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今よりも生活をレベルアップしたいのなら、引っ越しをしよう!

●人間は環境に左右されてしまうもの

 人間の能力は環境に左右される。人間は自分が住んでいる環境を変えることで、自分の能力を高めて来た動物だと言えるのだ。幾ら、今現在住んでいる場所が素晴らしくても、同じ場所に留まっていると凡庸になってしまうのだ。今より生活をレベルアップをしたいのなら、引っ越しをするべきなのである。

 俺は高度経済成長の時に急造された住宅で産まれ育ったのだが、子供の頃はそれが当たり前と思っていても、生まれてから10年以上も経つと、さすがに自分の家に飽きて来てしまった。丁度その頃、父親の収入も上がり出したので、我が家は引っ越すことになって。引っ越した先は岡の上の見晴らしのいい家で、しかも庭を拘って作ったので常に自然に囲まれて、更に近所の住人たちも裕福な人々が多かったので、今までとは環境が一変してしまった。自分の部屋からはいつも雄大な景色が見えるので、素晴らしいアイデアはボンボンと生まれたし、学校の成績も中学生の頃は学級で普通だったのに、高校3年生に成る頃には学校でもトップクラスになるほどにまでなった。

 だが、その住み慣れて家も、10年以上住んでしまうと、矢張り飽きて来てしまった。そのんな時、バブル経済が崩壊して景気が悪化し、父親は様々なエコノミストや経営コンサルタントの人たちの話を聞く内に、今回の不況は今までのように短期で回復するものではなく、長期に亘るものだということが解ったので、それならばと住宅の値段が高い内に我が家を売ってしまえと、自宅を売りに出すことにした。ただ行く先がマンションだったので、俺はこの引っ越しに最後まで反対したのだが、我が家の素晴らしい庭を一目見て気に行った歯医者が高額で我が家を買い取ってくれたのだ。お金持ちである歯医者が即決で買うということから見ても、如何に高い値段で売れたかが解るだろう。

 さて、引っ越しには反対していた俺でも、駅から近いマンションなら引っ越しても良いと妥協したので、父親はその条件に合うマンションを選んで来て、そこに引っ越すことになった。今度のマンションは見晴らしに関しては、高級ホテル並みに素晴らしく、しかも、分厚い鉄筋コンクリートのお蔭で、冬でも寒くないので、暖房をつけなくてもいいのだ。しかも、マンションが片仮名の「ロ」の字になっており、マンションの横には四車線の道路が走っているというのに、マンションの中は非常に静かなのだ。このために深い思索をすることが可能に成り、様々なビジネスのアイデアはこのマンションで産まれたものなのだ。

 俺自身は二十代前半までに2度引っ越し、3箇所の違う住居に住んだのだが、その度に自分の能力を飛躍的に高めて行ったのだ。では、俺が生まれ育った住宅街に住んでいた人たちはどうなったかというと、全て一様に凡庸だった。誰一人、高い能力を持っている者はおらず、僅かな収入で在り来たりの生活を営んでいるにすぎなかった。

 俺が昔馴染みの人たちを見てつくづく思ったのは、「農村や漁村や山村の宿命」についてである。これらの場所では職業柄、引っ越す訳には行かなので、そこで生まれ育った者たちはその土地に住み着いて、凡庸にならざるをえないし、また才気煥発な人間を不要とせざるを得ないのだ。そのため、凡庸な人々による濃厚な人間関係を築き上げ、都会の人ならどうしてそんなことまで知る必要性があるのか言いたくなるほど、他家の人間関係に矢鱈と詳しいのだ。知的好奇心が学問や芸術に向かうことなく、延々と噂話をすることに費やされてしまうのだ。

 勿論、この田舎暮らしには良い面もある。学問や芸術が発達しなくても、人間関係が濃厚だから天変地異が来ても非常にしぶといのだ。たとえ被害を受けても、すぐさま復興を果たしてしまうのだ。これは同じ震災でも、「阪神淡路大震災」と「新潟中越沖地震」を比較してみれば、人間関係の濃い地域で災害が発生しても、その地域住民が協力し合うから、すぐさま復興して来るということが解るものなのである。人間関係が希薄な地域では、地域住民が協力し合うことがないし、たとえやっても組織的に行えないので、復興に物凄い時間がかかってしまうのだ。

●引っ越し

 自分たち夫婦が職業柄、引っ越しができない仕事に就いているのなら引っ越す必要性はないが、そうでない仕事に就いてるのなら、今現在、自分たちが住んでいる家に飽きたのなら、引っ越しをして、より良い住宅を手に入れるべきなのである。環境を変えることで、夫婦や子供たちの能力を高めて行くべきなのである。

 新婚の夫婦は子供たちがいる家庭がどんなものになるかをきちんと予想していないものだから、たとえ新居を手に入れても、いざ赤ちゃんが生まれて育て始めると、赤ちゃんが動き出す頃には、もう自宅が狭いということに気付くものなのである。その家は夫婦二人が住むには適した家であっても、赤ちゃんができたら、もう住める家ではなくなっているのだ。そんな小さな家にいつまでも住み続けることはないのだ。

 人間は引っ越しをするだけで脳が活性化するものなのである。どの家に引っ越すか無数の情報を集め、散々夫婦で検討し合わねばならないし、何度も現地に足を運んで、何度も何度も条件を確かめねばならないからだ。これらの作業を夫は仕事をしながら、妻は家事や育児をしながらやることになるので、普通に赤ちゃんを産み育てている夫婦よりは、高い能力を発揮してしまうことになるのだ。

 しかも、新居が決まれば決まったで、引っ越しの際には不要品を捨てざるを得ないし、新しい家具を買い揃えなければならないし、当日の引っ越し作業は1日かかりになるものだし、家財道具をすべて収納し終わるのは、引っ越してから1ヵ月ぐらいはかかるものなのである。

 更に、家族揃って新居に馴染み、新たな土地を探検してみたり、住んでいれば嫌が応でも新たな人間関係が形成され、新鮮な日々の中で常に脳が活性化されて行くのだ。昔は些細なことで不平不満を抱えていたものだが、引っ越して能力が高まって来ると、いざトラブルが発生しても、視点の切り替えが巧く出来るようになり、こういう時はこうやって見れば、違う見方もできるなということが解り、トラブルを解決することができてしまうのだ。

 この世で成功している人ほど、人生の中で必ず一度は引っ越しをしているものである。同じ場所に住み続けていては、どうしても自分の考え方が硬直してしまい、常識から飛躍して、新たな発想を生み出すことができなくなってしまうのだ。考え方の硬直している人間に限って、成功者たちを見ると荒探しを開始して、成功者の長所を評価するということをしないものだ。この点、新婚の夫婦が成功し易いのは、結婚すれば新居を求めて引っ越しをせざるを得ず、そのために物の見方が広がって、思わぬ成功の糸口を発見できるからなのである。それゆえ、人々が結婚する以上、引っ越し産業は絶対にこの世に存続し続けるし、コンスタントに儲かるビジネスなのである。

●ダブルホーム

 もしも経済的に裕福であるならば、本宅とは別に、別荘を持つことで、脳の活性化を図ればいい。別荘も夏休みや冬休みに使うようなバカンス仕様のものではなく、平日は本宅に住んで都会で一生懸命に働き、休日は自然の中にある別荘に行ってのんびりと過ごし、脳の活性化を意図的に促す方式を採用するのだ。

 これをやると、平日に幾ら働いて疲れても、休日は別荘で休むことで、疲れが一気に取れてしまうのだ。しかも、別荘に行くことで、日常生活にどっぷりと浸からなくて済み、いいアイデアが出まくることになるのだ。いいアイデアを生み出すためには、自然の中にある新鮮な空気がどうしても必要なものなのである。都会のように空気が汚れている所では、いいアイデアなど浮かんで来ないし、世の中の批判をすることで憂さ晴らしをするしかなくなるのだ。

 育児上の利点は、子供たちを自然の中で遊ばせることで、タフな子供に育て上げることができるというものなのである。都会で貧弱な体型になっている子供でも、自然の中に放り込んで遊ばせておけば、いつの間にかに強靭な肉体を持ってしまい、病気とは無縁の子供に育って来るものなのである。

 別荘があるなら、そこで作物を栽培すれば、農業の楽しみも味わうことができ、新鮮な野菜を手に入れることができるのである。特に夫が頭脳労働をしているのなら、休日は農作業をすることで、体を使って汗を流させないと、脳がオーバーヒートしてしまい、異常な行動を取って来たり、脳疾患を発症して、或る日突然に死んでしまうということも起こりうるのである。

 都会に住み続けていると、窮屈な生活に成って行くものであり、情報はたくさん持っているのに、それを何一つ有効なものに使えない人生になってしまうのである。それゆえ、休日は別荘にいることで、その窮屈な生活から抜け出し、改めて都会にやってくると、育児に関していい情報が選られたり、「これはビジネスチャンスになる!」というものを発見することができたりするのだ。だからこそ、別荘を持たない貧乏人はいつまで経っても貧乏のままだが、別荘を持っている金持ちは益々裕福に成って行くのだ。

●お金持ちは住宅には拘るものである

 自分たちは夫婦が引っ越しをしたり、別荘を持ったりする時に気をつけるべきことは、住宅というのは高価な買い物だからこそ、そのお金に拘るのではなく、住宅そのものに拘れということなのである。貧乏人はお金がないために、引っ越しをする際は銀行からお金を借りて新居を買うことになるのだが、そのためにお金のことで頭が一杯になり、肝腎の住居をどのようにするかアイデアを全く持っていないのだ。住宅というものは、大工任せに作らせてしまうと、大工たちは手抜きをしてくるので、非常に粗悪な住宅しか出来上がらないものなのである。この「貧乏人の住宅貧乏」は建築業界では有名な話なので、住宅は高い買い物だからこそ、徹底的に拘る姿勢を貫くことだ。

 お金持ちは住宅という高い買い物をしても、お金に余裕があるために、お金のことで気を使わなくて済み、だからこそ、住宅に関しては細部にまで拘り、業者に対して無数の注文をつけまくることになるのだ。業者というのは、お客様から要望されれば、それに応えるべく全力を尽くして来るものなので、更に出来のいい住宅が出来上がってしまうのである。お金持ちの住宅が素晴らしいのは、この手続きを踏んで来るからなのである。

 引っ越しをしたくなった時は、所定の物件を探すだけでなく、暇な時に家族で高級住宅街を散策してみて、高級住宅はどのようなものか、現地に行って実際に自分の目で見ておくことだ。もしも自分たち夫婦の知り合いに豪邸に住んでいる人がいるなら、その家にお邪魔させて貰い、その住宅の内部がどのようになっているか実際に自分の目で見て、その家の夫婦にこの豪邸をどのような考えて作ったかを訊いてみることだ。自分たち夫婦が想像もしていなかった答えをく聞くことができるであろう。

 また、金持ちだからといって、必ずしも豪邸に住んでいる訳ではないのだ。地価が高騰している東京なら、新興のお金持ちたちは高級マンションに住むのが当たり前に成って来ている。デフレ時では物を所有するのは不利になるので、高級マンションのように将来に引っ越す際は、購入時よりも高く売れる物件が好まれるのである。高級マンションというのは何もマンション自体が高級なのではなく、交通の便が非常にいいので、都会でバリバリと働くには非常に有益なのである。

 住宅を買う時は住宅に徹底的に拘ることによって、自分たち夫婦にとって使い勝手のいい住宅になってくるのである。たった一度の新居を得ただけでは、このことができないのだ。何度も失敗し、何度も経験してみて、やっと成功できるものなのである。自分たち家族にとって理想の住宅を持てば、家族から膨大なエネルギーが噴き出して来るのである。それゆえ、住宅にかかった出費など、その後の活躍で簡単に儲けてしまうことができてしまうのである。

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コメント

引っ越しを目前にタマティー様の記事を読み漁っているメギーです。
なんだか生活レベルのアップが出来そうでワクワクしています!!
方角や風水なども気になりますが一点だけ、タマティーさんは夫婦と子供が一緒に寝る方が良いと思いますか?もしくは子供は子供部屋でねかしつけて、夫婦の寝室として2人で寝る方がいいのでしょうか?
他にもなにか引っ越しや新居での注意点、アドバイス等あればぜひお伺いしたいです。
よろしくお願い致します。

投稿: メギー | 2017年1月27日 (金) 13時18分

メギーさん、一緒の方がいいと思うけど、たまには夫婦だけで寝るのもいいし、自分1人だけで寝てしまうのもいいでしょう。happy01

投稿: タマティー | 2017年1月28日 (土) 06時53分

わかりました!成り行きに任せます〜
ありがとうございますm(__)m

投稿: メギー | 2017年1月28日 (土) 11時09分

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