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ウィークエンドエッセイ『脳科学から見たオリンピックの落とし穴』

●オリンピックでは100%の実力を出せない

 オリンピックはスポーツ選手にとって最高の舞台だから、どの選手も100%の力を出そうとする。ところが、100%の力を出してしまうと、ミスをしてしまう、有り得ないような失敗してしまう、体に無理がかかり怪我をしてしまう。そして結局は優勝することができないし、メダルを取ることも、8位までに入賞することもできない。

 人間が出せる力は、最高でもせいぜい80%までなのである。それ以上出せば、自分が予想していたのとはまるで逆の結果が出て来てしまう。それゆえ、オリンピックでは100%の力を出さずに、如何に80%まで力を制御し、その状態でメダルを取るなり、優勝して行くしかないのだ。

 フィギュアスケートの浅田真央は、いつも「ノーミスで滑る」ということを口にしている。それなのにいざ試合になってしまうと、ミスが出て来てしまうのである。それが金メダルl候補といわれながら、今回のオリンピックでは銀メダルに終わってしまったのである。浅田真央はなぜ本番でミスをしてしまうのかというと、ノーミスで滑ろうとするからなのである。どんなに優れた選手であってもノーミスで滑ることはできない。なんらかのミスが出て来る。なぜなら人間は自分の力の80%しか出せないからだ。ミスは最小限にすることはできても、ノーミスということにすることは絶対にできないのだ。

 自分が自分の力の80%までしか出せないというのなら、試合前までに自分の力そのものを大きくして行けばいいのである。練習中ではそれこそ100%以上の練習をして行き、地道に実力を上げて行くことで、オリンピックで勝てるようにしなければならない。だから、どのスポーツ選手も練習は厳しいのである。ヘトヘトになるまで練習を積むからこそ、いつの間にか実力がついてしまい、オリンピックでは80%以下の出力なのに勝てることができてしまうのである。

 オリンピックでメダルが欲しいのなら、「練習は試合のように、試合は練習のように」をモットーとして、徹底的に練習をしまくることだ。それが出来ていれば、試合に於いては試合だからといって特別に緊張するのではなく、練習通りに試合を行えば、自然と勝てるようになるのである。どんなに過酷な試合になっても、練習ほどには厳しくないものなのである。

●実力不足は練習不足

 オリンピックの試合で負けてしまった時。「これが今の自分の実力です。負けたの実力不足です。」と言える選手がいたのなら、その選手は次のオリンピックに於いてメダルを取れる可能性がある選手である。自分の実力不足が解ったというのなら、その者は明らかに「人間は自分の力の80%しか力を出せない」ということが解ったからだ。要は「実力不足というのは練習不足」なのである。

 スポーツの試合で優勝したいのなら、他の選手よりも多く練習すればいいのである。当初は素質に劣っていても、練習の量が多ければ、いつの間に実力がついてしまい、気付いてみれば世界の頂点に立っているものなのである。では、そのためにはどのくらいの練習量をこなせばいいのか? 

 それは人の3倍練習すればいいのである!

 よく成功するためには「人の3倍働け」といわれる。平均的な労働時間は8時間だから、8時間の3倍働けばいいのではないかと思ってしまう。そうなると労働時間は24時間になってしまうので、これでは生活ができない。人の3倍働くというのは、そのまま3倍するのではなく、√3をかければいいのである。通常、8時間労働といっても、昼食の時間があるために、実質は7時間労働である。その7時間に√3をかければいいのだ。

 7時間×√3=12.12時間

 約12時間働けば成功できるのである。スポーツも1日12時間練習するなら、実力が急速につき、成功して行くものなのである。この鉄則はスポーウのジャンルを問わないものだ。どんなスポーツでも1日12時間練習すれば、確実にメダルを取ることができるのである。練習といっても、その12時間もの間、高い集中力を維持し続けることはできない。その中でも最も集中力が高いのは3時間程度である。だから、毎日、12時間スポーツに費やしながらも、最低でも3時間は濃度の濃い練習をするべきなのである。

 日本では学校の部活動が盛んなために、部活動の弊害が練習の現場で如実に出て来るのである。学校の部活動を経験した人に限って、ダラダラと始めて、ダラダラと練習するのである。これでは練習の質が上がらず、実力がつかないのだ。その質の悪い練習の結果が、試合に於いてボロ負けという形で出て来るのである。

 1日12時間スポーツに費やし、その中でも3時間は濃度の濃い練習をするためには、スポーツ選手に仕事をやらせず、スポーツだけに専念させればいいのである。スポーツではプロと社会人の違いが明確に出て来るのであって、社会人チームがプロチーム戦いを挑んでも、1回か2回はプロに勝てるが、最終的には必ずブロが勝ッてしまうのである。理由はプロの選手たちは社会人の選手たちよりスポーツのために時間をかけているからなのである。

 だから、オリンピックでメダルを取りたいのなら、選手に仕事をさせずスポーツに専念させ、無償でやらせるのではなく、有給でやるようにさせるべきなのである。更にメダルを取れば、報奨金を出したり、どの選手にもスポーツ年金制度を整えて老後の心配をなくしてあげれば、選手たちは全力で練習に励み、オリンピックではメダルを取って来るようになるものなのである。如何にスポーツ選手たちの生活を保障してあげることが、メダルに直結して来ることになるのである。

●集中力を維持するための食事

 スポーツ選手がオリンピックでメダルを取りたいのなら、とにかく食事を改善して行くことだ。日々、スポーツ選手に相応しい食事をし続けるからこそ、練習すれば実力をつけることができ、試合では高い集中力を発揮して試合に勝てることができるようになるのである。スポーツ選手が食事を疎かにし、マクドナルドのようなジャンクフードを食べていたら、絶対に試合に勝てることはできないのだ。

①白米を食べないようにする

 オリンピックでメダルを取りたいのなら、白米を食べることはやめた方がいい。白米は澱粉の塊なので、試合中に集中力を維持できなくなってしまうのだ。しかも白米は穀物の中で最も体を冷やしてしまうので、冬季オリンピックのように寒い地方で行うスポーツに於いては圧倒的に不利なのである。体が冷えているために、体も脳も正常に動いてくれなくなるのだ。

 日本のスポーツ選手には踏ん張りがないとか、忍耐力がないとか言われるが、踏ん張りや忍耐力が効かないのは、白米を食べているからなのである。白米では栄養不足なために、試合中に集中力を維持できず、踏ん張りも忍耐力も効かず、後一歩の所でメダルを逃してしまうようになるのである。白米を食べると根性がなくなってしまうから、部活動では「根性を入れること」に重点を置き、精神主義的に走って行くのである。もうそうなってしまえばスポーツ科学の出番はないのである。

 カーリングのように体を使うが頭も使うスポーツでは白米を食べるのは絶対にやめたほうがいい。最後まで集中力を維持できないのである。今回のオリンピックでも、、司令塔の目黒萌絵が試合中に集中力が低下してしまい、それがミスショットの連発に繋がり、結果的に試合に負けてしまったのである。チーム青森は青森県で活躍しているのだが、青森県の人々は米所でもないのに、白米を好んで食うのである。そのために体が冷えてしまい、冬になれば活動量が急激に低下してしまうのである。

 米を食いたいのなら、白米をやめて玄米にし、そこに押麦を入れるようにすることだ。玄米は体を冷やさない。押麦は多少体を温める効果を持っている。玄米と押麦を半々の割合で入れて炊けば、体が温かいので体の動きがいいし、高い集中力を維持できるので、踏ん張りや忍耐力が効くのである。

 できることなら、食事の度に麦を多目に食べるようにすることだ。小麦は精白していないものなら、玄米よりも体を温める効果があるので、ウィンタースポーツをやるなら、全粒小麦で作った物を食べるようにすることだ。また、ライ麦は小麦よりも味が落ちるが、穀物の中で最も体を温める穀物なので、ライ麦を食べていると冬でも体の動きが良くなるのだ。北欧勢やスイス勢がオリンピックで強いのはライ麦を食べているからなのである。

 ライ麦に準じて体を温める効果のある穀物は「蕎麦」なので、蕎麦をしっかと食べるようにすることだ。蕎麦も更科蕎麦のように精白してしまうのではなく、無精白の物を食べるようにすることだ。蕎麦を食べていると知能が高くなるので、頭を使う競技をするなら、蕎麦をしっかりと食べておいたほうがいい。

 それとスポーツ選手は体を動かしながら頭も使うので、カフェインの摂取をしないことだ。カフェインはビタミンやミネラルを奪ってしまうので、珈琲などを飲んでいると、集中力が維持できなくなるのだ。頭を覚醒したいのなら、葛根湯を飲むようにすることだ。これを飲むと頭が冴えるので、試合では高い集中力を発揮できるようになるのだ。

②脂肪をしっかりと取る

 和食は健康的な食事であっても、仏教の影響を受けて、脂肪をしっかりと取っていないという欠点を持っている。まず「木の実」をしっかりと食べておくことだ。それから「豆類」、更には「植物油」を多目に飲んでおくことだ。お腹がすいたら、木の実をポリポリと食べるようにすることだ。豆類なら納豆を3パック以上食べるようにすることだ。植物油の中ではオリーブオイルがお薦めで、これを毎日スプーン3匙ぐらい飲んでおくことだ。

 食事をすると、人間の体はまず最初に炭水化物を消化し、その後、脂肪と蛋白質を消化して行くのだが、和食では脂肪が足りないために、慢性的にエネルギー不足になってしまうのである。白人の選手たちが強いのは、植物油をしっかりと取っているからであり、植物油を取らなければ、白人の選手たちに勝つことはできないのだ。

③蛋白質をしっかりと取る

 それから蛋白質なのであるが、スポーツ選手に適している肉は「牛肉」と「鶏肉」である。牛肉は霜降り肉のように栄養分の少ない肉を食べるのではなく、有機牛といって牧草をしっかりと食べさせた牛のの肉を食べるようにすることだ。有機牛の質が最も高いのはブラジルの牛肉で、この有機牛の肉を食べているからこそ、ブラジルのサッカ-選手たちは強いのである。

 鶏肉は筋肉量を増やして行くためには絶対に欠かせない肉である。鶏肉は安価でもあるので、日頃から鶏肉料理を食べ続けることだ。鶏肉を食べた後に筋肉トレーニングをすると、良質な筋肉が素早くつくことになる。筋肉は睡眠時間をしっかりと取らないと、巧く定着してくれないので、日々7時間30分の睡眠を心掛けるようにすることだ。

 試合食前には絶対に肉を食わないようにすることだ。肉は消化に時間がかかるから、試合の前に肉を食べてしまうと、パワーが出ないのである。選手村ではマクドナルドが出店しており、しかも無料であるために、ハンバーガーを食べる選手たちが出て来てしまうのである。lこの禁断のマクドナルドの誘惑に負けてしまったのが、ウェイトリフティングの三宅宏美で、試合前にハンバーガーを食べてしまったからこそ、メダルを取ることができなかったのである。

●報道規制の必要性

 スポーツ選手にとってマスコミは天敵だと思った方がいい。マスコミの取材に応じている間に、集中力が低下してしまうのだ。モーグルの上村愛子は、毎回マスコミを大量に引き連れてオリンピックに乗り込んで来るのだが、常にメダルを取ることができないのである。今回のオリンピックでもメダル確実と報道されていたが、俺には負けることが予想できた。そして事実そうなった。

 日本のテレビ局は多過ぎるのだ。この狭い国土に6社もの全国ネットのテレビ局が存在しているのである。日本の2倍の経済力があるアメリカですら、全国ネットは3社しかないのである。この6社がオリンピック会場に乗り込んで来るのだから、他の外国のメディアにとっては非常に迷惑で、オリンピックでは国際問題になっているのである。

 しかも、日本のマスコミは質が低いのだ。オリンピック中継だというのに、タレントの馬鹿話や、アナウンサーのピントの外れた質問などで、核心となるスポーツの話題が出て来ないのだ。日本のスポーツ選手がインタビューに答えている間に、脳が疲れ切ってしまうのである。そのため、いざ試合となると、試合に集中できないないのである。それがメダルを獲得できないという結果になってしまうのである。西ヨーロッパの選手たちがオリンピックで勝ち易いのは、自国のテレビ局が少ないからなのである。1社しかない国もあるので、その程度のインタビビューなら選手になんの損害も与えないのである。

 特に芸能人の波長は、スポーツ選手にとっては非常に有害なのである。今回のオリンピックではフィギュアスケートの鈴木明子が女性歌手を引き連れて会場に乗り込んだが、そのために試合ではミスを連発してしまった。一発勝負のスポーツ選手と、それをしたことがない芸能人とでは、仲良くなってしまえば、スポーツ選手が試合に勝つために集中力が消滅してしまうのである。

 日本のマスコミは日本の選手が調子いいと、「日本人選手で表彰台を独占しよう!」と言い出すのだが、一国の選手が表彰台を独占することは絶対にやめるべきなのである。日本人選手が表彰台を独占してしまうと、諸外国の選手たちの嫉妬を買い、その後、日本人に不利になるようなルール変更がなされ、結局、日本人選手が圧倒的に不利になり、長らく低迷してしまうことになるのだ。

 日本のマスコミが異常にならないためにも、オリンピックのテレビ中継はNHKに独占させ、その映像を民放に回すことだ。民放が騒ぎ立てると、日本のスポーツ選手にとって不利な状況になってしまうからである。また、日本のスポーツ選手たちも性悪説に立脚して、自分の都合のいいようにマスコミを動かすべきなのである。どの選手もマスコミに慣れていないのだから、自分を芸能人だと勘違いしてしまえば、損害を被るのは自分の方なのである。

 オリンピックでは実力で取れるのは銅メダルまでなのである。それ以上は実力だけでなく、運やツキといったものが重要となって来るのである。マスコミはその運やツキを破壊してしまう危険性を持っているのである。だから、マスコミには距離を置いて遠ざけて、せっせと自分がやるべきことに取り組むべきなのである。日頃は地道に練習をして実力をつけて行き、試合前には神社に参拝してお守りでも購入して、神の前に於いて謙虚になることだ。そういう態度こそが神に祝福を受ける条件になり、試合中に思わぬパワーを発揮して、メダルを取ることができるようになるのである。

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コメント

愛子さんだってマスコミを嫌がってるのに、「愛子さんがマスコミを大量に連れてきた」みたいな書き方をされていますが、愛子さんを批判してるんじゃないよね?
オリンピックに興味があるならソレくらいは知ってるよね?

投稿: iwky | 2010年3月21日 (日) 20時36分

 上村愛子を批判するのは、俺が彼女のことを応援しているからです!
 スポーツ選手はマスコミを遠ざけようとすればできるものなのです。
 柔道の上野雅恵選手はそうやって北京五輪で金メダルを取ったんですよ。
 上村愛子はマスコミを近づけ過ぎて、人気取りをし過ぎなんですよ。
 俺は上村愛子がどのようにすれば五輪でメダルを取れるのか、その策はきちんと持ってますよ。
 もしも上村愛子本人から依頼があれば、それをきちんと教えてあげますよ。

 厳しい批判を受けない限り、今よりも上に行くことはできないもんですよ。

投稿: タマティー | 2010年3月22日 (月) 06時48分

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