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家の中が汚いと、育児が巧くいかないもの

●家庭内の汚さは、育児を台無しにする

 育児ストレスで一杯になっている新米ママはとにかく家庭の中が汚い。掃除をきちんとしていないからこそ、赤ちゃんがすぐに病気に罹り、要らぬ負担を強いてしまい、ただでさえ育児で大変だというのに、更に大変にさせてしまうのだ。生活をしているなら掃除は不可欠な行為である。育児をしているなら尚更のことだ。人は生きていれば、家の中を汚してしまうものなのだ。だから日々せっせと掃除をして奇麗にし続けなければならないのだ。

 新米ママが掃除をしなければ、家庭の中が汚くなるだけでなく、家庭内が物でゴチャゴチャになるものだ。家庭内がゴチャゴチャであるなら、その新米ママの頭の中もゴチャゴチャになってしまうのだ。育児をしていく上で的確な判断ができなくなるし、無用な邪念が浮かんでしまい、至る所でトラブルを起こしてしまうようになるのだ。

 家庭内の汚さは、育児を台無しにする。育児が失敗続きだから、家庭内が汚くなってくるのではなく、掃除をしないために家庭内が汚いからこそ、育児が失敗続きになってしまうのだ。家庭内の汚さは、育児が巧く行っていない証拠と見ていい。家庭内でゴミが散乱している姿こそ、自分の育児の姿なのだ。

 新米ママが掃除によって体を動かすことは、新米ママにとって適度な運動になり、エネルギーを燃焼させていくことになる。特に女性の場合は、スポーツで体を動かすことよりも、家事ののような体の動かし方の方が、エネルギーを燃焼させ易いのであって、余分なエネルギーが燃焼してくれれば、安全な母乳を出せるようになるのだ。

 食事を大量に食べるくせに、体を動かさなければ、余分なエネルギーが燃焼してくれないために、危険な母乳を出してしまうことになるのだ。そのため、危険な母乳を飲んだ赤ちゃんが体調を悪化させてしまい、病院通いの毎日になってしまうのだ。母乳を飲んでいるなら、赤ちゃんはそう滅多に病気を起こさないものだが、その赤ちゃんだって危険な母乳を毎日飲まされれば、病気になってしまうものなのだ。

●夫婦関係が悪化する

 家庭内の汚さは、育児の悪化だけをもたらすだけではない。家庭内が汚ければ、夫婦関係が悪化していくものだ。夫は結婚していても、家庭に長居しているわけではないのだ。平日は夜から朝にかけてしか居ないものだ。仕事で疲労しきって帰宅したというのに、家庭内が汚ければ、夫は仕事での疲れを取ることができないのだ。疲労を残したまま出勤せざるをえなくなり、徐々に妻に対して不満を抱え込むようになっていくのだ。

 結婚しているなら、夫婦で話し合うべきことはたくさんある。それなのに妻が掃除をしていないために、居間が汚かったら、きちんと夫婦で話し合うことができるだろうか? きちんと掃除され、奇麗な居間なら会話が弾むが、掃除をせず、汚い居間なら会話は行われなくなるものだ。

 テーブルに物がたくさん置いてあれば、いくら夫婦が話し合ったとしても、会話は噛み合わず、相手を非難するだけの話し合いになってしまうことだろう。もしも、居間の照明が蛍光灯なら、互いが緊張しきってしまい、落ち着いた会話などできず、いずれ感情を爆発させ、激怒するようになってしまうことだろう。

 寝室を掃除せず、汚いままなら、通常の夫婦なら得られるだろう「愛の営み」ですら、得られなくなってしまうことだろう。寝室は広めの部屋の方が回数が多くなるものだし、ベッドは柔らかいよりも硬い方が、妻にとってはオルガズムに行きやすくなるものなのだ。寝室は睡眠を取る所だから、物をゴチャゴチャと置かず、スッキリにしてしまった方が、熟睡を取ることが可能になるのだ。

 うちの夫婦はどうも夫婦喧嘩の回数が多いと思うなら、まずは家庭内の汚さを疑ってみることだ。掃除をしていない妻が、夫を大切にするわけがないのだ。夫の方も、掃除という妻がやるべき家事を放棄しているなら、妻を大切にするわけがないのだ。夫婦喧嘩をなくしたければ、とにかく掃除をすることだ。掃除をして家庭内を奇麗にしてしまえば、夫婦双方、相手を罵るというようなことはなくなるのだ。

●収支が悪化する

 新米ママが掃除をしなけれな、育児や夫婦関係だけでなく、家族の収支が悪化することになる。家の中が汚くしている既婚女性が、家計簿をつける筈がないからだ。家族の経済活動には。「稼ぐ」「使う」「貯める」の3つの動きしかないのだ。そのうち夫は「稼ぐ」ことに専念しているから、妻は「使う」と「貯める」に専念すべきなのである。それなのに家計簿をつけないでいたら、夫がいくら働いて稼いでも、妻が巧くお金を使えないから、いくら働いても豊かな生活ができないし、妻が巧くお金を蓄えないから、いくら働いても資産が形成されないのだ。

 妻が掃除をしないということは、どこにお金を使えば最大の効果が出、どこのお金を削減すれば、無駄な出費を抑えることができるというのが、全く解らなくなってしまうのだ。夫が失業者でもない限り、いくら低所得であったとしても、それで生活できるお金は充分にあるものなのだ。それなのに妻が家計を管理しないばっかりに、貧乏を強いられてしまうのだ。貧乏人はこの世に貧富の格差があることを非難してくるが、貧富の格差はいつの時代でもあるものなのだ。貧富の格差など自分たちの貧乏に関係のないことなのだ。家計簿をつけず、家計を管理しないからこそ、無駄な出費が出まくっているのであり、それこそが貧乏の原因なのである。

 妻が掃除をしなければ、豊かになるための必要な出費をしなくせに、不要な物を溜め込んでいくことになるであろう。豊かな生活を送るためには、不要な物を捨てるということが解っていないのだ。その物が骨董品でもなければ、家財道具というのは、時間の経過とともに劣化していくものなのである。不要な家財道具を溜め込むよりも、不要な家財道具を捨ててしまい、シンプルな生活を心掛けた方が、豊かな生活を送れるものなのだ。

 夫が稼いできたお金をすべて生活費に回してしまうのではなく、収入の2割を天引きしてしまい、それを貯金へと回してしまうのだ。貯金が或る程度の金額になったら、株式投資や不動産投資に回して、資産運用を行っていくべきなのである。また、生活費に回した分も、すべて使い切ってしまうのではなく、繰越金を残して、来月に回せるようにし、家計を安定化させていけばいいのだ。

 家計簿をつけてしまえば、どこで無駄遣いしているか一発で解ってしまうものなのだ。例えば、照明をつけっぱなしにしないで、小まめに電気を消していくと、結構な節約になるのだ。食器を洗う時は、冬以外はお湯を使わなければ、ガス代の節約になるのだ。携帯電話では絶対に長電話をしない。こういうことを積み重ねていくと、一つ一つは小さな金額であったとしても、合計してしまえばかなりの金額になるし、それが1年間経過すれば、結構な金額になるものなのである。こういうことを行っていくと、家計は豊かになっていくものなのである。

●掃除こそお金持ちの始まり

 結婚当初はどこの夫婦も貧乏なものだ。逆に結婚を豊かな状態から出発してしまうと、お金の威力が解っていないから、いつまで経っても家計簿をつけることをしないのだ。だからこそ、高額な収入があるのに、貧乏を強いられてしまうのだ。新婚当初の夫婦が貧乏であるというのは、寧ろラッキーなことなのである。貧乏だからこそ、お金の威力を知ることができ、家計簿をつけて家計を管理して行こうとする切っ掛けになっていくからだ。

 結婚してただでさえお金がないのに、そういう時に限って赤ちゃんが生まれるものだ。そしてより出費がかさむのだ。人間が豊かになっていくためには、プラスだけ集めても豊かになれないものなのだ。育児にはお金がかかるというマイナスを背負い込むからこそ、夫は全力投球で働き出し、収入が急上昇していくものなのである。

 いくら高収入であったとしても、子供がいなければ、その夫婦はその代で終わりなのである。子供を作らずに豊かになったとしても、それは本来なら養育費のためにかかる費用を、自分たちのために使ったという反則技で豊かになったにすぎないのだ。豊かさとは、「人」「物」「金」の三つが揃わなければ、本当の豊かさではないのだ。お金だけ集めても、それは守銭奴にしかすぎないのである。

 結婚し出産したのなら、早い段階で「掃除の重要性」に気づくことだ。家の中が清潔だからこそ、結婚も育児も巧く行き出すのである。その家の妻がせっせと掃除をし、家庭の中を奇麗にしているなら、その夫がいつまでも低所得で居続けることは有り得ないのだ。必ず出世し始め、高額の収入を稼ぎ出すようになるものなのだ。家庭内が奇麗であるなら、夫婦の会話が弾むものだから、結婚してもいつまで経っても夫婦仲が良い状態で居られるものなのだ。

 赤ちゃんも家庭内が奇麗であるなら、スクスクと成長していくことができるようになるのだ。赤ちゃんが不要な病気に罹らなければ、それだけ育児の負担は軽減し、育児は楽しくなっていくものなのだ。新米ママの方も家庭内が奇麗であるなら、思考は明確になっているから、育児に於いて的確な判断が下せるようになるのだ。掃除こそ、幸せな育児の始まりだし、幸せな夫婦の始まりだし、お金持ちの始まりなのだ。

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コメント

タマティーさんはじめまして。
私は今年の12月出産予定の31歳の妊婦です。
偶然こちらのブログを拝見することができまして、
それ以来毎日かかさずチェックしております。
日々考えさせられ、勉強させていただいてます。

初めての妊娠で、無知な自分にとっては
大変参考になる内容です。
素晴らしいブログを作ってくださったこと
とても感謝しております。

読めば読むほど、育児の重要性がわかってきて
育児休暇終了後仕事復帰するつもりでおりましたが、
果たして本当にそれでいいのだろうかと、
気持ちが揺らいでいます。

自分としては、育児に専念したいと思っておりますが、
経済的な事情もあり、将来的なことも考えると
なかなかそう簡単に辞めてしまうこともできません。

タマティーさんの仕事と育児の記事も
読ませていただきましたが
再度ご意見をお聞かせいただければと思い
コメントさせていただきました。

ふさわしくないコメントでしたら
削除していただいてかまいません。

ブログ、これからも毎日楽しみにしています。
長くなってしまいすみません。

投稿: みぃ | 2009年7月 1日 (水) 10時50分

 「みぃ」さん、コメント有難うございます!
 「みぃ」さんのコメントは滅茶苦茶ふさわしいコメントですよ。
 既婚女性にとっては出産後、仕事を辞めるか続けるかってのは、重大な選択ですからね。

 結論から言ってしまうと、「みぃ」さんの自分の≪素直な気持ち≫で選ぶことです。
 これに尽きます!

 歴史的に見ると、専業主婦というのは特異な存在なんです。
 人類はどの民族でも、たとえ出産しても働くというのが基本形態なんです。しかし、王侯貴族が出て来ると、労働から解放され、そのために王侯貴族の妻たちは出産しても働かず、育児に専念できるようになったわけです。
 タマティーの父方の祖父は士族の出で、祖母は商家の出で、母方は農家の出なんだけど、このうち、専業主婦をやっていたのは祖父の方の人々だけですからね。商人も農民も、母親であってもみんな働いていたわけなんですね。
 うちの母親は専業主婦をやっていたけど、これはやはり祖父が士族の出だからというのが大きかったと思う。母親の実家の方は主婦といえども働いていたしね。
 「みぃ」さんの母親や祖母とか、旦那さんの母親や祖母が一体どのようにしていたかというのは、「みぃ」さんに非常に大きな影響を与えると思います。自分がいくら専業主婦になることを願っても、専業主婦の経験のない家系では難しいと思います。専業主婦をやっている人がいれば、主婦業で一体何をすればいいか解るから、自然とできてしまうんです。

 専業主婦と専業主婦にはそれぞれ利点と欠点があります。
 専業主婦の場合は、家事や育児に専念できて、これらが物凄く上達するけど、働きに出ないことで人間関係が物凄く狭まってしまうんです。専業主婦たちの不満は殆どこれに尽きます。
 兼業主婦の場合は、働くことで収入も増えるし人間関係が豊かになるけど、家事や育児では不十分になってしまうんです。兼業主婦たちの不満は充分に家事や育児をできなかったということに尽きますね。

 「みぃ」さんがどちらを選ぼうとも、これだけは絶対にやっておいてください。
 それは「きちんと家計簿をつけること」です。
 家計簿をつけて、家族のお金の流れを把握し、収入からいきなり2割を天引きして貯金していくんです。そのお金が或る程度溜まったら、株式や不動産に投資していく。投資で利益を得たのなら、それを生活費に回さず、全額再投資していくんです。そうやって資産を形成していくんです。
 この資産がないからこそ、経済的に苦しくなってしまうんです。
 資産ができると、経済的に余裕が出て来るんです。この経済的余裕が夫婦を更に豊かにしていくんです。
 若い時はこの経済的余裕がないからこそ、「あれも欲しい!」「これも欲しい!」と物欲の方が先走ってしまい、家計を赤字にしてしまうんです。
 
 まぁ、今は深刻に考えず、気楽に構えていた方がいいと思います。
 妊娠中にいくら考えても、赤ちゃんが生まれたら心変わりしてしまうこともあるしね。
 「専業主婦でも兼業主婦でもちゃんと赤ちゃんは育つ!」というくらいの大きな気持ちでいる方が、自分にとっても、お腹の赤ちゃんにとっても、いい影響を与えると思います。
 
   

投稿: タマティー | 2009年7月 2日 (木) 06時21分

タマティーさん、
お忙しい中お返事ありがとうございました。

主人の母は、専業主婦で
私の母は、働いてはおりましたが自営業でしたので
常にそばにいてくれていたようです。

主人の母も専業主婦ではありますが、
働くことに対して理解してくれています。
私のしたいようにすればいいよと言ってくれていて。

タマティーさんが
おっしゃってくださったように
生まれてからじゃないとわからないこともあるでしょうし、
どちらを選ぶにしても会社に迷惑がかからないよう
準備はしっかりして、あまり深刻にならず、
気楽に大きな気持ちで過ごしていきたいと思います。

お金の管理についても、よく考えていかなければ
ならないですね。投資、運用とか自分には
関係ないことだと思っていましたが、
やり方によって資産を増やすことができるのであれば
知らないままでいるのは損ですよね。

あと、もうひとつ気がかりなのは
もし仕事を辞めた場合、主人は実家に入ると言っていて。
育児と同居を同時にスタートさせることに不安を感じています。
慣れない育児と新しい環境でうまくやっていけるのかなと。
やる前からアレコレ言ってても仕方ないのですが。

また長々とすみませんでした。
あと5ヶ月、いろいろ考えることはありますが
せっかくの貴重な体験をさせてもらっているわけですから
1日1日大事に過ごしていきたいと思っています。

投稿: みぃ | 2009年7月 2日 (木) 10時41分

 「みぃ」さんの言う通り、余り深刻にならずに、気楽に大きな気持ちでいるのが一番です。

 「みぃ」さんの母親が自営業なら、いい環境で育ちましたね。自分の母親が働きながらも、自宅に居てくれるのは、これほど赤ちゃんを育てやすい環境もないですからね。
 専業主婦をやってしまうと、旦那さんの母親のような意見を言うもんです。労働の大変さが解っていないから、育児をしながら仕事をするのがいかに大変かが解っていないんです。
 因みに、タマティーの母親も全く同じような意見を述べていました。

 「みぃ」さんの不安は、恐らく旦那さんの脅しにあるんじゃないかな。
 仕事をしなければ、実家に入るのって、凄まじい脅しですな。
 「お前が働かなくても、俺が食わしてやるッ!」くらいの男としての甲斐性を見せればいいのに。そうすれば、「みぃ」さんが要らぬ不安を抱えなくて済むのに。
 まぁ、今はまだ若いから、夫として成長の途上にあるんでしょうね。

 現在、妊娠5ヵ月なら、ジツコ・スセディック著『胎児はみんな天才だ』を読むことをお薦めします。
 題名からすると、天才児教育のような感じがあるのですが、実は胎教の実践録です。しかも、遣り方が巧かったので、物凄く参考になると思います。
 「みぃ」さんが将来どのような選択肢を取るにしても、赤ちゃんが早く喋ってくれて、母親との意思疎通がちゃんと図れると、これほど育児が楽になることもないんです。
 日々、せっせとお腹の赤ちゃんに語りかけて、赤ちゃんの脳の発達を促して下さい。そうやって生まれてきた赤ちゃんは余所の赤ちゃんとは全く違う成長の仕方を示すんです。
 
  

投稿: タマティー | 2009年7月 3日 (金) 06時26分

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