出産後の性交痛の治し方
●洒落にならない性交痛
出産によって、人生最大の激痛が走るので、当然に体にもなんらかの影響を与えることがある。そのひとつが「性交痛」だ。出産後、夫婦の性生活を再開したとしても、性行為をする際に激痛が走ってしまい、性行為どころの話ではなくなってしまうのだ。とにかく痛さの余りに性行為を続けられなくなってしまうのだ。
性交痛は本当に痛いらしい。通常では気持ちよくなる場所に激痛が走るので、余計に傷みを感じてしまうのだ。性交痛は夫婦の性生活を拒否し、セックスレスになってしまう危険性がある。性交痛に悩む既婚女性にとっては、夫婦の性生活さえなくなってくれれば、それであの性交痛がなくなるのだから、非常に有難いのだ。夫の性欲処理は他人の女性に任せればいいのであって、夫に浮気を勧めるということもあるのだ。
性交痛は2人目不妊の原因にもなりかねない。性交痛の痛さの余りに、2人目を妊娠しようという気力すらなくなってしまうのだ。しかも、性交痛を抱えていると、本人は妊娠できるのに、妊娠しないだけであって、2人目不妊とは全然思っていないのだ。1人の赤ちゃんで打ち止めに成ってしまう既婚女性には、性交痛で悩んでいる女性が非常に多いのだ。
この性交痛に関して夫は全くの無理解と思った方がいい。性交痛があるという知識がないからだ。このため性欲の激しい夫だと、妻が痛がっているのに無理矢理に性行為に及んでしまい、妻を怒らせることになるのだ。夫婦間で強姦が発生したという意味不明な話を聞くが、これは妻が性交痛で性行為を拒否しているのに、夫が無理矢理にやってしまったということなのである。
性交痛は妻にとっては恥ずかしいものであっても、そのまま性交痛を放置しておけば、夫婦の性生活が破綻してしまうのだ。結婚している以上、性生活を営むのは、夫婦双方の義務であって、それを拒否してしまえば、結婚そのものが崩壊していくのは当然のことなのだ。性交痛があるなら、早くに治療を開始するべきであろう。
●性交痛の原因
性交痛の原因は、「出産時の骨盤のズレ」である。骨盤がズレたために、性交痛が発生してしまうのだ。その既婚女性にしっかりとした筋肉があれば別だが、筋肉量が少ないと、出産時に骨盤をズレ易くしてしまうのだ。この骨盤のズレを治さない限り、性交痛はいつまでも続くことになる。
そして「体の冷え」も原因のひとつだ。性交痛になる既婚女性はそもそも体が冷えており、その体の冷たさが痛みとなって出て来てしまうのだ。冷たいジュースや冷たいお酒を飲んでいたり、偏食気味で、精白穀物や白砂糖を摂取し、お菓子中心の食生活を送っていると、体が異様に冷えるものなのだ。
性交痛の原因で忘れてはならないのが、「女性ホルモンの変動」である。出産すると母性ホルモンが大量に分泌されるので、女性ホルモンの分泌量が変動してしまうのである。特に注意すべきは30歳以降の出産で、女性は33歳に女性ホルモンのピークに達し、その後、高濃度の女性ホルモンが出続けるので、女性ホルモンの分泌に影響が出て来ると、立ち所に心身をおかしくしてしまうのだ。
なんの理由もないのにイライラしてしまったり、なんの原因もないのに夫婦喧嘩をしてしまっているようなら、女性ホルモンの変動にあっていると見ていい。このイライラや怒りを溜め込んでしまうと、性行為の際に痛みとなって出て来てしまうのだ。自分の脳に夫といると苦痛であるという回路ができてしまい、それが性行為の際に体の痛みとなって出て来てしまうのである。
性交痛は当初は肉体的原因で始まるものである。しかし、その性交痛を繰り返していると、次第に脳に「夫との性行為は痛いもの」という記憶が成されてしまい、それによって今度は精神的な痛みに変わってしまうのだ。こうなってくると、「夫と性行為をするのはイヤ!」ということになってしまい、夫婦の関係そのものが危機になってしまうのである。
●整体とヨモギ茶
まず初めにいっておくが、性交痛は医者では治せない。せいぜいコルセットを嵌められるくらいだ。骨盤のズレこどが性交痛の原因だと解っているのだが、その骨盤のズレを治す技術を持っていないために、患者を治せないのだ。骨盤のズレを治せるのは整体師であって、絶対に治療してくれる所を間違えないことだ。
整体師は本当にピンからキリまであるので、性交痛を治せる整体師を見つけ出すことだ。性交痛を治せる整体師ならどんなに治療に時間がかかっても3回で終わる筈だ。もしも何度も治療をしてくるようであれば、それは治せないということであって、早目にその整体師を見捨てることだ。
ちゃんと治せる整体師なら、最初の治療でなんらかの変化が出て来るものであって、そうなれば治療は早いのだ。整体師に骨盤のズレを治して貰えば、性交痛は自然と消えていくものなのだ。性交痛の痛みを自分の体で感じる以上、整体師の巧い下手は手に取るように解るものなのである。
次に体を温めて体の冷えを取り除いていくことだ。冷たいジュースやお酒を絶対に飲まないことだ。穀物は無精白穀物に変え、体が冷えないように配慮しておくことだろう。お菓子の類も、間食として食べるのをやめ、食後のデザートととして食べればいいのだ。そして、スポーツをして体を動かし、体温を温めていくことだ。特に腹筋と背筋を鍛えていくことだ。この部分にしっかりとした筋肉がつけば、体温低下は起きないものなのだ。スポーツで朝をかいたら、毎晩お風呂に入り、また定期的にサウナで汗を流すことを忘れないことだ。
女性ホルモンを整えるためには、ヨモギ茶を飲むことだ。ヨモギ茶は女性ホルモンを整える効果があるので、女性ホルモンの乱れが解消されるのだ。それと同時にオシャレをして美しく着飾ることだ。自分が美しくなったという自身こそ、女性ホルモンを安定化させるのである。
因みに、漢方医は性交痛に対して「海馬補腎丸」というものを処方してくる。これはタツノオトシゴなどの動物の肝臓を集めた物で、肝臓の機能の回復に効果があるものだ。漢方医学は性交痛を肝臓の機能低下による血液汚染と見ているようだ。肝臓の機能を高めるためにも、常に満腹状態にあるのではなく、お腹をすかした状態を作って上げ、肝臓に休息できる時間を与えてあげることだ。そうすれば、肝臓の機能は回復していくのだ。
●夫婦で話し合うこと
性交痛がなぜ深刻化してしまうのかというと、夫婦できちんとした形で話し合わないからだ。性行為の最中にいくら「痛い!」といっても、夫の方は真面目に受け取らないものなのだ。それよりもテーブルの前でちゃんと服を着た状態で話し合い、できれば性交痛について書かれた本を見せて、真面目に話し合うことだ。こうでもしないと、真面目な会話ができないのだ。
もしも夫が真面目に受け取らないのなら、性生活を拒否することだ。でれきばいっそのこと、実家に帰ってしまうという脅しをかけるのもいい。夫といえども、妻が実家に帰ってしまえば、事態がこれほど深刻なのかと初めて真面目に受け取るようになるからだ。妻の方に交渉の主導権が得られたことを確認してから、自宅に帰ればいいのだ。
どの人たちも病気になれば医者に行くという短絡的な思考があるために、性交痛であると解ると、夫は妻を医者のもとに連れていこうとする。しかし、医者では性交痛を治せないのだ。骨盤のズレを治してくれるのは整体師だ。まずは行く先を絶対に間違えないことだ。間違えてしまえば、治る筈の性交痛も治らなくなってしまうのだ。
治療を受け、たとえ性交痛が治ったとしても、それですべて解決というわけではないのだ。性交痛になるような女性は筋力が衰えているので、せっせと筋肉トレーニングにでも励んで、筋肉量を増やしていくことだ。そのまま何もしないと、今度は腰痛になったり、ギックリ腰になったりするのだ。勿論、性交痛もブリ返してきてしまうのだ。
夫婦で楽しく性生活を送るということは、夫婦円満を支えてくれるものである。性交痛という痛みだけで、性生活にヒビが入り、夫婦生活そのものにも影響を及ぼしてくるのだ。性交痛を抱えているのなら、自分一人で悩んでいないで、他人に話したり、他人の力を借りて、解決していくことだ。
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