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性愛術とポルノの関係

●宗教がなければ、性愛術は発達しない

 性愛術というのは、個人個人がいくら巧くさせたとしても、それほど発達することはない。性愛術の発展に必要なのは、実は「宗教」なのである。性愛術が発達した国家は、「日本」「中国」「インド」なのであるが、インドではバラモン教の「愛欲」という教えが性愛術を発達させたし、中国では道教の「房中術」が性愛術を発達させたのだ。日本では神道の夫婦和合という教えが性愛術の発達を促したのだ。

 時は戦国時代、戦争に行く武士たちは、自分が安全に帰ってこられるように、神社の絵馬に女性の裸婦像を描いて、それを身につけて戦場に臨んだといわれる。女性の裸婦の力によって我が身を守ろうとしたのである。古代の性器崇拝が違う形で復活してきたのである。戦国時代が終わり天下泰平の世の中になると、この絵馬が「浮世絵」や「春画」として発達していったのである。

 江戸時代は日本の歴史の中で最も性愛術が発達したと言われる時代で、この時代に「江戸性愛術四十八手」が生まれている。これは今も使われている性愛術なので、いかに先祖たちの大きな遺産かが解る。性愛術が発達するためには、「エロ本」というのが必要で、これがなければどうやっても発達してこないのだ。春画という、いかにもエロチックに描いた絵がなければ、体位ひとつを取っても、それを分析しようがないのだ。

 よく、江戸性愛術四十八手は実践的ではないという声が聞かれる。それは当たり前だ。江戸性愛術四十八手は、男女が行えるであろう体位を考えうる限り考え出したものであって、それを実践で使うかどうかは大事ではないのだ。相撲の決め技だって、毎回出る決め技もあれば、何十年に一度しか出ない決め技があるのだ。大事なことは、その滅多に出ない技の存在を知り、それに名称を与えているかどうかなのかなのだ。

 性愛術はキリスト教のように頭ごなしに性愛を否定してくる宗教では絶対に発達することがない。どんなにスケベな信者たちでも、どこかで心理的なブレーキが働いてしまい、性愛術の臨界点を突破できないのだ。その宗教が性愛を肯定し、しかも堕落的な性愛を避け、「性愛倫理」というものを付与することができ、性愛を正しい方向へと導くことができるなら、その信者たちの性愛術は発達していくことができるのだ。それはその信者たちの夫婦生活にも劇的な影響を与えて、夫婦の性生活は充分に満足することがででき、子孫を繁栄していくことができるようになるのである。

●まともなエロ本と若者たちの健全な成長

 性愛術を発達させていくためには、宗教の他に、エロ本の存在が必要なのである。その国でエロ本を健全に発達させることができれば、その国の民に性愛術の発展という利益を享受させることができるのだ。逆に性愛を肯定する宗教があっても、エロ本文化が育たなければ、性愛術は発達することはないのだ。

 男性にとっては、エロ本との最初の出会いが肝腎である。青少年になった早い時期に、ちゃんとしたエロ本を見ておけば、逆に健全な若者に成長していくものなのである。青少年の頭の中に女性の体は美しい物という記憶が残ってしまえば、成長してから女性に美しい体を求めるようになり、実際に女性と交際してしまえば、その女性を大切に扱おうとし出すのだ。

 エロ本だからといって、早い時期から、男女のエロチックな絡みを見たり、アナルセックスを見たり、同性愛プレイを見てしまえば、その男性は異常な方向へと成長していくのは当たり前だ。エロ本にも自分の成長に合わした物を見て行かないと、自分の精神がおかしくなってしまうのだ。30歳をすぎた男性が見て刺激的なものであっても、青少年には有害だということは有り得るのだ。

 俺の場合、父親の仕事の関係で、アメリカからノーカットのエロ本を購入することができ、それを中学1年生の時に見ている。白人女性のヌードを集めたエロ本で、陰部は丸出しで、男女の絡みは全くないものだ。そのお蔭で俺はエロ本に関しては余り異常な関心を持たず、健全な青少年として成長することができた。性に関心のある早い時期に、女性の体をきちんと見ておくことが、逆にその青少年を健全に育ててしまうのである。

 しかし、俺の友人たちはそうではなかった。日本では猥褻規制があるために、エロ本が過激になる傾向があったのだ。普通の中高生なら、最初はビキニ姿から始まり、次はランジェリー姿、そしてヌード、更に性交シーン、挙句の果てにはレイプシーンへと行ってしまうのである。俺にはなんでレイプシーンを見て喜ぶのか理解できなかったが、猥褻規制のかかったエロ本を見ていると、どうしても性欲が異常になり、歪んだものになってしまうのである。

●回春としての効果

 エロ本は若い時にはオナニー用のものであって、若者の過剰な精力を発散するものであるが、30歳を過ぎれば回春用なのである。たまにはエロ本を見て、性的な刺激を受けておかないと、どうしても性欲は衰えていってしまい、そのうちにセックスレスやインポになってしまうものなのである。

 男性は30歳を過ぎると、アルギニンの分泌が止まってしまうので、それ以降はアルギニンを含んだ食品を摂取するとともに、エロ本でも見て脳に刺激を与えていかないと、性行為の際に充分に勃起を維持することができなくなってしまうのだ。多くの真面目な男性は「大人になったのに、まだエロ本を読んでいるのかよ!」と吐き捨ててしまうものだが、そういうことをいっていると、自分の性生活が消滅してしまうことになるのだ。

 男性が結婚していようものなら、自分の妻からエロ本のことをとやかく言われてしまうものだ。曰く「私の体が魅力的ではないの?」とか「私達の性生活に何か不満でもあるの?」とか言い出すのだ。しかし、いかに満足行く性生活を送っていても、エロ本で頭を鍛えておかないと、男性は性欲が衰えていってしまうのだ。

 性愛術はエロ本を見なくても、或る程度までは上達することができる。性愛術は実践で学ぶのが一番効果的なのだ。しかし、エロ本を見ていなければ、性愛術の情報が不足してしまうし、自分の脳に刺激を与えることができなくなってしまうのだ。性愛術の巧い男性に限って、質の高いエロ本をかなりの数を持っているものなのである。

 男性の場合、働き盛りになってしまえば、仕事中心の生活になってしまい、エロ本など読んでいる暇などなくなってしまうものだ。そのため、徐々に性欲に関する脳が衰えてしまい、気づいた時には自分の妻になんの性的魅力も感じなくなってしまい、性生活も消滅してしまうものなのである。

●ポルノを禁止すれば、凶悪犯罪が跋扈する

 日本では猥褻規制があるために、エロ本というのはまともに評価されることはない。そのため、エロ本を通常の本屋では買えないような条例を制定して、青少年からエロ本を遠ざけるのに必死に成っている。しかし、青少年からエロ本を遠ざけても、青少年たちは健全に成長することはない。寧ろ事実は逆で、若い時にエロ本を見て精力を発散していないから、ちょっとしたことでキレてしまい、凶悪犯罪を平気で起こしてしまうのである。青少年保護条例がある自治体ほど、凶悪犯罪の発生率が高いものなのだ。

 人間には性欲が存在している以上、一律にエロ本を始めとするポルノを禁止するというのは、非常に危険な行為なのである。ポルノを禁止すれば、凶悪犯罪が跳梁跋扈してしまうものなのである。かといって、ポルノを野放し状態にしてしまえば、ポルノを見たくない人々にも見させることになってしまい、それはそれで問題なのだ。

 ポルノは見たい人には確実に手に入れることができるようにし、ポルノを見たくない人には見ないようにすることをしなければならないのだ。また、ポルノの健全な発達を促すためにも、猥褻規制を解除してしまうことだ。ポルノが過激化するのは、猥褻規制があるからであって、ポルノの製作者たちは法律に逆らうことで自分たちの鬱屈した感情を爆発させているだけなのである。

 猥褻規制を解除したとしても、犯罪を誘発するようなポルノや倫理的に余りにも反するポルノは必ず制限しなければならない。例えば「児童ポルノ」や「暴力プレイ」や「獣姦」などだ。SMプレイといえども野放図に許されるのではなく、危険なプレイに関しては、監視対象にすべきなのである。

 その上で、ポルノ関係者の権利と義務を定めることだ。法律によって肯定的に扱われてこなかったために、ポルノ業界というのは、法律の整備が最も遅れているのだ。きちんとした権利義務を定めておかないと、ポルノ関係者たちは碌でもないポルノしか作ってこなくなるものなのだ。

 ポルノに関する法律や条例は、一部の政治家たちや一部の学者たちが論議を進めていってしまい、その人たちの意見だけが通ってしまうものだ。そのために現実離れした法律や条例が制定されてしまうものだ。性の悦びを知らない真面目人間たちに、ポルノを語る資格はないのだ。人間には誰でも性欲がある以上、ポルノに関する法律や条例は、国民投票や住民投票にかけるべきなのである。そうすれば現実に即して法律や条例が制定されるものなのである。

 既婚女性にとっては、ポルノは関係ないと思ってしまう、しかし、健全なポルノがあるからこそ、自分の夫の性愛術が上達し、セックスレスにもインポにもならないでいてくれるのである。余りにも真面目になりすぎてしまい、ポルノ禁止する方に回ってしまえば、自分の性生活も消滅してしまうことになるのである。その代償は非常に高くつくのである。

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