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赤ちゃんへの皮膚接触の大切さ

●赤ちゃんを産んだら赤ちゃんから離れるな

 赤ちゃんは生まれてから長らく話すことができない。そのため自分の意思を母親になんとか知らせようとする。泣いたり、手足をバタバタさせたり、その最たるものは「ベビーサイン」だ。これは誰かから教えて貰うよりも、赤ちゃんを産んだら、とにかく離れないことだ。母親が赤ちゃんと一緒にいるからこそ、赤ちゃんの気持ちが解るようになるのだ。

 日本だけでなく、どこの民族でも。母子を切り離すことはしない。しかし、キリスト教に限っては幼児洗礼などの宗教儀式があるために、母子を切り離してしまうのだ。そのためキリスト教医学から生まれてきた西洋医学では、赤ちゃんを母親から切り離してしまうことを平気でやってくるのだ。それだからこそ、病院で赤ちゃんを産むと、母親は赤ちゃんの気持ちが解らなくなってしまうのだ。

 哺乳動物というのは、母親は絶対に赤ちゃんから離れようとしない。哺乳動物は母親が産む赤ちゃんの数が少ないために、母親は赤ちゃんを守るように大事に育てていくのが鉄則なのだ。これは人間だって変わりはしないのだ。哺乳動物なのに母子を切り離せば、母親は赤ちゃんの気持ちが解らなくなるし、赤ちゃんだって母親に対して絶対的な不信感を抱いてしまうことになるのだ。

 赤ちゃんを産む前までは仲の良かった夫婦でも。赤ちゃんを産んでしまうと、妻は夫が赤ちゃんを扱う時にハラハラドキドキしてしまうものだ。それもその筈、妻は四六時中赤ちゃんと一緒に要るのに対して、夫は日中は仕事に出かけているために、赤ちゃんに接する時間が圧倒的に少ないのだ。そのため、赤ちゃんの扱いに全然慣れていなく、赤ちゃんの気持ちを無視して、自分の感情を押しつけてしまうからだ。

 赤ちゃんは生後6ヵ月まで寝た切りだし、生後1年目にしてやっと1人歩きができるようになるものだ。しかも1歳児は喋れもしないのに、勝手に動き回るので、危険極まりない存在なのだ。それゆえ生後2年を超えるまでは、とにかく母親は赤ちゃんの側を離れないことだ。赤ちゃんの側を離れないからこそ、母親は赤ちゃんの気持ちが解るようになり、徐々に言葉を覚えて行って、自分の意思をきちんと伝えられるようになるのだ。

●赤ちゃんとじゃれまくる

 赤ちゃんの意思を知るためには、ベビーサインを知ることも大事であるが、それ以前に皮膚接触も大事なのである。赤ちゃんにキスをしたり、赤ちゃんを抱いたり、赤ちゃんのオッパイを飲ませることは、赤ちゃんにとって最良の刺激になって、皮膚接触があるたびに赤ちゃんの血行は良くなり、脳を発達させていくことができるようになるのだ。

 赤ちゃんが動けるようになれば、赤ちゃんとじゃれあえばいいのだ。赤ちゃんは母親とじゃれあうことで筋肉を鍛えることができるし、母親と遊ぶことは快感であると脳にインプットされ、その後、母親の顔を見る度に「快感モード」になってしまい、色々なことにチャレンジしてくるようになるのだ。

 ところがである。赤ちゃんを産んだというのに、赤ちゃんをそっちのけにして、携帯電話をしていたり、テレビを見まくっていたり、パソコンをカチャカチャとやっていたら、赤ちゃんは母親と皮膚接触する機会を失ってしまい、無表情な赤ちゃんになってしまうのだ。母親と皮膚接触をしなければ、健康に生まれた赤ちゃんといえども、心を病んでしまうことになるのだ。

 赤ちゃんにとって母親とじゃれあうことは、大人が考えている以上に全身運動であるのだ。母親とじゃれあえばじゃれあうほど、赤ちゃんの運動量が多くなるので、筋肉量が増えて行き、食欲も増えて行くのだ。しかも人間の脳というのは、体を動かすと発達するようにできているので、自然と脳を成長させていくことができるようになるのである。

 赤ちゃんにとって地球の重力は相当に重く、赤ちゃんの少ない筋肉量では活動量が制限されてしまうのである。そこでお風呂に赤ちゃんをいれて、重力を軽減させてあげると、赤ちゃんは体を動かしまくって、元気を取り戻すことができるのだ。お風呂に入ることも、赤ちゃんにとって大事な皮膚接触であるので、入浴の回数が多ければ多いほど、赤ちゃんは筋肉量を増やし、脳を発達させていくことができるようになるのである。

●赤ちゃんを動かさないからこそ赤ちゃんは病気に成る

 赤ちゃんは生後2年を過ぎるまで、自分で抗体を作り出すことができないので、病気に罹る率が高くなってしまうものだ。そこで母親から母乳を貰うだけではなく、母親に自分を動かして貰うことで、赤ちゃんは血行を良くして、免疫力の低さを補完するということをして貰わねばならないのだ。

 赤ちゃんというのは大抵が可愛いものだが、それは自分が母親に気に入られないと、母親に大事にして貰えず、自分を動かしてくれなくなるからなのである。赤ちゃんも動けるようになると、母親に赤ちゃんらしい態度をとって母親の心を鷲掴みにするようなことをしてくるのだが、それも母親に気に入られることで、自分を動かして貰う機会を多くするためなのである。

 もしも母親が赤ちゃんを動かないと、赤ちゃんは確実に病気に成ってしまう。血行が悪いために、ただでさえ低い免疫力が更に低くなってしまい、それで簡単に病魔に蝕まれてしまうことになるのだ。母親という者は、赤ちゃんが病気をすると、大慌てで病院に駆け込むものだが、赤ちゃんというのは免疫力が低いために風邪になった程度なのに、高温を発して風邪を撃退するので、母親にとっては重病にでもなってしまったかと錯覚してしまうのだ。

 赤ちゃんが頻繁にかかれば、それだけ治療費がかさむものだ。しかも病院に行って薬を服用すればするほど、赤ちゃんはビタミンやミネラルを奪い取られてしまい、より病気に罹り易くなってしまうのだ。自分の赤ちゃんはどうしてこんなに病気に罹るのだろうと思う前に、まずは自分が赤ちゃんとじゃれあう機会が少なかったことを反省すべきなのである。

 赤ちゃんにとっては母親の母乳を飲むことで抗体を得ることができるが、それと同時に赤ちゃんは母親に動かして貰うことで、血行を良くさせ、低い免疫力を補完しているのである。赤ちゃんとじゃれあうことは母親にとって単なる遊びにしかすぎないが、赤ちゃんにとって命をかけた重大な作業なのである。

●赤ちゃんを動かしておけば、赤ちゃんは熟睡するもの

 赤ちゃんは長らく夜泣きをしてくるために、新米ママは育児にフラフラになってしまうものだ。確かに育児で自分が疲労困憊しているが、だからといって赤ちゃんに対して何もしないことが許される訳がないのだ。赤ちゃんは生活リズムが解っていないために、母親が日中は活動させ、日が暮れれば休息するということを教え込んでいかないと、生活リズムが解らないまま育ッて来てしまうのだ。

 赤ちゃんに生活リズムを教え込め。日中に赤ちゃんを動かしておけば、赤ちゃんは日が暮れる頃には疲れ切っているので、夜は熟睡してくるものなのである。途中、母乳が必要となるので夜泣きをしてくるものだが、授乳させ、排便すれば、また熟睡してしまうものなのである。

 もしも日中に運動量が少なければ、赤ちゃんは夜中に起き出して、動き回ることをしてくるものなのである。日中に運動量が少ないために、夜中に動くことでその運動不足を解消しているのだ。赤ちゃんにそんなことをされれば、母親の方は就寝時間が遅くなるから、翌日は朝寝坊してしまい、赤ちゃんもそれに釣られて朝寝坊してきて、結局、日中の運動量が少なくなり、また夜中に起き出して来て動き回ることをしてきてしまうのだ。

 赤ちゃんを健康に育てたいのなら、とにかく早寝早起きを心掛けるようにすることだ。人間は早寝をするからこそ体の疲労が取れ、体の傷んだ箇所を修復できるのであって、夜更かしをしれいれば、それができなくなってしまい、いつも疲れ切った体になってしまうのである。

 母親が早寝早起きをしていれば、育児をしていても元気一杯なので、それだけ赤ちゃんをじゃれあう機会を多く持つことができるのである。母親が元気なら、赤ちゃんもそれに釣られて元気になっていくものなのである。新米ママたちは「育児は大変!」と愚痴ってしまうものだ。しかし、何事も大変な作業の中にこそ、本当に面白いものがあるのであって、大変だからといって避けていては、その本当に面白いことに出合えなくなってしまうのだ。折角、赤ちゃんを産んだのに、育児のネガティブな部分しか見ていなければ、どう立ち回っても育児が詰まらなくなるものだ。そうではなく、心をポジティブモードにして、育児に取り組んでいくからこそ、育児の本当の面白さが解って来るのである。

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