« おんぶ紐とベビーカーと乳母車 | トップページ | ウィークエンドエッセイ『≪ゲゲゲの女房≫史伝解』 »

オシャブリで口呼吸を封殺せよ

●赤ちゃんが一人立ちする時の最大の危機

 四足歩行と二足歩行では、人間の構造そのものが違う。まず四足歩行では「1G」の重力しか考慮しないくていいが、二足歩行だと「2G」の重力を考慮せねばならず、赤ちゃんが二足歩行を開始すると、心臓は大量の血液を送らざるをえなくなるのだ。赤ちゃんが二足歩行ができない時は、散々寝まくって大量の血液を生産し、その血液を得て、やっと二足歩行に耐えうる体になることができるのである。

 赤ちゃんが二足歩行をし始めると、肺が途端に大きくなる。今までのように体重で肺を押し潰されてしまうのではなく、胸を突き出すことができるので、体内に入れる空気の量が格段に増やすことができるのである。赤ちゃんが二足歩行をし出すと活発に動くようになるのだが、これは二足歩行によって空気の量が増えたからなのである。

 赤ちゃんが一人立ちする時の最大の危機が、「呼吸法」である。赤ちゃんの体は構造上、口で母乳を飲みながら、鼻で呼吸ができるという構造になっている。これが一人立ちすると気道が変化することで、構造上できなくなる。ところが赤ちゃんの時に口から母乳を入れていた習慣があるために、一人立ちできるようになると、鼻で呼吸せず、口で呼吸してしまうようになるのだ。鼻で濾過されていない空気が肺に入り込んでくるために、途端に病気をし出すようになるし、汚い空気のために充分な酸素量を確保できず、体は常に酸素不足になってしまうのだ。

 一人歩きができるようになった赤ちゃんが頻繁に病気をするようであるなら、それは口呼吸が原因なのである。鼻で空気を濾過せずに、肺に入れてしまうから、その汚い空気を使わざるをえず、体は空気中に含まれる細菌やウィルスをそのまま取り入れてしまうので、頻繁に病気に罹ってしまうのである。

 二足歩行をすればそれだけ体力を使うので、その分、大量の酸素が必要となるのである。しかし口呼吸だと充分な酸素を得ることができないので、常に酸欠状態になってしまい、非常に頭の悪い赤ちゃんになってしまうのだ。母親が赤ちゃんに呼びかけても反応が遅いというのなら、それは口呼吸をしているからこそ、頭の動きが鈍くなり、反応が遅くなってしまうのだ。

●口呼吸を封じる方法

 母親はこの赤ちゃんの口呼吸を防がなねばならない。赤ちゃんが四足歩行から二足歩行に変える際に、体が構造的に変わる以上、赤ちゃんに口呼吸をさせない配慮をすることは絶対に必要なのだ。赤ちゃんはただ一人立ちさせればいいのではないのだ。鼻呼吸をしながら一人立ちさせなばならないのである。、 

 まずは一人立ちできない時に、ハイハイを充分にさせることだ。赤ちゃんはハイハイをすることで体を鍛えていくので、ハイハイの期間が短かったり、充分にハイハイをしていないと、筋肉量が少ないために、口呼吸をしてしまうようになるのだ。赤ちゃんがハイハイできる時期になったのに、赤ちゃんが可愛いからといって、いつも抱き抱えていては、赤ちゃんはハイハイをする機会を失ってしまうのだ。

 それと一人立ちを急がせないことだ。赤ちゃんにとっては重力に対抗して立ちあがるというのは、そてまで以上の体力を必要とするものなのだ。それなのに母親の方が二足歩行をすることに焦ってしまうと、体の準備が整っていないのに、無理矢理に一人立ちをさせられてしまうのだ。赤ちゃんに歩行器をつけるというのは以ての外で、そんなことをせずに、ハイハイで地道に体を鍛えていくしかないのだ。

 赤ちゃんの口呼吸を防ぐ最大のアイテムが「オシャブリ」なのである。赤ちゃんにオシャブリをさせてしまえば、赤ちゃんは口が封じられているので、鼻呼吸をせざるを得なくなってしまうのだ。オシャブリというのは赤ちゃんを黙らせるためにあるのではなく、赤ちゃんの口呼吸を封じるためにあるのである。

 オシャブリは安全な物を選ぶことだ。赤ちゃんは四六時中つけていることになるので、安全性の確保されていないオシャブリなら、逆に赤ちゃんの体が危険に成ってしまうのだ。もしもオシャブリをつけないと、赤ちゃんは自分の指を口に入れてくるので、それで赤ちゃんの指が変形してしまうことになるのだ。

●口呼吸防止と脳の成長

 赤ちゃんは二足歩行ができるようになると、大量の酸素を必要とするために、鼻呼吸で大量の酸素を手にしていれば、脳に充分な酸素を送ることができ、脳を成長させていくことができるようになるのだ。頭のいい赤ちゃんは鼻呼吸をしているものであって、絶対に口呼吸などしていないものなのである。

 口呼吸は24時間している訳だから、その酸素不足は甚大な被害を与えてしまうことになるのだ。赤ちゃんが体を動かせば、酸素はその運動に消費されてしまうのだから、常に脳は酸素不足に陥ってしまうのだ。だから頭の悪い子に限って、口呼吸をしているのである。母親が口呼吸を封じなかったばっかりに、頭の良い筈の赤ちゃんでも、頭の悪い赤ちゃんになってしまうのだ。

 どの母親にもまさか口呼吸がそんなに甚大な影響を与えて来るとは思わないので、我が子が散々病気をしまくり、我が子がどうも尋常ではないということに気付いた時、様々な病院を巡って、やっと口呼吸こそが病気の原因だったということに気付くものなのである。もしもそれに気付くことができなければ、治療で病気を治しても、また病気を発症してくるということを繰り返して来るのだ。

 赤ちゃんが病院通いをしてしまうと、赤ちゃんの運動量が減るために、赤ちゃんは自分の体を動かす時間も、自分の頭を使う時間も、充分に確保できず、体力の知能も低下させてしまうことになるのだ。入院していて活発な赤ちゃんはいないものだが、入院の期間が長くなればなるほど、赤ちゃんは衰えていくものなのである。

 赤ちゃんが病気をしてしまうと、適切な治療さえ施せば治るのではないかと思ってしまいがちだが、病院が行うどの治療法も赤ちゃんの体にとって非常に重たい負担なのだ。それよりも口呼吸を封じて、鼻呼吸によって奇麗な空気を体内に入れてしまえば、簡単に病気を治すことができるようになるのである。

●歯並びの悪さは、歯が入れ換わる時に治ってしまうもの

 俗に「1歳すぎてもオシャブリをつけていると、歯並びが悪くなる」と言われているので、オシャブリを取ってしまう母親たちが続出して来るのだが、オシャブリはまさに1歳前後にこそ必要となってくるのである。この時期こそオシャブリが真価を発揮して、赤ちゃんの口呼吸を封ずるからなのである。

 歯並びの悪さなど、乳歯が抜ければ治ってしまうものなのだ。永久歯の歯並びの悪さは、柔らかい食べ物ばかり食べているからこそ起こる現象であって、オシャブリによってでは起きないのだ。離乳食を終えたなら、徐々に固い物を食べさせるようにし、ハンバーグやカレーライスのように柔らかい食べ物は極力控えることだ。

 オシャブリは3歳辺りまでしていても構わないのだ。オシャブリをしなければ指を口に突っ込んでくるのだから、そっちの方が汚いものなのである。鼻呼吸をきちんとできるようになれば、自然とオシャブリをつけなくなるものなのである。オシャブリをしないことで口呼吸をされてしまい、それで病気のオンパレードになってしまうのだから、オシャブリは飽くまでも口呼吸を封ずることにあるということを忘れないことだ。

 子供が大きくなっても、激しい運動をすると口呼吸をし出す危険性を常に持っている。体操や水泳やサッカーのように激しい運動をすると、鼻呼吸では酸素が足りないので、口呼吸をしてしまうことになるのだ。そのため激しいスポーツができる健康な子供が、突如、病気になってきたりしてしまうのだ。最近はサッカーが人気なので、サッカーをやっているのに白血病になったら、運動時での口呼吸を疑った方がいいのだ。

 赤ちゃんの口呼吸を封じるためには、母親自身も口呼吸をしないことだ。赤ちゃんは母親のやっていることを物真似してくるので、母親が口呼吸をしているのなら、赤ちゃんも口呼吸をして来るのだ。母親がしっかりと鼻呼吸をしていれば、赤ちゃんも鼻呼吸をしてくるので、赤ちゃんはその奇麗で充分な酸素のために、病気をすることがなくなり、健康に育って行くことができるようになるのだ。

Portrait.Of.Pirates ワンピース STRONG EDITION トニートニー・チョッパーVer.2 Toy Portrait.Of.Pirates ワンピース STRONG EDITION トニートニー・チョッパーVer.2

販売元:メガハウス
発売日:2010/08/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 "☆素敵!オススメ!sass&bide Shes got it DRESS☆"
販売元:BuyMa(バイマ)
BuyMa(バイマ)で詳細を確認する

|

« おんぶ紐とベビーカーと乳母車 | トップページ | ウィークエンドエッセイ『≪ゲゲゲの女房≫史伝解』 »

育児」カテゴリの記事

妊娠」カテゴリの記事

子育て」カテゴリの記事

教育」カテゴリの記事

結婚」カテゴリの記事

コメント

タマティーさん、こんにちわ
いつもためになるお話ありがとうございます。

娘は3ヶ月を過ぎたところです。
失敗や戸惑うことも多々ありますが、
日々、娘の成長する姿を間近にみられることを
幸せに感じながら過ごしております。
まさにリアルタイムで起きていることを
テーマにしていただいているので大変参考になります。

娘は、ゆびしゃぶり・こぶししゃぶりを
頻繁にするようになりました。今回の記事を読んで
そろそろおしゃぶりを与えて見ようかと思いました。

それと、最近抱っこしてアピールが激しくなってきました。
アパート中に響くぐらい力いっぱい泣いてアピールし、
抱っこしてもらえるとピタッと泣きやみます。
なので最近は、ほとんど抱っこしている状態です。
家事もおんぶしながらやっています。
このままでいいものかと、
タマティーさんのお話を伺えたらと思いまして。

あと、この子は癇が強いんじゃないの?といわれます。
私自身”癇が強い”ということがよくわからないので
そうなのかなぁと思いながら聞いていますが
癇が強い子はどのようなことに
気をつけていけばいいのでしょうか。

よろしくお願い致します。

最近4月だというのに寒い日が続きますね。
お身体ご自愛くださいませ


投稿: みぃ | 2010年4月16日 (金) 10時01分

牛乳 やめます!
私は 頑張れる事が見えてきたのですが 夫がやるべき事ってないのでしょうか…?
実は 夫にイライラしてます
今までも 排卵日と知っていて無視したり 子供いらない発言したり… 同居の時もパチンコで何時も帰りが遅くて 私と姑 義父だけでの食事ばかりでした パチンコはストレス解消程度なので何も言ってませんし これからも言うつもりはないです 楽しむ程度ですし
でも 気になるのが お菓子です
今も食後に スナック菓子 チョコレート を必ず食べます
添加物たっぷりですよね朝は絶対食べません 昼はカップラーメン なので 夜は栄養を考えて作ってます
睡眠時間も長くて5時間です
精子に影響ありそうに思います…
添加物の毒素?に効く食べ物はありますか?
私は今から葉酸を取りたいと思っています アンズはドライフルーツでもよいですか?
なぜか 最近 立ちくらみがひどいのですが 鉄瓶の生姜湯を飲んでいれば大丈夫でしょうか?
心配な事が尽きません

投稿: あやのん | 2010年4月16日 (金) 21時23分

 みぃさん、癇が強いとは、「気の強い赤ちゃん」ということです。
 周囲から癇が強いと言われても気にしないことです。
 健康に育っていればそれで充分です。
 
 第一子は母親が初めての出産ということで、栄養豊富に育って来るので、どうしても活発な赤ちゃんになるものなんです。
 そのため癇の強い赤ちゃんが生まれて来るんです。
 多分、動けるようになれば、活発に動くようになります。
 喋り出したらペラペラと喋るようになります。

 気をつけるべきは、みぃさんの方だよん。
 我が子が健康に育っているのに、周囲の声に惑わされちゃいかんですがな。
 我が子に一番長く接しているのは自分であって、他の人じゃないすよ。

  

投稿: タマティー | 2010年4月17日 (土) 06時46分

 あやのんさん、妊娠云々前に、己の旦那をどうにかしろ。
 カップラーメンなんか食べているから、精子の質や量が落ちてくるんじゃ。
 食品添加物を除去するのは、玄米が効果的です。
 玄米に慣れていないのなら、玄米を24時間ぐらい水に着けて柔らかくして食べれば、白米と大差なく食べることができます。

 朝食を食べないのは、余り問題視しないように。
 多分、年齢的にもう1日3食を必要としないのでしょう。
 ただ、昼食がひどすぎるから、昼食をどうにか改善した方がいいです。
 それと夕食を工夫して美味しい料理を出すようにすることです。とにかく旦那さんの好みの料理を出すようにすることです。
 料理本を読んだり、料理番組を見たり、料理教室に通って腕を磨くことですよ。
 夕食をしっかりと食べれば、食後にお菓子など食べないものですよ。

  

投稿: タマティー | 2010年4月17日 (土) 06時51分

タマティー様こんにちはいつも更新有難うございます。
あれから、オウム返し頑張っています…

ところで質問ですが、おしゃぶりを購入しようと思っておりますが、天然ゴムとシリコン製ではどちらが良いでしょうか?

投稿: ゆきりん | 2012年2月 6日 (月) 17時07分

 ゆきりんさん、オウム返し戦法は効きますぞ!

 オシャブリは現在、ドイツのヌーク社製のオシャブリが世界最高品質なので、まずはこれが一番お勧めです。
 オシャブリは材料がどうのこうのよりも、なんでオシャブリが必要なのか解っている会社の製品でないと意味がないです。

 要は口呼吸の禁止のためにオシャブリを使うんです。
 だから保健所のように満1歳になる前にオシャブリを外すのは全く意味がないんです。
 オシャブリをしていると出っ歯になるけど、乳歯が取れる際にはちゃんと綺麗な歯並びになります。

投稿: タマティー | 2012年2月 7日 (火) 06時47分

タマティー様有難うございました。早速ヌークを購入しました。

もうすぐ7か月の娘はすっかりママ病で、私が見えなくなるとすぐ泣きます。
主人と次女はダメで、かろうじて長女は大丈夫です長女はあやすのが上手なんです。
夕食を作る時など本当に助かっています。

最近三女は私の話をじーっと聞いて、「うん」と相づちをうって笑うようになりました!通じ合っているのを感じます。最初はびっくりしましたが、タマティー様に教えて頂いていたおかげで妊娠中にいつもお腹に話しかけていたから今があるんだと思います。
こんなに楽しい子育てになるなんて…本当に有難うございます

投稿: ゆきりん | 2012年2月 7日 (火) 14時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オシャブリで口呼吸を封殺せよ:

» 【露出狂】 沢本あすか今度は万引きで逮捕! 【秋葉原】 [露出狂アイドル 沢本あすか また逮捕]
秋葉原での露出パフォーマンスの「沢本あすか」がまた逮捕された [続きを読む]

受信: 2010年4月16日 (金) 07時59分

« おんぶ紐とベビーカーと乳母車 | トップページ | ウィークエンドエッセイ『≪ゲゲゲの女房≫史伝解』 »