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笑撃ヒートアップ『年末年始のジェットストリームアタック!』

●大掃除

 俺は日本の年末年始が大好きである。年末年始は楽しいことが目白押しである。「年末年始は日本にいるべし」、これが俺のモットーである。俺は生まれてこの方、年末年始を海外で過ごしたことはない。この大事な期間を海外で過ごすなんて勿体ない。年末年始を海外で過ごした連中には二度と入国させないことだ。

 冬至の夜に柚子湯に入り、体を温めると同時に、体の疲れを取る。大体、我が家では冬至を過ぎた辺りから大掃除を開始し、一つ一つ片づけて行く。大掃除は一気にやらないことが成功させる秘訣だと思った方がいい。実際にやってみると、結構、時間がかかってしまう掃除も出て来るからだ。

 俺がビックリするのは、なんといっても書類の多さである。日頃、余分な書類が出て来ないように、帰宅後、すぐにパソコンを開いて、重要な事項を書き入れてしまい、そうやって使い終わった書類は破棄されることになる。しかし、そうやっていても、年末になると、書類が溜まっていることが発覚するのだ。これをとにかく捨てて行く。書類のため、一枚一枚見て行かざるをえないので、大変な作業になる訳だ。

 洋服類も、この大掃除の際に捨てる物は捨てさせる。穴の空いた靴下とか、汚れが落ちないシャツとか、この際にドンドン捨てていかないと、結局、箪笥が洋服で溢れ返ってしまうのだ。食器も欠けている物があるなら、勇気を出して捨ててしまうことだ。「勿体ない」と言っていると、来年一年もまた欠けた食器を使い続けることになるのだ。食器は安い物なので、新品を購入しても家計に響かないものなのだ。

 大掃除をやってつくづく思うのは、要らない物が多過ぎるということ。大掃除の際に捨てない限り、不要品で家の中が溢れ返ってしまうものだ。家が狭いとか言う前に、不要品を捨てる努力をした方がいい。不要品が多ければ多いほど、それだけ自分の考えや行動がシンプルな物にならず、運勢の悪い人生になってしまうのだ。

 この大掃除大好き人間も、実を言うと大学生の頃は大掃除をしなかった時期がある。大学での用事が忙しかったために、大掃除をする暇がなかったのだ。しかし、大掃除をしなかったツケは大きく、大学生の頃は矢鱈と嫌なことに遭遇してしまった。その教訓から年末の大掃除を怠ることをしないようになった。

●年越し蕎麦

 大掃除は12月30日までに終わるので、大晦日は清々しい気持ちで過ごせることになる。我が家では大晦日の夕食は、年越し蕎麦と、なぜか天麩羅という組み合わせとなる。この夕食は質素なのに非常に美味しい。別に蕎麦も天麩羅も特別に美味しい料理ではないのだが、大掃除をして体力を使い、清々しい状態になると、この手の質素な料理でも美味しく感じられるのだ。

 蕎麦を日本に普及させたのは「スサノオの尊」で、この神の神徳を偲んで、大晦日の晩に感謝を捧げるのだ。それから、家族同士で今年一年無事に生きられたことを感謝し合うのだ。家族に対してこういう感謝の仕方は他の日では出来ないので、こういう時にやっておくべきだろう。

 年越し蕎麦を食べ終われば、NHKの『紅白歌合戦』を見ることになる。仕事が忙しくなってくると、音楽の流行に対して鈍感になってしまうので、この番組を見ることで、今年の流行曲とその歌手の名が一致することになる。そのため、いつもマスコミで紅白歌合戦を批判する論調に対しては、こっちが批判したくなる。あの番組にどんな問題があっても、あの番組を楽しみにしている人たちもいるのだ。

 紅白歌合戦は全部を見ているのではない。好きでもない歌手が出て来れば、他のチャンネルを見るものだ。それでもあれだけの視聴率が取れる訳だから、根強い人気がある番組ということなのである。でも、毎年思うのだが、民放はもうちょい面白い番組を作ってほしいと思う。特にフジテレビは非常に面白くない。

 もしも大晦日の晩は自宅にいるというのなら、テレビ東京の番組で、クラシックを演奏して、その演奏が終わったと同時に新年を迎える番組があるので、これをお勧めしたい。俺は何度か見て行く内に、すっかりファンになってしまった一人で、クラシックを聞くことで豊かな気持ちになれるし、新年を豪華な気分で迎えることができるのだ。

●お節料理

 我が家では正月は「女正月」といって、正月の三箇日は女性陣は料理を作らず、料理を休むことになる。そのためのお節料理なのだ。お節料理は正月の三箇日に料理をしなくて済むようにするための物であって、これがないと料理を休むことができなくなるのだ。料理の腕を上げたいというのなら、1年の内に料理をしない日を意図的に作ることなのである。日々料理している人間が、料理をしないからこそ、料理をする有難味が解って来るのだ。

 結婚しているのなら、お節料理は絶対に作った方がいい。和食はレパートリーが少ないので、お節料理がきちんとできれば、他の料理は簡単に成ってしまうのだ。和食で使われる料理テクニックは全てお節料理に出て来るので、お節料理が出来れば、如何なる料理であってもその調理の仕方が簡単に解ってしまうことになるのだ。

 お節料理のレシピはきちんと作っておくことだ。1年に1度しかないので、レシピを残しておかないと、忘れてしまうものなのである。レシピはカード形式にするなり、ノート形式にするなり、自分の使い易い形にしておくことだ。それと余白を必ず残しておくことだ。お節料理を作っていれば、毎年、改善する箇所が見つかるものなのである。

 娘がいるなら、お節料理を作り方をきちんと教えておくことだ。どの家も伝統の味とかがあるので、母親が自分の娘に伝えて行かないと、その伝統が途絶えてしまうのだ。自分の娘がお節料理をきちんと作れるようになったら、お嫁に出しても恥ずかしくない娘になるものなのである。料理ができない女性ほど、結婚したのに、出戻って来るものなのである。自分の娘が離婚した場合、それは母親の子育ての仕方が間違っていたということなのである。

 俺はお節料理が非常に楽しみなのだ。年に1度しか食べられないし、その癖、豪華さを感じるので、食っていていつも楽しいのだ。満漢全席にように美味しい料理を幾つもの皿に並べるのもいいが、お節料理のように重箱にコンパクトに入れて、それを家族で突っつきあいながら食べるのも、家族が団結できて、非常に良いのだ。

●七草粥

 新年の1週間はお節料理を巧く融通しながら、食べ飽きたら他の料理を入れたりして、食べ続けることになる。そして締めとして七草粥を食べることで、お節料理で重たくなった胃を軽くしてあげるのだ。こういう配慮があるのも、また素晴らしいのだ。どんなに美味しい料理も食べ続ければ、胃が重たくなり、何を食べても美味しく感じられなくなるものなのだ。そこにお粥を用意することで、再び味覚を回復させてあげるのだ。

 我が家では七草粥は必ずしも七草を使ってお粥を作っているのではない。要はお粥にすればいいということで、鍋物を食べ終わった後に、お粥を作ることになる。お粥は土鍋か鉄鍋でないと、お粥が美味しくならないので、他の鍋は使わないことだ。恐らく熱の伝導の仕方が、お粥を美味しくする決め手となるのであろう。

 正月気分はこの日までなのだが、いつも年末年始を楽しく過ごせるので、それ以降も気分が高揚として楽しい日々を過ごすことができる。1年の内、10数日間ぐらい、まったりとすれば、1年間一生懸命に生きて行くことができるものなのだ。多くの人々は日頃休みすぎなのだ。休む時は一気に休んでしまった方が、疲れも取れるし、気分も爽快になるものなのだ。

 「大掃除」「年越し蕎麦」「お節料理」という年末年始のジェットストリームアタックを食らうと、パワーアップするものだ。これがあるからこそ「今年1年が終わった!」という気持ちになれるし、「新年が始まった!」という気持ちになれるのだ。この儀式をなくしてしまうと、1年を終わることもできないし、ダラダラとした形で新年に突入してしまい、その年を有効に使えなくなってしまうのだ。

 だらけきった既婚女性だと、大掃除をやるのも嫌々になってやらなくなってしまうし、根性が捻くれれば、大晦日の晩だというのにラーメンを食べたり、堕落してしまえばお節料理を外食で済ましてしまうものだ。そういうことをやっていると、今年1年を清算したことにならいし、新年をパワーダウンをしながらスタートさせてしまうのだ。そういうことをしているからこそ、来年に不幸が続出して来ることになるのである。

 今年一年何があっても、大掃除をしてしまえば、それで清算したことになるのだ。新年は年越し蕎麦を食べ、お節料理を食べ、七草粥を食べることで、気分を一新して、颯爽とした気持ちになることで、新年を楽しく生きて行けばいいのだ。スタートダッシュさせ良ければ、いい一年になるものなのである。

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