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幼児の最大の試練:「ウンチの大移動」

●乳児のウンチは食後、幼児のウンチは朝

 ありとあらゆる動物は食べ物を変えることで進化してきた。このことは人間といえども例外ではない。人間も食べ物を変えれば、進化せざるをえなくなってくる。乳児は母親の母乳を食べ物にしていたのに、幼児になると離乳食を食べさせられ、通常の食事を食べるようになっていく。幼児には最大級の進化の試練を受けることになるのである。我々大人ですら、このような過酷な試練を受けたことはないのである。

 何がどう進化していくのか? それは母乳から離乳食への移行に伴って、内臓を進化せさざるをえなくなるということなのである。通常、離乳食を食べさせると、幼児のウンチは臭くなるものだ。母乳を与えていた時はウンチは臭くないのに、離乳食を食べさせた途端に、ウンチが臭くなり始めるのだ。これは内臓がまだ充分な消化吸収機能を持っていないために、胃腸内で異常発酵が起こってしまい、どうしてもウンチが臭くなってしまうのである。まだ充分に消化吸収しきれていないといいことは、ウンチが流動形ではなく、固形物になるということなのである。乳児に離乳食を食べさせると、途端にウンチがウンチらしいウンチになるのである。

 もう一つは離乳食、そして通常の食事に移行することによって、高エネルギーを得たことによる知能の発達と行動範囲の拡大が起こるのである。玄米と大豆のコンビを食べると知能が高くなるし、小麦とヨーグルトのコンビを食べても知能が高くなる。通常の食事の開始は、幼児の脳の発達の時期にピタリと重なってしまうために、この時期に良質の穀物を食べさせておくと、高い知能を持った人間を作ることができるのである。それと母乳では比較にならないほどの高エネルギーを得ているのだから、行動範囲が広がって、より活動的な人間に育てていくことが可能になるのである。

 第三の変化は排泄時間の大移動である。通常、乳児は母乳を飲み終えた後にウンチをする。これはどの動物でも同じ現象を取る。しかし、幼児に離乳食を与え、正式な食事に変えていくと、幼児は朝の時間帯に排泄するようになり、食事をしたらウンチをするということがなくなっていくのだ。

 ここで「あっそうか!」と気付いた新米ママは頭がいい女性である。少なくとも昼以降排泄しなくなり、そのため睡眠中も排泄しないので、食べ物を内臓の中に仕舞っておくことが可能になるのである。そのためより多くの栄養を吸収できるので、人間の知能は他の動物とは比較にならないぐらいに高いし、行動量も他の動物とは比較にならない多くなるのである。

●朝は排泄の時間

 普通、どの動物も、餌を取った場所と、排泄をする場所は、同じ場所か、近接した場所である。ところが、人間の排泄の時間が朝であるということは、人間は食べ物を取った場所では排泄をしないということなのである。これには我々人類の進化の歴史が我々の体の中に刻まれているからなのである。

 太古の昔、男女が平等に共同して労働をするということはなかった。その集落の男性たちは男性たちだけで集まり、男性たちだけで狩猟に出かけ 女性たちは女性たちだけで集まり、女性たちだけで採集に出かけた。これが狩猟採集経済なのである。人間の平等性なんてどこにもないし、原始共産制というものなどどこにもないのだ。

 男性の狩猟も女性の採集も大抵は午前中で終わった。男性の狩猟は成功することは稀で、失敗することの方が多かった。それに対して女性は木の実や野草や芋を掘り出してくるので、その収穫の時期であるならば、失敗することがなかった。当時は1日2食で、昼食に女性たちが取ってきた物を食べ、夕食に男性たちが取ってきた物を食べた。

 食べ物の量は平等に分配されるのではなく、集落のリーダーが最も多く食べ、その次に狩猟に出かけた男性たち、そして採集に出かけた女性たち、残りを子供たちが食べ、病人には大した量の食事が行き渡らなかった。このため食料不足になると、病人は切り捨てられ、子供たちもバタバタ死んでいくことになった。この習慣は今でもアフリカの原住民たちは持っており、だからこそ飢饉になると凄まじい量の餓死者を出してしまうのである。飢饉で病人や子供たちが死んでいっても、大人の男性たちは食べ物を多く食べてしまうのだ。これが飢饉に対する人口調整なのである。そうやって人間の数が増えないように制御してきたのである。

 通常の狩猟採集経済であるならば、食事をした途端に排泄をする筈である。それなのに食事をしても排泄をしないというのは、その狩猟採集経済が定住しながら狩猟や採集をしていたのではなく、住居を移動し続けながら狩猟や採集をしていたということなのである。人間の体自体を長距離移動が可能な体に変えることで、より多くの獲物を求めることができ、だからこそ人類は全世界に広まっていくことができたのである。

 幼児はこの人類の進化の歴史が体に出て来て、朝に排泄時間を大移動させてくるのである。この排泄時間の大移動を軽視してはならない。幼児が朝のうちにウンチをするというのは、大変なことであり、ウンチには大変苦労するのである。幼児が朝のうちにウンチをしてしまえば、健康な子供に育っていくし、幼児が朝のうちにウンチができなければ、その幼児は老廃物や毒素を溜め込むことによって病気がちな子供になってしまうのである。

 だからこそ、母親の排便も大事なのである。母親が朝の時間帯にきちんとウンコをしていれば、幼児も母親の行動を見習って、ウンチをしようとするのだ。しかし、母親が便秘気味だと幼児は母親の行動を真似することができず、幼児も排泄が乱れてしまったり、便秘になってしまったりするのだ。

●離乳食は昼食からスタートすべき

 幼児の排泄時間が朝に大移動しているというのなら、排泄しようとしている朝の時間帯に食事などすべきではないのだ。食事は排泄を阻害してしまうので、幼児に朝食を食べさせれば、幼児は朝の時間帯に排泄をするチャンスを失ってしまうのだ。排泄が乱れている幼児に限って、朝食を食べているものなのである。

 殆どの新米ママたちは離乳食をいきなり朝食から始めてしまうものだが、離乳食というのは昼食からスタートすべきなのである。幼児には午前10時以前には食事を与えないことだ。とにかく幼児には朝のウンチをしてもらい、そのウンチを見届けた後に母乳でも与えていけばいいのだ。離乳食はお腹がすいた昼時でいいのであり、昼食に離乳食を出せば、幼児は好き嫌いを言うことなく、食べてくれるようになるのだ。

 離乳食といっても、幼児はいきなり慣れるわけではないので、当分の間は離乳食は昼食だけでいいのだ。他は母乳を与えていけばいいのだ。こうすれば幼児としても1日1回しか離乳食を与えられないので、離乳食を食べることによる内臓の変化を、時間をかけて行えることができ、胃腸内の異常発酵を起こさずに、内臓の変化を行えることができるようになるのである。

 昼食の場合だと、平日は母子二人の食事になってしまうので、まずは母親から食事をしていくべきなのである。幼児は涎を垂らしながら母親の食事の風景を見ることで、食欲を湧かして、母親が食べ終わった後に、離乳食を出されると、勢いよく食べ始めるのである。離乳食を食べさせるのが面倒だからと言って、先に幼児に離乳食を食べさせてしまうと、幼児は離乳食を食べないものなのである。

 離乳食の時期になると、離乳食のことばかりに頭が一杯になってしまうものだが、幼児のウンチの変化をきちんと見ておくことなのである。朝に何も食べずにウンチをしてくれたら、その幼児は健康に育っているのである。そうしたら離乳食の量や回数を増やしていけばいいのであって、朝にきちんとウンチができなければ、離乳食に変化をもたらしてはならないのである。

●離乳食は1日2食が基本

 幼児は朝に排泄をするというのが慣れていないために、離乳食は1日2食が基本なのである。朝の時間に離乳食を与える必要性はないのだ。幼児には朝に朝食を食べるよりも、朝の排泄をきちんと行って貰う方が先なのである。離乳食の期間中は、昼食と夕食で充分なのである。

 1日に3度の食事を与えるのではなく、1日2食にして、その離乳食を徐々に充実させていけばいいのだ。どのように充実したかが解るかは、朝にウンチをすることと、そのウンチが臭くないということなのである。昨日の離乳食がどうだったかは、翌朝のウンチを見れば解るものなのである。

 離乳食で足らないものは、母乳で補えばいいのだ。離乳食の期間は、絶対に離乳食と母乳は並行して存在するのであって、幼児が離乳食以外の時間でお腹がすけば、母乳を与えればいいのである。母乳さえ与えておけば、離乳食がどうであっても、栄養的にはなんの問題もないのである。

 幼児が離乳食を卒業できるのでは、離乳食をきちんと食べられるだけではなく、朝の排泄がきちんとでき、そのウンチが悪臭を放たないことを見届けてから、正式な食事へ移行させていけばいいのである。新米ママが急いで離乳食を卒業させてしまうと、朝にきちんとウンチができなくなってしまうし、幼児なのに既にウンチが悪臭を放っているのである。こうなれば幼児は病気をし出すし、母親に有り得ないような悪態をついてくるのである。

 離乳食の時期は、今まで母乳育児をしてきた新米ママにとって最大の試練の場所であるのだが、幼児の方も最大の試練を迎えているのである。朝になって、きちんとウンチができるということは、睡眠中に消化吸収を終えて、排泄することによって体内の老廃物や毒素を出すということなのである。それができれば、体内は高エネルギーを獲得し、体はクリーンになるので、知能を高くすることができるし、行動範囲も広がっていくことになるのである。自分が産んだ赤ちゃんを、元気一杯の幼児に育てるのは、新米ママが離乳食の時期を巧く乗り切っていくかにかかっているのである。

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コメント

タマティーさま

いつも本当にありがとうございます。
離乳食ですが、やめたら頭をかきむしることはなくなりました。このままやめたいのですが、問題は旦那さんと旦那さんの実家です。旦那さんはもう4カ月でお粥一杯分クリアー(母乳の出が悪かったそうです。)そしてうちの息子のいとこが一歳で寿司をクリアー(いとこは完全ミルク)していたとうことで、いろいろ食べさせないといけないということで、私もあんまり気が進まないのです(それで先日、旦那さんと実家の人たちともめたのも一因です。)が、とりあえず、旦那さんがいるときは少し食べさせています。この間なんかホウレンソウのペーストを食べたら、そのまんま出てきました。(汗)少しだけでも食べさせると頭をかきむしるので本当にやめさせたいのですけどね。旦那さんの実家も赤ちゃんがかわいいのでいろいろ食べさせたいのでしょう。その気持ちもありがたいと思っています。
確かに離乳食を与えても、興味があるので口には食べ物を入れますけど、途中から暴れだして、おいしんぼの海原雄山のように「こんなものがくえるか!板長呼べ!」という状態になります。
私が調べたところ、日本母乳の会の資料で霊長類の研究から離乳食は2歳から3歳が妥当とありました。その資料を見せても、旦那さん曰く、「母乳の擁護をしている会だからなるべく母乳を飲ませようということで、そういうことが書いてあるんじゃないの?」と言って相手にしてくれません。(職場の保健師さん:離婚独身育児経験なし が6ケ月過ぎると母乳は栄養が足りなくなる という話を信じて疑わないのです。)
私の言い方がまずいのかもしれませんので、旦那さんに当面、もう意見を言わないようにしようと思います。言うと反発して反対のことするんですもの。(毎月コーヒーがくるように通販に注文をしたり、相変わらず食器洗いのときは合成洗剤を使わないと激怒:彼曰く、食器洗浄機の家はどうすんだということです。)
ちょっと愚痴になってしまってすみませんでした。
とはいえ、昨日はとても天気が良かったので、仲良く家族3人で水天宮にお礼参りをしてから、うみほたるまで行ってきました。海がお日様の光で点描画のように美しく、潮風がとても気持ちが良かったです。まだ養老渓谷のほうが吉方位だったので、ちょうどうみほたるで市原市の野菜が売っていたので、そこで育った野菜を買ってきて、家で食べることにしました。これでも効果がありますでしょうか?
あと、生姜湯を飲んだらのどが痛かったのが治りました。相変わらず、冷え性なので生姜湯を続けようと思います。ありがとうございました。

投稿: ゆきねこ | 2009年9月14日 (月) 09時21分

いつもお世話になっております。
今回娘の便秘について、アドバイスいただけたらと思います。
娘は今もひどい便秘で、毎日ラキソベロンという下剤を服用しております。
離乳食は5ヶ月から始めました。
早いかなと思いましたが育児書にも5ヶ月からと書いていたので、早々に始めてしまいました。
最初は排便も順調だったものの、7ヶ月ごろからひどい便秘になり、大泣きしながら排便するようになり、肛門も切れて出血するようになってしまいました。
綿棒浣腸やマッサージなどやりましたが効かず、病院に連れて行ったところラキソベロンを処方されました。
病院では離乳食が進めば色んな物が食べられるようになるから、そのうち自然と出るようになると言われましたが、未だにラキソベロンを服用しております(現在1歳4ヶ月です)。
主食に関しては、ご飯は五分搗きの米と押し麦を混ぜた物を炊いて食べさせています。
本当は玄米を食べさせたいのですが、夫が玄米は食べたくないと言うので、なんとか五分搗きにしています。
主食は朝夕はご飯で、昼はパンです。
食後は必ず果物も食べ、昼はヨーグルトも毎日食べています。
納豆も大好きで、ほぼ毎日食べています。
野菜や海草も毎食食べています。
麺類は大人が食べていると欲しがるのですが、離乳食で出すとほとんど食べません。
薬を飲んでいるので毎朝排便はありますが、食事の最中に排便しています。
母乳が終わっていても、朝ご飯は食べさせないほうがいいのでしょうか。
母乳に関しては卒乳まで気長に飲ませる予定だったのですが、1歳の誕生日の前の日に卒乳してしまいました。
私自身は全く便秘をしたことがありません。
最近娘はは海苔が大好きになったようで、海苔をたくさん食べていたらラキソベロン4滴から3滴でもスムーズに排便できるようになっています。
このまま下剤を続けていくのも嫌なのですが、苦しそうな姿を見るとどうしても下剤を止めさせることが出来ません。
どうか力をお貸しください。
よろしくお願いいたします。

投稿: フラワー | 2009年9月14日 (月) 22時35分

 「ゆきねこ」さん、今回のコメントで大笑いしてしまいました!
 朝っぱらから、笑いすぎて腹筋が痛いです。

 母乳育児をしているのに、離乳食し始めたので、なんか異常に早いなと思ったら、毎度お馴染の人たちがしかけていたわけですね。
 保健師さんも自分で赤ちゃんを産んで育てていないと、出鱈目な知識に取りつかれてしまうんですね。
 まあ、旦那さんのいない時は母乳で育てて、旦那さんがどうしても離乳食を与えろというなら、離乳食を与えるしかないですね。「ゆきねこ」さんの対応は正しいです。
 離乳食は生後2歳をすぎてから食べだせた方が、赤ちゃんは健康になるし、食費も助かるので、色々と有益なんです。

 母乳を与えていると喉が渇くので、喉が乾いたらきちんとした水分補給をしておかないと、風邪をひいてしまいますからね。
 タマティーも室内にいると、午後の3時か4時頃には喉が乾燥してしまうんです。こういう時はハーブティーを飲んでいます。
 この前は喉が渇いてもお茶を飲まなかったので、鼻水が出て来てしまい、風邪の一歩手前の症状になってしまいました。
 すっかり秋になったのに、未だに夏の気分でいると、風邪をひいてしまうんでしょうね。

 吉方位はそれほど気にしなくていいんじゃないかな。
 それよりも親子3人で出かけて、そこで果物や野菜を買ってきて食べることですよ。
 東京で暮らしていると、新鮮な果物や野菜が手に入らないから、どうしてもまずくなってしまうんです。
 例えば、トウモロコシなんか、もぎたてのトウモロコシを食べると、本当に美味しいんです。トウモロコシは収穫したら6時間以内に食べないと、味が変わってしまうんです。
 家族で出かけた時は、何かしら買って帰ると、非常に健康になりますよ。

★★ 追伸 ★★
 昨日(9月14日)、地震雲を見たので、近々大地震が来る可能性があります。多分、北海道か東北地方だと思うけど、一応、念のために用心しておいてくださいね。
 赤ちゃんを寝かす時は、絶対に箪笥や本棚が倒れて来るような場所には寝かさないことです。これは「ゆきねこ」さんもなのですが。
 大地震が発生した時は、まずは水を飲んで落ち着くことです。人間は飲まず食わずでも3日間生き続けられますから、ファーストインパクトで死ななければ、大震災で死ぬことはないもんです。

  

投稿: タマティー | 2009年9月15日 (火) 06時01分

 「フラワー」さん、娘さんの便秘でさぞかし大変だろうと思います。
 育児書を信じてしまうと、こうなってしまうんですな。
 育児の仕方は、育児書に頼るより、自分の母親や祖母に聞いた方が安全です。

 下剤を飲み続けていると、腸内環境が滅茶苦茶になってしまうので、常用することは非常に危険です。
 娘さんが1日や2日ウンチをしなくても、気にしないことです。
 自分が我慢して娘さんをそっとしておけば、そのうちウンチも出るようになります。娘さんを余りいじくりすぎないことです。
 どうしてもウンチが出ず、便秘が続くのであれば、5日ぐらいウンチが出なかった時に飲ませればいいです。
 それよりも下剤を使わずに排便ができるように仕向けていくことです。

 まず、朝起きたら、水をコップ1杯飲ますことです。
 そして少し運動させて、血行を良くすることです。
 それでもウンチが出なかった時は、天日塩湯を飲まして、排便を促すことです。娘さんのお腹に手を当てて、統計回りでグルグルと回し、天日塩湯を2杯か3杯飲ましておけば、自然と出ると思います。
 朝食は朝の排便が終わらない限り、絶対に与えないことです。
 朝のウンチをしなければ、朝食は抜きにしてしまうことです。

 午前中は排泄の時間帯なので、便意のサインを見逃さないことです。
 「フラワー」さんが意図的に排便させようとすると、逆にウンチをしなくなるもんです。
 娘さんに気を取られているのではなく、午前中に家事を片づけてしまうと、いつの間にかにウンチをしているものなんです。

 排便に効果があるのは、「糠漬け」です。自宅で糠漬けを大量に作って、食べさせて行けばいいんです。茄子の糠漬けは結構出やすいです。
 寒天は食物繊維が豊富なので、トコロテンを食べさせてみたらいかがでしょうか? トコロテンなら、幼児といえども好き嫌いをせずに食べてくれます。
 パン食は便秘が治るまで控えた方がいいです。「フラワー」さんが食べるのには別に構わないけど、便秘の娘さんが食べるのには問題があります。パンは水分が少ないために、体内の水分を取ってしまうんです。そのためウンチが出にくくなってしまうんです。
 それろ、朝食と昼食に果物を出していいけど、夕食には控えた方がいいです。果物はお腹を冷やしてしまうために、夜に果物を食べると、小便は出るけど、大便が出ないということになってしまいます。
 
 それから、足の裏には排便を刺激するツボがありますので、外に行って、ハダシで運動させることです。
 遊んでいるうちにツボが刺激され、翌朝にはどっさりとしたウンチができるものなんです。
 いつも靴ばかりの生活では、足が退化してしまうので、その影響が便秘となって現れてきているんです。
 

 便通が良くなるまで、諦めずにチャレンジし続けてください。

  

投稿: タマティー | 2009年9月15日 (火) 06時31分

毎回ご丁寧な回答本当にありがとうございます。
今日早速糠漬けを食べさせてみました。
美味しそうにポリポリと食べていました。
やはり市販のものより自分で作ったものを食べさせたいので、糠漬けの作り方勉強します。
果物も朝昼食後にしました。
また質問で大変申し訳ないのですが、天日塩は安いものでいいのでしょうか。
うちで使っていたのはスーパーで安く売っているものなのですが、娘に使うのはもう少し値段が高いものがいいのかなと・・・。
あと塩水ですが、濃度はどのぐらいのものなのでしょうか。
今日試しに娘に少し飲ませてみたら、意外にあっさり飲んでくれました。
濃度はそれほど濃くなく、私が飲むとほんのりしょっぱいかな?という程度でした。
もうひとつ質問があるのですが、今日は昼のパン食を止めて、マカロニを食べさせました。
以前の記事に小麦とヨーグルトを食べさせると良いと書いてありましたが、小麦とはパスタやマカロニのことでしょうか?
いつも質問攻めで、本当に申し訳ありません・・・。

投稿: フラワー | 2009年9月15日 (火) 21時35分

 「フラワー」さん、天日塩はスーパーで売っている安い天日塩でも構いません。
 要は化学塩でなければいいということです。
 化学塩だと腎臓を痛めてしまうので、排便や排尿が困難になってしまうんです。
 天日塩に含まれるミネラル成分があれば、腎臓は活発に動いてくれるようになるんです。

 天日塩湯は濃度がどうのこうのよりも、排便を促すためのものですから、娘さんの排便を見ながら、調整していけばいいんです。
 お湯を鉄瓶で沸かして、ぬるめのお湯を作ると、その温かい温度のために、天日塩の分量に余裕ができるんです。
 そうなれば、自分で調節しながら、天日塩湯を飲ましていけばいいんです。塩辛くしないことは当然ですが、薄過ぎると効果がないので、そこは巧くやってください。
 大事なことは、天日塩湯の力で娘さんに排便を引き起こせばいいんです。
 因みに、天日塩を多く取って、娘さんの体内で塩分が満たされると、それほど塩辛い物を取らなくなるので、それ以降は塩分を控え目にすればいいんです。

 パン食を控えるのは、便秘だからであって、昼はマカロニでもパスタでも構いませんよ。
 炭水化物とビタミンB1のコンビになると、脳に充分なエネルギーが補給されて、頭が良くなるということなんです。
 料理を作る際は、このコンビを忘れないでくださいね。
 幼児の場合、体が思った以上に素直なので、今日食べた物で、明日の排便が左右されるものです。
 そこで、「こういう料理を食べさせると、翌日はきちんと排便が出るんだな」という物を記録していくことです。
 娘さんにとっては、ウンチを出す料理が、いい料理なんです。

  

投稿: タマティー | 2009年9月16日 (水) 05時38分

タマティー様
この度もご丁寧なコメントありがとうございます。
小児科で相談しても下剤を飲ませていれば大丈夫といわれるばかりで、毎日ほんとうにこれでいいのだろうかと思いながら過ごしていました。
パソコンで調べても、同じようなことばかり書かれていて・・・。
今回タマティーさんに色々教えていただいたことで、薬に頼らず頑張ってみようと思えるようになりました。
本当に感謝しております。
それと同時に色々調べているつもりでも、まだまだ全然勉強不足だと痛感しました。
いつもタマティーさんの記事を見て、毎日そう思っています。
これからも母親として悔いの残らないよう、家族のために頑張りたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。

投稿: フラワー | 2009年9月17日 (木) 22時01分

 「フラワー」さん、育児は知らないことがたくさんあるからこそ、面白いんですよ!
 自分が知らないことを知ると「アハ体験」できるから、脳が活性化してくんですよ。
 そうなると育児が面白くなってくるんです。

 「便秘薬が便秘を作る」ってことがありますから、便秘薬を使い続けてしまうと、医原性の便秘になってしまい、便秘が長期化してしまいますからね。
 「フラワー」さんが「これでいいのかな?」って思っていた疑問は正しいんです。
 理屈よりも、そういう本能レベルで思うことが大事なんですよ。

 今まで下剤を飲み続けてきたのなら、「ドクダミ茶」を飲ませることをお勧めします。
 ドクダミ茶は腸内に残った下剤の残留物を奇麗に洗い流してくれるんですよ。
 しかも、大量にウンチが出るので、娘さんには大変有効だと思います。
 ついでに「フラワー」さんも飲んで、日々の便通を良くしてください。
 母親にちゃんとした便通があれば、娘さんもそれに釣られて便通が起こるようになると思います。

   

投稿: タマティー | 2009年9月18日 (金) 17時41分

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