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不機嫌な新米ママへの対応策

●忍耐力がないからこそ、育児をしているのに不機嫌になってしまう

 育児ストレスが発生している時は、その育児ストレス自体が問題なのではなく、実は妻として、母親として、考え方が大きく変わっていく大事な時期なのである。ここで巧く自分の考え方を変えていかないと、育児ストレスどころではなく、夫とトラブルを抱えてしまうし、赤ちゃんに対してすらトラブルを抱え続けてしまい、結婚や育児が破綻してしまいかねないのだ。

 育児ストレスを問題視してくる学者たちは、育児ストレスだけに注目してしまうし、政府が育児支援に乗り出すと、新米ママへ育児に負担がかからないようなサポートをし出して、肝心の新米ママが考え方を変え、精神的な成長を成し遂げさせるということを不可能にさせてしまうのだ。このために、「妻らしくない妻」「母親らしくない母親」たちが続出してまい、平気で離婚するわ、平気で育児放棄をしてしまうのだ。

 育児をしていて、育児ストレスで一杯になり、いつも不機嫌でいる新米ママは、自分が今までの考え方を変えず、精神的に成長していないことを素直に認めた方がいい。育児というのは、自分が考え方を変えてしまうと、楽しいことばかりになってしまい、育児を通じていくらでも精神的に成長していくことができるのだ。

 もしも、そういうことができないのなら、要は「忍耐力不足」なのである。自分に忍耐力がないからこそ、通常の母親たちなら耐えられる育児でも、すぐにギブアップしてしまうのだ。この忍耐力がない母親たちの特徴は、お肌に張りや艶がなく、筋肉が弱く、何事にたいしても神経質だということである。肉体が貧弱なために、忍耐力が不足してしまっているのだ。

 通常、女性が出産すると、お肌に張りが出て来て艶で光り輝くものである。育児をすれば動きまわらねばならないし、授乳で母乳が大量に出まくり、体内の余分なエネルギーが燃焼し、余分な水分が出て行くので、お肌に張りが出て、艶が出て来るものなのである。これが起こらないというなら、その新米ママは「副腎の弱体化」が起こっているのだ。副腎は副腎皮質ホルモンを分泌して、ストレスに対抗できるようにするので、この副腎が弱ってしまうと、副腎皮質ホルモンが分泌されないために、ストレスに対抗できなくなり、お肌に張りと艶が消えてしまうのだ。、

 家事が電化される前は、家事というのは重労働だった。そのために家事をしていれば充分な筋肉がついたものだが、現在では家事の大部分が電化されてしまったために、家事をしても筋肉がつかないのだ。そのために、足の筋肉や背筋や腹筋といった筋肉が衰えてしまい、育児に対して忍耐をすることができなくなってしまったのだ。少し育児をやらしても、疲れきってしまうほどの、貧弱な筋肉しか持ち合わせていないのだ。

 神経質な女性は、とにかく「食後の食休め」というものをせず、食事を食べ終えたら、すぐさま次の行動に移ってしまうものだ。食後すぐに動くと、胃に血液を集中させて食事を消化していくことができず、胃が傷んでしまうのだ。そのため胃が病的になってしまい、それはそのまま神経質となって現れてきてしまい、育児に至る場面で神経質になってしまうのだ。

●温冷水浴

 忍耐力がないというのは、「副腎の弱体化」「筋肉の弱体化」「胃の弱体化」の三つが相乗効果を起こすからこそ、忍耐力が低下していってしまうのである。だったら、これら三つの弱体化したものを、強化していけばいいのだ。そうすれば、忍耐力がつくようになり、育児ストレスに耐えうる体になることができるのである。

 まず、副腎を鍛えるためには、「温冷水浴」をすることだ。夜のお風呂で充分に体を温めてから、冷水を全身にかけると、副腎が鍛えられることになるのだ。できれば、頭部に冷水をかけてしまうと、より効果が出て来る。副腎は体にストレスがかかると、副腎皮質ホルモンを大量に分泌していくことができるので、この温冷水浴こそ手軽に体にストレスをかけさせ、副腎から副腎皮質ホルモンを大量に分泌させることができるのだ。

 温冷水浴をやると、ブヨブヨとしていた体が引き締まり、体重も適正体重へと落ちて行く。産後に太ってしまった新米ママとしては有難いものになるのだ。しかも、肌に張りが出て来て、艶も出て来るので、自分の姿を鏡で見れば、自分は健康なんだなというのが一発で解るようになるのだ。肌の張りと艶こそ、副腎が正常に作動している証拠なのである。

 人間にとって気温の寒暖差こそ最適のストレスになるのだ。それゆえ、夏になったら可能な限り冷房をすることは避けて、団扇で済ますべきなのである。せいぜい扇風機までが限度なのだ。夏の間に、夏の暑さのストレスを充分に受けていないと、副腎が弱体化してしまうのだ。夏の暑さ対策のためには、午前中に厚着をしてウォーキングをしてしまい、汗を流してしまうことだ。午前中に汗を流してしまうと、体内の余分な水分が出て行ってしまうので、それ以降は涼しく過ごせるようになるのだ。

 冬は雪でも降らない限り暖房を使わないことだ。温冷水浴をしていると、体がポカポカになるので、氷点下の寒さに成らない限り、暖房を必要としない体になるのだ。もしも、雪が降ってきたのなら、暖房をつけてもいいが、その際でも外出を可能な限りして、冬の寒さに体を晒すことだ。冬季にできるスポーツはいくらでもあるし、その中でも寒中水泳は副腎を最大限に鍛えることができるのだ。

●軽ジョギングと筋肉トレーニング

 育児ストレスで不満タラタラになってしまう新米ママたちは、とにかく体に筋肉がついていない。特に「足腰」「腹筋」「背筋」に悲しいまでに筋肉がついていないのだ。そのため、育児ストレスがかかってしまうと、頭部に血液が集中してしまい、それで頭が重たくなってしまい、脳の機能が低下してしまうのだ。要は、頭を使っている際に、それを支える筋肉がないために、僅かな育児ストレスにすら耐えきれなくなってしまっているだけなのだ。

 足腰の筋肉を衰えさせないためにも、とにかく日々のウォーキングを欠かさないことだ。ウォーキングこそ、足腰の筋肉を鍛えることになるからだ。だが、足腰の筋肉が少ない女性はそれだけでは足りず、軽ジョギングをして足腰を鍛えていくことだ。軽ジョギングは速度の速いものではなく、スピードの遅いジョギングでいい。軽ジョギングを30分以上行うことだ。これを週に2回から3回やればいい。育児をしていると、赤ちゃんから離れて、軽ジョギングをする時間を取りにくいものだが、例えば朝早く起きて、夫と赤ちゃんが寝ている間に軽ジョギングをしてしまえばいいのだ。軽ジョギングをすると血行が非常に良くなり、足腰にしっかりとした筋肉がつくようになるのだ。

 忍耐力のない新米ママは、悲しいまでに腹筋と背筋に筋肉がついていないのだ。それゆえ、筋肉トレーニングで、腹筋と背筋を鍛えていけばいい。腹筋は最低でも100回やって鍛えることだ。背筋も最低でも100回やって鍛えることだ。最初の頃はこの回数すらもできないが、挫折せずに行い続けることだ。筋トレは毎日やってしまうと、逆に筋肉がつかなくなるので、週に2回か3回のペースをきっちりと守ることだ。忙しい時は週に1回で充分である。但し、1回で行う筋トレの量を多くすればいいのだ。

 筋肉というのは使わなければ衰えるので、日常生活で筋肉が落ちるようなことはしないことだ。例えば、歩いていける範囲なのに、自動車を使わないことだ。自動車を使わず、赤ちゃんを連れて歩くだけでも、筋肉が使われることになり、充分な筋肉がついていくものなのだ。自動車に乗っている新米ママが育児ストレスでダウンしているなら、それは自動車の乗り過ぎで足腰の筋肉が弱っているからなのである。

 赤ちゃんを「おんぶ紐」でおんぶしてしまうと、それだけ適度な筋トレになり、筋肉がついていくことになるのだ。赤ちゃんを抱っこすることを繰り返していくと、腕に相当な筋肉がつき、タフな女性になっていくものなのである。買い物の際、買い物袋を持つだけでも、結構な筋トレになるのだ。こういう育児や家事で自分の筋肉を使える場面があるなら、積極的にそれを行って、筋肉を鍛えていくことだ。

●食事パターンを変更する

 忍耐力不足で神経質になっている新米ママは、食事の取り方が完全に間違っているのだ。朝っぱらから大量の食事を摂取しないことだ。朝は排泄の時間帯なので、排便を優先させ、排便が終わるまで、絶対に朝食を食べないことだ。朝から大量に食べると、胃に物凄い負担がかかるので、どうしても神経質な女性になってしまうのだ。また、昼食や夕食の後には、必ず食休めをし、体を動かさず、血液を胃に集中させるようになしないと、胃が傷んでしまい、それで神経質になってしまうのだ。

 それゆえ、食事の重点を昼食と夕食に移し、朝食を軽くしてしまうことだ。朝は食事よりも排便を優先させることだ。とにかく排便をしない限り、絶対に朝食を取らないことだ。しかも、朝食は「フルーツ朝食」にしてしまい、胃に負担がかからないような軽い食事で済ましてしまうことだ。因みに、フルーツを食べても胃を素通りしてくれるので、胃に一切の負担がかからないのだ。仕事柄、どうしても朝早くから働き、朝食を食べざるをえない新米ママは、「オカユ」にするとか、「オートミール」にするとか、「黒パン」を一切れにするとか工夫して、朝の時間帯に胃に負担がかからないような食事にしてしまうことだ。

 食事は昼食と夕食で本格的な食事をすればいいのであって、食事を食べ終わったら、絶対に食後の食休めを行い、できれば昼寝や夕寝をしてしまい、胃に血液を集中させることだ。これをするだけで、胃は活発に活動することができ、胃が健康的に成り、神経質な自分とオサラバすることができるようになるのだ。

 女性はとかくオヤツが好きなものだが、午後3時から午後5時あたりのオヤツは絶対にやめた方がいい。この時間帯は昼食で食べた物の中で内臓が炭水化物の消化を終え、脂肪と蛋白質の消化に移ろうとしているので、この時間帯にオヤツを食べてしまうと、再び炭水化物の消化に移らねばならず、胃が休むことなく働き続けねばならず、胃が疲労しきってしまうのだ。そのために神経質になってしまうのだ。

 これは夜食も同じことであって、夕食を食べて数時間経った後にお腹がすいたのなら、それは炭水化物の消化が終わり、脂肪と蛋白質の消化に移ったことなので、夜食を食べてしまえば、再び炭水化物の消化に当たることになるので、胃が疲れきってしまうのだ。夜食を食べると太ると言われるのは、食べた夜食を消化吸収しても使い道がないし、しかも、夕食時での脂肪と蛋白質の消化が後回しにされるので、それが脂肪へと変わっていってしまうからなのだ。

 育児ストレスは忍耐力不足から生じてくるものだが、それでも温冷水浴で副腎を鍛え、軽ジョギングや筋トレで「足腰」「腹筋」「背筋」を鍛え、食事パターンを変えて胃に負担にならないような食事をとっていけば、忍耐力はついていくものなのだ。忍耐力がついてしまえば、育児ストレスはどこかに吹き飛んでいってしまい、それと同時に自分の考え方を変えていくことができ、「妻らしい妻」「母親らしい母親」に成長していくことができるようになるのである。

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