家族3人で家族旅行
●赤ちゃんがいるからこそできる旅行
育児ストレスを抱えているなら、家族旅行をしてしまえ。人間はいかに高度な文明を営もうとも、狩猟採集経済の行動パターンそのままなので、同じ場所に居続けては、苦痛しか味わえなくなるのだ。育児をしているからといって、いつも自宅にいなければならないというルールはないのだ。家族3人で旅行に出かけて、気分転換してしまうことだ。
赤ちゃんを連れた旅行は、それまでの旅行とは全然違う。新米ママには赤ちゃんという手間のかかる生き物を連れての旅は、それまでの旅の概念を一変してしまうほどに、楽しい旅行に成ってしまうのだ。独身時代の旅行では、一人旅や友達を連れての旅行や、彼氏と一緒での旅行とか、とにかく旅行する本人も、旅行で一緒に行く相手も、自分のことは自分でできる人々である。
ところが、赤ちゃんは自分では何もできないのだ。しかも、赤ちゃんは新米ママが想像できないような行動を取りまくってくるので、爆笑の連続になってしまうのだ。赤ちゃんがいる旅行はとにかく面白い。この面白い旅行を行かないなんて、余りにも勿体ない。暇があるなら、とにかく家族3人で旅行に行ってしまうことだ。
赤ちゃんを連れての旅行は、赤ちゃんが生後6ヵ月を過ぎれば何も問題ない。赤ちゃんの体は生後6ヵ月で母乳から抗体を張り巡らせることを終了するので、免疫力が高くなり、病死する危険性がかなり低くなるのだ。しかも、赤ちゃんにとって生後6ヵ月から生後2年の間までに、色々な場所に旅行に行くと、それだけ免疫力を上げることができるので、非常に有益な旅行に成ってくれるのだ。
両親の方にとっても、赤ちゃんを連れて行った場合、交通費が無料になる場合が非常に多いのだ。こういう「赤ちゃん特権」は思う存分に利用しまくった方がいい。旅館やホテルに泊まる場合は、赤ちゃんを連れて行くことを事前に連絡しておくことだ。それなりの配慮をしてくれることだろう。
●夫婦共同行動と夫婦別行動
赤ちゃんを連れての旅行が慣れていない時は、夫婦共同行動を取るしかない。自宅では余り役に立たない夫でも、旅行に行けばそれなりに役には立つのだ。旅慣れしていない人の共通項というものは、荷物が多過ぎることなのだが、最初の家族旅行であるならば、とにかく荷物をたくさん持っていってしまうことだろう。赤ちゃんを持っているのが妻の方であるならば、荷物は夫が持つということになってしまうのだ。
旅行を繰り返していると、「この荷物は要らない」「あの荷物は要らない」と段々と荷物が減って行き、シンプルになっていくものなのである。最初っから巧く行くことなんてありえない。何度も繰り返しながら、慣れていくことである。荷物が軽くなれば、自分たちは旅に慣れたということなのである。
赤ちゃんを連れた家族旅行の際、夫婦はいつも一緒にいるべきではないのだ。女性はペチャクチャと喋りながら旅行するものであっても、男性は単独行動を好んで一人でブラブラとしたいからだ。自分の夫に、こういう時間を配慮してあげないと、夫はストレスで一杯になってしまうのだ。
また、妻の方もショッピングする際は、夫を連れていっても足手纏いになるので、自分が女性ならでは行動をする時は、夫と離れて、赤ちゃんと二人で行動してしまうことだ。そうすれば互いが要らぬストレスを抱え込まなくてもいいことになり、家族旅行を楽しむことができるのだ。
旅先で夫婦が旅のことで揉めてしまったら、そのまま口論しあうのではなく、ジャンケンで決めてしまうことだ。ジャンケンで勝った方の言い分を通してしまえばいいのだ。こうすると、旅行中の夫婦喧嘩がなくなり、楽しい旅行にすることができるのだ。旅行中に夫婦喧嘩をしてしまった夫婦は多いものだが、それは家族で旅行にしにきているのに、独身時代のように自分の意見をすべて貫き通してしまうからなのである。家族旅行をすれば、自分の意見がすべて通らなくなるのは当然のことであり、だからこそ、夫婦双方の意見を噛み合わせながら、今まででは味わえないような楽しい旅行にすることができるのである。
●家族旅行は慣れるに限る
家族旅行は慣れるに限る。地道に経験値を積み重ねていくことだ。夫婦には「行動派」と「のんびり派」に分かれてくるので、行動派なら行動距離を延ばして行くべきだし、のんびり派ならいっそのこと別荘を購入して、そこでのんびりと過ごしてしまうことだ。まずは自分たち夫婦が基本的にどんな旅行が好きかを知ることだ。
旅行というのは、事前の計画と準備で8割方、その旅行の内容が決定してしまうものだ。どんなに学校で成績の悪かった人でも、自分たち夫婦が旅行に行くとなれば、情報収集を真剣になってやるし、計画もきちんと立てるし、準備もきっちりとやってくるものなのである。旅行は旅行に行く前が実は楽しいものなのだ。
旅行は計画と準備がちゃんと出て来ていれば、実際の旅行ではそれほど苦痛になることはないのだ。後は慣れるに限ることだ。例えば、電車に乗っている際に、赤ちゃんが泣き出さないように、電車に乗る前に赤ちゃんと遊んで疲れさせてしまい、電車の中では赤ちゃんは寝るだけにしてしまうことだ。赤ちゃんの泣き声は物凄く通るので、一旦泣かれてしまうと、非常に迷惑なものなのだ。
家族旅行でその夫婦の真価が問われるのは、現場で緊急事態が発生した時であろう。特に現場に行って病気を発症してしまうことがあるのだ。そのために、万病に効く漢方薬を持っていくことだ。西洋医学の薬だと、効き過ぎてしまうために、それがために逆に病気を悪化させてしまうことだ。
赤ちゃんが病気なったら、安全な範囲内なら、とにかく発熱させておくことだ。赤ちゃんにとっては、病原菌の侵入を許すことで、敢えて病気を発症している場合があるので、無闇に薬を投与しないことだ。赤ちゃんにとって旅行は、旅行を楽しむだけではなく、自分の免疫力を上げるための旅行でもあるのだ。
●行動範囲は半分になるけど、思い出は10倍以上
赤ちゃんを連れての旅行だと、それほど移動距離が伸びないものだ。独身時代の旅の移動距離の半分にも満たないことだろう。しかし、赤ちゃんを連れての旅行だと、思い出は10倍以上になるのだ。自分が老年を迎えて旅を振り返ってみれば、今まで楽しかった旅行の殆どは、赤ちゃんを連れた旅行に集中することだろう。
赤ちゃんとの旅の思い出は、独身時代の旅の記憶を押し出してしまう。家族旅行を繰り返すと、一体自分はどうやって今まで旅行をしてきたのだろうと、思い出せなくなってしまうほどに、赤ちゃんを連れた旅行は楽し過ぎる旅行に成ってしまうのだ。どんなに親しい友人であったとしても、所詮は赤の他人なのだ。自分の血を分けた赤ちゃんとでは比べ物にならないのだ。
但し、赤ちゃんがどんなに旅行ではしゃごうとも、赤ちゃんは4歳から5歳の間に、それ以前の記憶が消去されてしまうのだ。そのため、赤ちゃんは家族旅行の記憶をすべて失ってしまうのだ。ただ、赤ちゃんの高い免疫力として、旅の記憶が残っているにすぎなくなるのだ。
だからこそ、赤ちゃんを連れた旅行の思い出は、「母親の物」なのだ。その「夫婦だけの宝物」と言ってもいいのだ。せいぜい写真やビデオで残しておいておくことで、その思い出を永遠に残しておけばいいのだ。育児をしている母親は、この楽しい思い出があるからこそ、育児をする意欲が湧き、また新たな気持ちで育児をすることができるのである。
情報化社会に生きていると、他人の言動に振り回されてしまい、自分たち夫婦の思い出の重要性を忘れてしまいがちだ。物知りになりすぎてしまい、「あれも知っている」「これも知っている」ということを言うだけになってしまうのだ。それでは、あなたは何も行動していないのと同じなのだ。他人の情報はもう充分なのである。大事なのは、自分たち夫婦が行動を起こして、楽しい旅の思い出を蓄積していくことなのである。そして赤ちゃんにも楽しい旅の思い出を、たくさんたくさんプレゼントしていくことなのである。
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コメント
タマティーさま
いつもありがとうございます。
今日のブログはちょうど家族旅行に行きたいなとじゃらんを買ってきて妄想していたところだったのでジャストミートでありがたかったです。
ゲゲゲの女房の水木さん役は確かに片腕がない人ですが、前にNHKで水木氏の戦争のときのドラマがあって俳優の名前は忘れたのですが、前に大河ドラマのこうみょうが辻で六兵太をやっていた人が出てきて、片腕をシャッに通さないで水木氏役をやっていました。配役がどうなるかわかりませんが、楽しみです。
うちの旦那さんですがやっぱりコーヒーのせいかちょっと症状が出ているようで右側のふくらはぎが凝って辛いそうです。多分、左脳が凝って?いるのかもしれません。米屋で三分つきにしてもらった玄米を食べてもらうようにします。
横コメントで申し訳ないのですが、私の知り合いにも宗教やっている人がいて、その人の手が勝手に動いてしまうんです。まだ鬱を脱出できないでいるので気の毒だなと思うのですが、食事とか早寝早起きをするように言っても出来ないのです。これももしかしたら霊障かもしれませんね。私も鬱が軽くなってきたのは実家と旦那さんの墓参りを頻繁にするようになってからです。
投稿: ゆきねこ | 2009年7月27日 (月) 13時47分
「ゆきねこ」さん、家族3人で旅行に行くと、本当に楽しいですよ。是非、旅行に行った方がいいです!
水木しげるさんの配役で、あのドラマの面白さが決まってしまいますからね。
タマティーとしては、身体障害者を使った方が、リアリズムが出て来ていいと思います。
墓参りって本当に大事ですよ。
先祖の霊的守護があるとないのとでは、人生がまるで違ったものになってしまいますからね。
「ゆきねこ」さんも墓参りをしてから、鬱病を脱して本当に良かったです。
宗教は大事だけど、その宗教の御利益を巧く現実生活に落として行かないと、その宗教運動に参加するだけお金と労力の無駄ですからね。
宗教家が宗教に真面目になりすぎると、現世利益を否定してくるのだけど、信者にとってみれば現世利益がないのに信仰し続けられるわけがないんです。
教団は信者から会費や寄付を貰っている以上、信者たちを健康にし、豊かにし、幸せにする義務があるんです。
その義務をちゃんと果たしている教団は発展していくだろうし、信者たちも幸福になれるものなんです。
それにしても、昨日の雨は凄かった。
こっちはバケツをひっくり返したような土砂降りの雨ですよ。道路の排水溝は水が溢れてしまうし。
それなのにテレビでは群馬県の館林の突風のニュースが流れているし。
あれだけの雨が降れば、館林だけが被害を受けているわけではないって。
今年はエルビーニョ現象のお蔭で、冷夏に集中豪雨が重なるので、くれぐれも水の事故には気をつけてくださいね。
東京でもたとえ河川が氾濫しなくても、都市型洪水が発生しますので要注意です。
投稿: タマティー | 2009年7月28日 (火) 06時16分
タマティーさまはすごい!!!
昨日の夜に旦那さんにマッサージをしたら、旦那さんが朝早く起きて、早く出勤しました
すごいです。本当にありがとうございます。
私も旦那さんにマッサージしてもらおうかと思ったのですが、そのまま寝てしまったので今度やってもらおうかと思います。
確かに梅雨が明けたというのに雨ばかりで今年は変な天候ですね。洪水に気をつけます。
水木氏役にはまった身障者(これも個性ですね)がブレイクすると私も良いと思います。
では失礼します。
投稿: ゆきねこ | 2009年7月28日 (火) 11時09分
「ゆきねこ」さん、おめでとうございます!
旦那さんが早く起きて、早くに出勤して貰えると、なんだか朝から充実してくるんですよ。
旦那さんにとっても、朝早くに出勤すれば、仕事が猛スピードでこなしていくことができ、生産性が格段に上がるようにあるんですよ。
それにしても、「ゆきねこ」さんは偉いです!
このオリーブオイルマッサージは、嘗て不妊症の女性たちに紹介したんだけど、なんの反応もなかったんですよ。
このマッサージをすると、自律神経が整うので、丹念にやっていれば、不妊症といえども確実に治ってしまうんですよ。
それなのに不妊症の女性たちは実践してくれなかったので、結構ショックだったんですよ。
それに比べて「ゆきねこ」さんは本当に行動力があるな。本当に凄いです!
自分に利益がありそうなものなら、早速、自分で試してみればいいのに。
そして、実際に効果があったら、それを習慣化して実行していけばいいんですよ。
オリーブオイルマッサージは劇的な効果があるんだけど、毎日やることはしない方がいいです。
調子に乗ってやりすぎて飽きてしまうと、2度とやらなくなってしまうからです。
時たま、ほどほどにやるってのが、持続することができる秘訣です。
仕事で疲れている平日にマッサージをしたら、旦那さんは寝てしまうだけでしょうね。
休日という疲れていない日なら、夫婦でマッサージをし合うことができると思います。
是非、試してみてくださいね!
投稿: タマティー | 2009年7月29日 (水) 06時27分