どうして夫は育児を手伝ってくれないの?
●夫の仕事は生活費をかせいでくること
「どうして夫は育児を手伝ってくれないの?」というのは、新米ママなら誰でも抱えてしまう問題であろう。決して夫が妻を愛さなくなったわけではないのだが、赤ちゃんが生まれたとしても、夫というのはそれほど育児を手伝わないものなのだ。なぜ夫が育児を手伝わないかというと、夫には必要ないからなのである。
新米ママが育児を開始すると、物事に対して近視眼的になってしまい、夫婦の役割分担ということを忘れてしまうのだ。家族内で妻がすべきことは育児であり家事であるが、夫の仕事は生活費をかせいでくることなのである。もしも夫が生活をかせいでこなかったら、妻は育児などできなくなってしまうのだ。
男女平等にとりつかれてしまえば、この当たり前すぎる夫婦の役割分担でさえ、解らなくなってしまう。いくら妻が夫に育児を手伝ってくれることを頼んでも、平日なら夫は仕事で疲れきって帰ってきているのであって、育児を手伝う気力というのが殆ど残っていないのだ。もしも疲れているのに妻の要望を聞いたのなら、それは妻を愛するからこそ動いたのであって、本当はやりたくないものなのである。
真っ当な夫婦であるならば、妻は夫に育児の手伝いなど望まず、夫の休日の時に家族揃って出かけ、平日では赤ちゃんと接することのできなかった夫に対して、赤ちゃんと接する機会を与えてあげるというのが、まともな妻の遣り方だろう。妻の方も休日は育児の負担から解放されるために、育児が物凄く楽に成り、そして平日になれば新たな気持ちで育児に取り組めることになるのだ。
夫婦が同じ作業をしていたら、夫婦での生産力が全く上がらないものなのだ。夫と妻はそれぞれ役割分担を決め、協業と分業でそれぞれの作業を行うからこそ、夫婦の生産力は非常に高いものになるのだ。夫婦だから同じ作業をしなければならないというのは、余りにも幼稚過ぎる考え方なのである。
●夫はあくまでも非常用のサポート役
新米ママは夫に育児の手伝いを望むのではなく、「夫はあくまでも非常用のサポート役」と思った方がいい。育児など本来、夫が手伝わなくても、妻が一人でできるものなのだ。しかし、自宅で何もしていない夫の姿を見ると手伝いを要請したくなってしまうものなのだ。それよりも夫は仕事で疲れているのだから、家ではリラックスさせてあげると思うようにし、自分でできる育児を夫には手伝わせないことだ。
しかし、そうはいっても育児をやっていれば、夫の手を借りたい時があるのであって、その時に夫に育児の手伝いを頼めばいいのだ。夫に頼む内容は高度な内容ではない方がいい。例えば、赤ちゃんの子守りをして貰い、その間に自分が料理をするとか、掃除をしてしまうとかといったものだろう。
また、夫に手伝いを頼む際は、頼む作業を1つに絞ることだ。男性は女性とは違って、男性脳があるために、何か1つのことをやることに関しては物凄い集中力を発揮するのだ。女性のように女性脳を使って、あれもこれもこなすということはできないのだ。だから、育児のような様々な作業をしなければならない作業は、男性には不向きなのである。それゆえ、夫に育児の手伝いを頼む時は、通常の育児を頼むのではなく、育児の作業の中から1つに限定して、それを頼めばいいのだ。
夫は日頃、育児をしていないのだから、育児の手伝いを頼む時は、その内容を丁寧に教えてあげることだ。妻にとっては当然にできることでも、夫にはできないものなのだ。もしもこの時に「こんなこともできないの!?」「バッカじゃない!」と夫を罵倒してしまったら、夫はその後いかに頼まれても育児を手伝わなくなってしまうのだ。夫婦であるからこそ無礼が許されるのではなく、夫婦だからこそ礼儀を守り、特に口の聞き方には充分注意した方がいい。
夫に育児の手伝いを頼んでも、妻よりも巧く行えるわけがないのだ。妻の方が日々赤ちゃんと接しているために育児の仕方が巧くなっていくのは当然のことなのだ。だから、夫が育児を手伝ってくれないことを不満に思ってしまうよりは、夫はいつもは育児を手伝ってくれなくていいから、非常時には育児のサポートをしてほしいと思っていれば、これほど精神的に楽なことはないし、現実的な選択の仕方だと思う。
●夫は妻が育児に不満を抱えたら、まずは妻を褒めよ
夫にとっては妻が育児を手伝って騒ぎ始めたら、自分が育児を手伝わないことよりも、夫婦の在り方に相当な問題を抱えていると思った方がいい。余程の馬鹿女でもない限り、夫が仕事を一生懸命にやっているのに、あれこれと育児の手伝いを頼んでくることはないからだ。夫の仕事でも一生懸命さは妻はその職場に居なくても、なんとなく解るものなのである。夫が仕事で疲れて帰ってきているのに、無闇に育児の手伝いなど頼まないものなのである。もしも頼んでくるとするなら、自分の妻が本当に愚妻か、妻の育児ストレスを巧く解消させてあげなかったかの2つの1つなのである。
①妻の話を聞く
本当に愚妻であるなら、手の施しようがないが、妻が育児ストレスを抱えているなら、まずは妻の話を聞いてあげることだ。妻は育児でのことをあれやこれやと夫に話しているだけで、育児ストレスは吹き飛んでしまうのだ。男性の場合、お喋りをしてストレス発散というのがないために、遂々、この女性の異様な行動を避けてしまいがちだ。しかし、そういうことをやってしまうと、妻が育児ストレスで一杯になってしまうために、妻が必要ないのに育児の手伝いを頼んでくるのだ。
②妻を褒める
妻は育児でいくら頑張ったとしても、誰からも褒められることはない。育児は誰かに褒められるためにやるものではなく、母親の義務として当然に行うものだからだ。しかし、妻も人間である以上、妻は自分のやっている行為を誰かに褒めてほしいものなのだ。だから、日頃から妻の育児を褒めていくことである。些細な褒め方では駄目だ。大袈裟に褒めまくることだ。「うちの奥さんは世界一の妻だ!」とか「うちの奥さんは育児が本当に巧いよ!」とか妻の方が赤面するくらいの褒め方をしてしまうことだ。勿論、客観的にはその表現と事実が異なっているが、大事なことは夫の妻を褒めたいという気持ちなのであって、大袈裟に言えば言うほど妻にはちゃんと伝わってくるものなのだ。
③褒美を与える
人間は自分が多大な労力を支払ったものであるなら、褒美がほしいものだ。妻の育児で赤ちゃんにつきっきりになっているのだから、それに見合う褒美がほしいものなのだ。夫は「育児は妻がやるもの」だと当然のように思っていると、その妻の労力を無視してしまい、褒美を与えることを全く忘れ去ってしまっているのだ。だから妻の方が育児ストレスを抱え込んでしまうのだ。
それゆえ、日頃から夫は妻に対して、何かしらの褒美を与えて行くようにしておくことだ。例えば、仕事の帰りに「ケーキ」を買ってきて、「これは御褒美だ!」といって渡してしまえば、妻の方は嬉しいものなのだ。御褒美として妻に洋服を買ってあげる、御褒美として温泉に連れて行く、御褒美としてレストランで食事をする。こういうふうに御褒美をじゃんじゃん与えていくことだ。そうすれば妻の頭の中には、育児をすれば御褒美が貰えるという思考回路が出来上がってしまい、育児ストレスが発生しにくくなり、育児に励み始めるものなのである。
●最終解決策は子供を3人以上作ること
最初の赤ちゃんであるならば、育児の仕方など解らないものなのだから、無闇に夫の手伝いを要請するよりも、とにかく妻が自分一人でやってしまい、育児の仕方を早く覚えていくことだ。妻の方が「育児は私の責任!」だと覚悟を決めてしまった方が、育児の仕方の上達は早くなっていくものなのである。
夫の方は、第一子が生まれたとしても、父親としての自覚など殆どないものなのだ。第二子が生まれた辺りから徐々に父親としての自覚を持ち始め、第三子が生まれると夫といえども育児を手伝うようになる。、赤ちゃんが3人以上生まれると、夫の方は最早、妻だけでは育児を行うことができないと判断して、夫といえども育児を手伝うようになってくるのだ。
「夫が育児の手伝いをしてくれない」と悩んでも、それは夫が必要ないからと判断しているからこそ手伝ってこないだけなのだ。夫はちゃんと妻の動きを見ているものなのだ。第一子の赤ちゃんで妻が育児の仕方を充分に学べていないのに、夫が手伝ってしまったら、妻は育児の仕方を学ぶ機会を永遠に失ってしまうのだ。その方が育児に於いて重大な問題を発生させるものなのだ。
育児の最終解決策は子供を3人以上作ることなのだ。赤ちゃんを3人以上産んで育ててしまえば、妻の方は育児の仕方を充分に習得できたし、夫の方も父親の自覚をちゃんと持って、子供たちを逞しく育てて行こうという気持ちになってくれるからだ。育児で矢鱈と問題を抱えるのは、要は子供の数が少なすぎるからでって、子供をたくさん産んでしまえば、「夫が育児を手伝ってくれない」などという妻の悩みは幼稚な悩みだということに気づくことだろう。
最初の赤ちゃんでるあるならば、育児について解らないことばかりだ。だから、自分がせっせと育児に励んでいけばいいのだ。夫に期待するとりも、自分が育児を楽しんでしまえば、育児では様々な面白いことを発見することができることだろう。そして第二子、第三子と産んでいけば、自然と夫は育児の手伝いを仕出すものなのだ。
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