マスコミの育児情報には気をつけて!
●マスコミとターゲットメディアの違い
育児をしていく上で、育児に関する情報をいかに収集していくかが、その後の育児の結果を大きく左右するものだ。多くの新米ママたちは育児情報をマスコミから得ようとしているからこそ、育児で躓いてしまうのである。母親たちにとって有効な育児情報はマスコミには出て来ないものなのである。
マスコミとは、マスコミ各社が全国民に向かって一方的に報道してくるのである。全国民には育児をしている母親たちも含まれるからといって、育児情報だけを流してくるわけではない。マスコミが報道するものは、政治や経済や社会に関する物がメインであって、育児情報を流したとしても、それは触り程度の物にしかすぎないのだ。
これに対してターゲットメディアとは、出版社が特定の人々に対して情報を提供してくるのである。ターゲットメディアの代表格は、「雑誌」であり、育児をしている母親たちにとっては「育児雑誌」が主要な媒体だ。育児雑誌にこそ、育児をしている母親たちにとって有効な育児情報が出て来る物なのである。
「報道」と「情報」は全然違うのだ。テレビや新聞で流れて来る報道ばかり集めていたら、恐らくノイローゼになり、この世を悲観し始めることだろう。報道は基本的姿勢がネガティブモードなのだ。政治家が優れた政治をしていることを報道することはないが、政治家の汚職や失策や抗争は執拗に報道してくる。経済報道では企業が優れた商品やサービスを提供して人々の役に立っていることを報道してくることはないが、企業の不祥事や法令違反や公害に関しては執拗に報道してくる。社会情報でも善良な人々が幸せに暮らしていることを報道することはないが、凶悪犯罪者が殺人事件を引き起こしたことに関しては懇切丁寧に報道してくるのだ。
マスコミの報道はそもそもが偏向しているのだ。それゆえ、マスコミには捻くれた人々しか集まってこない。そういう人々が全国民に向かって扇動的に報道してくるのだ。だからどの先進国でも、豊かな社会を築いているというのに、政治や経済や社会に対して批判的になってしまい、いつも不平不満を垂らして不幸になっているのだ。
●一般紙の定期購読をやめる
育児を幸せにしたいのであるならば、まずはマスコミの主人公である「一般紙」の定期購読をやめることだ。新聞の中でも一般紙は全国民をターゲットとして報道してくるので、どうしても最大級のネガティブモードで、育児をしている母親たちに必要のない報道をしまくるのだ。
新聞でも「経済紙」や「地方紙」であるならば、そのマスコミの猛毒性は或る程度緩和される。経済紙はビジネスマンに向けて作られているし、地方紙はその地方の住人たちに向けて作られているから、マスコミに属しつつも、ターゲットメディア的な要素を少しは含んでいるのだ。
一般紙の定期購読をやめると、正しい情報を掴むことができる。例えば、朝日新聞は、戦前は戦前は軍部に加担して日本国民に途端の苦しみを味あわせ、戦後は官僚に加担して税金を釣りあげ、官僚たちの横暴を許してしまっている。戦後、日本の首相はせいぜい1年程度の任期しか全うできないが、これは読売新聞が首相による政策が実施され始めると猛烈に首相を批判し始め、それによって辞任に追い込んでいるからなのだ。
民主主義は衆愚政治の何物でもないが、その衆愚政治を推進し、国民を白痴化させるのに最大の役割を演じるのが、「一般紙」であるのだ。一般紙は読めば読むほど読者が馬鹿になっていくし、政治に対していくら意見を言ったとしても、最終的には民主主義を自滅させるような意見しか言えなくなってしまうものなのである。
育児をしているなら、冷静になって一般紙を読んでみればいいのだ。育児情報なんか掲載されていないし、読めば読むほど気分が落ち込んでくることだろう。そういう有害な報道に晒されていれば、自分の心もネガティブモードになってしまい、育児に対して喜びを見出せなくなってしまうものなのだ。ネガティブなものは必ず伝染してくるのだ。
もしも一般紙を定期購読しているなら、一般紙の定期購読を中止するというのは偉大なる決断なのだ。幸せへの一歩を歩み出したことになるのだ。しかし、新聞が一切いらないかといえば決してそうではないのだ。新聞には「チラシ」や「地方自治体からの広報」が入っているので、これらがないと生活に不便なのだ。それゆえ、例えば経済紙を定期購読し、経済紙自体は夫に渡して、自分はチラシや広報を読めばいいのだ。地方紙なら自分が読んだって構わないのだ。
●テレビの視聴時間を制限する
出産前と出産後で大きく変わったのが、テレビを視る時間が減ったということであろう。テレビを見ていると、どうしてもテレビの前から動けなくなってしまうので、時間があっという間に過ぎ去ってしまい、すべての分野で時間が不足してしまうことになるのだ。育児をしていると、時間が貴重になってくるので、そう長々とテレビを視ているわけにはいかなくなるのだ。
テレビを視るのに、最も気をつけるべきは、起床から正午までの時間帯である。人間は朝起きてから正午までの間に集中力が高まっていくので、この時間にダラダラとテレビを視ていると、自分の集中力を欠いてしまい、すべてが後手後手になり育児が大変なことになってしまうのだ。
午前中のテレビ視聴は最も制限されて然るべきであって、テレビを視る時間が少なければ少ないほど、その母親は家事や育児をテキパキとこなすことができるのである。育児をしていると、赤ちゃんの影響を受けて時間がゆっくりと流れて行くが、それに釣られてテレビをダラダラと視ていては、何もできなくなってしまい、家事も育児も失敗だらけになってしまうのだ。
次に気をつける時間帯は就寝前である。人間はベッドに入ってもすぐさま眠れるわけではなく、就寝30分前から自分の脳の活動を緩めていかねばならないのだ。もしも就寝前までテレビを視ていると、脳が覚醒してしまい、寝付けなくなってしまうし、寝たとしても非常に浅い睡眠になってしまうのだ。育児をしていれば、赤ちゃんの世話で1日中大変な労力を必要とするので、いかに寝付きが良く、深い睡眠を取るかで、翌朝を迎えた時、元気になっているか病的になっているか分かれてしまうものなのだ。
「育児で忙しい!」とは言うけれど、テレビを視なければ、自由時間はたくさんあるものなのだ。テレビを視ているからこそ、時間が食われてしまい、すべての分野で時間が不足してしまうことになるのだ。それゆえ、新聞のテレビ欄を見て、自分が視たいと思う番組だけに丸をして、その番組だけを視るようにすればいいのだ。できれば録画して、CMを飛ばして視ることだ。この作業をするだけで、テレビの視聴時間は激減するものなのである。そのあいた時間を使って、赤ちゃんと一緒に遊べばいいのだ。
●育児にとって必要な情報を集めよ
育児をしているなら、マスコミによる報道を可能な限り避けて、ターゲットメディアによる情報を収集していくことが必要不可欠となるのだ。マスコミの報道をいくら見ていても、育児情報は得られないものなのである。ごくたまに流れてくる育児情報は、「児童虐待」であったり、「シングルマザー」であったり、育児放棄の果てに赤ちゃんを殺してしまった「殺人事件」であったりするのだ。こんな報道をいくら聞いてもなんの役にも立たないのだ。
育児をしているなら、育児にとって必要な情報を、自分の手で集めていくべきであって、この作業を決して怠らないことだ。育児をしている母親にとって、ターゲットメディアの代表格は「育児雑誌」なので、この育児雑誌を買って読んでいけばいいのだ。育児雑誌は読んだら捨ててしまうのはなく、せめて1年間の間は取っておくべきだ。育児雑誌は1年をサイクルに編集されているので、1年分の育児雑誌を持っていると、育児情報を網羅することができ、育児に於いて圧倒的な力を発揮してくれるのだ。勿論、1年分の雑誌を保管するためには、場所を取るので、可能な限り大きな家に住むようにすることだ。
インターネットでの育児情報は収集するのが便利であるはあるけれども、必ずしもレベルが高いとはいいきれない。新米ママが育児情報を集め過ぎてしまい、逆に訳が解らなくなり、頭の中がゴチャゴチャになってしまうからだ。インターネットをやる時は、制限時間を設けてやることだ。ネットサーフィンをしていると、あっという間に時間が過ぎ去ってしまうのだ。
育児情報は大量に流れていても、それがすべて正しいとは限らない。ガセネタも大量に流れているものなのだ。すべての情報を鵜呑みにしてしまうのではなく、自分でその情報が本当に正しいのか確かめる努力を決して怠らないことだ。最初は確かめるのに時間がかかってしまうものだが、そういう経験を何度もすると、育児情報の正否が解り始め、いずれ瞬時にその正否が解るようになってくるものなのだ。
育児情報は育児の命運を左右するほど重要なものなのである。その育児情報を決してタダで得ようとしてはならないのだ。或る程度の出費は絶対に必要なのである。身銭を切ったからこそ、その育児情報の重要性が解ってくるのだ。育児情報をなんでもタダで貰っていたら、その代償はいずれ高くついてしまうものなのである。家計が苦しい時に捻り出したお金は、たとえそれが僅かであったとしても、その値は万金に値するものなのである。
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コメント
タマティーさま
いつも本当にありがとうございます。
本当にタマティーさまのおっしゃるとおりです。
反省しました。旦那さんは私の鏡のようです。
今日は産後ケアの日だったんですけど、前に旦那さんにマッサージしてあげてくださいとおっしゃた先生なんですけど、人は変わることがないから自分が変わることとおしゃっていました。
今、すぐに心がささくれてしまいますが先生曰わく、受け止めるのは女性の仕事だそうですのでタマティーさまのアドバイスで頑張ります。あと女性は太陽の役割でもあるそうです。曇っていても空の上で家族を照らしていることが大切だそうです。
では失礼します。
投稿: ゆきねこ | 2009年7月22日 (水) 23時38分
追伸
ゲゲゲの女房の水木夫人役に松下奈緒さん(草薙君のIT社長のドラマでヒロインでした)だそうです。調布市の市報に載っていました。
ちなみに調布市は昨年まで新聞を取らない家庭には市報を郵送していたのですが、今年度からなんと全家庭に直接配布しています。しかも回覧板形式ではなく、ちゃんとうちのポストに毎回入っています。凄いなーと思います。
投稿: ゆきねこ | 2009年7月23日 (木) 05時58分
「ゆきねこ」さん、旦那さんを変えずに、自分を変えてしまえば、夫婦は巧く行くものですよ!
相手を変えようとするからこそ、地獄の苦しみが続くんですよ。
相手を変えずに、今の旦那さんのままで、旦那さんを幸せにしようと考えることができれば、夫婦はいくらでも幸せを作り出していくことができますよ。
出産ケアの先生が言っているように、旦那さんにマッサージをするというのは、夫婦仲を良くするために非常に効果があるものです。
お勧めは「オリーブオイルマッサージ」です。
旦那さんにお風呂に入って汗を流して貰い、バスタオルで体を乾かしてから、オリーブオイルを塗っていくんです。
塗り方はエステサロンのようにたっぷりと塗るのではなく、マッサージの潤滑油として少な目に使うことです。
マッサージは力を入れて行うのではなく、手のヒラが体の上を滑るように軽く行うことです。
マッサージは全身に対して行います。
旦那さんが終わったら、今度は「ゆきねこ」さんが旦那さんにやって貰えばいいんです。
オリーブオイルマッサージをする時は、ビニールシートを敷くといいです。
オリーブオイルは乾かしてしまえばそのまま服を着てもいいし、あ風呂場で洗っても構わないです。翌日の朝にはお肌がスベスベになっている筈です。
オリーブオイルマッサージをすると、自律神経が正常になって、精神的に不安に陥ることがなくなるし、夫婦仲も非常に良くなります。
これには妊娠の効果も高まって来るので、その面でも有難いマッサージです。
オリーブオイルマッサージは、毎日やると挫折してしまうので、月に1回くらいのゆっくりとしたペースで進めていくといいと思います。
★★ 追伸 ★★
調布市は行政サービスが進んでいますね。
そもそも市の広報が新聞紙と一緒になって届くっていうこと自体が異常なんだよね。
ヒロインは松下奈緒か。水木布枝さんも結構美人ですからね。まぁ、適役かな。
素朴な疑問なんだけど、水木しげるさんの役は誰がなるのかな? 片腕がないのだから、通常の男優では抜擢できないでしょう。
片腕のない身体障害者を抜擢するなら、意外とその人はブレイクするんじゃないかな。だって、身体障害者である男優っていないからね。希少価値が物凄く高くなるよ。
まぁ、取り敢えず楽しみ、楽しみ。
投稿: タマティー | 2009年7月23日 (木) 06時22分