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「夫の実家」vs「妻の実家」の仁義なき戦い

●少子化が作り出した「夫婦の実家同士の争い」

 結婚してからの人間関係のトラブルは、「夫婦関係のトラブル」か、「嫁姑の間でのトラブル」というが一般的だった。しかし、少子化になってしまった世の中では、「夫婦の実家同士の争い」という昔なら絶対に有り得ない争いを引き起こしてしまったのである。通常、自分の娘が嫁に行ったら、その娘の両親は結婚には口を出さないものである。ところが、結婚しても口を出して来くるのだ。妻の両親は子離れができていないし、妻の方も親離れができていないのだ。

 具体的には夫婦の実家の双方が、赤ちゃんの成長に盛んに口を出してきたり、七五三で着る服で揉めたり、幼稚園や小学校に進めば制服やランドセルで喧嘩が始まるのだ。この争いが始まると、双方が結婚し家庭を築いているし、仕事も成功し社会的に或る程度の地位があるので、どちらも安全地帯に身を置きながら、「息子夫婦」「娘夫婦」の家庭を戦場にして壮絶なバトルが繰り広げられるのだ。

 子供の数が多ければ、親というものは、それほど子供に期待をかけるものではないのだ。子供の数が多いと、比較対象ができるので、子供の性格や個性がはっきりとしてきて、その子にあった道に進ませようとするものなのである。自分の子供を理解せず、無意味に期待をするのではなく、自分の子供を理解した上で、成功するようにバックアップしてくれるのだ。

 ところが、子供の数が少なければ、両親は比較対象ができないので、自分の子供の性格や個性を充分に理解できず、そのために自分の欲望を自分の子供に押しつけて、その通りに歩ませようとするのである。そういう子供が大きくなっても、その子は親から自立できたとは言い難く、結婚したとしても、その子の結婚に事あるごとに介入してくるのだ。

 しかも、祖父母にとっては、少子化のために孫の数が少ないので、祖父母がかける期待も大きくなってしまうのだ。こういう祖父母は、孫を育てる気は更々なく、孫をオモチャにして、孫と戯れるということしかしないのだ。これはどんなにアホな夫婦でもその異常さを見て取れることができるのだが、なんせその夫婦が親から自立していないために、この妖怪化した自分の親を自宅に招き入れてしまうのだ。

 こういうことを夫の両親だけが行えば、妻の方も反撃することが可能であろう。しかし、妻の両親もこういうことを行ってくるために、妻は反撃することはできないのだ。そのために、自分たち夫婦の家庭を戦場にして、「夫の実家」と「妻の実家」が激しくぶつかりあってしまうのである。

●最初が肝心

 この手の馬鹿馬鹿しい争いを封じるためには、何事につけても夫の実家を優先して、妻の実家が無闇に口を出せないようにすることなのである。赤ちゃんを出産して、初めて親の家を訪れるなら、必ず夫の実家を先に行くようにし、妻の実家に行くのはその後にすべきなのである。

 七五三の服で揉め出す前に、事前に夫の両親に相談を入れて、七五三で着て行く服を先に決めてしまうことだ。後で妻の実家がなんと言って来ようとも、決して耳を傾けないことだ。そして、幼稚園や小学校に関しては、自分たち夫婦が決めることであって、夫の実家や妻の実家には口を出させないことだ。

 夫婦の実家同士の争いを起こさせないためには、最初が肝心なのであって、最初の段階で失敗してしまうと、後でズルズルと揉め事を発生させてしまうのである。自分たちは夫婦は夫の実家を優先しますよと、妻の実家に対して常にアピールしておくことだ。娘が嫁いだ以上、最早、口を出すなということを身を以て知らせることだ。

 但し、この遣り方は、妻が嫁入りした場合であって、夫が婿入りしてきた場合には、この遣り方が逆になってしまう。妻は自分の実家を常に優先させて、夫の実家からの介入を封じ込めてしまえばいいのだ。夫が婿入りするということは、女系相続がなされたということなのであって、一旦、夫の実家と揉めてしまうと、その争いが泥沼化してしまう傾向にあるのだ。女性であるがゆえに、恨みを持続してしまい、双方が妥協して、戦いを終えるこということができないのだ。

 最初の出産であるなら、赤ちゃんが可愛いすぎるために、遂々自宅に籠りがちであるが、事あるごとに夫の実家に行くべきなのである。夫の両親に孫の顔見世興行を行い、夫の両親を立てることだ。こういうことをすれば、夫の両親から幾らかのお金は貰えるものなのである。この手の人間関係への配慮をきちんと行って、夫婦の実家同士の争いを未然に防いでしまうことだ。

●無闇に敵を作るな

 夫婦関係のトラブルでも、嫁姑のトラブルでも、それらを解決しようとせず、逆にその争いを扇動して、最悪の事態にまで持っていこうする人たちは大勢いるものだ。精神的自立を成し終えていないために、夫に反抗することで、姑に反抗することで、自分の親への反抗の代わりにしてしまうのだ。

 人生で大事なことは、無闇に味方を作るのではなく、無闇に敵を作らないことなのだ。無闇に敵を作れば、敵にされた方は、執念を燃やすようになってしまい、執拗にまで敵として有り続けてしまうのだ。敵の方も何か正当な理由があって敵とされたならば、まだ納得がいくが、そうでない場合は、相手は無制限に恨みを抱いてしまうものなのである。

 夫婦関係のトラブルでも、それを解決せずに、逆に夫に戦いを挑むように振り向けるなら、夫は暴力を以て対抗せざるをえなくなってしまうのだ。もしも、それを理由に離婚をしてくるなら、いかなる殺人行為をも恐れることはなくなってしまうものなのだ。嫁姑の争いも、それを激化させてしまえば、姑は息子の嫁に怨念を抱いてしまい、その怨念が妻の身に降りかかってきたり、子供たちの身に降りかかってきて、凄まじい災いをもたらしてしまうのだ。

 夫婦の実家同士の争いも、一旦、争ってしまえば、収拾がつかなくなるほどの激しい争いを繰り広げてきてしまい、双方が恨みを抱いてしまうのである。その恨みは決して良い結果をもたらすことはなく、逆に自分たちの家庭に災いとなって降り注いでくるようになるのである。

 結婚したら、親族内に敵を作らないことだ。骨肉の争いは、赤の他人との争いよりも、残酷な結果に終わってしまうものなのだ。嫁入りしてきたからといって、いきなり夫の親族とベタベタするのは逆に問題だが、時間をかけてゆっくりと距離を縮めて行き、良好な関係を作り出していくことだ。

●説得のコツ

 夫婦の実家同士の争いを起こさないためにも、まずは「自分たち夫婦が実力を持つこと」だ。精神的に自立して、双方の親から独立している姿勢をきちんと示すことだ。精神的だけでなく、経済的にもちゃんと独立して、双方の親の資金援助などは一切拒否して、自分たち夫婦が稼いだお金で生活していき、地道に貯金して資産を作り出していくことだ。

 その上で、自分たちが下の立場に立つのではなく、「相手の目線に立つこと」なのである。夫の実家が何か言ってきたら、それを撥ね退けてしまうのではなく、とりあえず「そうだよね」と一言いって、相手の目線に立ってあげるべきなのだ。そうすれば、相手は争いを起こそうとは思わなくなるのだ。

 これは妻の実家に対しても同じで、妻の実家が何かを言ってきたのなら、まずはその話を聞いてあげて、「そうだよね」と言ってあげればいいのだ。そして、その意見が理不尽なものであるなら、「でも、お父さんやお母さんは自分のお爺ちゃんやお婆ちゃんからそういうことされたことあるの?」といって、相手の頭を冷却化させてしまうのだ。相手の目線に立つと、相手の落とし所がはっきりと解ってくるものなのである。

 そして最後は、争いを激化させるのではなく、争いを終結させるという「結果を出していく努力」を行うことだ。争いをやめさせ、平和にさせ、それによって自分たち夫婦の信義を貫いて、利益を生み出させねばならぬのだ。結婚したらそれがゴールだと思って、こういう外交力を身につけていないと、幸せになる結婚も幸せにならなくなってしまうものなのだ。

 「運命は自ら招き、境遇は自分が作るもの」と言われる。自分たち夫婦の運気を落としてしまっているなら、それは自分たち夫婦がやってしまったことなのである。結婚していれば、どちらかの方の運気が落ちても、もう一方がカバーできるものなのだ。それができないとなれば、自分たち夫婦に落ち度があるということなのだ。

 結婚すれば、夫婦の境遇はゼロから始まるものだ。その境遇を自分たち夫婦が力を合わせて、自分たち夫婦の信義を貫き、自分たち夫婦にとって最大の利益をもたらせるような境遇を作り出すべきなのである。これができないとなれば、その夫婦がそういった努力をしていないということなのだ。

 夫婦の実家同士の争いが起こったら、「夫の実家が悪い!」「妻の実家が悪い!」と罵り合うのではなく、自分たち夫婦の不徳を責めるべきなのである。本来なら味方にできる人たちを敵に回してしまっただけなのである。争いをやめ、味方になってくれれば、これほど有難い人たちはこの世には他にいない人たちなのである。

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コメント

タマティーさま
こんばんは
台風は大きな被害がでぬよう去っていってほしいですね。

敵は作らぬことですか、納得。

義父が義母より強烈な性格なのです。

主人の実家にお邪魔する際は、できるだけ義父を敬い、すごいですねとかさすがですねとかほめて話を聞くようにしています。

主人の兄嫁に『毎週孫を連れて顔を見せにこい!』といまだに言っているそうです。
姪は中学生なのですが、『部活よりもお盆やお彼岸を優先しろ』というそうです。
ドラマの見すぎかもしれませんが、こういうことを言うのが姑ならわかるのですが、舅が言うのは珍しいですよね?

投稿: 明子 | 2012年9月30日 (日) 17時28分

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