育児ストレスはスポーツで吹き飛ばせ
●新米ママたちが太っていくメカニズム
出産後、健康のためには少しは太るべきなのだが、決して肥満になるべきではないのだ。しかしながら、出産後に肥満の道へと突き進み、ブクブクと太っていく新米ママたちが後を絶えないのだ。体重が重くなってしまったゆえに、体の動きが鈍くなり、そのために育児では育児ストレスを抱え、結婚生活は夫に対して不満を抱いてしまうのだ。本当は自分の肥満が原因であるというのに!
なぜ、育児をしている母親たちが太っていくかというと、それは「食事のパターン」を変えていないからだ。通常、仕事をしているなら、朝食と夕食を重くして、昼食を軽く済ませるという方法を取らざるをえない。この食事パターンにしてしまうと、最大効率で仕事ができるようになるからだ。
しかし、既婚女性が出産したのなら、朝食を最少限までに少な目にして、昼食を重たくし、夕食は蛋白質を多目に取って炭水化物を少な目にしていかねばならぬのだ。人間の体というのは、昼行性動物であるがゆえに、本来、昼食時に大量に食べるように作られている。それゆえ夕食時というのは炭水化物を少な目にして、蛋白質を多目に取っていくことで、血糖値の上昇を抑え、内臓の消化吸収の手助けをしてあげるべきなのである。そして朝になれば、体は修復を終えているので、すぐさま食事を取ることを必要とせず、午前10時あたりまでなら食事をしなくても動けるのだ。では、なぜ朝食を取るのかといえば、ぞれは頭脳を活性化させるためなのだ。それゆえ、朝から大量の食事を食うべきではないのだ。
出産したのなら、仕事モードの食事パターンにするのではなく、人間本来の食事パターンに変えていかなくてはならないのだ。だが、この食事パターンの変更がなかなかできないのは、それは結婚しているからだ。結婚していれば、夫を優先して食事を作るのは当たり前であるが、しかし、夫に合わしてしまうと、どうしても太っていく食事の仕方になってしまうのだ。夫が大量に朝食を食べているというのに、妻が朝食を最少限までに抑えた食事をしないものだし、夫のいない昼食に腕を振るって大量に作り、一人でバクバクと食べていることもないだろう。夕食時では夫婦双方が揃うために料理を豪華にしてしまい、血糖値などを気にせずに食べてしまうことだろう。だから、肥満になっていくのだ。
それに追い打ちをかけるのが、育児に於ける「運動不足」だ。育児では赤ちゃんの行動範囲が狭いために、どうしても運動不足になってしまうのだ。母親の方は自分は動いていると思っても、運動量というのはたかが知れていて、そのために筋肉が衰え、脂肪が着実に増えて行ってしまうのだ。
出産して肥満になったと感じたら、まずは朝食を少な目にしていくと同時に、今まで軽すぎた昼食を多目に取るようにすることだ。これだけでも肥満解消の糸口になるのだ。その上で、排便がしっかりと出るように発酵食品を食べ、「糠漬け」や「納豆」や「キムチ」や「ヨーグルト」を毎日食べるようにすることだ。そして脂肪を燃焼させるために運動をして、汗を流しまくることだ。
●ウォーキングと軽ジョギング
赤ちゃんがいる場合、新米ママができるスポーツというのは、非常に限定されてしまうものなのだ。授乳の関係で赤ちゃんから長時間離れてスポーツをすることができないので、育児をしながらでもできるスポーツを選んでしていかざるをえないのだ。新米ママが自分の肥満を解消するために、赤ちゃんをほったらかしにしてスポーツをすることだけは絶対にすべきではないのだ。
肥満を解消するのに手っ取り早いスポーツは、「ウォーキング」だ。肥満になる女性は脂肪よりも水太りしているからこそ太っているのであって、歩きまくることで血行を良くして、排尿を促し、体内の余分な水分を排出させるのだ。とにかくウォーキングを毎日行うことだ。赤ちゃんを連れた外気浴で1時間ほど歩けば、小便がジャージャーと出るものなのである。
脂肪を燃焼させるのに手っ取り早いのは、「軽ジョギング」だ。特に朝食を食べる前に朝の軽ジョギングをしてしまうと、脂肪が心地いいまでに燃焼してくれる。朝起きると、血糖値が落ちているために、体は脂肪を燃焼させ易い状態になっており、そこに軽ジョギングをすると、体は脂肪を優先的に燃焼させ、体重を効果的に落としていくことが可能になるのだ。
早朝であるならば、夫が自宅に居るので、夫に赤ちゃんを任して、自分は軽ジョギングに出かけられることができるのだ。時間は20分以上で充分である。20分間以上走り続けると脂肪が燃焼し始め、軽ジョギングを終えても、その燃焼がなかなか止まらず、脂肪の減少を効果的に行えるのだ。
軽ジョギングは毎日やっても構わないが、家庭の事情を考えれば、週に2回か3回というのが手頃な所だ。忙しい時は週に1回でいいのだ。但し、軽ジョギングをした以上は、最後まで走り続け、きちんと汗を流すようにすることだ。特に夏は汗を流し易い時期なので、厚着をして軽ジョギングを行えば、大量の汗を流すことができる。
軽ジョギングをした日は、折角、脂肪が燃焼しているのだから、朝食を大量に食べるべきではないのだ。脂肪が燃焼し始めれば、食欲など湧かないものだ。それゆえ朝食はフルーツだけを食べるとか、ヨーグルトを付け加えるだけでいいのだ。その代わり昼食は大量に食べることだ。母乳を出しているがゆえに、野菜を大量に食べ、母乳の重要な栄養素である葉酸が不足しないように配慮することだ。
●筋肉トレーニング
育児をしているなら、積極的に赤ちゃんを抱いたり、おんぶしたりするようにした方がいい。これをするだけで筋肉がつき、健康的な体になるからだ。体の中でも筋肉が最もエネルギーを使ってくれるので、筋肉が衰えてしまうとエネルギーが行き場を失い、脂肪に変わってしまうのだ。肥満の女性ほど筋肉量が少ないのはそのためなのだ。
絶対にやっておいた方がいい筋肉トレーニングは、「太股」の筋トレである。太股が細くなり始めると、低体温になり、脂肪がつきやすい状況になってしまうからだ。太股にしっかりと筋肉がついていれば、そこを通る血液が自然と温められるので、高体温になり、エネルギーを燃焼し易くしてくれて、脂肪がつきにく体になれるのだ。
太股を鍛えるためには、スクワットをすればいい。最初の頃は1日100回やるのも大変だろうが、慣れてくれば1日1000回することができる。筋トレは毎日やってしまうと逆に筋肉がつかなくなってしまうので、肥満解消のための筋トレなら、週に2回に限定し、その代わり、筋トレをしっかりとやりまくることだ。
出産した女性が最も鍛えねばならぬ筋肉は、「腹筋」である。出産したことによって腹筋が伸び易くなっているので、筋トレとかしないと、お腹が出てしまい、典型的な中年太りになってしまうのだ。腹筋がちゃんとついていれば腰にくびれができ、見た目にもいいし、洋服を巧く着こなすことができるようになるのだ。
新米ママは育児に関して頭を使わざるをえないので、血液が頭部に集中してしまい、そのために思考力の低下や頭痛など起こってくる。そういう時は、「背筋」を鍛えて、頭部に集中した血液を拡散させることだ。背筋にしっかりと筋肉がついていれば背筋をピンと伸ばすことができ、猫背になりにくい体にすることができるようになるのだ。
腹筋も背筋も筋トレを行うのは、週に2回程度でいい。但し、遣る時は徹底的にやることだ。回数はそれぞれ最低でも100回にし、できれば1000回にまで持っていくことだ。腹筋と背筋に筋肉がついてくれれば、腰回りの脂肪が減っていくし、スタイルも非常に良くなるし、筋肉があるがゆえに体が非常に動き易くなるのだ。
●ヨガとストレッチ
肥満を解消するには、ヨガも効果的である。女性の体は男性よりも柔らかくできているので、女性がその柔軟性を失ってしまうと肥満に成り易いし、体の動きが非常に悪くなってしまい、動きたくなくなってしまうのだ。その点、ヨガを行えば、体の柔軟性を取り戻すことができ、肥満を解消させることができるようになるのだ。
朝起きたら、ウダウダしているのではなく、体を目覚めさせるためにストレッチをしてしまうことだ。起床直後の段階でストレッチを行えば、1日中、体を柔軟でいられて、家事も育児もテキパキとこなすことができることであろう。そして就寝前にもストレッチを行うことだ。就寝前にストレッチを行うと、その日の疲労が巧く解消されるので、就寝中に脂肪がつきにくい体にすることができるのだ。
そして最後に忘れてはならないのは、家事と育児である。家事と育児は女性にとって非常にエネルギーを使い易い動きなので、家事と育児をきちんとこなしていると、脂肪が燃焼してくれて、体が引き締まってくるものなのだ。家事や育児をそっちのけにして、テレビを見ていたら、自然とブクブクと太り出してしまうものなのだ。
スポーツをして汗を流せば爽快になる。育児期間中、汗を流すことの重要性を絶対に忘れるべきではないのだ。育児をしていて楽しいことは確かにあるけれども、育児ストレスも発生してくるものなのである。そういう時は、スポーツをして汗を流してしまえば、育児ストレスは吹き飛んでしまい、爽快になってしまうものだ。そして新たな気持ちで育児に取り組めばいいのだ。
育児をしていて忙しいからスポーツができないというのは、自分がやりたくないからこそ出て来る言い訳なのだ。スポーツをやる時間など、作り出そうとすればいくらでも作り出せるものなのだ。女性は肥満になってしまうと、なんでも面倒臭がるので、益々肥満になっていってしまうのだ。赤ちゃんはまだ物を言わないけど、自分の母親が奇麗な母親であれば嬉しいものなのだ。自分のためだけでなく、赤ちゃんのためにも、最低限の美しさだけは保っておくことだ。
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コメント
タマティーさま
またまたご無沙汰してしまい、すみませんでした。タマティーさまの方が忙しいと思いますのに、毎朝、ブログを更新しているのですから、私も頑張らないととは思うのですが、最近、すごく疲れてしまい、朝、起きると疲れが抜けていないのです。幸い、夜泣きはないのですが、朝の寝起きが悪くて、旦那さまを見送れないこともあります。
すっごく疲れてしまって、「もうだめぽ」と思った(奥園壽子さんの3時間睡眠で料理研究家になれたとか、枝廣さんの朝2時起きで同時通訳者と環境ジャーナリストとか→無理ぽです。)のですが、「がばいばあちゃんの勇気のわく50の言葉」を読んで、ものすごく良い本だったので、書き写したんです。書き写すのに夢中になってしまい、疲れがとれました。みんなポジティブな言葉だったからだと思います。がばいばあちゃん、ありがとう。
こんなに疲れるのも、そもそも私が要領が悪くて、家事がなかなかさばけないからです。優先順位をなかなか決められなくて、仕事の途中で他のことをやってしまったり、そもそも何をやるのか事体を忘れることがあります。しかもルーチンだけで一日の家事が終わってしまうのです。
特に朝のタスクのトイレ掃除がなかなか着手できなくて、困っていたのですが、タマティーさまのトイレ掃除のことを読んで、なんとかできるようなりました。がばいばあちゃんの本でもまず最初が大変なトイレ掃除から始めていたそうで、そのトイレ掃除で幸運をつかんだそうですね。
先日のお返事のコメントは大変レベルの高いものでした。「魄」←読めませんでした。ガンの放射線治療は放射線技師は殺人光線のボタンを押しているような気持ちがすると言っていましたよ。
確かになにも心配しないで、やるだけやってあとは神様のゆだねるしかないですね。
脳の傷についてですが、私も人間関係のストレスで脳に傷がついてしまったと思います。頭痛が頻繁にありましたからね。人間関係と言ってもほとんどいじめというか、嫌がらせ(お金を同僚から受け取るときに、わざとお金を落として拾わせるとか、新聞の求人情報やら私の机の上に乗せるなど、すごかったんですよー。)絶対、脳に傷がついていたと思います。たぶん過労死とかも脳の傷のせいだと思いますよ。体に外傷を負わせると罪になるのに、脳の傷が見えないから罪にならないなんて、ひどいと思います。
女性が出産後に知性が落ちるということに関連しているかも知れませんが、目が悪くなってしまい、テレビとかパソコンの画面が長時間見られません。メガネが合わないと思って眼科に行ったのですが、大丈夫でした。おっぱいの先生にお伺いすると出産後は目を使ってはいけないそうです。あと、息子の顔にぶつぶつが出来ているのを見て、なにか脂っこいもの食べたでしょう?とバレてしまいました。
最近、息子がズリバイを始めました。うちの危険対策(非ルーチン)をしなくてはなりません。昨日の夜、息子が寝ているときに手をつないで、隣の旦那さんとも手をつなごうとしたら、旦那が手をパンツの中に手を突っ込んでいるんです。(泣) 私の父もそうだったのですが、なぜ、男の人は寝ているときにパンツの中に手を突っ込むのでしょうね。
投稿: ゆきねこ | 2009年7月 6日 (月) 19時17分
「ゆきねこ」さん、ズリバイ開始、おめでとうございます!
一人歩きを急がせずに、ズリバイを充分にやりまくってくださいね。このズリバイが赤ちゃんの成長にとって非常に大事なんです。
ハイハイをしている赤ちゃんって、本当に面白いですよ。
梅雨時は体が疲れ易くなるので、余り無理をしない方がいいです。
タマティーも仕事で約1ヵ月間、休日を取ることなく働き続けたのですが、体調不良になってしまいました。
梅雨時は、夜に風呂に入って1日の疲れを落とし、早目に寝てしまうことです。
朝早く起きて、自分のやるべきことをやってしまった方が、仕事量を多くこなすことができます。その分、午後はリラックスして過ごせばいいんです。
旦那さんの出勤を見送らないと、後では恐ろしい報復措置を取ってきますからね。朝のお見送りは絶対にした方がいいです。
睡眠が不足している時は、昼寝をするに限ります。昼寝でのちょこっとした睡眠が、物凄く睡眠不足を解消してくれるんです。
睡眠時間は短くせずに、6時間か7時間30分ぐらいは取った方がいいです。
家事はランダムにすべての作業をするのではなく、計画を立てて、重要な家事だけをやればいいんです。家事は原則として午前中に殆どをこなしてしまい、午後は自由に動けるようにすれば、ルーティン作業の繰り返しという状態から逃れることができます。
視力が落ちたのは、赤ちゃんが母乳を飲んでいるから、体内でビタミンAが不足しているからです。
ビタミンAを取るとともに、植物油をしっかりと取ることです。ビタミンAは脂容性なので、植物油がないと吸収できないんです。
ブルーベリーなんかも視力回復には効果があります。
それから、背筋が弱くなっていると、視力は落ちてしまいます。せっせと背筋を鍛えていくことです。
視力が落ちたからといって、眼鏡を変えるのは考えものです。視力低下は一時的なものなので、眼鏡を変えてしまうと、落ちた視力に合わせてしまい、余計に近視になってしまいます。
テレビやパソコンをやることを控えて、遠くにある景色を見るようにしておくことです。育児をしていると、ただでさえ赤ちゃんばかり見て、目の筋肉が硬直してしまうんです。
タマティーも余りにも小さい文字を使っているサイトは、見ないようにしています。無理に見てしまうと、視力が落ちてしまいます。
それから、男性がパンツに手を突っ込むのは、それはチンチンがあるからです。チンチンって結構ブラブラするもんなんですよ。
「ゆきねこ」さんの脳内メルヘンは、赤ちゃんとの間にだけにした方がいいです。
でも、旦那さんにチンチンがなければ、赤ちゃんが生まれなかったことだけは忘れないでくださいね。
家族全員でお手手をつなぎたい時は、ハイキングや海水浴に行った時にすればいいんです。その時には旦那さんといえども、パンツに手を突っ込んでいないことでしょう。
投稿: タマティー | 2009年7月 7日 (火) 06時19分