結婚すると「愛の核融合反応」が起きる!
●双方の能力を伸ばし、欠点を補う
結婚に至るまで、他の異性と付き合ったことはあっても、結婚した相手はその中でも別格の存在であった筈だ。自分の配偶者が恋愛だけには留まらない相手だったからこそ、恋愛を超えて結婚したのである。結婚後どんなことがあろとも、少なくとも女性はその男性の赤ちゃんを産みたいと思った筈なのである。
女性が「性欲」を「妊娠欲」「出産欲」「育児欲」に変えるほどまでの変化が起こるのは、相手の男性が自分とは違う遺伝子を持っていたからである。遺伝子自体を知ることはできないが、体臭でそれを識別できるからだ。自分の好きな体臭の男性だと、結婚へとあれよあれよと突き進んでしまうのである。
もう一つは相手の顔である。自分は夫の顔が好きだったからこそ、結婚したのであって、自分の好みの顔でなければ結婚しなかった筈だ。人間は自分が好きな異性の顔を見ているだけで、脳が異常に活性化するのである。そして自分が好きな顔というのは、この世には非常に少ないのである。テレビタレントに夢中になってしまい、「イケメンが好き!」といっている女性たちは、自分が本当に好きな顔が解らなくなってしまうので、結婚する際に相手を間違えてしまう危険性を高めてしまうのだ。
では、結婚すればどのような現象が起きるのか? それは「愛の核融合反応」が起きるのである。夫婦双方の愛を融合させると、愛が爆発的エネルギーを生み出すことになるのである。結婚してしまうと、夫婦ともに生活を激変してしまうものだが、それは結婚によって愛の核融合反応が起こり続けているからなのである。エネルギーがあるからこそ、生活に変化が起こり続けるのである。
結婚と同棲では天と地ほど違う。同棲はただ寂しいから一緒に暮らしているのであって、愛の核融合反応が起きて来ないのだ。同棲を事実婚と言い張る人々も出て来るが、事実婚では社会からの承認を得ることができないのだ。事実婚は自分たちが精神的に自立していないからこそ、同棲を結婚だと思い込んでしまうのである。
結婚と言うのは、夫婦が一緒に暮らすということだけではないのだ。夫婦双方が能力を伸ばし、欠点を補うためのものなのである。夫は結婚することで仕事に全力を投入することができるようになるし、妻は結婚することで家事や育児を全力で行うことができるようになる。夫婦二人で協業と分業を行うからこそ、生産力は拡大して行くのだ。人間は自分一人で生きていくより、夫婦二人で生きて行った方が、生産力は桁違いに大きくなるものなのである。
●愛の加速度原理
結婚すれば愛は夫婦の中を循環して行くことになる。夫が愛を出せば、妻も愛を出すようになるし、その愛は循環することで増幅していくものだ。だからこそ結婚すると愛の出力が大きくなって行くのである。大きな愛を出せるようになるからこそ、赤ちゃんが生まれても愛することができるし、きちんと育てていくことができるようになるのだ。
正しく愛を使いたいのなら、愛する相手を固定し、その相手に全力で愛を出し続けて行くしかないのだ。結婚しているからこそ愛は加速度原理を発動させて増幅させていくのであって、結婚してもいないのにそれほど大きな愛を出されては迷惑なものなのである。愛し過ぎる女性たちほど、恋愛をブチ壊してしまう確率を飛躍的に高めるものなのである。
結婚すれば3年以内は新鮮でいられるから、その間までに赤ちゃんを作ってしまうことだ。赤ちゃんが生まれれば、その赤ちゃんに愛を注ぎ始め、更に愛が大きくなっていくものなのである。そして第二子、第三子と生んでいけば、更に愛が大きくなり、疲れ知らずの動きをすることができるものなのである。
既婚女性が出す愛が少なければ、赤ちゃんを産もうとしないし、たとえ生んでも1人で終わってしまうことだろう。赤ちゃんが1人しかいないと、母子がべったりとなってしまうので、夫が除け者になってしまい、家庭内の愛の循環が巧く行かなくなってしまうのである。その母親にまともな愛があるなら、赤ちゃんを1人で打ち止めにすることなど有り得ないのだ。
恋愛至上主義が世の中に出回って来ると、或る意味、危険な状態になってしまう。恋愛は結婚に至る過程で現れて来るものであって、恋愛自体が目的となるものではないからだ。もしも女性が本当に恋愛をし、その恋愛に満足できるなら、恋をした男性の赤ちゃんを孕みたいと思うものだし、生みたい、育てたいと思うものなのである。それができず、ただ恋愛の中に納まっているといのであれば、その恋愛をどのように展開したとしても、その恋愛は程度の低い恋愛でしかないのだ。
●慈愛原理に立脚するということ
男女とも、精神的に自立しないと結婚しないものだ。自分が精神的に自立できなければ、まともな愛が出せないから、「愛している」と言いながら相手を不幸にし、自分を不幸にしてしまうのである。精神的に自立するからこそ、きちんとした愛が出せるようになるのである。その愛を出すからこそ、相手は幸せになり、自分も幸せになることができるのである。
愛も相手次第で違った結果になってしまうものである。人間は誰でも愛せるわけではないのだ。人間には相性というものがあるから、どう付き合っても駄目になってしまう相手もいるし、相性はいいのだけれど短期間しか続かない相手もいるし、仲が良くなるまで時間がかかるというのに自分が急ぎ過ぎて関係を壊してしまう相手もいるのだ。
自分が結婚できたということは、自分が今まで経験した恋愛は全て失敗だったということなのである。恋愛には甘い思い出があるために、この事実を受け止めない人々が大勢いるものだが、それらの恋愛に何か重大な問題があったからこそ結婚しなかったのであり、もしも問題がなければ結婚していた筈なのだ。
恋愛をすれば恋に夢中になってしまうが、日頃から恋愛のことばかり考えていることは非常に危険である。自分が努力して成長し、自立して行かないと、まともに相手を愛することができなくなるからだ。若い時は競争して或る程度勝っておかないと、自分に自信を持てなくなるので、他人に尽くそうとはしないものだ。いつまでも自己中心的な考え方をしてしまうものなのだ。
競争に打ち勝ち、きちんと自立して、慈愛原理に立脚するからこそ、自分は相手をきちんと愛し、相手のために尽くそうとするのである。相手が喜ぶようなことをすることだ。相手が喜ぶことが、自分も喜ぶことができると思えるようになった時、相手も自分も幸せになっていくことができるのである。自分だけが幸せになろうとしていると、結局、相手を不幸にしてしまうし、自分も不幸になってしまうのである。
●セックスエネルギーの仕事への転化
独身ではセックスエネルギーを無駄遣いしているものだ。恋愛中の相手とするならまだ増しだが、恋愛もしていない相手と一夜限りのセックスをしても、所詮は下手な形で性欲を処理しただけで、その性に対するネガティブな思いが自分の心の中に蓄積されていってしまうのである。
セックスでいい思いをしたいのなら、とにかく相手を固定することだ。セックスは相手を固定して、その相手と何度も行わない限り、性愛術が上達してこないものなのである。相手をとっかえひっかえしていては、同じような技の繰り返しになってしまい、その内、堕落的なセックスプレイしかできなくなってしまうのなのである。
結婚すれば相手を固定することになるから、どんな夫婦でも或る程度までは性愛術を上達させることができる筈だ。夫は性愛術を上達させて、妻にオルガズムを与えてあげればいいのだ。なぜオルガズムが大事かといえば、疲労が除去されし、若返るし、脳が活性化するからなのである。妻は何度もオルガズムに行かして貰えば、元気溌剌となって夫や子供たちに尽くそうとし出すものなのである。そういう妻がいれば、夫は仕事で成果を上げッ易くなるのだ。
男性は40歳を過ぎてから、急激に高い成果を上げ始めるものだ。それはセックスエネルギーを仕事に転化することができたからなのである。40歳以下だとどうしても性愛術が巧くないから、ベッドの上で妻と揉めてしまうものなのである。30代までは性愛術のことを研究して、自分の性愛術を向上させる努力をしておくべきなのである。
この世の中で偉業を成し遂げた偉人達というのは、大抵が既婚者たちである。結婚してセックスエネルギーを仕事に転化することができたからこそ、通常の人たちではありえないような仕事を成し遂げることができたのである。性の世界は基本的に秘め事の世界なので解りにくいものだが、ただはっきり言えることは性愛術で妻をきちんと喜ばすことのできた男性は、必ず出世して来るものなのである。セックスエネルギーを使いこなせる人たちが、野に埋もれているわけがないのだ。必ず頭角を現わして来るものなのである。
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コメント
初めまして、ダンボと申します。
毎日とても楽しく興味深く読ませていただいています。
私は独身女性(30歳)でお付き合いしている方もいないのですが、結婚をして多くの子供を産み育てることを夢見て日々生活しています。
タマティーさんが結婚をしている方向けに書かれていることは承知しておりますが、私のような独身女性が心がけているべきことなどあれば教えていただけないでしょうか。
タマティーさんが書かれているように精神的にも経済的にも自立をしなければと最近強く改心しております。
これからの投稿も楽しみにしています。
投稿: ダンボ | 2010年9月30日 (木) 22時01分
ダンボさん、コメント有難うございます!
現在独身で、付き合っている男性もいないのなら、思いっきり仕事をこなして行くことですな。
年齢が30歳というのなら、丁度、仕事の仕方が身について来た頃だと思うので、仕事をテキパキとこなして、確実に成果を出しておくことです。
仕事をする時は、必ず報酬以上の働きをすることです。
そういう働き方をしていると、自分が望む成果を確実に出して行くことができるし、それによって運勢が開いて来るんです。
夜遊びをやっていたり、合コンをしたり、婚活をしたりするのは、時間の無駄ですから、そういうことを一切せずに朝早くから働くことですな。
それと30歳になったのなら、自分の体型にはくれぐれも気をつけることです。
女性ホルモンの分泌が26歳から急増し、33歳にピークを迎えているので、体が非常に女らしい体つきになっていくんです。
その反面、脂肪も付き易くなってしまうんです。
そのため、この時期辺りから、ブクブクと太り出す女性たちが非常に多いんです。
だから、朝早く起きて、朝の排便をしっかりと行い、朝の排泄が終わらない限り、朝食を食べないことです。
それに間食を控えて、定期的に運動して汗をかいていれば、体をスリムなままに保つことができます。
結婚っては本当に「運」だと思うので、結婚に焦るよりも、今の生活を楽しんでいた方が、いい出会いに出会えると思います。
投稿: タマティー | 2010年10月 1日 (金) 07時20分
タマティーさんお返事ありがとうございます!
私は慢性的に便秘で朝の排便なんて考えられないんです。何とかして朝の排便を習慣づけるように頑張りたいと思います。
自分では結婚に焦っているつもりはないのですが、両親や上司、結婚している友人からの圧力がとても強く、最近どう返事をしてよいのか悩みどころです(笑)
>夜遊びをやっていたり、合コンをしたり、婚活をしたりするのは、時間の無駄ですから、そういうことを一切せずに朝早くから働くことですな。
そう言って頂けるととても心強いですし、報酬以上の働きをするよう精進したいと思います。
投稿: ダンボ | 2010年10月 2日 (土) 22時19分