子供の知能を高くする「賢脳食」
●脳は脂肪でできている
我が子を頭のいい人間の育て上げたいのなら、ただ単に漠然と願っていては実現しない。我が子に賢脳食を食べさせることによって、我が子の脳を賢いものに仕向けてはいかねばならないのだ。人間の脳は19歳まで脳そのものが成長していくので、幼い時から賢脳食を食べさせていたら、その子は賢い脳を持てるというのは当然のことなのだ。
まず、脳は脂肪で出来ているというこを知っておこう。女性は肥満を気にする余りに、脂肪を目の仇にしてしまうのだが、脂肪を極端に減らす食事は脳に非常に悪い食事になってしまうのだ。しかも、脂肪は炭水化物よりも高エネルギーを発してくるので、この脂肪を食べないと、どうしてもパワーが出て来なくなってしまうのだ。毎日の食事で適量の脂肪を摂取していくことが、脳そのものの容積量を増やすことになるのだ。
脂肪は「植物性脂肪」と「動物性脂肪」の2つがある。大まかに言ってしまうと、植物性脂肪は安全で、動物性脂肪は少量なら対応できるが、大量に食べてしまうと危険な脂肪である。脳の容積量を増やしたいのなら、せっせと植物性脂肪を摂取していくことだ。植物性脂肪は「クルミ」「アーモンド」「ナッツ」「落花生」「アボガド」「豆類」「植物油」などに多く含まれている。特に豆類は高品質の植物性脂肪なので毎日に食事に必ず出すようにすることだ。木の実類は常に自宅に確保しておいて、食後にポリポリと食べさせればいい。
植物油は「オリーブオイル」がお勧めである。オリーブオイルは木の実を絞って出来た油なので、植物油の中で最も品質がいいのだ。オリーブオイルを多目に使う食習慣を確立しておけば、脳にとって非常にいいのだ。古代ギリシャ人たちはオリーブオイルを大量に食べることで文明を起こしたことを決して忘れるべきではない。その他の油は「ゴマ油」「菜種油」「紅花油」などがお勧めである。油の中で「サラダ油」は絶対に使用しないことだ。この油は危険な油なので、血管をボロボロにしてしまうのだ。
動物性脂肪は「魚の脂」「玉子」「肉の脂肪」「牛乳」「乳製品」などである。動物性脂肪の中でも、魚の脂は最も安全なので、魚を大量に食べさせて行くことだ。玉子も子供の時分から食べさせておくと、頭がいい子供になる。肉の脂肪は野菜をきちんと取っているなら、それほど心配するものではない。但し、霜降り肉のように人為的に脂肪を多くしてある肉は危険なのである。肉の中にビタミンが極端に少なくなっているので、この肉を食べ続けていると、若くして動脈硬化が起こりかねないのだ。
牛乳はカルシウムが多いだけでなく、牛乳の中にある脂肪が腸内での進行を遅くしてくれるために、牛乳の栄養分の多くを吸収させてくれるのである。だから、牛乳を飲むと身長が高くなるのである。牛乳をそのまま飲ますより、より進行速度が遅くなる「ヨーグルト」にした方がよりいいのだ。それ以外にも「バター」や「チーズ」を食べると、脳の容積量を増やすことができる。
●脳のエネルギーは炭水化物
脳のエネルギーになるのは炭水化物である。炭水化物も無精白穀物が最も優れたエネルギーになる。無精白穀物に含まれるビタミンやミネラルが、炭水化物を消化吸収する際に体に異常を起こさずに脳に送られることになり、しかも長時間に亘って血糖値が高く持続するので、脳が安定的にエネルギーを確保し続けることができるのである。炭水化物を脳に送るためには、ビタミンB1が必要となるので、無精白穀物とビタミンB1をセットにした食事を取ればいいのだ。
お勧めは「押麦入り玄米食」と「味噌汁」のコンビである。押麦と玄米を半々の割合でいれると、最も栄養バランスが整うので、玄米だけを食べるより栄養価が高くなるのだ。そこに味噌汁を持って来れば、完璧な食事となるのだ。味噌汁は大きなお椀に入れて、多目に飲ますことだ。その方がビタミンB1を確保できるので、脳が高度に機能し続けることができるようになるのである。
パンを食べるなら、「黒パン」と「チーズ」のコンビがお勧めである。白パンは精白穀物を使っているから危険なだけでなく、脱脂粉乳を使っているので、より危険なのである。脱脂粉乳は基本的に家畜の餌なので、人間が食べるべきものではないのだ。日本では長らく牛乳を飲む習慣がなかったために、酪農の常識を完全否定する野蛮なことをやってしまうのだ。黒パンを作っているようなパン屋は本格的なパン屋なので、その店で安全性の確保されたパンを購入することだ。
麺類は米食やパン食ほどに拘らなくてもいいが、できれば「黒パスタ」「玄うどん」「玄蕎麦」を食べるようにすることだ。オリーブオイルをしっかりと絡めた黒パスタを食べると、頭の回転はまるで違ったものになって来るものなのだ。麺類の中でも最も頭を良くするのは、「お蕎麦」なのであって、お蕎麦は定期的に食べておいた方がいい。但し、お蕎麦の料理はビタミンB1が不足しているので、お蕎麦と共に豆料理を出してビタミンB1を補っておくことだ。
お菓子を作る際は、「黒砂糖」や「蜂蜜」や「メイフルシロップ」を使うことだ。これらの甘味料を使っていれば、子供の脳も健全に成長していくことができるのである。白砂糖こそ子供の脳を破壊する危険な甘味料なので、絶対に避けることだ。子供の頃から安全なお菓子を食べていれば、危険な甘味料を使ったお菓子を食べても何か不自然に感ずるようになって、余り食べなくなるものなのである。
●頭の回転を良くするレシチンとグルタミン
子供の頭の回転を良くしたいのなら、「レシチン」を食べさせることだ。レシチンは脂肪で脳細胞や神経細胞を増加させる重要な役割を果たす。レシチンをしっかりと食べておくと、記憶力が増大するので、子供特有の物忘れの激しさもなくなってしまうのだ。レシチンは「大豆」や「玉子」や「ゴマ」に含まれているので、毎日の食事に出すようにしておくことだ。
因みに、関東勢が関西勢を圧倒することができるようになったのは、納豆を大量に食べ続けたからなのである。昔は農家では納豆を作ったものだし、都市部でも納豆屋が納豆を売りに歩いていたのだ。いかに関東の人たちが納豆を食べたかが解る。納豆は発酵させてあるので、レシチンの吸収がよりよくなるので、非常に頭が良くなるのである。
「グルタミン」も脳の燃料になり、脳の疲労物質を取り除く重要な役割を足すことになる。グルタミンは蛋白質で、知能を高くする機能をも兼ね備える優れた蛋白質なのだ。グルタミンは小麦に多く含まれているので、小麦を多く食べると、自然に頭が良くなる。お米にはグルタミンが少ないので、お米を食べている人が、小麦を食べている人と争っても、知能の面で絶対に負けてしまう。古代四大文明はすべて小麦を食べて民族によってつ作られたという歴史的事実を決して忘れるべきではない。
グルタミンは小麦の他に、「お麩」「海藻」「大豆」「ゴマ」「アーモンド」「落花生」に含まれている。ワカメの味噌汁にお麩を入れれば、最強のグルタミンスープの出来上がりだ。ご飯を食べる時は、擦りゴマをかけて食べるようにすれば、知能を高くすることができる。アーモンドや落花生はオヤツの時に出してたべさせればいい。
解り易く言うなら、植物性脂肪や植物性蛋白質の方に、実は頭を良くする栄養が含まれいるということだ。動物性脂肪や動物性蛋白質は、高エネルギーを発してくるために頭が良くなったような錯覚に囚われてしまうが、ただ単に高エネルギーによって脳の活動を活発化させただけであって、知能が高くなったわけではないのだ。知能を高くしたいのなら、せっせと植物性脂肪や植物性蛋白質を摂取していくことだ。
●定期的に夕食を適度に栄養過剰にすること
個別的な栄養学的知識とは別に、食事パターンを巧く使って、子供の知能を高めてしまうことだ。朝食や昼食を大量に食べさせても、日中の活動でその殆どのエネルギーが消費されてしまうものだが、夕食は食べてしまえば後は寝るだけなので、その食べた物がそのまま体の修復や成長に使用されるのだ。
それゆえ、定期的に夕食を適度に栄養過剰にすることだ。飽くまでも定期的に適度の栄養過剰にするのであって、本格的に栄養過剰にしてはならない。要は朝食や昼食は少なくても構わないが、夕食だけを多目に摂取しておけば、体に無理をすることなく、知能を高めさせることができるのである。
時たま、夕食だけは「高炭水化物」「高脂肪」「高蛋白質」にしてしまえばいいのだ。それだけ栄養過剰になっているので、野菜を多目に摂取してビタミンも過剰にしておくことだ。こうすると、過剰な栄養が体の修復のために使われるエネルギーを上回って、体の成長のために使用されるのだ。
子供は食事を食べ終えても食休みをなかなかしてくれないので、夕食を大量に食べさせることで、食休みをしてくれるように仕向けるのだ。食後に15分以上は休んで貰わないと、胃や腸に血液が充分に送られず、消化がきちんとなされないのだ。食休みをしっかりと取っておけば、消化がきちんとなされ、より高いレベルで吸収がされるようになり、体は高い栄養素を持つことができるようになるのである。
我が子に頭が良くなってくれることを願っているのに、自宅ではジャンクフードを食べさせ、白砂糖を使ったお菓子を食べさせていては、子供は知能を高くすることができないのだ。母親が我が子に最大限できることは、安全な食事を与えるということなのである。安全な食事を食べていれさえすれば、知能を高めていくことができるのである。できれば賢脳食を与えれば、驚異的に高い知能を持つことができるようになるのである。我が子の高い知能は母親の母性愛なくして決して生まれて来ないのだ。
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