育児怪獣オママザウルスは如何にして誕生するのか?
●育児怪獣オママザウルス
恐竜は太古の昔に絶滅した。しかしそれに代わって現代では、育児怪獣オママザウルスが大繁栄を遂げている。女性は赤ちゃんを産めば、野獣化するのは当然の現象なのである。母親は基本的に我が子を守るためなら、どんなに温和な女性でも、凶暴になりうるものなのである。
哺乳動物は我が子に対して保育する期間が長いために、我が子に対する愛情は哺乳動物でない動物と比べ物にならないくらいに激しいいのである。哺乳動物は自分が生む子供の数が非常に少ないために、そう簡単に死なれては困るものなのである、だからこそ、哺乳動物であるなら、他人が許可なく我が子に近づけば、母親は怒り出すものである。
それゆえ、育児と言うのは、基本的に自宅の中で行われなければならないのだ。育児をしている母親は通常の女性とは違い、思いっきり野獣化しているので、他人とトラブルを起こさないためにも、自宅で育児を行うべきなのである。矢張り、我が子が3歳くらいになるまでは、決して他人に預けるべきではないのだ。自分が育児怪獣になっている以上、我が子が纏わりついている時は、自宅以外で正常な判断ができるとは決して思わない方がいい。
この育児怪獣は、自宅で野獣化するのは別に構わないのだが、外に出て来ると途端に揉めてしまうものなのである。特に異常化した場合は、トラブルを続出させてくるのだ。気をつけるべきは我が子を幼稚園に行かせるようになった時であり、この時期でも育児怪獣はまだまだ野獣化していることを忘れない方がいい。
異常化した育児怪獣の特徴は以下の通りである。、
①目が攣り上がっている。
②すぐさま幼稚園の保母さんたちとトラブルを起こす。
③子供は母親に対していつもビクビクしている。
幼稚園に行けば、1人や2人は異常化した育児怪獣はいるものなのである。余りにも異常化した自分を、幼稚園でできたママ友とかと交わっている中で、正常化して行くのである。幼稚園では我が子を登園させることが大事なのではなく、実は母親自身がきちんと社交しておくことも大事なのである。
しかし、育児怪獣オママザウスルスは、小学校に行くと教師たちから「モンスターペアレンツ」という差別用語で呼ばれることになる。教師というものは平等を唱えて来るから、平等を唱えると母性本能の存在が見えなくなるのである。如何なる母親も我が子が小学生に成る頃までには、育児怪獣で居続けることは控えた方がいいのだ。
●感情ママの場合
まず、感情ママの場合、感情の量が多いので、「感情の暴走」「妄想の暴走」が起こり、それで育児怪獣である自分が更に凶暴化するという危険性を秘めているものである。感情の量が多いと、育児というのは非常にし易い。乳幼児も感情が激しいので、乳幼児の感情を圧倒できるだけの感情を持っているからだ。
しかし、育児の最中にやっていることを、世間で行うことなどできないのだ。世間というのは機能社会だから、感情を制御することを求められる社会なのである。そのため、自分が育児で一生懸命になり、母親として優れた人物になったのに、育児を終えて社会に復帰してみると、自分の居場所なんていないし、生きて行くのが非常に苦しいものなのである。
こういう状況に置かれると、感情ママというのは更に感情を暴走させてしまい、より凶暴化して、異常な育児怪獣になってしまうものなのである。育児怪獣にとっては幼稚園というのが社会復帰の場所でもあるから、そこで保母さんたちと延々と揉めてしまうのである。その保母さんは正しいことを遣っているのに、その母親が異常化しているために、トラブルを起こし続けてしまうのである。
自分の妻が保育園でトラブルを起こしているのなら、夫は「お前はお母さんとして頑張っているんだね」と言ってあげればそれで済むことなのである。感情ママというのは、自分が一生懸命になってやった育児を誰かに認めて欲しいものなのだが、育児怪獣が異常化するような母親の夫というのは、救いようのないほど鈍感で、この辺りのことが解らないのである。
感情ママが異常化した育児怪獣で居続けるなら、それをビシッと喝を入れ、異常化した育児怪獣をやめさせる宗教家の存在というのは絶対に必要なのである。宗教家抜きで対処しようとすれば、感情ママを精神病院送りにしてしまうものなのである。宗教を抜いた社会というのは、育児をしている母親を精神病扱いするほど、危険な社会になるものなのである。
●冷静ママの場合
冷静ママの場合、育児をしている時でも理性的になりすぎることが、逆に育児を困難にさせてしまうのである。乳幼児が感情的な生き物なので、感情を出して育児をした方が、育児は遣り易いのでる。冷静ママは育児をしている時でも、自分の感情を抑えて来るために、育児怪獣になった時、凶暴化する危険性は、感情ママよりも高いものなのである。
冷静ママは育児書に頼る傾向があり、中には育児書を読み過ぎて育児ノイローゼになった経験もあるものなのである。正しい育児は必要だが、育児書通りにやる育児など絶対に必要ないのである。しかも冷静ママのは自分が間違ったことをやっているのに、それを裏付ける理論はあるものだから、なかなか自分の非を認めようとしないのである。だから更に育児が悪化してしまうのである。
この冷静ママが我が子を連れて幼稚園に行くと、高い確率で保母さんたちと揉めることになる。冷静ママは他人と信用関係を築くまでに時間がかかるので、保母さんとしっかり話をして仲良くしておかないと、すぐさま保母さんに喧嘩を吹っ掛けて来るようになるのだ。冷静ママは保母さんを信用していないので、我が子をその保母さんに預けることが不安で不安で仕様がないのだ。
感情ママと冷静ママを比べた場合、幼稚園で揉め事を起こすのは、圧倒的に冷静ママの方が多い。感情ママなら幼稚園に何か言いたいことがあっても、それを論理的に言うことが不得手なのだが、冷静ママは論理的に物を言うことが得意なために、幾らでも屁理屈を作り出して来るものなのである。
こういう場合、その屁理屈に真面目に付き合うのではなく、その屁理屈を全て聞いてあげると同時に、「では、それでお前の子供はきちんと育っているのかね?」と訊き返すことだ。冷静ママは因果律に立脚して、ありとあらゆる問題を探し出しているだけであって、結果論から物を考えさせるようにしてあげれば、自分が言っている問題は重要ではないということが解るものなのである。
●通過儀礼の大切さと母親へのサポート
育児は母親が全責任を持って行うべきものなのである。母親の独裁以外に育児の成功はない。我が子を他人に任せてしまえば、平気で出鱈目なことを遣り始め、我が子を危険な状態に追いやってしまうのである。ベビーシッターが幼児虐待をしたとか、保育園で園児が死亡したという事件が明るみ出るたびに、それをやった人たちの刑事責任ばかりが追及されてしまうものだが、しかし我が子を手放した母親の方が責任は重大なのである。母親としての自覚がないために、我が子を危険な人たちに預けてしまったのである。
母親というのは育児怪獣オママザウルスになるべきなのである。野獣化して結構、凶暴化して結構なのである。そうやって自宅で育児怪獣になっているからこそ、我が子を安全に育てていくことができるのである。その際、重要になってくるのは、「通過儀礼の大切さ」だ。赤ちゃんを連れて初参りに行き、安産で産まれたことを神様に感謝すると同時に、最早赤ちゃんがいる以上、育児怪獣として生きていくしかないのである。この通過儀礼がないばっかりに、育児怪獣として中途半端な育児怪獣になってしまい、異常化してしまうのである。
母親が育児怪獣になっていれば、実母や義母のサポートなど不要なのである。多少は育児のことを教えて貰うことは必要だが、最低限のことを教えて貰えば、後は自分でやってしまった方が早いのである。実母や義母が本当にすべきことは、自分の娘が異常化した時、それを巧い形で止めてあげることなのである。異常化した育児怪獣は目が釣り上がっているものだから、その異常な姿を実母や義母は気付いてあげるべきなのである。
育児怪獣が異常化する時、育児で揉めているだけでなく、大抵は夫婦関係も揉めているものだ。異常化している育児怪獣は、夫からねぎらいの言葉をかけられれば、その異常化した姿をすぐさまやめてしまうものなのである。育児をしている妻を褒めよ。褒めるものなど幾らでもあるものなのである。
遣り過ぎはどんな分野でも問題になるものなのである。育児の場合でも自分が遣り過ぎていれば、幼稚園で揉めてしまうものなのである。幼稚園側が本当に問題を起こしている場合もあるが、他の母親たちが何も問題を起こしていないのに、自分だけ問題を起こしているなら、もしかしたら問題の原因は自分にもあるのかもしれないと疑ってみた方がいいのだ。
問題を引き起こす育児怪獣は決して悪いことをしているのではないのである。母親として我が子に大切に育てたいと思う気持ちが強すぎただけなのである。まずはその気持ちをきちんと汲み取ってあげるべきなのである。それと同時に自分だけが問題を起こしていれば、逆に育児が巧く行かないことを悟らせるべきなのである。それが出来た時、育児怪獣は静かになるものなのである。
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