« 子供が複数いれば差別してしまうのは当たり前 | トップページ | 子供に食料の獲得を経験させろ ~子供の好き嫌いを完全になくす方法~ »

兄弟姉妹で競争させて、タフな子供に育てろ

●子供の成長に於ける競争の重要性

 子供というのは、悠長に育つものではないのだ。競争して切磋琢磨しながら成長して来るのである。子供が3人以上いれば、子供同士で喧嘩するのは日常茶飯事であって、これが朝から晩まで続いてしまう。しかし、この競争をやっていくと、自然にどの子供も強くなってしまい、ちょっとのことではへこたれない強い子供に成長してしまうのだ。

 子供の成長に於いて競争は非常に重要である。子供は競争するからこそ、猛スピードで成長して行くことができるのである。子供の脳も体も成長過程にあるので、競争させ、勢いよく行わせると、時間を短縮した形で覚えることができるようになるのである。この世の物事とはチンタラとやっていては逆に覚えにくいものなのである。或る程度の速度は絶対に必要なのである。

 子供が幼稚園に行くと競争が始まるし、小学校に行けば競争が始まる。だから、子供がその年齢に達したら、幼稚園に行くなり、小学校に行かせないと、どうしても知能も体力も向上してこないのだ。幼稚園児や小学生に競争をさせないで教育をさせたとしても、大して高い能力を発揮することはできないのである。

 平等イデオロギーに囚われてしまうと、競争そのものが「悪」になってしまう。競争というのは、誰がどうやろうとも勝敗がついてしまい、序列を生じさせるものだからだ。だから、小学校などではテストの成績を公表しないし、運動会でも優勝者に賞品を与えるようなことはしなくなってしまった。その結果が学級崩壊であり、子供たちの知力も体力も低下してしまうという事態になってしまったのだ。

 日本全国、どこに行っても、学習塾やスポーツクラブは盛んである。なぜこれらの組織が繁盛しているかといえば、小学校で競争原理が失われてしまったからこそ、学習塾やスポーツクラブでそれを補完する形で競争が行われ、子供たちが競争をすることによって健全な成長をしていくことが可能になっているのである。

●喧嘩で上の子が勝つのは当たり前

 母親にとっては我が子たちが兄弟喧嘩をして来るということは、悩みの種かもしれない。だが、子供たちが健全に成長していくためには、喧嘩は必要な行為なのである。兄弟喧嘩が起こると、大抵は年齢が上の子供が勝つ。子供の体力は年齢によって決定的なので、先に生まれている子供が大体勝ってしまうのである。

 では、負けた子供はどうなるかというと、下の子は負けても真似ることで成長して行くのだ。負けることで、言葉遣いを工夫して行くし、どうやって殴れば効果的か、どうやって蹴ればダメージが大きくなるのかということを工夫して来るのだ。喧嘩で負ければ駄目なのではないのだ。喧嘩に勝つことも大事ではあるが、負けることの大切さというのも、これまた存在しているのである。子供は勝てば成長できるが、子供は負けても成長できるのである。

 一人っ子は大抵が喧嘩の仕方を知らないものだ。兄弟喧嘩をしたことがないから、自分が正しいことをやっていればそれでいいだろうと錯覚をしてしまう。しかし、この世で生きて行けば、いくら自分が正しいことをしたとしても、悲惨な目に遭うのはいくらでもあることなのだ。兄弟姉妹が複数いれば、いくら自分が正しいことをしたとしても、自分に何かしらの危害が及んで来て、それを撥ね退けて行かないと、生きては行けないのである。

 母親が喧嘩ばかりしている子供たちにすべきことは、喧嘩を止めることではないのだ。或る程度は喧嘩をさせて、子供たちを鍛えさせることなのだ。母親が兄弟喧嘩をさせないでいると、どの子供も積極性を欠いてしまう。いつも母親の顔色を伺っているので、母親のいない所では、何もできない子供になってしまうのである。

 兄弟喧嘩が余りにも激しいなら、子供のエネルギーが有り余っている状態なので、子供に何か習い事をさせてしまえばいいのだ。そうすれば、その有り余ったエネルギーを習い事で消費してくれるので、自宅に居る時は大人しくなるものなのである。大事なことは、公正に競争できる場を提供してあげることなのである。

●習い事はゲーム感覚にすれば遊びながら楽しめる

 子供の成長過程には、この時期であるなら急激に成長することができるという時期が存在する。子供も基本的な身体能力は幼稚園児から小学4年生ぐらいまでの時期にその大半が決まってしまうものなのだ。それゆえ、この時期に子供が外で遊ぶ機会を多くしておかないと、その後の人生でどうやっても体力が向上せず、病気がちの人生を送ってしまうことになるのだ。

 小学4年生辺りを過ぎると、子供から幼稚さが抜け始め、知能が急激に向上して来る時期がある。この時期に子供の知的欲求を満たしてあげないと、その後の人生で勉強は面白いということが体験できなくなってしまうのだ。勉強というのは何も学校の勉強だけではない。子供が自発的にできる勉強である。

 習い事はゲーム感覚にうれば遊びながら覚えることができてしまうのだ。幼稚園でやっているような形で、その後の勉強やスポーツを教えていけばいいのだ。競争を罪悪視する人々は、学校の教師たちが習い事をゲーム感覚にするというサービス向上をしてこなかったために、何か競争は悲惨な結果をもたらしてしまうと思い込んでいるにすぎないのだ。

 子供に自転車に乗るのを教える時、ゲーム感覚でやってしまうと簡単に覚えて来るものだ。子供に漢字をゲーム感覚で教えて行くと、子供は目を輝やかせながら、簡単に覚えて行ってしまうものだ。そういうゲーム感覚でできるものを、至る所に配置していけばいいのだ。

 もしも子供が体育の授業で何かできないものがあることで悩んでいるなら、「これは授業ではなく、ゲームなんだよ」と教えてあげて、発想の転換を強いてしまうことだ。もしも子供が学校の勉強で落ち零れてしまうような時は、「これは勉強ではなく、ゲームなんだよ」と教えてあげて、発想の転換を強いてしまうことだ。そうすれば、子供が苦手と思ったことが逆に簡単に思えて来てしまい、その分野で猛スピードで成長していくことができるようになるのである。

●親子間の価値観のギャップに気をつけろ

 子育てをしていく際に気をつけるべきことは、親子間の価値観のギャップに気をつけろということだ。大抵の母親たちはその成長過程の中で、「競争の原理」から「慈愛の原理」への転換を図ってしまったのである。若い頃は自分のために誰かに打ち勝とうという生き方をしていたが、結婚する前後に於いてその競争原理を捨て、誰かのために役に立ちたいという慈愛原理に立脚してしまったのである。慈愛の原理に立たねば、育児や子育てができる訳がないのだ。

 だからといって、母親が慈愛の原理に立つ余りに、子供たちの競争の原理を否定してはならないのだ。子供たちは今まさに競争が必要な時期を迎えているのである。競争するからこそ、猛スピードで成長していくことが可能になるのである。子供の時期に競争をしなければ、子供の成長が遅れてしまうのは当然のことなのである。

 母親がすべきことは、我が子たちを公正な競争ができる場所に投じてあげることなのである。なぜ、世の母親たちが高い授業料を払ってまで学習塾に通わせるのかといえば、学習塾でなら我が子が勉強すれば必ずその努力が報われるからである。現在の学校のように生徒たちを平等にすることに重点が置かれてしまえば、学校の中で向上心のある生徒たちはいくら努力をしても馬鹿を見るだけだからだ。だったら、学校で勉強させずに、学習塾で勉強させた方がいいということになってしまうのだ。

 オリンピックで活躍するようなスポーツ選手は学校で育って来た訳ではないのだ。大抵がスポーツクラブに所属して、そこで若い時から鍛えてきたのである。学校の運動会のように競技で成績をつけて序列を作ることが憚れる場所では、いくらスポーツが好きな子供でも能力を発揮することなどできないのだ。スポーツクラブのように、試合では非情な形で成績が出て来る場所でこそ、子供たちは高い能力を発揮することができるようになるのである。

 子供が競争すれば、負ける事だって有り得る。そういう時は競争自体を否定するのではなく、「悔しかったら勝ちなさい」と諭せばいいのだ。それがまともな母親にすべきことなのである。我が子が競争で負けることが悔しいからといって、我が子に競争をさせなければ、碌でもない人間に育って来るのは当然のことなのだ。

 子育てをしている時は子供は競争が大好きなのだということを決して忘れないでおこう。母親が子供たちに競争をさせないでいると、子供たちはテレビゲームをすることでその競争への欲望を解消して、エネルギーを浪費してしまうのだ。そんなにエネルギーが有り余っているのなら、どこか有意義な習い事でそのエネルギーを使って、子供の成長は図って行くべきなのである。

|

« 子供が複数いれば差別してしまうのは当たり前 | トップページ | 子供に食料の獲得を経験させろ ~子供の好き嫌いを完全になくす方法~ »

子育て」カテゴリの記事

育児」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/496414/32109884

この記事へのトラックバック一覧です: 兄弟姉妹で競争させて、タフな子供に育てろ:

« 子供が複数いれば差別してしまうのは当たり前 | トップページ | 子供に食料の獲得を経験させろ ~子供の好き嫌いを完全になくす方法~ »