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大きな夢には競争相手が存在しない!

●現実に縛られる母親と、現実無視の子供たち

 我が子が夢を持ち始めた時、その夢が在り来たりのものであるなら母親は否定はしないが、子供が奇想天外な夢を持ち始めると、母親は我が子の夢を否定することに躍起になってしまう。子供が夢を見るのは無料だし、お金はかからないし、邪念のないなので、一切悪気のないものなのに、母親は我が子の夢を否定し始めてしまうのだ。せいぜい「そんな夢ばかり見ていないで、勉強でもしなさい!」と言ってのけてしまうのだ。

 なんで母親と子供の間でこんな違いが出て来るのか? それは母親の方は結婚もしているし、子育てもしているし、家族生活を運営しているので、母親は現実に縛られてしまうからなのだ。一方、子供の方は呑気に遊び呆けているし、勉強も真剣にやっていなし、仕事をしてお金を稼いでいる訳ではないので、子供は現実に縛られることなく、現実を無視して、非現実なことばかりを想像して行くことができるのだ。

 このため、子供が夢を考え始めた時、大人の視点から見れば有り得ないことを言い出し、大人たちを困惑させるのだ。勿論、子供の方は世間のことは何も解っていないので、世間の情報を多く手に入れて行くと、奇想天外な夢を余り言わなくなり、打って変って現実的に実現可能な夢を言い出すのだ。

 だが、それは子供が大きな夢を持つという機会を失ってしまったことになるのだ。子供は子供らしく、非現実的な夢を言っていていいのだ。それは子供の特権であるのだ。大きな夢を持って本当に実現してしまう子供もいれば、大きな夢を捨てて小さな夢に変え、それを本当に実現してしまう子供もいるのだ。ただ、同じく夢を叶えるのなら、大きな夢の方がいいに決まっているのだ。

 どの母親たちも情報を溜め込み過ぎているのだ。自分の体重がブクブクと増えていてのと比例して、頭の中に情報を大量に溜め込んでしまい、子供が抱くような非現実的発想ができなくなってしまっているのだ。ダイエットして体重を落とすだけでなく、情報ダイエットでもして頭の中の情報を減らせば、現実に縛られることなく、現実から離れて新たな発想ができるというものなのだ。我が子が非現実的なことを言って来た時、それを頭ごなしで否定して来るのではなく、「子供は現実に縛られないんだな」と改めて認識し、我が子の大きな夢を称賛してあげることだ。

●非現実なものの方が遣り易い

 はっきりと言っておくが、大きな夢には競争相手がいない。そんな大それた構想を誰も持ち得ないので、当然に競争相手が存在していないのだ。だから、現実的なものより、非現実的なものの方が遣り易いのだ。誰にも邪魔されることなく、自分の大きな夢を実現して行くことができるからである。

 例えば、サッカー好きの子供なら、将来の夢はせいぜい「プロのサッカー選手になること」だろう。しかし、そのようなサッカー好きの子供たちの中で、たった一人だけ「ワールドカップで優勝したい!」という夢を掲げて来る子供がいるなら、その子供は誰にも自分の夢を邪魔されることなく、日本をワールドカップで優勝させることができることだろう。多くの競争相手たちが、サッカーテクニックを身につけているのに一生懸命になっている間に、自分はワールドカップでどう優勝すれば考えていれば、日本がワールドカップに出場した時、確実にレギュラー選手として選ばれるだろうし、日本を優勝させることに最も貢献する選手になることだろう。

 もしも、中学受験を控え、多くの受験生が受験勉強をしている中、たった一人、「自分は将来、宇宙の起源を解明したい!」と夢見ている子供がいるなら、その子供は中学受験など簡単に突破してしまい、世界トップの宇宙物理学者になって、その研究に取り組むことだろう。中学受験をした他の子供たちはせいぜい大学に進学することが精一杯で、その後、大した成果を上げることはないだろう。なぜなら、大きな夢が全くないからだ。

 俺は大学生の時、法学部の学生だったのだが、イギリス王国の首相マーガレット・サッチャーのことを調べて行くう内に、「マーガレットサッチャーに会ってみたいな」と思うようになった。そう思っていると、出版社の企画でマーガレット・サッチャーに会える機会があったので、それに応募して易々とマーガレット・サッチャーに会うことができてしまったのだ。法学部の学生なら、政治談議が好きで、政治のことをあれやこれやと言って来るのだが、法学部の学生の中で、マーガレットサッチャーに会った人物は俺一人だけだったのだ。他の学生たちは政治家に直接会ったこともないくせに、政治のことを研究しているのである。恐らくまともな研究などすることはできないことだろうと思っていたら、事実そうなったのである。

 夢も小さくなってしまえば、現実の枠の中に納まってしまうものだが、夢も大きなってしまうと、現実の枠から飛び出してしまう。しかし、そのような大きな夢だと現実の拘束を一切受けないので、思わぬ偶然が重なり、次から次へと順調に進んで行ってしまい、夢が実現してしまうことになるのだ。だから、我が子が大きな夢を持った時、それを否定するのではなく、「凄いじゃん!」と言って応援してあげればいいのである。、

●現実的なものの方が遣りにくい

 逆に言ってしまえば、現実的な夢の方が遣りにくいのだ。夢が小さくなってしまうと、その夢は簡単に実現することができるのではないかと思ってしまいがちだが、実際にやってみると困難の連続で、思わぬアクシデントも起こり、散々な思いをしながら、やっと夢が実現できるという事態になってしまうのだ。

 例えば、私立中学校への入学受験だ。私立中学の中でも偏差値の高い学校に入ろうとするなら、遅くとも小学4年生辺りから受験勉強を始めねばならないし、塾や予備校で散々勉強しまくり、入学試験で悪戦苦闘して、やっと合格することができるのだ。受験生の多くが入学試験は難しいものだと最初から思い込んでしまっているものだが、自分が大きくなってから、自分が受けた私立中学の入学試験の問題を見てみればいい。非常に簡単な問題しか出ていないのだ。引っかけ問題など一つか二つある程度で、後は基礎さえしっかりと出来ていれば解ける問題なのだ。

 これは学歴と所得の関係にも言える。高学歴な人ほど所得は高くなって行くのだが、高学歴の人ほど或る時点で所得の増加がピタリと止まるのだ。高学歴になってしまうと、大きな夢を持とうとせず、現実的な枠組みの中で発想して来るために、今現在の自分の位置からしか物を見れなくなってしまい、自分の所得を激増させることができなくなってしまうのだ。通常に働いていれば、どんなに高所得でも年間数千万円程度の所得しかならず、億万長者になることはできないのだ。

 億万長者に成って来る者たちは、学歴に関係なく、現実の枠組みから抜け出し、大きな夢を持って伸し上がって来るものなのである。ベンチャー企業の成功者たちは圧倒的に一流大学以外の者たちが多い。二流大学や高卒や中卒の人たちが学歴社会の中で落ち零れてしまったために、逆に学歴という現実に拘束されず、新たな道を切り開いてしまったのだ。

 この世で生きて行くためには現実を直視することは絶対に必要となる。しかし、余りも現実に拘り過ぎてしまうと、小さな夢しか持てず、その小さな夢の実現には無数の競争相手と格闘しなければならず、その戦いに勝利することができればいいが、負けてしまう確率も非常に高くなって来るのである。

●競争せずに成功することこそ、最高の成功の仕方

 マスコミは何かと競争を煽り立てて来る。受験をすれば「受験戦争」、社会に出れば「競争社会」と、競争に次ぐ競争によって、人々は必死になって生きているように思い込んでしまう。しかし、そのような競争至上主義的な生き方は、ただ単に夢がないか、夢が小さすぎるかの生き方をしている人たちに取りうる生き方であって、だからこそ競争塗れの人生を送ってしまうのである。

 他人とは競争せずに成功することこそ、最高の成功の仕方なのである。競争を恐れよ。誰かと競争し、たとえ勝ったとしても、こちら側はエネルギーを損出してしまうものなのである。誰かと競争せずに成功できたなら、エネルギーを一切無駄にすることなく、莫大な成果を物にすることができるのである。

 我が子の夢が大き過ぎれば、我が子に立ち向かって来る競争相手は存在しなくなるのだ。後は我が子が勇気を出して、自分の夢を実現させて行かせればいいのだ。他の子供たちに気付かれることなく、順調に夢の実現を進めて行って、他の子供たちが気付いた頃には、もう圧倒的な格差がついてしまい、簡単に夢を実現させてしまうことができるのである。

 但し、注意すべきことは、我が子の夢が大きな夢ゆえに、我が子が出来ない理由を探して来ることなのである。如何なる物事にも問題があるのだから、一旦、大きな夢を持ったら、出来ない理由を探せるな。子供が出来ない理由を探し出してきたら、「その問題はお前の夢を否定するものではない!」と言ってのけてあげればいいのだ。我が子を応援しつつも、子供の退路を断つことは、親の大事な役目なのである。

 親の中には最高の成功の仕方で自分の夢を実現した人は少ないことだろう。だからこそ、我が子が奇想天外な夢を言い出した時、それを否定せず、きちんと肯定してあげることが必要となって来るのだ。内心では出来っこないだろうと思っていても、子供の尋常ならざる行動力で実現させてしまうかもしれないのである。同じ夢を見るなら、大きな夢の方が喜びはでかいものなのだ。そんな大きな夢は無理だろうと周囲の人々が言って来ても、自分の母親だけが応援してくれるなら、子供は猛烈なパワーを発揮して来るものなのだ。大きな夢の実現のためには、実は母親の応援が必要なのである。

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コメント

タマティーさんこんにちは。他人と競争しないで大きな夢を追求する…納得です。「戦わずして勝つ」ということでしょうか…(違ったら申し訳ありません!!)

わたしの場合、大学以降の友人が向上心というかライバル心が強い人が多く、中でも陰口や意地悪が上手な人が一目置かれることに、かなりショックを受けました。当時は心も弱かったので、自分を卑下するようにして回りに合わせて、トラブルを避けてきました。ようやく子育てしながら本来のマイペースな自分を取り戻しつつあります。

子供には、私のように回り道をして欲しくありません。自尊心を強く持ち、長所を磨いて行って欲しいと願っています。長女は小説家、長男はウルトラマンになるのが夢とのことです!

ところで一昨日から「大学」を寝る前に1ページずつ読んで、子供達に復唱させています。古事記(現代語訳ですが…)も今朝届きました。今夜から読み聞かせます。お薦め頂いたギブソン氏の「15の習慣」もそろそろ届くと思います。大器晩成型とタマティーさんにおっしゃって頂き、育児を通じて自分も成長して行けば良いのだと希望が湧いてきました。気長に取組んで参りますね

投稿: smile-larch | 2010年1月12日 (火) 09時47分

 「smile-larch」さん、その通りです!happy01
 「戦わずして勝つ」からこそ、夢が簡単に叶ってしまうんです!
 それにしても息子さんの夢には朝から笑ってしまいました。さすがは5歳児! 現実無視の夢を持っています。ウルトラマンになるという夢には、競争相手はいませんよ。(笑)

 友達との付き合いって、確固たる目標があって付き合っている訳ではないから、一旦、悪口を言いまくるようになると、その方向へ一気に向かってしまい、収集がつかなくなってしまうんですよね。
 「smile-larch」さんは大学生の頃、さぞかし辛かったことだろうと思います。
 でも、そういう人との付き合いは長くは続かないものですからね。
 悪口を言ってしまえば、たとえそれが些細なものであっても、後で何百倍になって返って来るものなんですよ。
 他人に悪口を言えば、それ以上に自分の悪口を言われてしまう。そのことに早く気付いて抜け出さないと、人生はトラブル続きになってしまいますよ。

 子供に古典を教える時、暗唱は問答無用でさせるべきなんです。
 それが子供の「記憶のパイプ」を作るのには最短の近道なんです。
 しかし、子供は質問魔なので、解らないことがあると、質問して来るものです。しかも、その質問が頓珍漢な質問をして来るんです。
 そのためには、母親自身がその古典をきちんと理解していることが必要なんです。そこで母親がどうにか巧く答えると、子供の理解力が一気に高まり、何をやらしても飲み込みの早い子供に育つんです。
 だから、その古典をまずは母親自身が読むこと。解らないことがあったら自分で調べる。それでも解らないのなら解る人に聞くことです。
 他人に物を教えるためには、その教えた内容の10倍以上は知っておかないと、まともな教えを施すことはできないもんなんです。

 夫婦仲を良くしたいのなら、「些細なことでも話すこと」ですよ。話すことで夫婦仲を良くして行くしか方法はないですからね。
 その反面、「相手には必要以上に期待しないこと」です。夫といえども全知全能でないのだから、自分の期待どおりに行かないことは当たり前なんです。自分の意見が或る程度通れば充分なんです。自分が夫に頼んだものでも失敗が出て来て、それで丁度いいんです。
 夫に足らざるものがあるなら、それを夫に頼むより、自分でやってしまった方が巧く行くものです。そうやって夫に尽くしていると、夫の方が妻に対しても尽くしてくれるようになるものです。
 夫が自分の思い通りに動いてくれないからといって悪口を言っていると、夫は余計に動かなくなり、妻に悪口を言ってくるものです。
 一刻も早く、その悪循環に終止符を打たないとね。
 まあ、出来る限り、旦那さんの良い所を褒めて、「うちの旦那はいい旦那だ」と日々言っていると、本当にその通りの旦那さんになるものなんですよ。
 不思議なんだけど、やってみるとなぜかその通りになってしまうんですよ。

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投稿: タマティー | 2010年1月13日 (水) 06時07分

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