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冬に於ける「冷え症」対策

●日本の冬は恐ろしく寒いもの

 日本の冬はとにかく寒いものだ。世界最強のシベリア寒気団が南下してくるために、有り得ないほどの寒さを展開してくる。神武天皇はその御世に於いて、家臣を越後や安房に派遣して、その地を征服しているが、その後の大和朝廷の北上は矢鱈と遅かった。東北地方全域を征服するのに、なんと1千年以上かかっているのだ。北海道全域を征服したのは江戸時代だが、開拓が本格化するのは、明治になってからだ。

 人間は南下して行くのは容易いが、北上して行くのは困難が伴うのである。寒さに耐えうるように服装を変えねばならないし、食事を変えなばならないし、住宅を変えねばならない。極寒の地でも凍傷にならないようにするのには、袖を長くし、常時、手を覆うようにしなければならない。防寒帽も必需品となってくる。北海道の人たちは鮭鍋やジンギスカン鍋を開発している。あれほどの寒さではこの手の鍋物を食べない限り、死んでしまうからだ。住宅も日本の国内では珍しく大きめに作らている。寒い冬に雪に閉じ込められた場合、狭い住宅では酸欠になってしまうからだ。

 人間は寒さの対策にこれほど苦労するというのに、雪の降らない地域の人々は、冬の寒さの恐ろしさを軽視し過ぎている。冬の寒さで体温が低下してしまうと、健康な人でも病気になってしまうのだ。免疫力と体温は密接な関係にあり、体温が低下してしまえば、免疫力も下がり、それによって病気に罹ってしまうのである。

 母親として気をつけるべきは、子供たちが薄着を好むために、自分のそれに釣られて薄着をしてしまうということだ。子供は体温が高いために、それほど温かい格好をする必要性がないのだ。しかし、母親の方は体温がそれほど高くないために、絶対に温かい格好をする必要性があるのだ。

 食事にしても、夫や子供たちの好みばかりを優先していると、冬に耐えうる食事を作らなくなってしまうのだ。夫や子供たちはそれほど料理に対して知識がないために、冬でも体温を下げてしまう食事を頼んで来る傾向があるのだ。例えばカレーライスなど子供たちが好む料理ではあるが、このカレーライスは原産地がインドであるので、基本的に体を冷やす食べ物で、冬場に食べる料理ではないのだ。カレーにどんなに体を温める具材を入れても、カレーの香辛料は体温の下げるようにできているのだ。そのため、冬に夫や子供たちの意見を優先してしまうと、その料理を作った母親が真っ先に体調を崩してしまう結果となり、そこから家族内で病人が続出して来るのだ。

●押麦入り玄米食に粟と稗を足す

 まず、日本民族はこの寒い冬のある日本列島で発生してきたのだから、我々の先祖たちはそれに対抗できる食事を食べていたということなのである。そうでもしなければ、この日本列島では生きていけなかったのだ。では、日本民族は何を主食にしていたかというと、「五穀」であったのだ。決して白米一辺倒で穀物を食べていたのではないのだ。

 お米の中でも玄米は体温を下げることも上げることもない穀物である。そこに体温を上げる効果のある押麦を入れる。押麦入り玄米食こそ、日本民族の主食の基本なのだ。それに冬になると、粟や稗を足し、冬の寒さに耐えうるようにさせるのだ。粟も稗も体温を上げる効果が高いので、冬には必需品なのだ。それに大豆を発酵させて味噌を作り、その味噌汁を飲むことで体を温めるのだ。

 「玄米」「押麦」「粟」「稗」「大豆」で、これで五穀だ。日本全国にある神社は今でも五穀豊穣を願い続けているのである。それなのに、現在では白米一辺倒になり、粟や稗を食べなくなったからこそ、冷え症で悩まされる女性たちが続出してしまったのである。日本の伝統食を否定した報復措置は、我が身の病気となって現れてくるのだ。

 粟や稗は戦前まできちんと食べられていたのだ。しかし、白米を食べることを豊かさの象徴としてしまったために、粟や稗が見捨てられるようになってしまったのだ。粟や稗は貧乏人が食う食べ物であって、裕福な人々が食べるものはないというのだ。だが、そのために白米を食べている人々から病気が続出して行ったのだ。なぜなら、白米は穀物の中で最も体温を下げるものだからだ。

 粟や稗を一度も食べたことのない人が、粟や稗を食べようとする際、その臭いが気になってしまうものだ。そういう時は、最初から多目に入れないことだ。玄米と押麦をメインにし、そこに粟や稗を少し足して行けばいいのだ。慣れて来たら、徐々に粟や稗の量を増やして行けばいい。

 粟や稗はスーパーで買うよりも、専門店で買った方が値段が安い。粟や稗や主食の地位から落ちているために、それほど需要がないために、値段が上がってしまうのだ。その点、専門店に行けば粟や稗に需要があるので、それなりの値段で落ち着いているものなのだ。

●里芋や山芋を食べる

 冬に里芋や山芋を食べるというのも、寒さ対策の一環として絶対に忘れてはならない食材だ。里芋と山芋は日本の風土に適した食材であって、これを食べると冬でも暖かくしていられるのだ。里芋や山芋は体温を上げる効果があるので、これを冬に食べるからこそ、冬の寒さに耐えられるようになるのである。

 里芋や山芋は食べると腸内の機能を高めてくれることになるので、秋の内から多く食べておくと腸内の機能が高まり、体の機能が衰えがちな冬でも、必要な栄養や水分を全身に送ることができるからだ。冬に里芋や山芋を食べていないと、どうしても体の動きが悪くなり、行動量が激減してしまうものなのである。

 里芋や山芋を主役にした料理を出すのもいいし、何かしらの料理に里芋や山芋を入れて料理すると、常に里芋や山芋を食べ続けられることになる。特に子供に里芋や山芋を食べさせると、良質の筋肉がつくようになり、病気しなくなるし、健康な体を手にすることができるようになるのである。

 もしも夫が頭を使うような仕事をしているなら、里芋や山芋は絶対に欠かせない。里芋や山芋は知能を高めてくれる効果があるので、里芋や山芋を食べていると高度な思考に耐えられるようになるのだ。夫が仕事で疲れ切っているようであるなら、それは体の疲れではなく、脳の疲れなので、定期的に里芋や山芋の料理を出して行くことだ。

 母親にとっては便秘解消という有難い効果がある。女性は便秘がちなので、芋類を多く食べることで、排便をスムーズにして来たのだ。女性が芋類を食べている限り便秘にならないものだが、芋類を食べなくなると途端に便秘に成り始めるのだ。それほど芋類は腸内環境を整えるのに役に立つのだ。

●鍋物に干物

 冬に体を温めてくれるメインディッシュと言えば、「鍋物」と「干物」なのである。日本の冬の料理と言えば、鍋が定番なのである。アツアツの鍋をホクホクしながら食べるからこそ、寒い冬を乗り切ることができるのである。鍋物の最大の利点は、栄養が不足しがちな冬に、大量の野菜を食べることができるということなのである。野菜というのはナマで食べるとそれほど食べられないものだが、鍋にしてしまうと大量に食べることができてしまうのである。

 大体、日本の家族というのは、家族全員が鍋を囲んで食べると、非常に仲良くすることができるというものになっているのだ。家族内部で人間関係で揉めているようなら、家族全員で鍋物を食べることで仲良くなってしまうことだ。外国人に鍋物を食べさせると、最初は怪訝な顔をするものだが、鍋物を食べ始めると、一気に仲良くなってしまい、深い信頼関係を築けてしまうものなのである。それほど鍋物には食事だけでなく、人間の心を穏やかにする効果があるのだ。

 干物というのは、人間が食べる食品の中で、最も体を内部から温める食品なのである。冬に乾燥させたアジの開きを食べたりするのだが、こうやって食べると、アジをそのまま食べるより、体を内部から温かくしてしまい、冬の寒さに耐えうることができるようになるのである。

 洋食を多く食べる家では、干物を食べる回数が激減し、下手をするとなくなってしまうものだ。そのため、そういう家族から難病奇病に罹る子供が続出して来るものなのである。洋食は体の内部から体を温めてくれる料理というのが余りないので、洋食ばかり食べていると、体の芯が冷え切ってしまい、それで得体の知れない病気に罹ってしまうのである。

 干物というのはそもそも保存食なので、漁港がある所に行って、そこで干物を買い溜めしておき、それを日々の料理で使っていけばいいのだ。漁港で買えば、値段も安いし、品質の高い物を手に入れることができる。干物は焼き料理だけで食べるのではなく、少し工夫を凝らすと家族の者たちにも飽きない料理にすることができるのである。

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コメント

冷え性対策の記事とても参考になります。
しかし最近の私はダメダメおっかさんになってしまいました。
旦那は相変わらず午前様で、朝も早くに仕事。休みも返上で仕事に行くので、作った夕飯も食べるのが面倒と言われました。
たまの休みも目が回ると起きず、起きれば入院中の姑の見舞い。
私は舅のご飯も作るのですが、年中カレー食べたいと言われ、私も年中カレーです。
なんだかやりきれずに昔々手を出した煙草に手を出し、コーヒーもガブガブ…。
旦那も大変だと思っているのですが…。
唯一妥協してないのは、娘の食事くらいです。
愚痴を言う位ならしっかりしないといけませんね。
頑張ります。

投稿: フラワー | 2009年12月12日 (土) 15時22分

 フラワーさんね、アンタ、死刑ですよ。
 火炙りの刑で、あの世行きですよ。
 タマティー刑法では、喫煙罪は殺人罪よりも罪が重いんです。
 タマティーは肺炎で死にかけたのは、映画製作の際に、タバコを吸う連中と仕事をしていたからです。自分はタバコを吸わないのだけれども、受動喫煙という形で吸ってしまったらしく、そのために肺がやられてしまったみたいです。
 あの一件以降、喫煙者は火炙りの刑にすると刑法を改正しました。

 まあ、フラワーさんがストレスを抱えているのは解りますけど、子供がいるのにタバコを飲んじゃ駄目ですよ。
 タバコを飲むのではなく、せめてタバスコを飲みなさい。

 介護の仕事ってそんなに重労働なんですかね。
 これじゃあ、介護をしている方が、過労死で死んでしまいますよ。
 話によると、旦那さんは平日は家で食事をしないってことですよね、
 そりゃあ、妻として遣る気をなくしますわな。
 しかも、姑は入院中で、舅はカレー中毒とくれば、どうにかなってしまいますって。

 とすれば、「今は夫を放っておいて、育児に専念しなさいよ」と神様から言われているようなもんですね。
 娘さんの食事に手を抜いていないのは偉いです!
 旦那さんを立てておいて、他は娘さんの育児に専念してしまった方がいいですな。
 自宅でウダウダしていると、ダメダメおっかさんになってしまいますので、天気のいい日は外に出て、娘さんと一緒に遊んでみることです。
 そうすれば、元気のいいおっかさんになれると思います。
 
happy01heart04happy01heart04happy01

投稿: タマティー | 2009年12月13日 (日) 06時44分

死刑になると困るので、煙草は止めます。
旦那は児童養護施設勤務で、勤務時間はあちらの子どもと一緒にご飯を食べるんです。
勤務時間はあってないようなもので、仕事場が家庭になっているような感じです。「うちの子達は…」と仕事の話をする旦那に腹が立ちます。
夫の体が心配なので少しでもと作るご飯も無駄、風呂をわかしておいても入らず。
義父は糖尿で前も私にカレーを沢山作らせて食べていたら、糖尿が悪化したんですね。だから本当はカレーほどほどにしたいのです。
いくらみんなの心配をしたところで誰も聞かないのがストレスになったかもしれません。
タマティさんの仰るように、しばらく娘の育児に専念します。
叱咤激励ありがとうございました。

投稿: フラワー | 2009年12月13日 (日) 19時34分

 死刑執行を免れたフラワーさん、追伸をつけておきますね。happy01

 昨日、経営コンサルタントの話を聞いたのですが、その人は1年の内、250日以上、全国を駆けずり回っている超売れっ子の経営コンサルタントのなのですが、それほど忙しいにも拘わらず、家族との時間を大切にしているのだそうです。
 というか家族との時間を大切にしない限り、過労死で死んでいるほどの激しい仕事なんです。
 その経営コンサルタントは、仕事の予定を入れる前に、家族との予定を先に書き入れてしまうんだそうです。例えば、結婚記念日だとか、妻の誕生日だとか、子供たちの誕生日だとかを。
 このような重要な日に仕事をしてしまうと、後でとんでもない事態に陥った経験があるらしく、日頃、自宅にいなくても、これらの日さえ家族と濃密な時間を過ごしておくと、家族関連で問題を起こすことはなくなったそうです。
 フラワーさんの夫婦も、いつもは激務をしていいけど、家族にとって大切な日は、仕事のことを忘れて貰い、その日だけは手料理を食べて貰い、お風呂に入って貰い、家庭の中で濃密な時間を過ごして貰ったら、それほどストレスを抱えなくて済むようになると思います。

 それと旦那さんは介護士ではなく、児童養護施設勤務なのですね。
 児童養護施設に勤務する人は矢張り独特な人ですよ。
 この手の職に就く人は、金儲けのために仕事をやる訳がないですからね。他人に対する愛情が深い人でないと、勤まるものではないと思います。
 そういう施設では、擬似的な家族を形成しない限り、巧く子供たちと接することはできないと思います。
 それゆえ、我が子以外の子供たちを、我が子同然に扱っていることに関しては、なるべく嫉妬しない方がいいと思います。
 旦那さんは自分の仕事を進めて行く上で、それが必要だから余所の子供たちを我が子同然に扱っているのであって、だからといって、我が子を蔑ろにしている訳ではないと思います。
 フラワーさんは現在育児中なので、我が子に対する愛情が最も濃い時期を迎えているために、自分の夫が我が子に愛情を注がず、余所の子供たちに愛情を注ぐことに怒りを覚えてしまいますが、旦那さんの仕事が特殊な仕事に就いていることを考慮して、寧ろ、旦那さんを認めてあげ、応援してあげた方がいいと思います。
 旦那さんも自分の妻が自分のやっていることを認めてくれてたら、きちんと我が子を愛するようになると思います。

 後、カレー中毒の舅の問題です。
 糖尿を出すほどカレーライスを食べるなって(笑)
 糖尿が出るようであるなら、カレーライスを出す時は、酢の物を一緒に出しておくことです。酢が血糖値の上昇を抑えてくれて、糖尿が出なくなります。ラッキョウなんかもいいです。 
 それと、それだけカレーライスを食べるなら、動くことです。動けば糖分が燃えるので、糖尿なんか出なくなります。
 ウォーキングの大切さを伝えて、幾ら年寄りでもきちんと歩かせることです。
 要は、食った割には、体を動かしていないってことですからね。歩けば糖尿なんか消えてなくなります。

happy01heart04happy01heart04happy01

投稿: タマティー | 2009年12月14日 (月) 06時41分

再度コメントありがとうございます。
旦那の義母は昔からかなりの浪費家で、何百万と借金を作り、その返済に義父は早朝から深夜まで働きまくったそうです。だから夫は普段から姉と二人きり、毎日店屋物で過ごしていたので、誕生日も祝ってもらったこともないし、宗教関係で年中行事も行ったことがないそうです。
要は祝い方が分からないんですね。
これからはタマティさんの仰る通り、まず家族の記念日には私が旦那を労うことから始めます!
そして今娘は1歳半で、私としては可愛くて仕方ありません。
だから休みの日にパチンコに行ったりするのに、施設ではいいお父さんでいることに腹が立っていました。娘はこんなに可愛いのに!って。でも仕事ですもんね。
頑張って働いている旦那に感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。
後カレーの舅ですが、ヘルニアも患っておりまして、ちょっと動くにも息を切らしてます。なるべくカレーと一緒に酢の物を出し、運動も無理のない範囲でさせてみたいと思います。
いつも親身になって相談にのっていただき、本当ありがとうございました。

投稿: フラワー | 2009年12月14日 (月) 21時05分

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