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「育児の奥義」「子育ての奥義」

●育児をきちんとしたからこそ育児の奥義が解る

 何事にも奥義というものがある。その奥義を悟ることがなければ、散々やったのに、解ったような解らないような状況になってしまう。育児や子育てにしても、奥義を悟っていれば、「育児や子育てはこういうことなんだ!」と今までやってきたことが全て意味のあるものとして位置づけることができるが、それがないと母親として悶々とした状態になってしまうことだろう。

 育児の奥義や子育ての奥義というのは、決して難しいものではない。自分の母親は祖母たちがその奥義を何かしらの形で言って来ているからだ。しかし、自分が母親としてレベルが低いために、それがなんのか解らないだけなのだ。奥義を示されても、自分に理解する能力がないだけなのだ。

 育児をするからこそ、子育てをするからこそ、奥義のなんたるかが解るのであって、育児をしないと、子育てをしないと、奥義のなんたるかが解らないのだ。自分が地道に育児や子育てをやっていれば、「そうか! そういことなんだ!」と改めて、その奥義の言わんとすることが解るようになるのである。

 但し、少子化の影響もあって、子供の数が少ないために、母親たちの方が母親として成熟していないということもあり、「育児の奥義」や「子育ての奥義」を悟ることなく、そういう母親のもとで育った娘たちが、育児や子育てに自分の価値を見いだせなくなってしまい、結婚を拒否したり、子供を産まなかったり、子供を産んでも1人だけということになってしまうのである。

 母親として成熟して行くためには、どうしても3人以上の子供が必要なのである。子供が1人や2人だと、幾ら丁寧に育児や子育てをしても、母親が我儘で、その我儘を育児や子育てによって消すことができないのだ。だから、そういう母親が幾ら育児や子育てをしても、育児の奥義や子育ての奥義のなんたるかが解らくなってしまうのだ。

●授かり育児

 では、「育児の奥義」とは一体何か? それは「授かり育児」であるということなのである。赤ちゃんは確かにその母親が産んだ物である。しかし、赤ちゃんを自分の所有物であると思わず、「神様からの贈り物」として受け止め、大切に育てて行くことなのである。だから、「赤ちゃんを授かる」というのであって、いつまでも自分が赤ちゃんを産んだと拘っていると、育児の至る所で問題が生じ始めるのだ。

 そもそも女性が妊娠するのでさえ、高い偶然性が存在しているのである。もしも精子と卵子が結合して妊娠できるのであるなら、どの夫婦も性行為のたびに妊娠できる筈だ。しかし、そうはならず、人間の妊娠確率というのは、非常に低いものなのである。だから、赤ちゃんを妊娠できた時は、神に感謝するものなのである。

 育児というのは、決して宗教と切り離されたものではないのだ。宗教と密接な関係にあるのだ。神の絶対性のもとに、自分を相対化させてしまえば、母親はどんなに育児が苦しくても、それほど不平不満を言わずに育児に取り組める筈だ。無宗教を唱え、神を否定し、自分を絶対化してしまうからこそ、育児が大変になってしまい、夫が育児を手伝わないくらいで騒ぎ始め、離婚してしまうようになるのである。

 赤ちゃんを神様からの授かり物と捉えることができれば、その母親は謙虚になるから、赤ちゃんを大切に育てて行くことができるようになるのだ。育児の作業は大変な筈なのに、謙虚になっているから、己の心が穏やかで、幸せな日々を過ごすことができるようになるのだ。

 子供というのは、7歳までは神の領域に足を突っ込んでいるものなのだ。どうしても免疫力が弱いから病気になったり死んでしまうこともあるのである。だから、母親が我が子を健康に育てるために神様に任せて、神の見えざる力を巧く使って行くからこそ、我が子を大した病気を起こすことなく育て行くことができるようになるのである。

●捨て子育て

 子育ての奥義というのは、「捨て子育て」である。捨て子育てとは、子供をきちんと育てた上で、子供を捨てるということなのである。幾ら自分が母親だからといって、いつまでも我が子を大事に育て過ぎると、我が子が弱ってしまうものなのである。だから、子育てを充分した上で、来るべき時が来たら、我が子を捨てるのである。

 いきなり捨てることはできないので、小学生の時に一人旅を経験させておく。可愛い子には旅をさせよというが、我が子は両親の力に頼ることなく、自分一人で旅をしないと、実力がついてこないものなのである。自立の契機は親が作るものであって、親が自立していくチャンスを作ってあげないと、子供は自立しようとしなくなるのである。

 中学生や高校生になれば、子供の言っていることも方が間違っていて、親の言うことの方が正しいものである。しかし、そうであっても、意図的に子供に間違いをさせることで、自分の意見が間違っていることを、身を以て教えることだ。幾ら口で正しいことを言っていても、それを心から正しいとは思っていないものなのだ。失敗したからこそ、自分の過ちに気付くものなのである。

 我が子が19歳を過ぎたのに、自分の所有物だと思ってしまえば、子供は親元から去って行くことはないだろう。自立できなくなるし、結婚しなくなるし、子供を産まなくなる。自立など親が子供を自宅から追い出せば出来ることなのである。そしてその内、結婚し妊娠し出産し育児をして行くものなのである。それなのに子供にちょくちょく手出しして行くからこそ、我が子は自立しなくなり、結婚も妊娠も出産も育児も拒否して来るのである。

 捨て子育ては、我が子を自分の所有物だと思わないということでは、育児の奥義と同じことなのだ。多くの母親たちが我が子を自分の所有物だと思ってしまうからこそ、悲劇が起こりまくるのである。子供に立派に育って貰いたいのなら、自分の所有物と思わず、神様からの贈り物として扱い、そしてそれをきちんと育てあげれば子供を突き放し、子供を自立させて行くべきなのである。

●育児や子育てをして来た以上、最高の母親になろう!

 育児や子育てをしていけば、解らないことは多々あれども、その奥義が解れば、もうその母親は「最高の母親」なのである。育児や子育てのことを100%知るのではなく、解らないことを残したまま、奥義が解って来るものなのである。男性は仕事場で出処進退が大事だというが、女性も育児の最初と子育ての終わりが大事なのである。

 育児の奥義や子育ての奥義から見えて来るのは、実は多くの母親が子供を自分の所有物と考えてしまう危険性があるということなのである。我が子といざこざがあった場合、「私はお前を自分のお腹を痛めて産んだのに!」と言ってしまえば、その意見はごもっともでありながら、そういうことを言ってしまえば、我が子の自立を破壊してしまうことになるのである。いつまでも母親のもとに従属させてしまうことになるのである。

 だから、我が子を自分の所有物だと思わないために、育児の奥義や子育ての奥義を悟ることで、子供の自立を促し、きちんと育て上で、家族の外に追いやって行くのである。これがきちんとできた母親ほど、自分の子供たちが自立しても、自分の時間を楽しむことができるし、子供たちが結婚して独立すれば、良好な親子関係を築くことができるようになるのである。

 親というのは、特に自分の母親は、自分が独立して新たな家庭を築いて行った時、冷静になって見られるものなのである。子供の時は親の料理を黙って食べていても、自分が新居で美味しい料理を食べていれば、母親の欠点など幾らでも見えて来るものなのである。その時、それでも自分の母親として敬うものがなければ、幾ら我が子といえども、もう母親には近づかなくなってしまうのである。

 育児や子育ての結果は、我が子が親元にいる時に出て来るのではないのだ。我が子が一人前の大人になった時に、母親の成績も出て来るのである。育児の奥義や子育ての奥義を知らなくても、育児や子育てはできる。しかし、育児の奥義や子育ての奥義を知らなければ、我が子から母親失格の決定が下されてしまうのである。

 折角、育児や子育てをするなら、平凡な母親になるのではなく、最高の母親になることだ。子供を3人以上産んで、育児の奥義や子育ての奥義をしっかりと悟って行くことだ。そういう母親であれば、我が子が独立して行っても、きちんと母親として敬い、大切に扱ってくれるものなのである。それが我が子たちによる「母親への表彰式」なのである。

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