氏族で氏族会を作る
●年に1度は親戚との付き合いを必ずしておく
子供の頃から親戚づきあいをしていくと、その子供はグレないという。確かにその通りで、思春期になって手のつけられないようなグレ方をするのは、決まって親戚づきあいをしないか、少ないかの家庭で育った人たちであった。子供の頃や青春時代に一番知りたくなるのは、「自分の血のルーツ」であって、この自分の血のルーツを確認できないと、人間は有り得ないくらいに凶暴になってしまうのだ。
更にいうなら、親戚同士では「長幼の序」がしっかりと形成されているために、自分が反抗期に入って両親に反抗し出したとしても、親戚たちにまで反抗することはないので、反抗期を迎えても、意外と大人しい反抗になってしまい、そのうち反抗が消え、その青春の有り余るエネルギーを自分の夢に投入しすることができるようになるのだ。
ところが、この世には親戚巡りを嫌がり、自分の世界に閉じ籠ってしまう人たちもいるものだ。そういう人たちは、「近代的自我の確立」とか、「個性の尊重」とか、「個と集団の対立」などと訳の解らないことを言い出してくるのだ。どんなに難しい学術用語を使ったとしても、要は子供の頃に親戚巡りをしてこなかったために、精神的な自立を成し遂げることができず、その不満を社会にぶつけているだけなのだ。だが、社会にいくら不満をぶつけても、精神的な自立は絶対にできないのだ。
親戚巡りはやってみると面倒臭いものなのである。手ぶらで訪問するわけにはいかないから、何か手土産を持っていかねばならないし、親戚との会話などテンポが遅いし、丁々発止とはいかないものなのである。親戚同士が集まると、低俗ではないが、下らない話をするものだ。それでも自分の子供たちを連れて親戚巡りをしていると、子供たちはそれを楽しんでいるし、子供を種に話が盛り上がり、親戚同士の仲も更に良くなっていくのである。
友人は確かに大切だ。しかし、土壇場になった時、友人は意外と役に立たないものだ。もしも将来、自分たち家族に何か重大な問題が発生した時に、役に立つのは親戚たちなのだ。勿論、日頃から親戚同士の付き合いをきちんとこなしておかないと、役立ってはくれないだろうが、「血は友情よりも濃い」ものなのである。親戚は役に立たないようで、非常時には役に立つのだ。
農村や漁村に住んでいれば、親戚との付き合いの重要性は解ることだろう。しかし、都会に住んでいると、親戚との付き合いをしなくても、別に困ることはないのだ。それゆえ、いざという時に、親戚の力を借りることができないし、自分の子供が有り得ないようなグレ方をしてくるのだ。都会で未成年者の凶悪犯罪が発生してくるのは、その犯罪を犯した少年の両親が親戚づきあいをしてこなかったからなのである。
●氏族会の必要性
都会に住めば、農村のように自然発生的に親戚づきあいができるとは思わない方がいい。親戚同士の距離が離れているのだから、人為的に交流を持ち続けないと、呆気なく壊れてしまうからだ。そして一度でも親戚同士の関係が破壊されてしまうと、それを復活させるのは非常に困難なことになるのだ。
そのためにも、「氏族会」を作って、氏族を束ねておくことだ。氏族会の目的は、まず氏族内での定期的交流の確保である。氏族会があれば、個別に親戚巡りをするのではなく、一度に全員を集めてしまえばいいのだ。そうすれば、億劫な人でも参加させることが可能になり、それを切っ掛けに親戚同士の仲が深まっていくのだ。
氏族会はその他にも、「氏族の名簿作り」や「墓地の共有」や「家系図の確保」といった個人の力では困難な仕事をやって貰うと、氏族内の人々は非常に便利になるのである。例えば、今度引っ越すことになったのだが、新天地で遠い親戚がいれば、その人からその土地の情報を貰え、仕事で成功し易くなるのだ。墓地にしても、バラバラに存在していたら墓参りも面倒になってしまうが、集中して墓地を作ってしまえば、一度にすべての墓に参ることができるのあ。家系図にしても、自分たち家族の直系の家系図は作れても、傍系の家系図など書き切れるものではないのだ。自分で調べて家系図を作ると、とんでもない労力と時間を費やしてしまうのだ。それが氏族会にきちんと家系図が存在していれば、その労力と時間を節約でき、他のことに痞えるのだ。
氏族会は小さければ、「法人格なき社団」として活動していればいい。氏族会で代表者を選んで、その人の名義で財産を所有していればいいのだ。しかし、氏族会も大きくなってくると、何かと不便が生じてくるので、その時は、「財団法人」にするなり、「社団法人」にするなりして、法人格を取得してしまうことだ。法人格を持っておけば、税制面での優遇措置を得ることができるし、財産上のトラブルが激減するのだ。
氏族会は成人した氏族全員に投票権を持たせることだ。代表者を選ぶのは、世襲ではなく、代表者として適した能力のある人物を選挙で選ぶことだ。代表者にしろ、理事たちにしろ、それらはすべて男性を選ぶことだ。氏族会で女性が代表者になったり、理事になったりすると、氏族内がごちゃごちゃになってしまい、崩壊してしまうのだ。氏族はあくまでも男系相続で成り立っているので、基本的には余所者である女性が氏族会を動かしてしまうと、男性たちが氏族会で活躍しなくなってしまい、そのうち脱落していってしまうのだ。
女性には監査役の仕事を与えて、会計を監査させればいいのだ。氏族会内部で揉めることがあるとしたら、それは必ず不正な金の流れを伴うので、このような事態が起きないように、女性に監視させればいいのだ。氏族会での重要な話し合いには絶対に口を挟まないことだ。自分の不注意な発言のために、夫もろとも氏族会から追放されてしまうことだってあるのだ。
●氏族会に或る程度の資金を持たせる
氏族会の資金は、基本的には氏族会のメンバーから会費を徴収していくしかない。もしも氏族会のメンバーに裕福な人がいれば、その資産を割いても貰い、氏族会の資産として組み入れてしまうことだ。こうすれば財政的に安定化することができ、資産を運用して資産を増やしていけばいいのだ。
氏族会の資金は氏族会の運営に使われるととも、「冠婚葬祭での資金援助」にも使用される。出産は一時的に費用がかさむために、そういう時に氏族会から出産祝い金を貰えば、金銭的な苦労がなくなるものなのだ。それ以外にも子供の進学祝いなどにも、少しでもいいからお金が貰えれば、家計を苦しくさせなくて済むのだ。
氏族会での資金は可能な限り備蓄しておくことだ。その貯まったお金を「緊急時での資金援助」として使えばいいのだ。災害に罹災した場合、氏族会から資金援助を受ければ、早くに災害から立ち直ることができ、仕事を再開することが可能になるのだ。お金がないばっかりに、避難所暮らしをいつまでも続けていたら、労働力の無駄でしかないのだ。そんなことをしていたら、益々貧しくなっていくだけなのだ。災害時には政府や地方自治体は応急処置を施してくれるが、それ以上のことはやってくれないものなのだ。政府や地方自治体に甘えるのではなく、平時から氏族会を作って、災害に備えておくべきなのだ。
もしも氏族内で起業する者が出て来たのなら、起業資金を無利子で貸してあげることだ。会社というのは、起業する時に、最もお金がかかるものなのだ。どの起業家も最初の資本金で苦労するものなのだ。それゆえ、起業家に資金を無利子で貸してあげて、ビジネスチャンスを掴ませてあげるのだ。そしてその起業家が事業を成功したのなら、利益を折半することだ。そうすれば氏族会としても、ただ単に金を貸すよりも、高い利益を得られるし、起業家の方も利息の支払いで苦しむことがなくなるのだ。
氏族会で問題が起こるとするなら、必ずお金の問題なので、お金のことに関しては、絶対にクリアにしておくことだ。予算や決算、繰越金はいくらで、資産はどのくらいあり、そして会計検査報告書をきちんと正確に公開していくことだ。決して裏金を作ったりしないことだ。裏金を作り出したら、会計が滅茶苦茶になってしまうからだ。氏族会のお金で不正を働いた者には、必ず多額の罰金を科して、二度と起こらぬようにしておくことだ。
●氏族内でのビジネスチャンス
氏族会というのは、ただ単に親戚同士の集まりではないのだ。氏族会の内部で交わされる何気ない会話が巨万の富をもたらすことだってあるのだ。或る人にとってはこれをやれば儲かるんだけど、今は仕事で忙しい場合、氏族会の他のメンバーに勧めれば、その者がビジネスチャンスを掴んで、大成功するということだってあるのだ。
氏族会の凄さは、氏族の中で一人が成功し始めると、続々と成功し始めるということなのである。自分では無理だろうと思っていても、親戚たちが成功し始めてしまえば、「俺にもできるんじゃないかな」と思うようになって、自分の限界を突破していくことになるのだ。人間は群生動物なので、こういうことが起こってしまうのである。自分一人で努力しても、成功しないことの方が多いのだ。
氏族会はビジネスを進めていく上で、貴重な知恵をくれるものなのだ。例えば、毎年、台風の季節になると、台風が来ているというのに、農家の人が田圃を身に行って、鉄砲水に流されてしまうという事故が起こるものだ。これは都会に住んでいる人には解りにくい出来事だろうが、稲は台風で倒れてしまうと、収穫が出来なくなるから、農家の人は危険を冒してまで田圃の様子を見に行くのである。
しかし、我が母親の実家の農家はこの手の死者を出したことがない。というのは、水稲栽培一本にするのではなく、必ず陸稲栽培もして、台風で田圃が全滅しても、陸稲で収穫を確保しているのだ。農業をしたことがなければ、水稲も陸稲も同じだろうと思ってしまうのだが、水稲というのはなんと陸稲の30倍もお米が収穫できてしまうのだ。だから、どの農家も陸稲をやめて、水稲栽培一本にしてしまうのだ。だからこそ、台風の時に稲の全滅を恐れて田圃を見に行き、死んでしまうことになるのだ。
これは農業以外のビジネスをやる時に、非常に参考になるのだ。どのビジネスマンも最も高い収益を生ずる仕事を優先的にしていくものだが、ビジネスをするなら、たとえ収益が低くても、それが絶対に安全であるなら、それを切り捨てないで、ビジネスの保険として仕事をやっていくべきなのである。そうすれば、いくら不況が来ようとも、常に仕事に有り続け、恒常的に確実に収益を上げ続けることができるのである。
自分が働きまくってゼロから積み上げていくよりも、氏族会で他の親戚たちに知恵を貰って、高いレベルからスタートした方が成功し易いのだ。氏族会さえあれば、その氏族から続々と優秀な人材が出て来るものなのである。馬鹿の一つ覚えの如くに、余りにも個人を尊重し過ぎないことだ。どの国家も氏族がなければ成立しないのである。個人の力を過信するよりも、氏族の力を認めて、それを正しく使っていくことだ。
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