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第十章 出産後の夫婦の性生活

出産してから、10ヵ月は避妊する

●人間の体は立て続けに妊娠できるようにはできていない

 最初の赤ちゃんを産んでしまったら、次の赤ちゃんも欲しいというのは、母親として当然の感情である。気の早い既婚女性であるなら、最初の赤ちゃんの出産が終わった直後に、「もう一人、赤ちゃんが欲しい!」と思ってしまうのだ。妊娠中から母性ホルモンが出ており、しかも、出産によって母性ホルモンが大量に分泌されることになるので、そういう感情が湧き起こってしまうのだ。

 子宮の方は妊娠と出産で疲れ切った筈なのに、次の妊娠への準備を着々と進めて、新米ママの骨盤を押し広げて丈夫なものにし、腰回りに脂肪をつけることで、子宮への温度をあげるようにしていくるのだ。女性が出産後に体形を変えてしまうのは、第二子以降に妊娠を準備しているからなのである。

 だが、急いで次の妊娠をしていいいのかというと、実は人間の体は立て続けに妊娠できるようにはできていないのだ。新米ママにとって最重要な問題は、「骨に於けるカルシウムの問題」だ。妊娠によってカルシウムを大量に奪われたために、新米ママの骨にカルシウムが不足してしまっているのだ。立て続けに妊娠してしまった場合、視力の低下が起こったり、虫歯で悩まされたり、骨粗鬆症になってしまったりするのだ。初めての出産をし終えた後は、カルシウムをしっかりと補給して、骨にカルシウムを蓄えていくことだ。

 授乳を必要とする赤ちゃんは、離乳開始時期が生後2年からなので、やはりその間は出産すべきではないのだ。乳児がきちんと喋ることができ、母親とのコミュニケーションがきちんと取れるようにならない限り、とてもではないが第二子を産んで育てることはできないものなのだ。

 しかし、そうはいっても長い猶予期間を必要とするわけではなくい。というのは、親の恋愛ホルモンの効果が3年で切れるからだ。母親は自分の夫に恋心を燃やして、妊娠し出産したとしても、その熱い想いは3年で切れてしまうのだ。既婚女性の場合、結婚前の恋愛から結婚後の新婚生活の期間が3年、そして妊娠し出産してからの期間が3年で、次の妊娠をしないと恋愛ホルモンが分泌されなくなってしまうのだ。恋愛ホルモンは何も恋愛をするために使用されるホルモンなのではなく、実は妊娠し出産し育児をするためのホルモンなので、それが切れてしまえば、夫婦でゴタゴタが発生してしまうものなのだ。

 こうれらのことを考えていくと、2年から3年をあけて、次の赤ちゃんを産むというのが、最善の選択であろう。実際にこの間隔をあけて出産している夫婦が殆どだといっていいのだ。下手に長引いてしまうと、第一子で打ち止めになってしまう危険性が出て来るのだ。実際問題としては、育児にひと段落がつき、育児に余裕が出て来たのなら、次の妊娠にチャレンジすればいいのだ。

●最低でも10ヵ月は避妊する

 出産すると、生理は止まったままなので、出産後に生理が再開したら、まずはその月経血をきちんと排出しておくことだ。この月経血は妊娠中や出産後に溜まった老廃物や毒素を大量に含んでいるので、この月経血をきちんと出しておかないと、新米ママ自身が体調を崩して病気になってしまうし、たとえ第二子を妊娠し出産したとしても、病弱な赤ちゃんになってしまう危険性が出て来るのだ。

 生理は満遍なく月経血が出て来るわけではなく、生理の期間中の1日だけ大量に月経血を出す日があるので、今日は月経血が多いなと思ったら、外には出歩かないことだ。せいぜい散歩程度の距離で済まし、月経血を出すことに専念することだ。生理用品の普及によって、生理の日でも外出できるようになったが、多くの女性たちは月経血をちゃんと出しておかないからこそ、子宮内膜症や子宮筋腫や子宮癌になったりするのである。

 出産後、生理が再開したら、せめて3回は妊娠しないで生理を迎えるようにし、月経血をちゃんと出しておくことだ。第一子の赤ちゃんを産んだ後だと、女性ホルモンと母性ホルモンのバランスが巧く取れていないので、月経血を出すことで、そのバランスを取るようにするのだ。このホルモンのバランスをちゃんと取っておかないと、原因不明の体調不良に襲われるので、ちゃんとバランスを取れるようにしておくことだ。

 赤ちゃんの妊娠に10ヵ月間かかったことを考えれば、矢張り出産後10ヵ月間は妊娠しない方がいいのだ。妊娠や出産で体を疲れさせた以上、10ヵ月間の間は避妊して、体を休まして、次の妊娠に必要な栄養素を着々と蓄えていくことだ。そうすれば第二子は健康な赤ちゃんとして産むことができるようになるのだ。

 危険日にはコンドームを着用して性行為を行えばいいし、それ以外の日はナマでも大丈夫だ。絶対に避妊するためにピルを飲んだりしないことだ。ピルは女性のホルモンを乱すので、鬱病に成ってしまう危険性があるからだ。余り避妊することに深刻にならず、危険日さえ注意しておけばいいのだ。それよりも夫婦で性行為を楽しむことだ。

●年子を育てることの危険性

 万が一、早目に妊娠したとしても、絶対に堕胎しないことだ。そういう既婚女性の子宮は妊娠したたがっていただけのことであり、必要だからこそ妊娠してしまっただけなのである。堕胎というと、女子高校生がするものだと思ってはならない。既婚女性の堕胎も結構あるのだ。このために堕胎した女性の子宮に傷がついてしまい、その後に治療が困難になる病気をしまくり始めるのだ。現在、日本の法律では堕胎が合法化されてしまっているが、女性のことを考えるのなら、堕胎を禁止し、已むを得ない理由がある場合に限って、堕胎を許すべきなのである。

 年子になってしまった場合、その危険性は充分に承知しておいた方がいい。赤ちゃんは生後2年まで授乳を必要とするので、母乳が出続ける限り授乳し続けることだ。但し、妊娠中はいい母乳が出ないし、母乳自体が止まってしまうことを知っておくべきだ。そういう時は離乳食を開始していけばいい。

 赤ちゃんは母親に妊娠したということが解ると、赤ちゃん返りをし出すことになる。赤ちゃんが赤ちゃん返りというのも変な表現だが、赤ちゃんがより幼稚な赤ちゃんになってしまい、母親に甘えるようになるのだ。この光景は結構面白いので、赤ちゃんの赤ちゃん返りを楽しんでしまうことだ。赤ちゃんの方も気が済めば、赤ちゃん返りを卒業してしまうのだ。

 年子を産んだ場合、兄弟喧嘩ばかりすることになることだけは事前に知っておいた方がいい。第一子の方もそれほど成長していないので、「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」としての実力が備わっていないのだ。しかも、下の子の方は年齢がそれほど離れていないのに、兄弟姉妹としての秩序をつけられてしまうことに憤りを感じてしまうのだ。この双方が組み合わさって、しょうっちゅう喧嘩することになるのだ。

 人間の子供を育てて行く場合、或る程度の年齢差は必要なのである。特に赤ちゃんの頃は赤ちゃんは母親に甘えたい盛りなので、この時期にきちんと母親に甘えさせておかないと、精神的に不安定になってしまい、成長した暁には、暴力を振るうことで、それを解消していこうとし出してくるようになってしまうのだ。

●避妊していても、夫婦の性生活を絶やさないこと

 年子を恐れる余りに、夫婦の性生活を絶やしてしまうのは、それは過剰な反応である。避妊していても、夫婦の性生活を絶やさないことだ。夫婦で性生活の禁止が長く続くと、夫婦の愛が崩れてしまうのだ。特に育児疲労が激しい新米ママは、その疲労のために夫婦の性生活を拒否してしまうことがあるのだが、そういったことを頻繁にやっていると、結婚自体が危機になってしまうから要注意である。

 夫にしてみれば、臨月から性行為をしていないのであるのだから、その性欲は溜まりに溜まっているのだ。妻の体を使って噴出しないと、妻とは違う女性の体を使って噴出することになってしまうのだ。人間には性欲があるのだから、その性欲を否定するような考えを持たないことである。大事なことは性欲を自己統御し、巧く性欲を使いこなしていくことなのである。

 実際、育児で疲れきっていても、夜に夫婦で性行為を営めば、疲労は吹き飛んでしまうものなのである。勿論、そのためには夫に最低限の性愛術が必要となるのだが、最低限の性愛術さえありさえすれば、そこそこの満足が行くような性行為ができる筈なのである。もしも、夫の性愛術に不満があるのなら、夫にお小遣いを与えて、性愛術が上達するように努力させればいいのだ。

 性行為は妊娠のためだけに使われるのではなく、快楽のためにも使われるし、夫婦の場合は夫婦関係を維持するためにも使われているのだ。夫婦が性行為をしないで何か快楽を得ようとしても、碌な快楽しか見つけられないものだし、夫婦の性生活が途絶えてしまえば、夫婦関係を維持することが難しくなってくるのだ。

 第二子が生まれるまで、充分に時間があるのだから、夫婦の性生活を思いっきり楽しんでしまうことだ。新たな性感帯を開発してみるのもいいし、新たな体位でやってみるのもいい。そうやって楽しんでいるうちに次の妊娠が発覚した方が、健康な赤ちゃんを産めるというものなのだ。楽しい性行為は、明るい夫婦関係を作り出し、そして健康な赤ちゃんを生み出してくるのだ。

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コメント

タマティーさん、こんにちわhappy01
毎日楽しみに読ませていただいています。

先日20週目の検診があり、
順調に育ってくれているようなので安心しました。

今日のようなお話は、
なかなか知りたくても聞けないもの。
なるほどなーと思いながら読ませていただきました。

世間ではセックスレスが問題になっていますが
いろんな事情があるにせよ、
そういう風にはなりたくないと。

すごく幸せを感じる瞬間だし、お互いにとって
とても大切なことだと思うんです。
だから、子供をつくるためだけの
手段にはしたくないと思っています。

投稿: みぃ | 2009年8月 1日 (土) 10時14分

 まさに「みぃ」さんの言う通りですね。happy01
 特に女性同士だとセックス情報はガセネタの塊になってしまいかすからね。
 女性の場合、恋愛や結婚の過程の中にセックスがあるので、どうしてもセックスだけを取り出して、分析することが不得手なんですね。

 夫婦の性生活で成功の秘訣があるとするなら、「とにかく遣り続けること」ですよ。
 性行為は何も快楽のためだけにあるのではなく、夫婦という人間関係を維持するためにも使われていますからね。
 自分が乗り気ではないからといって性行為を拒否してしまうと、夫婦関係にも亀裂が入り始めるのは当然なんですよ。
 セックスレスになるような夫婦は、この当たり前すぎることを無視したからこそ、セックスレスになってしまっただけなんです。
 
 それから性行為だけでなくても、多少は夫婦間でセクシャルなことをやるってことも必要なんですね。
 例えば、旦那さんに胎動を聞かせるとか、夫婦が鏡の前で全裸になって体形の変化を確かめるとか、歩く時には手を繋いで歩くとか、とにかく体を触れ合って、スキンシップを大切にすることです。
 こういうことを日頃からやっているからこそ、互いの距離を縮めることができ、性生活も楽しめるようになるんです。

 それからカルシウムをきちんと摂取するということも大事なんです。
 日本では一度たりとも必要最低限のカルシウム量を満たしたことがないので、既婚女性が妊娠と出産でカルシウムを大量に消費してしまうと、体内で深刻なカルシウム不足になってしまって、神経がピリピリするようになり、性生活を破壊してしまう異常な行動を取ってしまうようになるんです。
 更に清涼飲料水にはリンが含まれているので、これが体内のカルシウムを激減させてしまうんです。妊娠中や出産後に清涼飲料水を飲んでいたら、異常にならない方がおかしいんです。

 タマティーの母親は俺を妊娠中に毎日味噌汁に煮干しを入れて作り、食事の際に煮干しをボリボリと食べていました。
 そのお蔭で母親は安産で俺を産んだし、タマティーも未だに虫歯が一本もないです。
 「みぃ」さんが妊娠20週目なら、今のうちからカルシウムを大量に摂取していけば、お腹の赤ちゃんも健康的に成長するし、安産にもなるし、出産後の性生活も楽しくなると思います。
 そのためにも、まずは味噌汁を作る際に煮干しを入れて、その煮干しをボリボリと食べることです。

 happy01 happy01 happy01

投稿: タマティー | 2009年8月 2日 (日) 06時25分

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