親馬鹿こそ子供の脳の限界を突破させる
●育児をすれば親馬鹿になるもの
人は赤ちゃんを産むと親馬鹿になるものだ。親馬鹿は親としての正常な反応なのである。例えば赤ちゃんは長らく羊水に浸かっていたために半漁人状態で産まれて来る。それなのに全ての母親たちは赤ちゃんを見て「可愛い!」と思ってしまうのだ。嘗て身体障害者の人が、自分が身体障害で産まれて来た時に、母親が「可愛い!」と言ってくれたことが嬉しかったようなことを言っていたが、母親であるなら我が子がどんな体で産まれてこようとも、可愛いと思ってしまうのだ。それは母親として当たり前の反応なのである。
これが夫になると親馬鹿に余計に拍車がかかるのだ。娘が歌を歌っただけで「この子は将来、歌手になるのではないか?」とか、息子がボールを蹴ったくらいで「この子はサッカーの素質がある」と言ったりするのだ。夫は自分で妊娠や出産をしていないために、妻が思っている以上に親馬鹿な態度を取って来るのだ。
育児をすれば妻も夫も親馬鹿になるものだ。それでいいのである。子供にとって両親が親馬鹿になってくれるからこそ、子供は脳の限界を取り払い、脳のシナプスを増やしていけるのだ。例えば子供は一人立ちしたら夫婦揃って大喜びをするものだ。だから子供は脳のシナプスを増やして行くことができるのだ。もしも夫婦が「子供が一人立ちするのは当たり前じゃん」と白けていたら、子供は脳のシナプスを増やして行くことはできなくなるのだ。
親が親馬鹿になってしまうのは、子供が非常に可愛い顔をしているからだ。実は子供が非常に可愛い時期と。親が親馬鹿になっている時期は、脳のシナプスが増えて行く時期とピタリと一致しているのだ。子供が非常に可愛いからこそ親の理性の箍が緩んでしまい、親は子供を可愛がってしまい、子供の脳のシナプスを増やして行くことができるのだ。
特に男の子は3歳になると、有り得ないほどに可愛くなるものだが、この可愛らしさを見せつけられると母親はメロメロになってしまうものだ。母親が息子に対して非常に甘くなるからこそ、息子は脳のシナプスを大量に増やすことができ、脳の臨界期が終わるまでに脳のシナプスを最大量にすることができるようになるのだ。
●親馬鹿になると子供の脳に変化が起こる
育児をしている時は、子供が何かしてきたのなら、大袈裟に褒めるということは非常に大事なことなのだ。通常の褒め方では駄目なのである。子供は自分の両親が大喜びしているのが解ると、脳の限界を取り払ってしまい、脳のシナプスを一気に増やして行くことができるのである。
気をつけるべきは、夫婦のどちらかが親馬鹿になってしまい、夫婦の一方が白けてしまいチャチを入れて来るということなのである。これは夫婦としては正常の反応であっても、育児に於いては非常に有害なのだ。夫婦のどちらかが親馬鹿になっているのなら、自分も一緒になって親馬鹿になってしまうくらいの心意気が必要なのである。
都市部で暮らしていると、都会の刺激が強いために、どうしても白けて来る人々が大量に出て来てしまうのだ。そのため東京だとか名古屋だとか大阪のような地域では、妻が親馬鹿になっても、夫がツッコミを入れて来るし、夫が親馬鹿になると、妻がツッコミを入れて来て、親馬鹿になる機会を失ってしまうのだ。そのために子供は脳のシナプスを増やすことができず、頭が悪くなってしまうのだ。
子供は誕生から6歳までの間、毎日、必ず何かを仕出かして来るのだから、夫婦が交互に何かを見つけて大袈裟に褒めてしまえばいいのだ。大袈裟に褒めれば褒めるほど子供の脳のシナプスは増えて行くのだから、非常に頭の良い子に育ち、その後の子育てが非常に楽になるものなのである。
夫婦はいつも元気一杯でいられるわけがないのだ。妻は育児疲労で疲れ切ってしまうこともあるし、夫は勤続疲労で疲れ切ってしまう時もあるのだ。そのため妻が疲れていたら、妻を休ませて、その間、夫が子供に対して親馬鹿になっていればいいのだ。夫が疲れていたら、夫を休ませ、その間、妻が子供に対して親馬鹿になっていればいいのだ。
●困るのは馬鹿な親である
問題なのは親馬鹿を通り越して、「馬鹿な親」になってしまうことである。例えば赤ちゃんが一人立ちした時に友達のみんなに報告して来るような場合だ。赤ちゃんだって順調に育てば一人立ちをするのは当たり前であって、自分たちは夫婦はそれを非常に喜ぶことができても、他の人たちもそうであるとは限らないのだ。
特に気をつけるべきは、年賀状に子供たちの写真をデカデカと載せ、夫の仕事関連の人々に送りつけてしまうことである。妻に年賀状作りを任せてしまうと、これをやってくるので要注意なのだ。年賀状は去年一年間お世話になったお礼と、今年一年間宜しくお願い致しますという手紙なので、元日そうそう躓いていると、夫は碌な仕事ができなくなってしまうのだ。
自分がどんなに親馬鹿になっても構わないが、我が子の成長を喜んでくれるのは、ごく限られて人々しかいないということを忘れてはならない。だから舅や姑と仲良くすることは大事だし、親戚づきあいも大事なのだ。嫁姑の戦いを繰り広げたり、親戚付き合いをしなければ、我が子の成長を喜んでくれる人々を確実に失ってしまうということなのである。
ママ友が大事なのも、ただ単に育児の情報交換をするだけでなく、自分が親馬鹿になっても一緒に喜んでくれるからなのだ。ママ友といえども育児を通じて仲良くなっているだけなので、必要以上に相手に期待し過ぎてはならないのだ。独身時代の友人のようになんでも話せる友人なのではなく、ママ友には家族があり、育児を通じて仲良くなっているだけなのだ。ママ友だからこそ大人の付き合いができると同時に、独身時代のようなダラダラとした付き合いをしてはならないのだ。
家族で外出した時に、外で余りにも親馬鹿を曝け出していたら、それはそれで顰蹙なものなのである。家の外に出れば、最低限の礼儀作法は守る必要性があるのだ。例えば子供と電車に乗った時、子供を椅子に坐らしても、すぐさまひっくり返って外の景色を見出すものだ。その時、子供と一緒になって景色を楽しむのではなく、子供の靴を脱がして、椅子が汚れないようにすべきなのである。親馬鹿になっても、親として礼儀作法はきちんと守っておくべきなのである。
●我が子を天才だと思うことは決して悪いことではない
5歳から6歳という脳の臨界期に、我が子に対して「お前は天才である!」と言いきってしまうことだ。父親から「お前は天才である!」と言われると、子供は自分を天才と思うようになり、脳のシナプスを最大限増やして行くことが可能になるのだ。脳の臨界期は限られた期間しかないので、ここで言っておかないと脳のシナプスを最大限増やすことはできないのだ。
そもそも天才は天与のものであって、父親が言った所で天才になるわけがないのだ。でも父親が我が子を天才だと思うことは決して悪いことではないのだ。父親が「お前は天才だ!」と言いきってしまうことは、子供の脳の成長には非常に有益なのである。脳のシナプスが通常では有り得ないほどまでに増加するようになるからだ。
我が子を天才だと思うことこそ、究極の親馬鹿なのであって、ここに辿りつくからこそ、我が子を本当に天才にすることができるようになるのである。冷静に考えれば、我が子は天才であろう筈がないのだ。しかし子供が何かをいてきて、それに対して父親が大袈裟に褒めまくり、天才だと断言してしまえば、子供の脳に劇的な変化が起こり、我が子を天才と仕立て上げることが可能になってくるのだ。
しかし大方の父親たちはそれをしないのだ。我が子の些細なミスを見つけ出し、それを叱りまくるということを仕出かしてしまうのだ。5歳や6歳だと子供は父親と会話がきちんと成立するようになってしまうので、子供を小さな大人と看做してしまい、それで子供の欠点を突きまくるようになってしまうのだ。
父親が余り子供と接触し過ぎてしまうのが非常に危険なのは、父親が育児をし過ぎる余りに親馬鹿になってくれなくなってしまうからなのだ。父親は仕事をしまくり、僅かな時間だけ子供に接するからこそ、子供の成長が大きな変化に見えて、物の見事に親馬鹿になってくれるのである。だからこそ日々の育児は絶対に母親がすべきなのだ。
脳の臨界期では脳のシナプスの増加が最大化するので、子供の脳にどのような変化が起こるか解らないのだ。ただはっきり言えることは、お馬鹿になってくれた親に於いてこそ、優秀な子供たちが育ってきているということである。親馬鹿であることを忘れ、育児が当たり前になってしまった親の下では子供は脳のシナプスを大量に増やすことはできないのだ。
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コメント
タマティーさん、お久しぶりです。
以前、働く母親のテーマにコメントさせていただいたなおいろいろです。雑誌等の育児仕事量立論を読んで、パニック状態になっていた、と記入しました(たぶん。。。)
近況報告といただいたアドバイスにお礼を申し上げたくて、コメントします。
4月から仕事に復帰していますが、家族みんな元気に楽しく過ごしています。
タマティーさんのアドバイス通りにほぼ忠実に過ごしているからだと思います。特にテキパキ家事をこなすことで睡眠時間を確保できているためか、産休前よりも元気です。
復帰前はあんなにどうしよう、と不安になりまくっていたのに、いざ仕事が始まるとどうにかなってしまい、自分でも驚いています。
何事もやってみればできるものなんだな、と思いました。
ただ、一点悩み事があります。タマティーさんもご指摘のとおり、子供と離れている時間が多い分、子供の気持ちに対する感性が落ちてきている気がします。出来る限り感性をを高めたいなー、と思っています。今日の親ばか力も、勉強になりました。
母力、妻力をあげるために、今後もタマティーさんのブログを活用したいと思っています。今後ともよろしくお願いします^^
投稿: なおいろいろ | 2010年5月21日 (金) 20時39分
アドバイス有難うございます
もう若くないですよ~!20代の頃とは違います~
でも 良い無添加のものを探してみます
またまた悩んでるのですが…
旦那にやる気がないです!排卵日など さり気なく プレッシャーにならないように考えて 伝えてみたりするのですが 無視!わかってても わざと違う所で寝たり…
そんな事されると たまらなく悲しくなって 悔しくなって 怒りになって 別れも考えたりしてしまいます
やる気のある月もありましたが おまえの予想は当てにならない どうせ駄目だと言われてます
子ども欲しくないのかも…
でも 甥っ子とか 可愛がったり 子ども欲しい様な事言ったり… 今までがっかりばっかりで嫌になったのかもしれません
でも不妊を 彼のせいにしたことはないし責めたりはしてないつもりです 全部私の冷え性のせいと彼も言ったりするし…
何かやる気の出る言葉や 子作りしたい日の知らせかたを教えて下さい
投稿: あやのん | 2010年5月22日 (土) 02時00分
なおいろいろさん、お久しぶりです。
本当に何事もやってみればできてしまうもんですよ。
早起きして家事をテキパキとこなし、その勢いで仕事に取り組めば、仕事は簡単に片付いてしまうもんですよ。
子供への感性を高めたいのなら、とにかく残業をしないことです!
残業するような仕事をしているということは、勤務時間中に仕事が片付いていないということなので、残業して仕事が終わっても、そのまま仕事モードになってしまい、帰宅しても育児どころではなくなってしまうんですよ。
自分の仕事を定期的に見直して、重要な仕事を重点的に取り組み、不要な仕事は切り捨てて行くことですよ。
それと1日30分間、子供と遊ぶ時間を設けることですよ。
とにかく1日30分でもいいから、子供に母親を独占させてあげる機会を設けてあげると、子供は喜ぶし、母親自身もストレスが吹き飛んでしまいますからね。
子供と遊んでいるのに、家事や仕事のことを考えていては、幾らやっても楽しめなくなるので、家事や仕事のことはひとまず置いておいて、子供と遊んでしまうことですよ。
働きに出ていると、どうしても育児の仕方が巧くなくなってしまうので、専業主婦と仲良くなって、育児で困った時はどうすればいいのか相談するようにすることです。
自分は働いているからといって、専業主婦と仲良くならないと、どうしても育児のことが解らなくなってしまうもんですよ。
専業主婦は働いていないけど、育児に関してはプロなので、話を聞くと大概正しい答えをしてくれるものです。
自分が働いているから、ママ友も働くママたちになってしまうけど、そういうママ友だけだといずれ問題が多々起こって来るものです。
育児をしていれば、それだけで話のネタになるので、働くママだろうが働かないママだろうが、どんどん話しかけて仲良くなっていったら、自分の育児の感性も健全なものになると思います。
投稿: タマティー | 2010年5月22日 (土) 06時45分
あやのんさん、それでは旦那さんは引いてしまいますがな。
子作りのためにセックスをするのではなく、そのことはひとまず置いておいて、夫婦でセックスを楽しむようにすべきですよ。
旦那さんは子供が欲しくないんじゃなくて、セックスが詰まらないということを言っているんですよ。
あやのんさん、ちゃんと自宅の掃除をしている?
花を生けたり、絵を飾ったり、夫婦の写真を目立つ所に置いたりしてる?
後、自宅だからといって服装をだらしくなくしすぎていない?
女として妻として当たり前のことをやっていないと、夫婦として前進して行くことはできませんよ。
とにかく掃除を心掛けることですよ。
自宅を掃除すると、妻としてすべきことは自動的にできるようになるもんですよ。
それからあやのんさんは保育士の仕事をしているので、帰宅後も保育士モードでいたら、旦那さんは盛り上がりませんよ。
お勧めは、帰宅後にシャワーを浴びてしまい、仕事の疲れを取ってしまうことですよ。
その上で奇麗な服を着ておめかしすれば、旦那さんへの印象は非常に良くなりますよ。
保育園は自分の言ったことを子供たちがちゃんと聞いてくれるけど、自宅ではそうはいかないですからね。
自分が何かして欲しいことがあるのなら、まずは旦那さんがして欲しいことをやってあげる必要性があるんです。そうやって物事を進めて行くようにするんです。
いつも自宅で食事をするのではなく、たまには外に出てデートをするようにするんです。
高級なデートにしたいのならフランス料理でも食べ、スタミナをつけたいのなら焼肉屋にでもいけばいいんです。より大衆的な雰囲気を味わいたいのなら居酒屋に行くのもいいです。
デートで盛り上がった後に、ラブホテルに行ってセックスをするようにすればいいんです。
たまには羽目を外すことも必要ですよ。
そうすると妊娠する確率が高まるようになります。、
投稿: タマティー | 2010年5月22日 (土) 06時46分