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食事パターンの問題

●人間は本来「1日2食」である

 文明人は「1日2食」である。文明誕生以前は「1日1食」であったのだが、食料生産量が増大すると1日2食を可能にしたのだ。日本でも古代の食事は、全て1日2食だ。食事は「朝餉」と「夕餉」しか食べない。古代の日本人は朝5時頃から働き出し、午前11時に「朝餉」を取り、その後、食休みをして、昼寝が終われば再び働き出し、夕方頃に軽く「夕餉」を取るという食事パターンを送っていた。

 1日2食だと、食事過剰にはならないので、この当時に於いては病気の発症率が非常に低かった。ただ当時の医学では伝染病などの病を封じることができなかったので、それには手古摺ったが、古代の医学書を読む限り、現代の日本人よりも健康的であったということが良く解るのである。

 日本人が1日3食の食事をするようになったのは、曹洞宗の道元が留学先の中国で朝に薄いお粥を食べるようになってからだ。中国人は今でもこの薄いお粥を食しているのだが、朝は脳を動かすために炭水化物を必要とするので、この薄いお粥を食べると脳が巧く動いてくれるので、中国でこの食習慣が生まれ、道元によって日本にもたらされたのだ。

 日本の仏教は日蓮宗や浄土真宗が騒がしいために、何かこの2つの宗派が大活躍をしているかのように錯覚してしまうのだが、実は曹洞宗や臨済宗といった禅宗系の寺院の方が圧倒的に多いのである。中世の日本人の精神に決定的な影響を及ぼしたのは禅宗なのであって、日蓮宗や浄土真宗ではないのだ。だからこそ禅宗の僧侶がやっていた1日3食の食事パターンが全ての日本人に浸透していったのである。

 戦国時代の武士たちが1日3食を行い始め、庶民は江戸時代に於いて都市部の庶民だけが1日3食の食事パターンになっていった。実を江戸時代というのは、武士や都市部の庶民たちが病気をしまくった時代であって、漢方医学や蘭方医学が大発展した時代なのである。江戸時代の人々ですら、1日3食は重たすぎたのである。

●朝食は軽めに

 育児をしているのなら、子供に朝のウンチをきちんとさせた上で、朝食を軽めにするというようにした方がいい。朝は体自体が食事を要求しているのではなく、脳が炭水化物を要求しているだけだからだ。それこそ穀物中心の食事でいいのである。食欲がないのなら、フルーツジュースを自宅で作り、それを朝食にしてしまえばいいのだ。

 朝食が軽い分、昼食と夕食を重くすればいいのだ。人間は午前11時から消化モードになるので、昼食こそ重点を置くべきなのである。だが、平日の生活では忙しいので、平日の昼食は普通程度にし、休日の昼食を重たくすればいいのだ。平日は生活の関係上、どうしても夕食を重くして行かなければならなくなるのだ。

 1日3食にするのではなく、「1日2食半」というような食事パターンにすることだ。この食事パターンを守ると、体は食事の消化吸収のために疲労しなくなり、子供は健康そのもに育って行き、知能を高くすることができるようになるのである。1日3食にして、いつも大飯ばかり食っていたら、子供は食事の消化吸収に疲れ切ってしまい、病気をし出すし、頭も悪くなっていくものなのである。

 1日3食にして、子供にたくさんの食事を与えた方が健康になるのではないかと疑問に思う人がいるだろうけど、栄養豊富な土壌では逆に食物が健全に育たなくなるように、子供も栄養豊富だと逆に体を弱らしてしまうのである。裕福な家庭の子供に限って病気がちなのはこのためなのだ。

 人間を始めとする全ての生命体は、栄養が足りないのではないかと思う地に於いてこそ、体を活性化させ、その不足している栄養をしっかりと吸収していこうとするのだ。実をいうと日本人の栄養摂取量は、ロシア人の栄養摂取量よりも上回っているのだ。しかし日本人がロシア人の体格を追い抜いたということはないし、日本の病院は病人たちで溢れ返っているのだ。これは日本人が栄養が過剰になってしまったために、逆に体を衰えさせてしまっているからなのである。

●朝食を重くする場合は昼食を軽めにする

 古代の日本人は朝餉に食事の重点を置いたために、朝食こそしっかり食べねばならないと思い込んでいる人々は結構多く、朝食から大量の食事を食っているのだ。特に農家や農家出身の女性たちが妻になっている家庭では、朝から大量のオカズが並んでいる食事をしているものだ。

 朝から大量の食事を食べる習慣がある人は、朝にきちんと食事を取らないと、その日1日、力が入らないとか言い出すので、朝食を控えさせることができないのだ。もしも朝食を大量に食べるのなら、早起きをし、朝飯前のひと仕事をして、朝の排便をしっかりとして、それから朝食を食べるようにすることだ。

 朝食を大量に食べた以上、昼食を軽くし、夕食を重くすればいい。大体、農家の食事を見ても、昼食は軽めの食事になっているものだ。その分、夕食には手間暇をかけて美味しい料理を出して来るものだ。もしも朝食を大量に食べたのに、昼食も夕食も大量に食べていたら、内臓は疲労しきってしまい、途端に病気を発症して来るようになるものなのだ。

 朝食を大量に食べる習慣のある母親は、子供が起床して、すぐに朝食を食べさせないことだ。子供は起床してから、体を動かして、排便をさせた上で、朝食を食べさせることだ。朝食を大量に食べる習慣があると、肝臓がグリコーゲンを放出する機会を失ってしまうので、オヤツを抜きにして、子供に空腹を味あわせることだ。空腹になると肝臓からグリコ-ゲンが放出されるようになるので、肝臓の機能が活性化し、病気に罹りにくい体になるのだ。

 毎日、朝食を大量に食べるのではなく、休日などは朝食を食べずに、ブランチを出したり、昼食を食べるようにすることだ。朝食を大量に食べる食習慣があると、子供が病気をするより、その家の両親が病気に罹る危険性の方が高くなってくるので、たまには朝食をやめることで、内臓を休ます必要性があるのだ。

●1日3食で大食いしたら確実に馬鹿になる

 文明が発達して来ると、どうしても朝食を食べざるをえない。そのために1日3食になってしまい、その結果、食事の量が増えて行ってしまい、それが食事過剰になり、内臓は疲労しきって、病気を発症して来るのだ。人間の体は元々は1日1食であり、文明が開始されると1日2食である。それが発達した文明を維持するために1日3食にすれば、脳に栄養が送り届けられるが、内臓が疲労しきってしまうのである。

 母親としては子供がたくさん食べ物を食べてくれれば健康に育ってくれると思ってしまいがちだが、現実はそうではないのだ。1日3食で大食いしていたら、確実に病気になるし、馬鹿になるものだ。我が子を健康にしたいのなら、1日2食半に抑え、1日の内、1食だけ多目に出せばいいのだ。平日は夕食を多目に出し、休日は昼食を多目に出せば、子供は内臓を疲労することなく健康に育ち、高い知能を発揮できるようになるのだ。

 母親にしても1日3回も食事を作っていたら、疲れ切ってしまうものだ。母親自身が疲れ切っているために料理がワンパターンになり、挙句の果てはお惣菜を買ってきたり、レトルト食品や冷凍食品やインスタント食品で済ましてしまうようになるのだ。そのような食事をしていれば、子供の健康に悪影響が出て来るのは必至なのだ。

 それに1日3食だと食費だって高くつき、家計を圧迫して来るものだ。食費を多く出して家族が健康になってくれれば、その出費は有効であろうが、出費が多いのに家庭内で病人続出ではその出費は削減した方がいいのである。家計が苦しいという前に、1日3食の食事パターンを改めた方がいいのである。

 子供のというのは本来動きまわっているものだ。ところが現代の子供はいつも座ってばかりである。なぜなら1日3食で食事過剰になっているから、体が疲れ切ってしまい、動けないのだ。事実、この手の子供を外に連れ出し遊ばせると、動悸息切れをしているものである。まるで老人のような子供なのである。

 だからこそ、我が子の食事を1日2食半に抑えてしまえば、この手の身動き取れない子供たちを余所目に、体を活発に動かし、頭を活発に動かすことで、常に優位に立てることになり、将来、立身出世が可能になり、高い収入を得るようになるのだ。食事パターンというのは習慣性を持っているがゆえに、子供の頃からしっかりと根付かせておくと、その差が恐ろしいまでに開いてしまい、ちょっとやそっとのことでは格差は縮まらないものなのである。それゆえ一度優位に立ってしまうと、ぶっちぎりで勝ちまくりの人生を歩むことになるのである。

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