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子供の成長に於いて、なぜ宗教は大事なのか?

●我が子を健全に育てたいのなら宗教心を育てよ

 育児や子育てをするのに、家族内だけで行っていたら、誰がどうやっても巧く行くことはない。子供は平気で母親に反抗して来ることだろうし、母親は自分が真面目に育児をやっているのに、どうして自分が思ったこととは正反対の結果が出て来てしまうのだろうかと思って自信を喪失してしまうことだろう。

 人間の思考は抽象度を高くすればするほど、現実世界に於いて何が起ころうとも楽しく暮らすことができるので、自分だとか家族のことしか考えていないと、至る所でトラブルが発生して来て、苦しみだらけになってしまうのだ。母親自身が「現実が全てではない」と思うことも大事だし、子供にも「目に見えない世界」があることを教えることは非常に大切なことなのだ。

 人間の思考の抽象度を極限にまで高めたのが「神」という存在である。神こそが人類の全てを動かしているのであって、全ての人間は神の聖慮に従わなければならないのだ。神の存在があればこそ、母親は自分を正すことができるし、子供も自分を正して行くことができるのである。

 子供を神社などに連れて行くと、子供はきちんと手を合わして、お祈りを捧げるものだ。人間には本来「宗教心」が備わっているのであって、それを子供が反抗期を迎える前にきちんと育てておくことだ。少なくとも子供の頃に無宗教だとか、宗教否定の言動を吐いて来る子供というのはいないものなのだ。子供の頃に母親から宗教心を育んで貰わなかったからこそ、大きくなってから無宗教だの宗教否定だの異常な言動を取り始めるのである。

 神を畏れることは、何よりも大事なことなのだ。神を畏れるというのは、我儘を捨てて、神の聖慮に従うということなのである。神を畏れていれば、自然と両親のことも恐れるようになるので、親の言うことをきちんと聞くようになるのだ。宗教を無視して、母親が子供を叱ってばかりいるからこそ、子供は母親に対してなんの恐れを抱くこともなく、凄まじい反抗を仕掛けて来るのである。

●神の絶対性と人間の相対性

 神は絶対性を有するものである。ということは人間は相対性しか有さなくなるのだ。宗教心を持つということは、自分を絶対化することなく、自分を相対化することができるようになり、それによって無限の成長が可能になるということなのだ。神の存在を認めず、自分を絶対視して来るからこそ、成長がピタリと止まるのである。

 宗教心のない子供に限って、目つきが悪いし、姿勢が悪いし、言葉は汚いし、ネガティブモードで常に物事を否定的に見て来るものである。自分自身を絶対化してしまえば、成長はピタリと止まり、幾らでも邪悪なことを仕出かして来るのだ。自分がいつまでも同じ場所で立ち止まっているからこそ、幾らでも邪悪なことをしまくってしまうのである。

 宗教心というのは、自分を絶対化してしまう危険性を防ぐためには常に必要なのである。神を崇敬していれば、自分に如何なることがあっても、自分を絶対化することを拒むことができるのであって、だからこそ自分は成長して行くことができるのである。自分が成長していれば、何かしらの突破口は見つかるものなのである。

 明らかに悪そうな子供に宗教心がないのは当たり前だが、かといって一見善人そうに見えている子供でも宗教心をなくしてしまうことがある。例えば、自分が難病に罹り、「なんで俺だけがこんな病気に罹るんだ!?」と言って、自分が病気になっている事実を受け入れないような場合だ。如何なる病気になっても、「神様が自分に何かを気付かせるために病気に罹らせてくれたんだ」と思えば、治療法は幾らでも見つかるものなのである。それなのに自分を絶対化してしまうからこそ、まともな治療法が見つからないのである。

 人間の肉体的成長に関しては目に見えるけど、精神的成長は目には見えないから、それを無視しようとすれば出来てしまうものなのである、しかし精神的成長を果たして来ないからこそ、子供の人生に異常なことが幾らでも起こり始めて来るのである。肉体的成長は有限だが、精神的成長は無限なので、精神的成長をさせれば幾らでも素晴らしい人生を送れるものなのである。

●自分の殻に閉じ籠れば、成長は止まる

 なぜ子供が成長して行くかといえば、両親がいるからなのである。両親が常に子供に干渉して来るので、子供は自分を絶対化している暇がなく、幾らでも成長して行くことができるのである。ところが子供も大きくなってきて、自治領域が大きくなってくると、親に対抗しうるだけの力を持ち始めて来るので、親に反抗しても反抗を終えないことを平気でして来るのだ。

 自分の殻に閉じ籠れば成長は止まるのである。自分の意見を言ったり、自分の要求することを通すことは必要であるが、かといって自己中心に振る舞うことは絶対に許されないのだ。最初は母親が叱って行くが、その内、それだけでは言うことを聞かなくなる日がやってくるので、そうなれば父親の名を出し、父親に叱って貰うよう告げると、子供は大泣きしてくるものだ。そうやって子供が自己中心になることを粉砕して行くのである。

 母親が叱ったり、父親が叱ったりするようであるなら、親の目が行き届いている間だけなので、親の目が行き届かない場所でも、子供は自己中心にならないようにするためには、神を崇敬させることしかないのである。子供が神を崇敬していれば、親が見ていない場所でも正しく生きて行くことができるようになるのである。

 愚劣な大人は無宗教に取りつかれることになるから、親だからこそ無宗教を否定すべきなのである。例えば、無宗教の親たちは、学校では給食費を支払っているのだから、「頂きます」と子供に言わせるのはおかしいと言い出してくるものなのである。そんな愚劣な意見は無視してしまうことだ。文明の中でも四足で歩こうとする人間はいるものなのである。

 無宗教の人間が人類に対して偉大な貢献を成し遂げたことは一度たりともない。折角、大卒や大学院卒の学歴を持ちながら、宗教を否定することに執念を燃やし、学問の発展に貢献することなど何もして来ないのだ。宗教心があればそんな無駄なことをせず、学問に精進することができたのに、宗教心がないばっかりに自分の人生を無駄にしてしまっているのである。

●無限のアイデアの泉

 神の支配を受け入れていれば、自分の将来に道が開けて来るのだ。宗教心がある子供は自分の夢をしっかりと持つことができ、その夢が叶い易くなるのだ。自分が全力を尽くして努力をすれば、神様は祝福してくれると思っているから、常に物事をポジティブに考え、成長していくことができるようになるのだ。

 もしも子供が悲惨な目に遭っても、その状況に動転してしまうこなく冷静沈着になれることができるのである。神という重しが頭の上に乗っかっていれば、悲惨な状況だからこそ冷静沈着になって、知恵と勇気を使ってこの悲惨な状況を突破しようとしてくるのである。物事というのは動顛してしまうからこそ、問題が悪化してしまうのである。

 宗教心と感情と理性が組み合わさると、無限のアイデアの泉が出来上がることになり、幾らでもアイデアが浮かんでくるようになるのだ。子供は奇想天外な発想をしてくるものだが、子供なのに在り来たりのアイデアしか生み出せないようであるなら、その子供の前途は多難であるのだ。奇抜なアイデアというものが、その子の人生に大きな変動を与えるものなのである。

 母親にしても宗教心があれば、幾らでもアイデアが浮かんでくるものなのである。自分がどんなに難問を抱えていても、その問題に取り組んでいれば、その問題を解決できるアイデアを生み出して行くことができるのである。自分が育児や子育てで難問を抱え過ぎてしまったら、技術的なこと云々ではなく、宗教心がないからこそ、そういう難問を抱えて身動きが取れなくなってしまうのである。

 人間には脳が与えられているのだから、宗教心がなく自分のことしか考えられない人間は家畜となんら変わらないのだ。家畜はまさに自分のことしか考えていないからだ。人間だけが自分の枠組みを超えて、神という最も高い抽象的なことを考えられる以上、その能力をきちんと使うようにすることだ。それをしないと、幾らでも文明状態から脱落して行ってしまうものなのである。

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コメント

タマティ-様お久しぶりです…毎日記事を拝見させて頂いている私としては久しぶりな気がしないのですが
実は気になる事がありまして…。私と娘達の相性??なんです、今は特に長女との相性が気になります。子供達との間でも相性というのはあるのでしょうか?また、私が自分の母や父を気に掛けると主人がマザコン、ファザコンまではいかないけどそれに近いといわれてショックですよくないことなのでしょうか…

投稿: リカ | 2010年6月23日 (水) 10時08分

 リカさん、親子でも相性はありますよ。
 リカさんと娘の2人とは相性がいいですよ。
  特に長女はリカさんの能力を引き出してくれて、運気を良くしてくれる相手です。だから長女との仲は大切にした方がいいです。
 但し、相性がいい分、余りにも一緒に居過ぎてしまうと、関係がだれてくるので、注意して下さい。

 旦那さんに言われたことを重く受け止めないように!
 旦那さんは運命上、親孝行をきちんとしますが、それは自分に利益になる時だけ行うチャッカリさを持っています。親子関係に関しては、結構、ドライなんです。
 それに対してリカさんは、結婚しても実家のことを気にかける運命を持っています。
 法事とかでは中心的な役割を果たし、採算を度外視してでも、実家の安全を図ろうとします。
 だから、ファザコンでもなく、マザコンでもありません。
 
 多分、旦那さんが本当に言いたいことは、「もっと家族で仲良くしようよ」、ということを言いたいんだと思います。
 旦那さんはみんなでワイワイガヤガヤするのが好きなので、家族が揃っているのに、自分の奥さんが実家のことを気にかけていることが気に食わないんだと思います。
 リカさんが実家のことを思うことは大切だけど、それを旦那さんの前であからさまにやってしまえば、旦那さんといえども嫉妬してくるもんですよ。
 旦那さんがいる時は、旦那さんを一番大事にした方がいいです。


  

投稿: タマティー | 2010年6月23日 (水) 19時06分

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