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赤ちゃんの寝ている間に読書をせよ

●精神レベルを上げる努力をせよ

 二宮金次郎が薪を背負って読書をするなら、新米ママたちは赤ちゃんをおんぶして読書をすべきなのである。赤ちゃんをきちんと育てていくためには自分の精神レベルを上げなければならないので、読書によって自分の精神レベルを上げる努力をした方がいいのだ。赤ちゃんがいくら幼稚だからといって、その幼稚さに合わしてばかりいたら、自分の精神レベルが上がらず、その結果、育児の至る所でトラブルが発生し始めることになるのだ。

 女性の場合、女性ホルモンが急激に分泌される時期が「10代」と「26歳から33歳」までの2つの時期があって、この時期に読書をして見聞を広めておけば、有意義な人生を過ごすことができることだろう。女性には自分が変わるべき時期があるので、その時期に変わっておかないと、的外れの苦悩を抱いてしまい、自分の人生が反れていってしまうのだ。

 更に女性は出産してからは母性ホルモンが分泌されるので、赤ちゃんをきちんと育てるために、自分の脳が精神のレベルアップを要求し出すのだ。出産をすると、独身時代に読めた本が読めなくなってしまうのは、このためなのだ。自分の精神レベルを上げてくれる本なら、頭の中にスラスラ入っていくことになるのだ。

 出産したら、是非とも一度は自分の本棚の整理をした方がいい。本棚が満杯だと、新たな本を購入できないために、本を買わなくなってしまうのだ。そうなると、せいぜい図書館から本を借りて済ます程度になってしまい、折角のチャンスを台無しにしてしまうのだ。本というのは矢張り自分でお金を出して買わなければ、その本の内容が身に付かないものだ。育児のために多少は家計が苦しくなっている状況で出す書籍代は貴重なものであり、そのお金で買った本にハズレはないものなのである。

 脳というものは、使わなければ衰えていくだけなのだ。脳は使えば使うほど成長していくのだ。育児という全く新しい体験をすることによって脳が刺激されシナプスが増えている状況であるが、それをより刺激するためには、読書という行為が絶対に必要なのだ。育児をしながらの読書というのは、脳を最大限に刺激して、脳のシナプスを爆発的に増やすことになるのである。

●育児では知らないことばかり

 「知は力なり」というが、育児の現場では「育児の知識こそ最大の力となる」のだ。育児では事前に知っていれば犯さなくていいトラブルを事前に回避することができるからだ。例えば、母親の母乳が赤ちゃんの免疫力を作り出すことを事前に知っていれば、ミルクで赤ちゃんを育てようとは思わない筈だ。オシャブリが赤ちゃんの口呼吸を防止するために非常に有効であると事前に解っていれば、赤ちゃんが泣き叫んでいるのにオシャブリを外そうとは思わない筈だ。

 但し、育児に関する知識で気をつけなければならないのは、育児書が育児にとって最も危険な知識を提供しているということである。日本の育児学はアメリカの育児学の影響をモロに受けており、非常に歪んでしまった学問であるのだ。育児には世界に普遍的な育児があるのではなく、民族特有の歴史・伝統・習慣の上に立脚してくるものだからだ。外国人からは非合理的と思える日本の習慣であったとしても、その習慣の中に偉大なる育児の知恵が隠されていることだってあるものなのだ。

 意外なことかもしれないが、育児で真っ当なことを言っているのは、育児学の学者以外の人達なのだ。育児学の外にいれば、アメリカの育児学の洗脳から解除されているので、日本の育児学の異常さが手に取るように解るものなのだ。それゆえ、育児書を育児のバイブルとして育児をしてしまうと、新米ママたちの多くの育児ノイローゼになってしまうのだ。育児で本当の知識を持っていないから、どうしても育児の現場で支障を来たし始めてしまうのだ。

 育児をするなら、実際に育児した母親たちの体験談や育児漫画というのは非常に有効的だ。それらは学術的なものではないが、実践で得られた経験を披露しているので、実際に育児をしている新米ママにとっては、非常に共感できるものなのだ。育児に関する学術書ばかりを購入するのではなく、体験談や育児漫画といったものを購入しないと、育児の現場で有効な育児力というものがなかなか向上しないものなのである。

 新米ママにとっては育児に関しては知らないことばかりなのだ。自分はなんでも知っていると思い上がらずに、自分は育児のことは何も知らないと謙虚になってしまった方が、育児に於いて有効的な知識を得られるものなのだ。自分が謙虚になってしまえば、健全な批判力を持つことができるようになるものなのだ。例えば、離乳食は生後5ヵ月からと言われても、赤ちゃんにはまだ1本も歯が生えていないのだ。「これっておかしくない?」と批判できれば、あなたは偉大なる母親へ成長し始めることができるのだ。

●結婚を成功させる方法

 育児の知識を学んでいく一方で、もう一つきちんと学んでおくべきことが、「結婚を成功させる方法」だ。結婚というのは、結婚を成功させる方法を事前にしっていれば、夫婦喧嘩が起こることもなくなるし、夫婦間暴力も発生しなくなるし、離婚に至ることもなくなるのだ。結婚で愚痴悪口を言っている人たちは、結婚したのに結婚を成功させる方法を学ばなかったか、自分の両親の悲惨な結婚を見て八つ当たり的に物を申しているにすぎないのだ。

 結婚したのなら、結婚して不幸になった人たちの話を聞くのではなくて、幸せな結婚をした女性たちの自叙伝を読んで、自分もそのような人生を歩むようにしてしまうことだ。結婚には「幸せな結婚」と「不幸な結婚」の2種類しかないので、自分が断固として決意を以て「幸せな結婚」を選んでしまうことだ。

 幸せな結婚をした既婚女性と、結婚を不幸なものにしてしまった既婚女性の一体何が違うかといえば、基本的な思考が全く違うのである。それゆえ、幸せな結婚をしている人たちの思考を一刻も早く身につけてしまうことだ。結婚に関してしっかりとした物の考え方ができれば、自然と結婚は幸せに満ちたものになっていくのだ

 結婚生活を進めていく上で、家事を巧くこなすことや、夫婦関係を巧くこなすことは絶対に必要不可欠なのものである。それゆえ、家事でのテクニックや夫婦関係のテクニックを上達させる本などを積極的に購入して家事や夫婦関係を上達させていくことだ。知っていれば、これほど結婚生活を豊かにさせるものはないのだ。

 それから、「健康」に関する本である。家計を直撃させるものはなんといっても「医療費」なのである。国民健康保険があるからといって病気になってすぐさま病院に行ってしまうと、医療費というのは莫大なものになってしまうのだ。そういうふうにしてしまうよりも、病気にならないような努力をすべきであって、そのために健康に関する本などを購入して、家族の全員が病気にならないように努力をすることなのである。

 そして、「お金」に関する本である。殆どの夫婦が躓いてしまうのは、お金に関してなのだ。結婚したというのに、お金のことを学んでいないために、家計を滅茶苦茶にしてしまい、家計を破綻させてしまうのだ。家計を「所得」「資産」「消費」「債務」の4つの面しかないのであって、この4つの面が解っていれば、家計など簡単に処理してしまうことができるものなのである。

●心は穢れるものだから、常に心を磨き続けよう

 人間は生きていれば心が汚れて行くものだ。しかも、新聞やテレビでは殺人事件や汚職事件や不況や倒産を報道してくるので、本を読まずに新聞やテレビを見まくっていたら、心の中は真っ暗になってしまうものなのだ。結婚したのに、結婚のことを悪く言ったり、自分の配偶者を罵倒している人に限って、新聞やテレビを熱心に見ているのだ。結婚したのに、自分の心を磨く努力を全くしてこなかったのだ。それゆえにそれに相応しい最悪の結果を手にしているだけなのである。

 心は穢れるものだから、常に心を磨き続けよう。奇麗な心で生きていけば、幸せな結果が得られるものだが、汚い心で生きていけば、不幸な結果しか得られないものなのだ。だからこそ、定期的に自分の心を磨く時間を持つべきなのだ。自分の精神レベルを向上させてくれる本を読んで、自分の精神レベルを上げていくべきなのだ。

 人間というのは放置しておけば我執に取りつかれてしまい、我儘なことしか仕出かさなくなってしまうものだ。読書というのは、そのような下等な人間にならないようにするための脳のトレーニングであるのだ。何事も自分中心で考えるのではなく、神様のレベルに合わして生きていくことだ。自分が勇気を出して行動を起こしつつも、「自分の判断は間違っていなだろうか?」と常に自己審査しながら前に進んでいくことだ。そうすれば、人生で躓くことはなくなるものなのである。

 既婚女性が出産した以降の読書は、すべての分野に展開できる読書ではなくなるのだ。解り易くいうと「自分の身の回りに関する分野」に限定されてしまうのだ。新米ママの頭の中では赤ちゃんをきちんと育てねばならないという基本的な義務を遂行中なので、育児や家事や夫婦関係や健康やお金などといったものに関してはスラスラと頭の中に入ってくるのだが、それ以外の分野に関してはなかなか頭の中に入りづらくなってしまうのだ。

 もしも新米ママが学者であった場合、余りにも学術的なことを勉強してしまうと、脳の機能になんらかの悪影響が生じて作動しなくなり、精神病とは全く違う心の病を発症してしまうことになるのだ。正確にいうと脳の機能に異常を発生させてしまうのだ。この治療法は未だ開発されていないので、どの病院にいっても治せないし、自力で治しても非常に長い期間を要求されることになるのだ。

 女性の大学教授が子供を産んだとしても1人しか生まないのは、ここにこそ原因があるのだ。これを経験してしまうとビビってしまい、もう2人目の赤ちゃんを望まなくなるのだ。学問の研究に携わっている女性なら、この脳が正常に作動しなくなるという事態は本当に恐ろしい事態なのだ。それゆえ、学問の研究をしている女性なら、出産して育児をしている期間は暫くの間、育児休暇を取って第一線から退き、学問の研究をしない配慮をすべきなのである。しかし、これをやらないからこそ、原因不明の病気になtってしまったりするのだ。

 本というのは、すべてがいい本であるのではないのだ。女性であるなら、結婚をし、子供を3人以上産み育てていなければ、本当に価値あることを言えないものなのである。本に書かれたことを鵜呑みにするのではなく、作者を良く見るべきなのである。作者が真っ当な人であるなら、真っ当なことを言ってくるものなのだ。

 人間の心の中には已むことのない「向上心」というものが備わっているのだ。それゆえ出産したのなら、母親として成長したいという欲望が沸騰しているものなのだ。その欲望を抑えてしまい、日常生活で消耗しきってしまうと、心のどこかに歪みが生じてしまい、生活の至る所でその歪みが不幸となって現れてくるものなのだ。だからこそ、心を磨いて向上して、自分を成長させてしまうことなのだ。母親として成長してしまえば、いくらでも幸せなことが発生し始めるのだ。

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コメント

タマティー様

お久しぶりです!3月7日のブログにコメントしましたsmileです。その日の翌日に無事元気な長男を出産しました!

本当に慌ただしい毎日を過ごしていて、報告がとても遅くなってしまいました。ごめんなさい。
何度かブログを拝見しておりましたが、コメントを毎回のように何かに中断されてしまってできずじまいでした…。子供達はおかげさまですくすくと成長しております。

出産前に心配していた仕事と育児の両立ですが、家族に支えられて何とかやっています。もう座る暇もありませんけどね(笑)このご時世に仕事で忙しいっていうのはありがたいことです。
仕事をするのは子供達が寝ている間と、ひいおばあちゃんと遊んでいる間だけと決めています。
それから手短に家事を済ませてできるだけ子供と過ごす時間を増やそうと思っています。
ですから私は家事、育児の本に加えて仕事に役立つ本もよく読みます。学生の頃はろくに勉強もしませんでしたし、結婚するまで漫画ばっかり読んでいた私が、こんなに本を読むとは自分でもびっくりです!

出産、育児は確実に女性を変えますね!

ではまた!

投稿: smile | 2009年7月 9日 (木) 00時29分

 「smile」さん、ご出産おめでとうございます!

 学問なんてそんなものですよ。学校の時なんか勉強しても、勉強のうちに入らないですよ。
 やはり自分が必要だと感じた時に勉強する意欲が湧いてきて、スラスラと頭の中に入ってくるんです。
 人間が勉強するのは、生涯終わることはないですよ。

 ひいばあちゃんがいると、育児が楽そうですね。
 自分がすべてのことに手を出すより、巧く他人の力を使ってしまうことです。
 それと、「smile」さんが忙しいながらも、赤ちゃんとの触れ合いを大切にしているのも、本当に素晴らしいことです。
 家事も仕事もテキパキとやって、余り休まずにやった方が、逆に疲れなくなるんですね。
 休んでばかりいると、逆に疲れきってしまうんですよ。
 今の調子で頑張って下さいね。
 
 絶対に忘れてはならないのは、第一子の子供も、第二子の赤ちゃんも、同じく自分が産んだとはいえ、決して平等ではないということです。
 双方、幼いとはいえ、「長幼の序」というものがあるし、「個性」も違うしね。
 その違いをきちんと汲み取ってあげることです。
 それが母親の愛情の中でも大事な愛情ですよ。
 実際の問題としては、赤ちゃんの方が可愛いんだろうけど、上の子にもきちんと愛情を注いで、過不足なく育てていくことです。
 平等イデオロギーに騙されることなく、現実をきちんと見ることができれば、いかなる問題に直面しても、必ず答えは出て来ます。

 家庭と仕事の両立なんて悩むだけ無駄なんですよ。
 赤ちゃんを産んでしまえば、家庭が大事なのは決まっているんです。
 もしも出産しても働くなら、それは片手間で充分なんです。
 出産し育児をしている母親なら、簡単にできてしまうもんなんですよ。

投稿: タマティー | 2009年7月 9日 (木) 06時28分

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