反抗期は親から自立して行くために必要なこと
●反抗期は自立の始まり
子供というのは小学生までなら素直であるが、中学生以降は素直ではなくなる。12歳というのは、青春という偉大なる時期の始まりであって、ここで本来なら元服式を行い、大人扱いすると同時に、幼稚さを一切捨て去るようにすべきなのである。しかし現在では元服式など行われず、そのまま中学生に突入してしまうからこそ、中学生や高校生が幼稚さを剥き出しにして、問題を起こしてしまうのである。
人間の心身の成長を考えるのなら、親に従属するのは12歳までで、それ以降は自立していかなければならないのだ。12歳以降の少年少女は一人前の大人ではないが、大人に準じた扱いをし、それによって自立して行って貰わねばならないのである。人間は自立するのは自分の力だけでするものなのではなく、親の力も必要なのである。
そしてこの親への自立をするために起こって来るのが「反抗期」である。これまで子供は親に反抗したりすることがあったが、この反抗期というのはそれまでの反抗とは全然異なる。従属期での反抗は、親が余りにも過保護や過干渉した場合、それに抵抗するための反抗なのであるが、青春時代に起こって来る反抗は、親から自立するための反抗であり、この反抗をして貰わないと、子供の方は自立できなくなってしまうのだ。
本来なら、中学生になれば親元から離れて、寄宿舎で生活するのが一番いいのだ。自宅で両親と暮らしていれば、下手に反抗してしまい、親子関係が屈折してしまうからだ。しかし寄宿舎制の中学校は殆どないのが現状なので、そのためにどこの家庭でも子供の反抗に手を焼いてしまうのだ。
因みに江戸時代までは若衆宿が存在していて、そこで若者たちが集って、若者たちだけで語り合い、遊んでいたのだ。若衆宿があったからこそ、親への反抗を出来る限りしないようにしていたのだ。だから江戸時代までの日本人は大抵が自立できたものだし、親への反抗が少なかった分、大人になって親孝行の美徳を守り続けたのである。
●親子の会話の変化に気をつける
母親の立場としてみれば、小学生の息子や娘も、中学生の息子も娘も同じではないかと思ってしまうが、子供の方にしてみれば全く違うのだ。中学生になれば親に反抗して来るのは当たり前であって、反抗を前提として親子関係を切り替えて行かないとならないのだ。母親の下手な対応が逆に子供の反抗を悪化させることにもなるのだ。
①最低限の会話を確保する
まず母親がやっておくべきことは、最低限の会話を確保しておくことだ。この時期に親子の会話が全くないというのは、逆に危険だからだ。子供は母親と会話しないと、自分の頭の中だけで自分の思いを巡らしてしまうので、親への反抗がより凶暴になってくるのだ。父親が母親よりも子供たちとの会話が達者になることはないので、母親が下手な対応を取っていると、父親まで対応を間違ってしまうことになるのだ。
②不必要なことを詮索しない
反抗期が始まると、男の子ならエロ本やアダルトビデオを持ち始めるものだし、女の子では女の子らしいオシャレに走るものだ。これらの物は母親の目から見れば無価値なものだが、子供たちにとって非常に高い価値を有するものなのだ。そのため子供部屋を詮索したり、子供の服装にイチャモンをつけていると、余計に反抗させるようにしてしまうことになるのだ。
③余所の子と比較をしてはなrない
親に反抗するというのは、自我を確立させていくものなので、この時期に母親が余所の子と比較をし、「余所の子はこういうことをしているのにに、うちの子は駄目ね」などと言っていると、子供は完全にブチ切れてしまい、親に暴力を振るうようになってしまうのだ。自我を確立するためには、他の子たちが遣っていることをやっていてはできないものなのである。子供の成長はその子供に応じてスピードが違うので、下手に余所の子と比較をしてはならないのだ。
通常、子供の反抗に手を焼いてしまう家族は、その母親の不注意な言動から、子供の反抗を悪化させているものなのだ。母子が揉め合っているために、父親が介入しなければならず、かといって父親は母親以上に子供に対する対応が下手なので、より反抗を悪化させてしまうのである。『積み木崩し』にしても父親と娘の関係が悪かったように思ってしまうのだが、実は母親の対応の拙さが娘を凶暴にさせ、娘が凶暴になっているからといって父親が介入してしまうと、余計に娘は凶暴化してくるのである。
●部活動でエネルギーを発散させる
子供の反抗期は使い方を誤れば恐ろしいことになるものなのである。それゆえ子供が中学生になったら、体育会系の部活動に入部させ、そこで反抗のエネルギーを部活動で消費させるべきなのである。その部活動が正常に機能しているのなら、充分すぎるほどにエネルギーを消費してくれるので、自宅で親に反抗して来るということがなくなるのだ。
一番危険なのは、子供を帰宅部にさせてしまうことであり、学校が終わって自宅に直行しているようでは、逆に反抗の火種を大量に抱えてしまうことになるので、母親の対応如何で非常に危険なことになってしまうのだ。子供が中学生になったら、「帰宅部になっても、アッという間に中学生の生活が終わってしまうよ」と脅して、部活動をさせるようにすることだ。
もしも中学校に優れた部活動がないのなら、お稽古事をさせるなり、スポーツクラブに入れてしまうことだ。勉強以外でエネルギーを発散できる場所を持たないと、親への反抗は強烈なものになってしまうのだ。中学生なんだから勉強さえしていればいいと考えるのは非常に危険なことなのである。
宗教団体に所属しているのなら、少年少女の組織に加入させて、そこでエネルギーを発散させることだ。宗教団体の少年少女の組織は近代以前の若衆組の現代ヴァージョンなので、この組織に加入すると、仲間が大量に増えるし、自立して行くためには一体何をすればいいのか的確に教えてくれるようになるのだ。
親が無宗教の場合、宗教の力を全然認めないために、もしも子供が反抗して来たら、それに対応する術を殆ど持っていないことになるのだ。宗教心がない場合、親は自分を絶対化してくるので、それに対して子供の方も自分を絶対化してくるので、親子で揉めたら収拾が付かなくなるのだ。どちらかを殺すことで決着つけるしかなくなってしまうのだ。
●親に反抗して来ない方が異常
中学生になれば親に反抗して来るものなのである。親に反抗して来ない方が異常なのである。小学生にいい子だった子ほど親に反抗して来なくなってしまうものだ。だからいい子すぎる子は逆に問題なのである。自立という大事な作業を行っていないからなのである。親に反抗しなければ、大人になった時に自立できなくなるのだ。
子供を私立の進学校に入れ、大学を目指すために勉強させまくっていると、子供は親に反抗する機会を失ってしまい、そのため自立することなく大学生になってしまう危険性が出て来るのだ。大学生になっても自分が自立していなければ、その反抗は異常なまでに異常化し、社会主義やフェミニズムに走ったり、淫祀邪教に走ったりしてしまうことになるのだ。社会主義やフェミニズムや淫祀邪教は冷静になって考えれば、これらの思想はおかしいと思えるのに、自分が自立していないと、簡単に洗脳されてしまうことになるのだ。
嘗て日教組が「みんないい子」運動を展開し、全ての小学生をいい子に育てるように努めたら、その子供たちが大学生になった時、大学内で麻薬は蔓延するわ、社会主義やフェミニズムは蔓延するわ、淫祀邪教が蔓延するわで大変だったのである。大学生がこの有様だから、その後、この人々が大学を卒業して社会人になると、日本は長期停滞に見舞われたのである。その後、麻薬中毒をやめることができたり、社会主義やフェミニズムや淫祀邪教の嘘が解って洗脳を解けた人はいいが、中毒y洗脳が解けない人はいつまでも自分が自立できないまま、「世の中が間違っている!」と騒ぎ立てているのである。
母親にしてみれば、大事に育てて来た子供が、なんで親に反抗して来るかショックをしてしまうが、子供は親に反抗することで親から自立して行くのである。それは子供にとって必要なことなのであり、子供を子供のままで居て欲しいと思うのではなく、子供が反抗して来たのなら、真剣になって突き放せばいいのである。
子供が親に反抗しているのに、下手に物解りのいい親になってはならない。親には親の言い分があるし、子供には子供の言い分があるのである。それは絶対に矛盾する。その矛盾を安易に解決してはならないのだ。親が頑固者であればあるほど、その反抗はエネルギーを強め、親からの自立ができるようになるのである。母親が「友達感覚の親子関係」などと浮かれていると、子供は永遠に自立できなくなってしまうのだ。母親は母親として子供に君臨するからこそ、子供は母親に反抗しつつも、きちんと自立してくるようになるのだ。
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コメント
はじめまして。福と申します。こちらのブログに出会い、不妊を克服することができ、高齢(39才)ながら無事女の子を授かることができました。本当に色々実施しました。(*^_^*)食事療法も含め、もちろん”かえる運動”もです。1000回とはいきませんでしたが、100回は毎日行いました。その節はありがとうございました。娘も1歳になります。本当に元気でとてもかわいいです。この1年もブログを読まない日はありません。実は現在仕事を再開しあまりにも子どもと居る時間が短くまた体力的にもつらく、やめるべきか悩んでおります。只、上司や部下に恵まれ仕事も楽しくないというと嘘になります。 子どもとは一緒にいたい、仕事も辞めたくない。。。でも年齢を考えるともう一人はなんとかほしいと思っておりますので、なおさら両立は難しいと感じております。 お時間がある時で結構です。何か助言などいただけると嬉しいです。
投稿: 福 | 2010年9月 1日 (水) 22時37分
福さん、不妊症克服おめでとうございます!




本当にね、食事に関しても、運動に関しても、効きそうだと思うなら、試してみることですよ。
「かえる運動」ってのは、「安産スッポン運動」のことですね、あれも体力がつくだけでなく、血行や気の流れが良くなって、妊娠し易くなるし、お産も楽になるんです。
1日100回やった福さんは本当に偉いですよ。
福さんの今回の悩みは贅沢な悩みですな。
仕事を再開して、上司や部下に恵まれ、仕事も楽しい?
ということは福さんは能力の高い女性ってことですね。能力のない女性は必ず上司に不平不満を垂れるし、仕事を楽しもうとしないですからね。
タマティーの助言としては、こんなにいい職場で働いているのなら、絶対に仕事を辞めないことです。
多分、上司も部下も仕事のできる福さんのことを必要としていると思います。タマティーが上司だったら特にそう思います。
自分が必要とされている時期に、きっちりと仕事の成果を出しておくべきだと思います。
娘さんとのことは、1日30分間、仕事や家事を忘れて、思いっきり遊べる時間を作ることです。量じゃなくて、質に重きを置くことですよ。
それからとにかく早起きして、家事をテキパキとこなしてしまうことです。朝の時間を有効に使うと、仕事と家庭の両立は簡単にできるようになりますよ。
体力の疲労に関しては、肉を食べる量を減らし、魚を食べる回数を多くすることです。39歳にもなると、もう肉を食べるのがきつくなってくる年頃ですよ。
そして早寝をするようにすることです。娘さんを寝かしつけたついでに自分も寝てしまえば、疲労がきちんと取れるようになりますよ。
女性は1人目を出産をしてから、3年以内に次の赤ちゃんを授かる率が一気に高くなるものです。
恐らく2年以内に妊娠すると思います。
だから今、仕事を辞めてしまうのではなく、次の妊娠が発覚する前に、全力で仕事に取り組んで、何かしらの成果を出しておくべきだと思います。
そうすれば次の妊娠もなんにも思い残すことなく、全力で取り組めるようになることでしょう。
投稿: タマティー | 2010年9月 2日 (木) 06時46分
さっそくお返事いただきありがとうございました。本当に贅沢な悩みです。家事と仕事を両立できるようがんばります。10月に入ったら不妊治療を再開します。めざせ!!天使2人目!!です。ありがとうございました。
投稿: 福 | 2010年9月 3日 (金) 21時55分