取り組めば、10年のブランクなどなんの悪影響を与えないものなのだ。寧ろ、10年間第一線に居なかったことで、第一線の異常な状況を的確に把握することができ、そこから切り込んで行って、新たな仕事をすることができ、仕事を成功させてしまうものなのだ。
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