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本当の所の夫婦の性生活の実態

●夫婦の性生活の調査は信用できない

 夫婦の性生活の実態が一体どのようなものかを研究する際、肝腎の夫婦の性生活の統計が信用できないという事実に直面する。普通の問題の統計であるなら、その統計をほぼ正確に作り出すことはできても、夫婦の性生活となると、まともな統計が取れないからだ。もしも、或る日突然に「あなたの性生活はどうなっていますか?」と聞かれても、俺はまともには答えないことだろう。「さぁ、どうかな?」と巧く誤魔化してしまうことだろう。

 キンゼー調書の発表以来、幾度も性生活の調査がなされてきたが、性生活という秘密の行為に関しては、人間は正直にまともなことを言わないという最大の危険性を除去できないのだ。それなのに、そのインチキな統計をもとに性生活の実態を研究したとしても、まともな研究成果を生み出すことはできないのだ。これは学者たちが発表している夫婦問題の学術論文を見ても、出鱈目ぶりがいかんなく露呈してしまっているのだ。

 性生活の調査は性に問題を抱えている人々が異常な関心を示すものだ。例えば、セックスレスを調査しようとした場合、セックスレスの夫婦であるなら、それに対して異常な関心を示してしまい、統計上では通常では有り得ない数値になってしまうものだ。しかし、そのセックスレスになった人に直接話を聞くと、セックスレスとはいっても、実際は1週間以上ご無沙汰なだけという、実はセックスレスではなかったという事実が解ってきてしまうものなのだ。

 性に問題を抱えている人々の中でも、同性愛者は性に対して異常な執着を示してくるものだ。日本では同性愛者だからといって、差別されることはないし、同性愛者と暮らしても、何不自由することはない。しかし、同性愛者が現実を無視して、「同性愛者は差別されている!」と規定して、しかも、大学や学校に入り込んでくるし、フェミニストたちと結託してくるのだ。このため同性愛者が性の問題に口を出してきたら、まともな研究にならないし、嘘と偽りに満ち満ちた物しか作り出せなくなってしまうのだ。そのくせ、同性愛者の学者たちは矢鱈と本を書きまくり、その悪影響が生徒や学生たちに及び、それを読んで育った生徒や学生たちが、これまた性に関して嘘と偽りに満ちたことを言い出すのだ。

 それゆえ、性生活の調査はまずは同性愛者の関与を取り除き、その統計が本当に正しいものなのかをまずは確かめることから始めなければならないのだ。解り易く言えば、すべての夫婦の統計を取るのではなく、普通の夫婦に限定して統計を取り、その統計が本当に正しいものなのか、夫婦別々に話を聞き、それを確かめる作業をしなければらないのだ。そうでなければ、研究の土台となる「まともな統計」が取れないのだ。

●統計からみた性生活の実態

 統計それ自体に制限を加え、厳密に統計を取っていくと、実は夫婦の性生活といううものは、面白い数値を示してくる。夫婦の性生活はその夫婦が自由に行っていたとしても、実は群生動物であるという制約下のもとでのこ行動でしかないという事実が暴露され始めるのだ。

 毎日      数% 

 週3回以上  20%

 週1回以上  20%

 月2回以上  20%

 月1回     20%

 セックスレス 10数%

 夫婦の性生活の統計を取ってみると、大体、このようなものになってくるのだ。毎日、やっている夫婦もいるものなのだ。統計を見れば解るように、週3回から月1回という回数に満遍なく数値が広がっている。大体、殆どの夫婦はこの辺りの回数をこなしているということなのである。

 セックスレスが問題になるが、セックスレスというのは、10数%という高い数値で存在しているのだ。セックスレスというのは、基本的に1ヵ月以上、夫婦の性生活がないということであって、セックスレスの夫婦でも、本当にセックスれになってしまった夫婦だけでなく、夫の仕事の関係でセックスができない夫婦もいるし、妻が病気のためにセックスできない夫婦もいるのだ。本当に夫婦の性生活が消滅している夫婦もいれば、夫婦がその気になればたまには性行為を行う夫婦もいるということだ。セックスレスといえども、ひと括りにはできないのだ。

 週3回以上と 週1回以上は、その後に変動して、数を減らす傾向にある。夫婦双方に体力の衰えもあるし、妻の方にとってはその気にならないということもある。月に2回以上というのが、夫婦にとっては最善の回数であって、このペースを行っている夫婦は、歳を取ってもこのペースを乱さないのだ。夫婦の性生活というのは、いかにコンスタントに行うということが、最高の秘訣なのであろう。

 夫婦の性生活は群生動物としての制約を受けるが、その夫婦の体質や体力や性癖が決めてしまうということだ。それゆえ、「夫婦の平均的な性生活は存在しない」ということなのだ。この結果こそ夫婦の性生活の統計から得られる貴重な結果なのだ。平均的な夫婦の性生活は存在しないが、いくつかのパターンが存在しているというだけのだ。

 結婚していれば、夫婦の性生活を遣る続けるというのは長丁場になってしまうので、回数の多い夫婦は性生活を減らしてしまう危険性があるし、逆に回数の少ない夫婦は意外とコンスタントに行い続けるのだ。夫婦の性生活は回数が多ければ幸せなものというものではないのだ。いかに夫婦が自分たちに無理なく性生活を営み続けるかに大事なポイントが隠されているのだ。

●性行為の時間

 夫婦の性生活の統計を公表すると、必ず夫婦の性生活の回数が問題視されてしまうのだが、性生活の回数は問題視するほどの問題は出て来ないものだ。夫婦の性生活の統計で、明らかにこれは問題だなと思えるものは、「夫婦の性行為の時間」なのである。多くの夫婦は余りにも性行為に時間を費やしていないのだ。

 なんと「50%以上の夫婦が30分以内で終わっている」のだ。しかも、「90%以上の夫婦が1時間以内で終わっている」のだ。女性の場合、愛撫に時間をかけて貰わないと、性感を高めることができないので、性行為が30分以内という時間であれば、まともな愛撫は行われていないということだろう。性行為の回数うよりも、性行為にかける時間が少ないことこそが、妻の性行為に関する不満の最大の原因なのである。

 中には夫が早漏という問題も抱えている夫婦もいるので、そうなってしまえば、性行為もすぐに終わってしまうことだろう。こういう夫婦ではいくら夫婦の性生活の回数を増やしても、根本的な解決になることはない。早漏を治すことも必要だし、それ以上に愛撫に時間をかけて、妻の性感が高まるような努力をもすべきなのである。

 夫婦といえども、1時間以上、性行為に時間をかけている夫婦が10%には満たない数値ではあるが、きちんと存在しているのだ。性愛術の巧さは性行為にかける時間に比例するものだ。こういう夫婦は、夫の方が性愛術が発達し、妻の方も性感帯が開発されているので、夫婦双方、夫婦の性生活に満足していた。実を言うと、これだけの時間をかけて性行為を行うと、性の不満を抱えている夫婦は皆無になってしまうのだ。

 性愛術の未熟な人たちが性行為について考えてしまうと、どうしても回数を多くするということで解決策を講じようとしてくるのだが、妻の立場に立てば、下手な性行為しかできないのに、回数を多くしても無駄な時間を取れられて嫌なのである。女性の体は男性のようにそれほど性欲が強いわけではないので、夫婦で性行為をやる時は、奥深い性感を感じ、オルガズムに何度も行きたいのだ。それをやってくれさえすれば、当分の間は性行為をしなくても満足し続けられるものなのである。

●結婚前よりも性行為が楽しくなった

 夫婦の性生活の話をすると、どうしても夫婦が性生活で不満を抱いているということを最優先で問題として取り上げてくるのだが、統計を取ってみると、50%以上の夫婦が結婚前よりも性行為が楽しくなったと答えているのだ。夫婦の問題を取り扱う学者や、婦人雑誌がいかに間違った事実に立脚しているかが解るというものだ。

 人間の性行為には、「生殖」という最も大事な目的と、「性の快楽」と「人間関係の維持」という副産物が存在しているのだ。夫婦の性生活は「性の快楽」に重点を置いたものではなく、「生殖による子孫の繁栄」と、夫婦という「人間関係の維持」に重点を置いたものなのだ。

 それゆえ、その夫婦に赤ちゃんができれば、生殖という最大の目的を果たしたがために、夫婦で性生活を営むことが非常に楽しくなるのだ。これだけは妊娠と出産と育児という経験を実際に経験した人たちでないと解らないものなのだ。結婚前は、性行為は性の快楽のためのものであったが、結婚すれば性行為の本来の目的が解ってくるものなのである。

 もう一つは夫婦という人間関係の維持なのである。性行為は夫婦の仲を確認するために行われているのであって、頻繁に相手を変えているような性行為を営んでいる人たちには、この大事な作業が解っていないのだ。人間関係は深まれば深まるほど、より多くの愛を生み出していくことになるのだ。そのため、結婚によって夫婦の性行為の回数を重ねていけば、より多くの愛が出て来るものなのである。

 ただ、夫婦は長い付き合いになるので、足りない物も出て来る。「トキメキ」などはその最たるものであろう。実際の夫婦の性生活の現場では、「愛の言葉」や「きわどい愛撫」や「新しい体位」や「余韻の残る後戯」も、夫婦が意識的に取り入れようとしなければ、欠けた物になってしまうことだどう。

 だが、本当に足りない物は、「夫婦が腹を割って性生活について話し合うこと」なのである。意外なことかもしれないが、多くの夫婦はいつも性生活を営んでいるがゆえに、改めて性生活について話し合うことをしていないのだ。だからこそ、いつも通りの性生活をこなすようになってしまうのだ。それゆえ、たまには夫婦で性生活のことについて、真面目に話し合ってみれば、その夫婦の性生活を改善させることができるのである。

●幸せな夫婦はトキメキではなく、ラブラブを維持している

 人間にとって青春時代に行った恋愛の記憶が余りにも強烈なものだから、結婚しても「トキメキ」を求めようとしてしまう。確かに恋をすれば、トキメキを感じまくるのであるが、トキメキというものは、恋愛の当初に出て来るものでしかないのだ。それなのに結婚して、トキメキを求めても、それは無理な注文なのだ。

 幸せな夫婦は、トキメキではなく、ラブラブを維持しているのだ。新婚当初、トキメキを感じていても、そのトキメキが収まれば、夫婦のラブラブが出て来るものなのである。その夫婦のラブラブをいかに巧く維持していくかで、その後の結婚生活の行方が大概決まってしまうのものなのである。

 では、どうすれば夫婦のラブラブを維持することができるのだろうか? それは「なんでもないことを幸せに思う」ことだ。夫婦の幸せというものは、その大半が当たり前の物だ。その幸せに感謝することができないと、夫婦がより大きな幸せを獲得することができなくなってしまうのだ。夫が給料を稼いできてくれたら、妻は「ありがとう」って感謝する。妻が家事や育児をやっていてくれたら、夫は「ありがとう」って感謝する。この当たり前すぎることをやっているからこそ、夫婦のラブラブが維持され、より大きくなっていくのである。

 そして、夫婦の性生活の現場では、「夫は性愛術の基本がしっかりとできていること」「妻にきちんとオルガズムに行かせていること」「性行為終了後、妻は夫に感想を述べ、改善点を見つけ出し、改善していること」、これら三つのことをやれば、夫婦の性生活でも夫婦のラブラブを維持し、高めていくことができるのだ。

 夫婦の性生活は何も性生活だけが活躍の場ではないのだ。夫婦といえども、日頃からきちんと挨拶をする。事あるごとにハグをし、キスをする。夫婦の会話を短くてもいいから毎日する。こういうことをやっておけば、性愛術が下手な夫でも、妻は夫に抱かれれば、満足してしまうものなのだ。そこいらが、夫婦以外の人には理解しがたいことなのである。

 どんなに仲のいい友人でも、夫婦の性生活のことに関しては、余り話題にしないものだ。たとえ話題になったとしても、話の勢いで嘘を言っている場合も多々あるものだ。そのため、学者が書いた「夫婦の性生活の本」や、婦人雑誌での「夫婦の性生活特集」には、興味深々となって読んでしまうものだ。しかし、そういう本や雑誌は、まともな統計に基づいたものではないのだ。普通の既婚女性ですら、仲のいい友達とこの手の話をすることができないのに、大学の学者や雑誌の編集部のスタッフたちが突っ込めるわけがないのだ。

 夫婦の性生活の実態とは、50%以上の夫婦が結婚前よりも性行為が楽しくなったということなのである。夫婦の性生活で問題視する点があったとしても、その大事なことを忘れてはならないのだ。そうでなければ、結婚してから赤ちゃんが生まれるわけがないのだ。赤ちゃんが生まれたということ自体、実はその夫婦は性生活を楽しんでいるということなのである。

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