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「男の作家」と「女の作家」

●読者の脳は男女で違うのか?

 読書をしていると、全ての本を同じなのではなく、この世には良書と悪書が溢れているということがつくづく解るものだ。人間の人生なんて長いように見えて短いものだから、悪書を退け、良書をできるだけ多く読むようにしなければならない。悪書のために時間を無駄にしたり、悪書のために人生で大損害を負ってしまったら、なんのために読書したのかが解らなくなるからだ。

 良書と悪書を見分けるためには、とにかく本を買ってみることだ。良書を購入することができれば、自分の人生に明らかに莫大な利益が出て来るし、悪書を購入してしまえば、自分の人生に明らかに莫大な損害が出て来るので、そういうことを何度も繰り返していれば、できるだけ良書を買おうとするようになるのだ。

 しかしこうやって良書を集めをしていくと、自分の買う本には或る一定の好みがあって、偏ってしまうという危険性がある。そこで他人が勧めている良書を聞いて、それを元に購入した方がいいのだ。まず仕事で成功している男性が勧めて来る愛読書には良書が多い。当たり前のことだが、ビジネスで成功するためには、質の高い良書を読まなければならないので、当然に「この本はいい本だよ。」と勧めてくるなら、ハズレが非常に少ないのだ。かといって全てが良いのではなく、小説関連は全く駄目だ。小説は個人の好き嫌いが激しい分野なので、成功している男性といえども、詰まらない小説を平気で読んでいることもあるのだ。 

 それに対して、仕事で成功している女性の場合、勧めてくれる小説に関しては質の高い物を教えてくれるのだ。だが小説以外となると余り当てにできない。確かに良書を読んでいる場合もあるけど、悪書とは言わずも、クズ本を平気で愛読書にしている場合があるからだ。悪書を読んでいれば当然に成功できない訳だが、クズ本なら読んでいても一応成功することは成功できるのであろう。

 或る時、俺の知り合いの女性で典型的な才色兼備の若い女性がいたのだが、彼女の愛読書を聞いてビックリしてしまった。その本は先日、俺が読んでみて全然面白くなかった本なのだが、その本を彼女は愛読書にしていたのだ。それまで俺はその女性に非常に高い評価を与えていたのだが、その話を聞いた以降、その女性に対する好意が段々と消え失せてしまった。そうしている内に、その女性は仕事を辞めてしまい、消息不明になってしまった。俺に言わせれば、あれだけ高い能力があったのに、愛読書がひどすぎたのだと思う。

●良書を書く男性作家の条件

 読書家たちの方で、これだけ男女の差が出て来るのだから、作家の方も男女で男女の差が当然に出て来る。本を大量に買っていると、男性の作家の場合、どの男性作家が良書を書くのかというのが大体解って来る。本を読むなら、本文だけを読むのではなく、プロフィールもしっかり読んでおくことは必要だ。プロフィールを読み続けているだけで、見えて来るものもあるからだ。

①会社の経営者

 まず男性の作家の中で良書を書く確率が非常に高いのは、会社の経営者たちである。会社を経営していれば、全身全霊でお客様にサービスしなければならないし、年収も1億円を超えて来るので、生活は豊かだし、本を買うお金に困ることがないのだ。だから当然に本を書かせれば、良書を書いて来るのだ。俺は船井幸雄さんのことが大好きで、彼の本を大方読んでいる。彼の意見に全て賛同することはできないが、買ってみて有益だったと思う本ばかり書いてくれるから、非常に有難いのだ。

②市井の研究者

 次に良書を書く確率が高いのは、市井の研究者だ。大学で研究しているのではなく、民間で仕事をしながら、自宅でコツコツを長年に亘って研究して来た人である。普通、こういう民間人が本を出版できる機会は殆どない。しかし出版されるとなると、相当にレベルの高い本なのであって、無名であっても大学教授顔負けの本を書いて来るのだ。最近読んだ物の中では、鬼頭英昭著『天皇のロザリオ』(成甲書房)は「よくぞこんな凄い本を書いてくれました!」と叫びたくなるほどのいい出来だった。

③専門分野でトップに立った人

 第三番目に良書を書く確率は高いのは、専門分野でトップに立った人の本だ。とにかく一番にならない限り、幾ら話を聞いても無駄だ。どんな分野でもトップに立つためには凄まじい努力が必要だし、世に出て来るタイミングの良さと、幸運を招き寄せる運の良さとかがなくてはならないからだ。この手の本で最近読んだのは、布袋寅泰著『秘密』(幻冬舎)で、これを読んで布袋寅泰に惚れ込んでしまったぐらいのいい本だった。

④学者

 俺は学者が書く本には非常に警戒している。簡単なことを超複雑に書いて来るのが学者たちの遣り方だからだ。そもそも自分の仮説を社会で試していないので、ビジネスに於いてなんにも役に立たないのだ。しかし学術的な研究が必要な物に関してはどうしても学者が書いた本に頼らざるを得ないのだ。そういう場合、「講師」や「助教授」の書いた物なら信用できる。講師や助教授はまだまだ若いので、学者特有の腐敗を受けていないのだ。それと「定年退職した学者」が書いた者だ。学者が定年退職しても本を書いて来るとなれば、その学者には大量の蔵書がある筈であって、当然に質の高い物を書いて来るのだ。それに対して、現役の教授たちが書いて来る本は、レベルが低いものだ。教授になれば教授会に出席しなければならなくなるので、その教授会こそが教授の著書の質を落としてしまうことになるのだ。

⑤宗教家

 ビジネスに於いてはなんの役には立たないのだけど、自分の生き方に絶大な影響を与えてくれるのは、宗教家が書いた本だ。宗教家は神と人間との関係について延々と考えているので、宗教家が書いた本を読むと考えさせられることが多いのだ。はっきり言っておくが、宗教書は現実に於いて100%役に立たない。、しかし宗教の勉強をやっていると、現実の問題が簡単に見えて来てしまうのだ。宗教に比べれば、現実の問題など些細なことにしかすぎないのだ。だから人生が成功してしまうのである。

●良書を書く女性作家の条件

 女性の作家の中で良書を確率が高いのは、「結婚経験があり、子供がいること」である。女性にとって結婚は最大の通過儀礼だし、出産して子供を産み、それをきちんと育てないと、女性として解るべきものも解らなくなってしまうのだろう。俺は柴門ふみさんのことが大好きで、彼女が書いた随筆は殆ど読んでいる。彼女の随筆には彼女の愛情が溢れまくっているので、読んだ後に長らく心地いい気分に浸れるのだ。

 「結婚経験があり」というのは、現在は必ずしも結婚していなくていいということだ。離婚しても別に構わないということだ。但し、離婚しても、子供を育て続けなければならないのだ。塩野七生さんは典型的なこの例で、『ローマ人の物語』は日本国民にとって必読と言いたくなるほど、最高に出来のいい本を書いてくれた。学校の世界史の授業では、古代ローマのことなど深く突っ込んで教えてくれることはないので、この本を読んで勉強しないと、古代ローマのことは解らないし、現在のヨーロッパの動きも解らなくなってしまうのだ。

 良書の判定で困るのが、「結婚していて子供なし」の場合だ。不妊症で子供が出来なかった訳ではなく、夫が早くに死んでしまい子供を作る暇がなかったということもあるのだ。臼井由紀さんはこの代表例で、一応、良書の条件を満たすのだけど、著書の中に多少問題があるのだ。そこを考慮して読まなければならないのだ。

 より問題なのは、「結婚経験があり、子供が3人もいるのに離婚してしまった」場合だ。俺の主張だと子供を3人産み育てれば、一人前の母親になれるのだが、この世にはその例外もあるのだ。その代表例が勝間和代さんで、書いて来る本は良書ではるのだけれど、基本的にいいことは言っているんだけど、俺に言わせれば無理な生き方をしているのだ。彼女の言っていることを全て鵜呑みにするのは非常に危険だろう。女性で勝間和代のような生き方ができるのは、ごく僅かだといっていい。

 女性は結婚できて当たり前だとは絶対に思わない方がいい。男性はどうしても性欲が強いために、女性と付き合っても、性欲の処理を行う対象物にしてしまいがちなのだ。だから男性が結婚を決意するというのは、余程、魅力的な女性だということなのである。デートでおめかしをするのは女性の方であって、男性の方ではないことに一刻も早く気付くべきなのである。恋愛を結婚へと昇華させることができた女性が書いた本だからこそ、その本も魅力を放って来るのである。

●独身女性の作家は誰かを憎んでいる

 若い時なら女性の作家が結婚していようが独身でいようが、その違いは解らないものだ。しかし自分が歳を取って来て、人生の経験値を積んで来るなら、その違いが解って来るのだ。男女ともに30代は大きな転機な時期なのであろう。30代になったら、自分の生き方を変えて行かないと、見えるべきものですら、見えなくなってしまうのであろう。

 結婚するかしないかは個人の自由ではあっても、いつまでも結婚しない女性の作家は、必ず誰かを憎んでいるものだ。その憎んでいる相手は殆ど場合、その女性の「父親」か「母親」なのだ。自分を産み育ててくれた人を憎んでいるのだから、まともな本を書いて来る訳がないのだ。自分の親は完璧な親であるわけがないのだ。だから、親元を離れて、ちゃんとした恋愛をして、心の傷を癒して行くしかないのだ。

 自分が自立できた時、自分の親がどのような人物であっても、感謝できるようになれる筈だ。愛を叫ぶよりも、まずは許してあげるべきなのである。愛は出し過ぎてしまうと、憎しみを呼んでしまうので、他人を愛し過ぎることなく愛して、完璧なことを求めないようにするべきなのである。いい歳になっているというのに、いつまでも親に執着しているからこそ、まともな恋愛でもできないし、自立すらできなくなってしまうのだ。

 俺は田嶋陽子の自叙伝を読んだ時、思わず吐き気を催してしまった。他人の自叙伝を読んで吐き気を催したのは、先にも後にもこの本だけである。田嶋陽子は両親に愛されることなく育ち、一度たりともまともな恋愛をしたこともないのだ。これではどんなに頑張っても優れた本を書けるわけがないのだ。愛があれば良書を書けるわけではないが、最低限でも愛がないとまともな本を書くことはできないのである。

 フェミニズムに洗脳されているような女性なら悪書を書いても当然だが、困るのはフェミニズムに洗脳されていないだけれども、独身を貫いている女性作家が書いた本だ。女性の初恋適齢期は16歳から19歳なので、その時期にきちんとした初恋をしておかないと、その後の人生で質の高い恋愛をすることができなくなってしまい、そのために恋愛を完全燃焼して、結婚に至るということがなくなってしまうのだ。

 内舘牧子さんはこの典型例で、彼女は非常に裕福な家庭に生まれ育ってしまったから、彼女の両親はちゃんと愛しただろうが、本人はその愛の有難味を感じなかったのだろう。内舘牧子著『夢を叶える夢を見た』(幻冬舎)を読んでみると、内容は良いのだけど、読了後に俺は「実はそうじゃないんだよ!」と叫んでしまったぐらいなのだ。恐らく30歳以下の女性がこの本を読むなら有益になる可能性があり、中にはこの本を読んで成功して来る女性も出て来るかもしれない。しかし読者が或る年齢に達した時、「尋常ならざる違和感」を感じてしまう筈だ。仕事がどうのこうの、成功がどうのこうのではなく、多分、この著者は本当の恋愛を一度たりともしたことがないというのが見えて来てしまうのだ。

 男性と女性とで生き方が違うものだ。男性ならとにかく戦って強くなりトップに立たなければならないのだ。それに対して女性なら恋愛をし結婚して子供を産み育てなければならないのだ。そうしないと自分の親から自立できないのだ。自立していない人の話なんて聞いても無駄なように、自立していない作家の本など読んでも無駄なのだ。本を読むなら、最低でもその作家が自立していることが絶対条件なのだ。

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コメント

タマティさん先日はコメントありがとうございます。

さっそく目標を書いて3ヶ月後に結果を出します。
タマティさんは勉強熱心なイメージがあってとても説得力があります。


どんなに身近なひとであれ、偉いと言われる人であれ、自分が納得しない限りこういう気持ちにはなれないです。
本当にありがとうございます。

わたしも日本語の良い本も読みながらバランスをとってがんばります。タマテさんの「英語ばかりだと精神的にヤバくなる」というのは笑いました。そういうひと結構多いですから。。。。。。。。bleah

投稿: ケリア | 2010年8月14日 (土) 16時37分

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