赤ちゃん返りを楽しんじゃおう
●母親が妊娠すると、子供は赤ちゃん返りをする
母親が妊娠してしまうと、子供は赤ちゃん返りをしてくる。赤ちゃん返りというのは、赤ちゃんのように甘えて来ることである。赤ちゃん返りは年齢が低ければ低いほど強烈で、本当に赤ちゃんのような行動を取ってしまう。年齢が高くなってしまうと、イタズラをしたり、駄々を捏ねたり、言うことを聞かなくなってしまう。
第二子を妊娠した場合、子供は妊娠中からでも赤ちゃん返りをして来ると思っておいた方がいい。赤ちゃん返りの始まりは、子供が赤ちゃんの存在に気付いた時からであり、霊感によって赤ちゃんの存在に気付いたような場合は、確実に赤ちゃん返りをして来ると思っておいた方がいい。
なぜ、赤ちゃん返りが起こるのかというと、母親の関心事が子供にではなく、お腹の赤ちゃんに行ってしまうからだ。子供は母親の精神状態の変化に敏感に察知して、すぐさま反応を示して来るのだ。今まで母親の関心が自分に向けられていたのに、それが自分に向って来ないから、赤ちゃんのように振る舞うことで、母親の関心を引こうとしているのである。
赤ちゃん返りは悪いものではない。その子供に何か精神的な異常がある訳ではないのだ。大人同士であるなら、相手に関心がなくなれば、距離を置くことで、巧く人間関係を保てるが、子供の場合、母親と距離を置くなんていうことができる訳がなく、赤ちゃん返りをすることによって母親の気を引き続けるのである。
寧ろ、赤ちゃん返りをする子供の方が正常で、子供の人格が順調に成長しているということだ。母親が妊娠いたのに、赤ちゃん返りをしてこない子供は、母親が育児に手を抜き、無関心に育ててしまったからなのである。その方が子供の成長にとっては危険なのである。母親がきちんと育児をしていれば、子供はきちんと赤ちゃん返りをして来るのだ。
●赤ちゃん返りは迷惑なものではない
自分の子供が赤ちゃん返りをしてくると、迷惑だと感じてしまう母親たちがいるものだ。こういう母親たちは大抵が体力がなく、心が狭く、母性愛の出も少ない既婚女性たちだ。母親の方に肉体面や精神面で問題があるからこそ、我が子の赤ちゃん返りを認めてあげ、受け止めてあげることができないのだ。
赤ちゃん返りはオマケのようなものだ。今まできちんと育児をして来た御褒美だと思った方がいい。赤ちゃんの時は母親の方が初めてであるので育児の仕方が解らず、赤ちゃんの方も首が坐っていないし、すぐに病気をしてくるのだが、赤ちゃん返りで赤ちゃんのようになって来ると、子供が赤ちゃんではないから、安心して楽しむことができるようになるのだ。
これが本当の「赤ちゃんプレイ」なので、子供が赤ちゃん返りしてきたら、思いっきり赤ちゃん返りをさせて、赤ちゃんプレイを楽しんでしまおう。こういう楽しみはそう簡単にあるものではないのだ。体も大きくなっているので、母親が遊ぶには丁度いい具合なのだ。母親にとっては妊娠中にいい運動になると思っておいた方がいい。
我が子の赤ちゃん返りをしっかりと受け止められるようであるなら、母親は母親として成長しているということなのだ。我が子が最大級に甘えて来ても、きちんとそれを受け止められるようなら、もう母親として充分に行動できるということなのだ。それだけ自分のレベルが上がり、自分の心の中から母性愛が溢れているというおのなのだ。
赤ちゃん返りは第二子が生まれると、更にヒートアップしてきて、母親が赤ちゃんの面倒を見ることを何かと妨害して来るものである。本当の赤ちゃんがいるすぐ側で、大きな体を持った子供が赤ちゃんのように振る舞って来るのだから、世話が焼けるだろうが、逆に2人の赤ちゃんができたと思って楽しんでしまうことだ。
●赤ちゃん返りで甘えさせることの大切さ
もしも、子供が赤ちゃん返りをして来ているのに、赤ちゃん返りをさせておかないと一体どうなるであろうか? 子供は母親から見捨てられたと思い、大変なショックを受けてしまい、それが心の傷になってしまい、その後の育児で手古摺ることになるのだ。子供の人格が明らかに異常になってしあうのだ。
母親の言うことを全く聞かない子供になってしまったり、癇癪持ちになったり、下の子供たちをイジメる子になってしまうのだ。そういう子供が思春期を迎えれば、グレるし、家庭内暴力を振るうし、家出はするし、自殺してしまったりするのだ。子供の頃に母親から傷つけられた心の傷は、自分ではどうすることもできず、その悲しみが暴走していってしまうことになるのだ。
母親に甘えることができなかったというのは、自分の存在が否定され、子供にとっては自信を失ったままになってしまうのだ。だから、親の言うことを聞かなくなったり、癇癪を爆発させたり、イジメをしたりして、自分の存在を肯定させようとするのだ。他人とトラブルを起こして自分の存在を維持しているならまだいいが、それができなくなれば、自殺することで、自分の存在を消し去ってしまうという危険極まりない方法を選んでしまうのだ。
子供が赤ちゃん返りして来ているのに、母親が子供の赤ちゃん返りを拒否してしまった場合、その場は巧く遣り過ごせるかもしれないが、その行為の代償は高くつくと思った方がいい。母親が子供に対して意図的に心の傷をつけてしまったからだ。大人ですら心の傷を癒すのが大変なのに、子供ならその心の傷の痛さの余りに暴走して行くことは必定なのだ。
母親にとって赤ちゃん返りは決して大変なものではない。ついさっきまで赤ちゃんを育てていたのだから、それを再現してしまえばいいのだ。丁度、子供に手がかからなくなった頃に赤ちゃん返りが起こるために、その比較対象で赤ちゃん返りが大変だと思っているだけで、別に赤ちゃん返りの世話は重労働ではないのだ。
●二人目の赤ちゃんができることは子供にとっては不安なこと
子供にとっては、母親に赤ちゃんができるということは不安なことなのだ。今までは母親は自分の独占物だったのに、母親が独占物にならなくなるのだ。今まで最大級の関心を持って来た母親は、或る日突然にお腹の赤ちゃんを大切にし出せば、子供にとって不安になるのは当然のことなのだ。しかも、実際に赤ちゃんが生まれてしまえば、母親は赤ちゃんの世話に追われてしまうから、子供のことなど構っている暇がなくなるのだ。
だから、子供は赤ちゃん返りをすることで、母親の気を引こうとするのである。これは行動自体は異常な行動かもしれないが、正常な精神活動であるのだ。こういうことをしなければ、子供の精神はおかしくなってしまうだけだからだ。子供は決して直線ルートを育って行く訳ではないのだ。人間が健全に成長していくためには、後退することも必要なのである。
赤ちゃん返りは永遠に続くものではないのだ。子供に充分に赤ちゃん返りをさせれば、或る日突然に卒業して行くものなのである。それがいつかは解らない。ただ、赤ちゃんが生まれることによる変化を、子供が母親から母性愛をしっかりと貰い、それが心の中で充分に蓄積されれば、赤ちゃん返りをやめて、子供らしい子供に成って行くのだ。
この感動的なシーンに、もう一つ注意事項を付け加えておこう。赤ちゃん返りは何も子供だけがするのではなく、夫も赤ちゃん返りをしてくるのだ。夫の方はさすがにバブバブしてこないが、妻に対して矢鱈と甘えて来るようになるのだ。子供の赤ちゃん返りに対応することですら大変なのに、夫の赤ちゃん返りが加われば、更に大変なものになってしまうのだ。
でも、夫の赤ちゃん返りをきちんと受け止めてあげることだ。夫も第二子ができたことに不安なのである。妻は育児ばかりにしか関心がないために、夫である自分には大した関心を寄せて来ないのだ。そのくせ、第二子ができることで、更にお金が必要となってきて、一生懸命に働き、出産費用を稼いで来なければならなくなるからだ。
いくら第二子ができたからといって、お腹の中の胎児や、生まれて来た赤ちゃんばかりに気を取られていないで、きちんと夫にも関心を向けて、夫にサービスをしておくことだ。妻が夫の不安をきちんと受け止めてあげないと、夫は妻以外の女性によってその不安を解消させて貰うことになるからだ。その方が高くつくものなのである
我が子であろうが、夫であろうが、赤ちゃん返りをしてくるなら、それを楽しんでしまうことだ。相手が赤ちゃんのように振る舞って来るなら、いいじゃれあいっこになるからだ。しかも、お腹の中の赤ちゃんにとってもいい影響になり、脳の成長を促し易くなるのだ。赤ちゃんが生まれて来て、子供が赤ちゃん返りをしてくれれば、赤ちゃんへの育児が大変だとは思わなくなってしまうのだ。それだけ母親としての力がついたということなのだ。子供の赤ちゃん返りは、育児は大変であると思っていた昔の自分から大いに飛躍させてくれたことになるのだ。
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